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2018年 08月 31日

8月納涼歌舞伎

c0155474_11023050.jpg今年の納涼歌舞伎は、3部全部観に行った(3階のA 席とB席なので、3つ見ても、一つ1等席で見るより安い)。

第一部は、北條秀司 作・演出の「花魁草」、幸四郎と染五郎の親子が踊る「龍虎」、落語をもとにした新作歌舞伎「心中月夜星野屋」、第二部は、ここのところ恒例、幸四郎と猿之助が弥次さん喜多さんを演じる「東海道中膝栗毛」、舞踊の「雨乞其角」、そして第三部が「盟三五大切」であります。

なかでも、芝居の輪郭がくっきりとしてホレボレしちゃったのが「盟三五大切」。

源五兵衛を幸四郎、源五兵衛から金を巻き上げるの芸者小万に七之助、その夫・三五郎が獅童で、源五兵衛が小万を殺す場面はめちゃくちゃキレイだった。そして小万の首を懐に入れた源五兵衛が花道から去っていくシーン、3階席から見ていたら源五兵衛の影が花道を次第に大きく覆っていって、凄みがあった。

第一部「星野屋」は、母親役の獅童が最高! 「おたかだけに高くついた」と下げたところで幕かと思ったら、まだ続きが・・・。
照蔵役の中車、けちんぼで虫も好かない・・と町衆のうわさに対して、「俺は虫が大好きだ」って決めるところ、客席が沸いてました。
「花魁草」は扇雀の演技、泣けますー。幸四郎がひょうきんな百姓の米之助。その女房お松が梅枝なのにはびっくり。地味な女房もうまいなぁ。若い役者の幸太郎に獅童。初々しい感じがよかった。
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「東海道中膝栗毛」は大阪松竹座の油地獄で打ちどころが悪くて死んでしまった喜多八(京都で見たもんね)を追って、弥次郎兵衛が地獄めぐりに・・・というストーリーで、弥次さんは泣いてばっかりで、しどころがなさげ。籠釣瓶などの引用があったりと趣向は凝らしてるけど、ちょっと単調だったなぁ。中村獅童と七之助・中車の意味なく早替りしているところが楽しかった。最後は松本幸四郎と染五郎・市川猿之助と團子が宙乗りで、3階席のすぐ脇を通っていったのは、やったね!

写真は第3部の幕間に食べた京都・佐近のお弁当。
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by sustena | 2018-08-31 11:08 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2018年 08月 30日

グルメの夕べ

六本木の「中国名菜 孫」で「ゆく夏を惜しむ(祝う?)会」。

ここは、新国立美術館の帰りに何度もランチを食べたことがあるけれど、夜に訪れたことがなかった。ランチがいつもおいしいので、出かけたのである。

オーナーシェフの孫成順さんは25歳で中国料理最高位の「特級厨師」の資格を取得した料理名人で、宮廷料理の流れを汲む中国料理に西洋や日本料理をミックスさせたヌーベルシノワがウリ。

4人だからいろいろ注文しても楽しいかなと思ったのだが、メニューをみても何がなにやらわからない。孫さんが席までやってきて「アラカルトは店がトク。コースはお客さんがトク。好き嫌いを聞いてベストのチョイスでコースをつくる」というので、コース料理を注文することに。

前菜は、バイ貝・豆腐干絲・中国カブの辛し和え、紋甲イカ、焼き豚、胡瓜、冬瓜
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続いて冬瓜とふかひれスープ、アワビの一夜干しの煮物。豆苗とカモ肉のササミ和え、巨大車エビのチリソース。黒鯛の清蒸魚。揚げ豚(本来はラムのところ、知人の一人がラムが苦手というので豚に変更)。追加で注文した白貝のヤキソバは白貝が大きい!麺もタリアテレ風。デザートは四角い杏仁豆腐。
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「せっかく外食するなら、家庭で絶対に作れないものを注文すべし」と孫さん。
たしかに、家でつくるのは到底無理。いずれも上品で素材の味がしっかり楽しめて、味の変化が心地よく、うっかり紹興酒がいっぱい進んでしまった・・・。

