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カテゴリ:Art/Museum( 470 )


2019年 01月 02日

お正月は写美

1月2日は東京都写真美術館の展覧会の一部が無料になるので、決まって出かてる。
本日は帰省中の息子とともに行ってきた。
無料のものは2つあって、ひとつは「建築×写真 ここのみに在る光」。東京都写真美術館のコレクションを中心に、写真創成期のダゲレオタイプやタルボットの世界初の写真集、ベアトやアジェなどが写したまちなど、建築写真の歴史を追った第1章と、渡辺義雄、石元泰博、原直久、奈良原一高、宮本隆司、北井一夫、細江英公、柴田敏雄、 二川幸夫、村井修、瀧本幹也の11人の写真家による建築写真を紹介した第2章からなる。第1章では愛宕山から見た江戸のまちが興味深かった。第2部で石元泰博が撮った桂離宮はほんとモダンだったな。それぞれ写真家の個性がくっきり。細江英公が撮ったガウディなんか、まさに細江~!

もうひとつ、「小さいながらもたしかなこと 日本の新進作家 vol.15」は、森栄喜、ミヤギフトシ、細倉真弓、石野郁和、河合智子の5人の作品。いまの時代、表現ってムズカシイよなーと思ってしまうのだった。

お昼は恵比寿ガーデンプレイス39階のタイ料理のランチを息子におごってもらう。
しかーし、そのあと、誕生日兼クリスマスで時計をプレゼントすることに・・・
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席は予約してなかったので窓側からひとつ離れた場所だったけど、そこに予約客が来るまでは気持ちよかったー
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カレー3種は辛さが3タイプ。一番辛いグリーンカレーはちょっと塩辛かったかな。
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by sustena | 2019-01-02 16:52 | Art/Museum | Comments(2)
2018年 12月 23日

シャネルネクサスホール「“In Goude we trust!” ジャン=ポール グード 展覧会」

銀座のシャネルネクサスホールで開催中の “In Goude we trust!” ジャン=ポール グード 展覧会が、カラフルでリズミカルで、刺激的なイメージにあふれていて興味深かった。

ジャン=ポール グードは1940年フランス生まれ。60年代初頭にイラストレーターとしてパリで活動を開始。70年代に「Esquire」のアートディレクターに就任。イメージメーキングの鬼才として知られるひと。
90年代初頭にシャネルの男性用フレグランス「エゴイスト」やヴァネッサ パラディが鳥かごの中でカナリアに扮した「ココ」のキャンペーンなど、ああ、あれかと思う人も多いと思う。

この展覧会では、リズムにフォーカスした映像を壁一面のスクリーンに映し出した作品や、これまでの広告写真、バレエダンサー?が歌を歌い、展示場をすべるように移動していくパフォーマンス、幼少期から今日までの創作活動をまとめた映画《So Far So Goude》などが楽しめる。
この映画は約90分の尺で、全部見られなかったのがかえずかえすも残念。
ダンスを習い、アメリカのミュージカルに憧れ、フランスの植民地から集めた民族的な衣装や動物たちに魅せられたことなど、彼の創作の秘密がちょっとわかる気がした。
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by sustena | 2018-12-23 11:21 | Art/Museum | Comments(6)
2018年 12月 22日

ヒスロム 仮設するヒト

せんだいメディアテークで開催中の「ヒスロム 仮設するヒト」がメチャおもしろかった!

宅地開発によって急速に風景が変わっていく里山の造成現場。そこでカラダを張ったフィールドプレイが展開される。そのパフォーマンスと、移り変わっていく風景が早回しで映し出される映像が、今も脳でリプレイされてるー。


会場全体が仮設現場そのもの。プリントアウトした写真が並んで波打ってるようだったなー


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by sustena | 2018-12-22 21:23 | Art/Museum | Comments(0)
2018年 11月 08日

アート展はじまる

近くの公園と、西荻窪駅を結ぶエリアで、アート展が始まった。
毎年この季節、11月3日から23日まで開催していて、今年が17回目。事務局として関わり始めて7年目で、それ以前からカフェを出展もしていたから、けっこうつきあいが長い。
今年は新しく参加するアーティストも多く、なかなか楽しい。
一部をご紹介。

建築家の2人組のユニット、2.5architectsさんは、舟に乗ってときどき岸に近づき、花につけられた短い手紙を渡す作品。それをつなげると一つのストーリーになる。
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新江千代さんの「おどるあなたをおぼえてる」。風が吹くときれい
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宮嵜浩さんの「Celebration」は、北欧の妖精であるトロールたちの祭典会場を構成したもの。
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武蔵野大学水谷ラボの作品は、デザインの異なる3つの棺桶を並べたもの。中に入ることもできる。
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渡邊詩子さんのインスタっーション「木漏れ日の数を数える」
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Patcy Orchestraは不思議な世界だったなー
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西荻のギャラリーで、展示とコンサートもあった
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山梨由理さんは「消える私」・ずっとそこにいて、背景に溶け込む絵をペイントしていく
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夕方に行ったら、あともうちょっとで消えそうだった
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例年やっている黄金バットの話はまた今度。



by sustena | 2018-11-08 10:11 | Art/Museum | Comments(2)
2018年 10月 04日

ギンザ・グラフィック・ギャラリー「横尾忠則 幻花幻想幻画譚 1974-1975」

ギンザ・グラフィック・ギャラリーで、横尾忠則の「幻花幻想幻画譚」展が開催されている。これは1974~75年にかけて、東京新聞に連載された瀬戸内晴美(現・瀬戸内寂聴)の『幻花』の挿絵の原画・全371点を展示したもの。