大満足だったけど、フトコロは寒く・・・・





by sustena | 2018-08-30 16:08 | 食べ物 | Comments(4)
2018年 08月 29日

半藤 一利/出口 治明『明治維新とは何だったのか―世界史から考える』

c0155474_10390314.jpg某国の首相が、鹿児島から総裁選の出馬表明をして、明治維新を成功させた薩長同盟がどうとかこうとかニュースでやっていて、さて、明治維新はどんなふうに最近では見られているんだろう、たしか高校のときの日本史では、革命とみるかどうかは見方によってずいぶん違うって話をしていたなぁってわけで、読んだのが『明治維新とは何だったのか―世界史から考える』(祥伝社 2018年6月刊)。

これは、ライフネットを立ち上げ、現在立命館アジア太平洋大学学長、世界史にもメチャ詳しい出口治明さんと、文藝春秋編集長などを経て作家になり、昭和史や日本の近代について著作も多い半藤一利さんが明治維新について対談したもの。

二人によれば明治維新(半藤さんは維新だなんて認めない立場ね)の功労者は幕府の老中 阿部正弘と大久保利通。ペリーがやってきたとき、幕府の老中阿部正弘がいち早く開国・富国・強兵というグランドデザインを描き、民衆も含めて広く意見を出すように求めた(万機公論に決すべし、を実践)。この近代国家に向けた理念を体現した一人が勝海舟で、徳川政府自らが鎖国をやめたのであります。

明治維新のグランドデザイナーのもう一人が現実主義者の大久保利通で、創業と守成両方できる人。
いまNHKの大河でやってる西郷は理想主義者で永久革命家。農本主義者でもあり、「権力欲のない毛沢東」なんだって。で、岩倉具視は陰謀家。坂本龍馬はプロデューサー。アイデアはないが、人のアイデアを実現する斡旋役。吉田松陰は伊藤博文と山縣有朋の権威づけに利用されただけで、たいした思想家とはいえない。山縣有朋が西南戦争後にシビリアンコントロールを捨て、統帥権の独立を主張したのは、伊藤と張り合いたかったんじゃないか? これが軍国主義の下地となったんだとか、あの時代に活躍した人をかたっぱしから料理していく(ま、いろいろな評価や好みはありましょう。半藤さんは勝海舟ファンで、江戸を火の海にする覚悟を持ちながら、江戸開城を決めたことを大きくたたえてます)

出口さんらしいのは、経済的な視点での発言。例えば元禄時代あたりまでの日本のGDPは世界シェア4パーセントを超えていたけど、江戸時代の末期から明治初期はほぼ半減。かわって、産業革命と国民国家の成立という二大イノベーションを経た欧州が世界チャンピオンにという話や、岩倉使節団が訪れた国は当時のGDP順だとか。

戊辰戦争など、賊軍となった藩が県名や県庁所在地、華族や軍隊の偉い人にほとんどなれなかった、いかに差別されたのかというリストもナルホドでした。

二人が強調してたのが、情報収集の必要と開国の重要性。これは明治維新に限らず、いつの時代にも通じることですねー。
対談なので、つるつると読みやすいですー
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目次
第1章 幕末の動乱を生み出したもの
     (ペリーの黒船はなぜ日本へ来たのか/最大の目的は太平洋航路の開拓 ほか)
第2章 「御一新」は革命か内乱か
     (光格天皇が復活させた「天皇」の権威/薩長が徳川への恨みを晴らした「暴力革命」 ほか)
第3章 幕末の志士たちは何を見ていたのか
     (最初に「日本人」を自覚した勝海舟/イギリス公使パークスとの会談 ほか)
第4章 「近代日本」とは何か
      (お雇い外国人の給与は東大教授六人分/「脱亜入欧」を可能にした日本語による高等教育 ほか)


by sustena | 2018-08-29 10:38 | 読んだ本のこと | Comments(6)
2018年 08月 28日

浅間国際フォトフェスティバル

Nuts-coさんのアメリカの息子的な存在である写真家が、長野県の御代田町で開かれている「浅間国際フォトフェスティバル」に出展しているということを聞いて、昨日、写真好きな知人とともに出かけてきた。

旧メルシャン軽井沢美術館の広大な土地に、国内外の28ユニット31作家の33作品が集まっていて、巨大なバナーや映像、立体作品、野外の風景を丸ごと借景にした作品など、なかなか見ごたえがあった。しかも! 無料!!なのであります。

写真も自由に撮ってよいとのことだったので、いくつかご紹介。見に行く予定の人はあとは見ないほうが楽しめるよ。
スマホで誰もが写真を気軽に楽しめるいま、写真の原点を問いかけるような作品が印象的だったな。

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水を張ったプール?のマッシモ・ヴィターリと建築家の谷尻誠さんの作品の向こうには、水谷吉法さんの作品
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ホンマタカシの浅間山。ピンホールカメラで撮ったとか
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小池健輔さんの《ikebana》という作品はちょっとブキミ
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藤原聡志さんの5×25メートルもの巨大プリント。以前21-21デザインサイトで展示されたことがあるものを違う展示方法で見せている。
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アニエス・ヴァルダ×JRが、世界のあちこちを訪ね歩き、そこに住む人々のポートレイトを巨大ポスターにして貼り出す「インサイドアウト・プロジェクト『顔たち、ところどころ』」来場者のポートレイトを撮影・展示したもの・会場のあちらこちらにある

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石橋英之さんがマルセイユで市民から集めたポストカードの中から第一次・第二次世界大戦にまつわるものを選んで複写、コラージュした《Passages Obscurs》。浅間山が見え隠れしていた。
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ジェシカ・イートンは自身の2つのシリーズ、「Cubes for Albert and Lewitt(Cfaal)」と「Pictures for Women」ら選んだ作品で、実験的テクニックを駆使して、大判の銀塩カメラでフィルムを使って撮ったものなんだって。
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カラフルなジェシカの作品を裏に回ると、ロジャー・バレンの《The Theatre of Apparitions(亡霊の劇場)》が斜面に広がる。ガラスにスプレー絵の具を吹き付け、そのガラス板に自然光を通して撮影したもの。亡霊が並んでいるみたいだった。
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モーテン・ラングさんの鳩のポートレートをもとに、元木大輔さんが森の中にかかげたインスタレーション《Citizen》
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スマホアプリ『Making Memeries』をインストールし、写真に向けてかざすと、イメージが変化するルーカス・ブレイロックの《Making Memeries》。例えば、写真の中の電話が鳴ったり、突然こんな指があらわれたり。
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アメリカ製のヴィンテージのスクールバスの中に展示されていたのは、チャド・ムーアがニューヨークの若者たちをとらえた《A New Name For Everything》
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金村修さんの電車やショーウィンドウ、ビルのガラス、車の窓や地下街の床面、あちこちのデジタルサイネージ...etc金村修さんの電車やショーウィンドウ、車の窓や地下街の床などいろいろなところの映りこみが瞬時に入れ替わっていく3つの映像作品がおもしろかったな
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鷹野隆大さんのインスタレーション。カメラを使わずに感光紙と光源の間に立ってシルエットを撮影したカメラを使わないフォトグラムによる作品を見た後に、今度は鑑賞者自身が蓄光シートで覆われた壁の前に立つと、後ろからあてられた光で、自分の影がしばらくの間残る。ちょっと高松次郎的な・・
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美術館の入り口両脇に仁王のように掲げられているチャーリー・エングマンの《Mom》のもう一方は赤いスーツ。ひたすらパワフルなお母さんで、もう一つ、VRを使った映像作品がさらに圧倒的なのだった。

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このほか、川内倫子さんや森山大道、うつゆみこ、鈴木理策をはじめ、じっくり見ていくとけっこう時間がかかる。エド・ファン・デル・エルスケンの映像作品もすごくいいよ。暑かったので、見終わったあとは、軽井沢高原ビールの生ビールを一杯♪
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お昼は、軽井沢グルメ通りの「ア フェネステッラ」でピザ。スパゲティなどもあるといいのに、ピザのランチセットのみ。しかも一人1オーダーは必須。そこで、別々のピザを取ってシェアした。おいしいピザだったけど、トシをとってこれだけの量を平らげるのはちとつらいなー。ハーフサイズのピザも用意してほしいなー。

これは前菜
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ネギとアンチョビ

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生ハムとルッコラのピザ。いずれも野菜たっぷりでしたー。
このほか、ピスタチオのアイスクリームの飲み物がつく。
基本セットが1700円也(ピザの種類によって+300円から500円など)
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by sustena | 2018-08-28 15:02 | Art/Museum | Comments(2)
2018年 08月 25日

超大作と低予算映画

録画しておいた昔の映画を見る以外に、たまにロードショーも見る。
とくに、活劇ものは大画面でなくちゃ、というわけで、封切りすぐに見に行ったのが
「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」(MISSION: IMPOSSIBLE - FALLOUT 2018)。
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盗まれたプルトニウムを用いた同時核爆発計画を阻止するために、イーサン・ハントと彼のチームは、例によって例のごとく、手に汗握るドキドキものの活躍をする。とくに今回は、トム・クルーズ自身が飛行するヘリコプターにしがみついたかと思うと、ヘリを操縦して追撃したり、ビルからビルへとジャンプして敵を追ったり、パリ凱旋門の放射状道路を逆走してのバイクチェイスとか、唖然、茫然とするアクションシーンが続く。

ひえー、いったいどんだけ金がかかってるわけ?
いつものメンバーに第3作(うろ覚えモード)で登場した奥さんや、前作のイギリスの女スパイも登場して、誰が裏切り者なのかの謎解きもちょっとあって、まぁ飽きさせないこと。

こんなにアクションをエスカレートさせてしまうと、その次の敷居が上がると思うけど、単なる超大作に終わらせず、レベルを維持しているのはさすがであります。

監督
クリストファー・マッカリー

イーサン・ハント・・・トム・クルーズ
ルーサー・スティッケル・・・ヴィング・レイムス(ハッキング担当)
ベンジー・ダン・・・サイモン・ペッグ(IT担当)
アラン・ハンリー・・・アレック・ボールドウィン(IMF長官)
エリカ・スローン・・・アンジェラ・バセット(CIA長官)
オーガスト・ウォーカー・・・ヘンリー・カヴィル(イーサンの監視役となるCIAエージェント)
ソロモン・レーン・・・ショーン・ハリス(テロ組織シンジケートのボス)
イルサ・ファウスト・・・レベッカ・ファーガソン(MI6の女スパイ)
ホワイト・ウィドウ・・ヴァネッサ・カービー(金持ち・謎の女)
ジュリア・・・ミシェル・モナハン(イーサンの妻)

c0155474_11325465.jpg同じ映画館で、ミッション:インポッシブル6以上に人気を集めていたのが、低予算でむちゃおもしろいと話題の「カメラを止めるな!」だった。
絶対オススメと友達にいわれて出かけたら、レディースデーということもあって、大半が若い女性で満席。

ゾンビ映画だということしか知らなくて、冒頭、ゾンビ映画の撮影シーンから始まって、本物のゾンビが出てくるんだけど、ところどころ、ン??低予算映画としてもあまりにおかしくないかーと思っていたら、後半でその?がすべて回収されて大笑いにつながる。

とくに監督役と監督の娘役の二人が知人にそっくりで、よけいに笑えちゃった。
アイデアがいいな。クラウドファンディングでお金を集めたようで、大ヒットは何よりでした。


監督・脚本・編集 上田慎一郎

キャスト

日暮隆之(監督役・・・濱津隆之
日暮真央・・・真魚
日暮晴美・・・しゅはまはるみ
ほか

写真はけさ下池で見たカワセミ。
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by sustena | 2018-08-25 11:34 | Theatre/Cinema | Comments(4)
2018年 08月 22日

最近愛しているワインの友

週に1回か2回、録画しておいた映画を見ながらワインを飲んでる。
最近気に入っているのがイチジクで、バジルとの相性がけっこういいことがわかった。
よく冷やしたイチジクを皮のまま切って、バジルと、サラダオイル、バルサミコ酢+リンゴ酢を適宜入れて和えるだけ。
まだちゃんと熟れていないイチジクでも、それなりにおいしい。
おいしいイチジクのときはバジルとシンプルにワインビネガーをちょびっとだけにするほうが、イチジクの味を邪魔しないと思う。
オススメです!
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by sustena | 2018-08-22 09:36 | 食べ物 | Comments(7)
2018年 08月 19日

「藤田嗣治展」と「1940's フジタ・トリビュート」

東京都美術館で開催中の「藤田嗣治展」、120点を超える作品が並ぶ。
乳白色の裸婦にたどりつくまでの絵の変遷、北米や中南米を回った時のカラフルな絵が印象的だった。
思ったよりすいていて、じっくり見ることができたのもマル
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構成は
1 原風景--家族と風景
2 はじまりのパリ--第一次世界大戦をはさんで
3 1920年代のに画像と肖像--「時代」をまとう人の姿
4 「乳白色の裸婦」の時代
5 1930年代・旅する画家--北米・中南米・アジア
6-1 「歴史」に直面する--二度の「大戦」との遭遇
6-2 「歴史」に直面する--作戦記録画へ
7 戦後の20年--東京・ニューヨーク・パリ
8 カトリックへの道行き

もう終わっちゃったけど、芸大で開催してた「1940's フジタ・トリビュート」展もユニーク。
藤田は東京藝術大学の前身である東京美術学校の卒業生で、今回の回顧展にあわせて、芸大で藤田に関心を寄せる世代が「トリビュート・アルバム」のように、それぞれの視点から自分が感じた40年代の藤田をテーマに作品を寄せたもの。

小沢剛研究室、O JUN、米田知⼦、秋本貴透、平川恒太、村⽥真、笹川治⼦、中⼭岩太(藤⽥ポートレイト写真)。
特別参加となっていた野見山暁治については、彼の『四百字のデッサン』の中で、《アッツ島玉砕》の絵の横に直立していた藤田についてのエッセイの部分が紹介されていた。
それに想を得たのか、参加作家がそれぞれのコンセプトを400字でまとめていた1階の展示を読むと、なるほど、そんなココロなのか、とわかってスッキリする。
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米田知子は、いつもの現場写真と、藤田の眼鏡ごしの風景。
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小沢剛の《また帰って来たペインターF》、軽トラに掲げられた6つのモニターで1941年9月から49年3月までを追う。以前資生堂ギャラリーで見た《帰って来たペインターF》の続編ともいうべき映像作品。小沢によると「フジタは自営業者」なんだって。指人形がヨカッタな。
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O JUN
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藤田の日記も
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by sustena | 2018-08-19 15:49 | Comments(2)
2018年 08月 19日

宇多村英恵展「Holiday at War」

資生堂ギャラリーの宇多村英恵展「Holiday at War」。

ブルーの壁で囲まれたメインの展示会場にあるのが、四角い箱である。
中で光が回転し、マンションのイメージ広告のようなレジデンスが浮かび上がる。

壁に書かれた文章を読むと、どうやらそこは、ドイツのプローラにある、かつてヒトラーが、「喜びを通じて力を」をモットーにつくらせた国民休暇村なのだが、第二次世界大戦の勃発にともない、戦争中は軍事目的で使われ、戦後はソ連軍や東ドイツ軍が、ユーゴ戦争のときは難民が住んだらしい。

コンペで選ばれたこの建物の審査員を務めたのが、ヒトラーの側近建築士であるアルベルト・シュペーアで、戦犯として20年間独房に投獄されたのだが、その独房のサイズと、休暇用の部屋のサイズがほぼ同じで、今回展示されている箱も同じサイズなんだって。

シュペーアは独房で散歩しながら、世界の国の本を取り寄せ、散歩しながら想像上の旅を楽しんだ・・・

そんな内容が書かれた文章が、壁沿いにぐるりと歩くことで、鑑賞者の頭にしみわたってくる。行ったことのないプローラへ、脳の中で旅をしてるみたい

別室のサハラ砂漠での掃除や雪原を風船が転がり落ちていく映像も、奇妙な旅のようだった。
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by sustena | 2018-08-19 14:35 | Art/Museum | Comments(4)
2018年 08月 19日

パムッカレの白い風景---------#トルコツアー17

昨晩のBSプレミアムのグレイトネイチャーは、カッパドキアの奇岩風景はどのようにできたのか、という話で、とても興味深かった。
トルコ一帯は、テチス海がプレートテクトニクスによってアフリカが移動する際に圧縮され隆起してでき、カッパドキアは、今も活動している火山だけでなく箱根クラスの火山が大噴火によって平地となって、周囲に堆積した火山灰が侵食してできた。そしてテチス海が干上がってできた石灰華段丘からなる丘陵地が、白亜の絶景のパムッカレなんだそうだ。

というわけで、今頃になってナンですが、パムッカレの石灰棚の風景を。もう少し天気がよかったら、たまった水がブルーに輝いてもっとキレイだったんだけど。
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上の写真の中央部の水がいっぱいあるところも、憩いの場所になってました
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by sustena | 2018-08-19 13:47 | | Comments(4)
2018年 08月 05日

スクワットトイレ

昨日、釣りの帰りに寄ったトイレの表示、
初めて見たけど、Japanese styleよりイメージが湧きやすそう。
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by sustena | 2018-08-05 22:48 | 看板・サイン・ポスター | Comments(4)