横尾が次第に東洋思想への関心を深めていた70年代半ばのもので、当時の雰囲気はもちろん濃厚にあるんだけど、今見てもまったく古びていない。

約8cm×14cmのハガキぐらいの大きさで、精密なペン画や、映画のアニメーションのように同じ場面を少しずつ変化させたり、鳥獣戯画の一場面が筆でさっと描かれたり、突然UFOが出てきたり、瀬戸内晴美の顔が出てきたり、実に自在。
なんてうまいんだろう!

各章ごとに数行で解説されている『幻花』のストーリーとともに原画を見ていくんだけど、地下1階の展示室となると、はっきりいって、その章のあらすじなんてどうでもいい、読まなくても文字は飾りなのよ、といった展示になっている。また、全体的に暗い照明で私のよぼよぼマナコでは、超絶技巧の細かい原画は、はっきりいってちゃんと見えない。悲しい。

原画がまとまっている画集を買おうと思ったら現在品切れ中で(もうそろそろ印刷が上がってくるらしいんだけど)、家でじっくり見ようと思ってもかなわないのだった。

2018年10月20日(土)まで。
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by sustena | 2018-10-04 16:45 | Art/Museum | Comments(2)
2018年 09月 03日

鈴木まもる・絵本原画と鳥の巣コレクション展「鳥の巣がおしえてくれること」

8月26日で終わっちゃったんだけど、世田谷パブリックシアターのあるビルの3階にある生活工房ギャラリーで開催されていた「鳥の巣がおしえてくれること」が、発見がいっぱいだった。

絵本作家で鳥の巣研究家である鈴木まもるさんの絵本『世界の鳥の巣の本』の原画約20点と、実際の鳥の巣約15点が狭い会場内に上手に展示されていた。

羊の毛をフェルト状にした寒さに強い巣をつくるツリカズラ、摩訶不思議な形のキムネコウヨウジャクの巣、9メートルもの大きな巣を集団でつくるシャカイハタオリ、葉っぱを上手に編み込んでいくものなどなど、形や大きさ、素材をはじめ、それぞれに工夫が凝らされている。

今度絵本をゲットしてじっくり読んでみようっと。

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この生活工房、芝居を見に来るときにしか寄らないんだけど、なかなかおもしろい企画をやっていて、いつも感心しちゃう。



by sustena | 2018-09-03 11:44 | Art/Museum | Comments(2)
2018年 09月 01日

「ブラジル先住民の椅子-野生動物と想像力」

東京都庭園美術館で「ブラジル先住民の椅子-野生動物と想像力」と題した展覧会(9月17日まで)が開かれていて、3週間ぐらい前に見てきた。

愚かなことに、タイトルを見て、昔の工芸品の展覧会かと思っていたら、ブラジル北部のアマゾン河やシングー川流域で暮らす先住民の、今を生き彼らが丸太から掘り出した椅子が並んでいるのだった。その数、約90点。

サルや鳥、鹿、カバ、カエル、ワニ、亀、ヒョウ、エイ、アルマジロ、バク、ハナグマ・・・さすが、動物の特徴がよくとらえている。しかも、洗練されたフォルムに幾何学模様が施されていて、オシャレなことに驚く。

「伝統的な椅子」「動物形態の伝統的な椅子」「動物彫刻の椅子」3つのパートに分かれていて、庭園美術館のアールデコの内装にも映えていたよ。(伊東豊雄が会場構成を担当)

メイナク、カラジャ、パリクール、ワイワイをはじめ17の先住民のコミュニティから出品されていて、それぞれ特徴があるけれど、アーティスト個人のオリジナリティもうかがえる。近年は、西欧などからも刺激を受け、用途や伝統に縛られず、より多様で自由な表現が生まれてきているのだという。

ほしいけど、めちゃくちゃ高いんだろうな...。あっ、置くところもないか・・・。

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昔、ここの玄関でファッションの撮影をした。モデルのきれいな足元をここで撮ったっけ
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by sustena | 2018-09-01 11:09 | Art/Museum | Comments(4)
2018年 08月 28日

浅間国際フォトフェスティバル

Nuts-coさんのアメリカの息子的な存在である写真家が、長野県の御代田町で開かれている「浅間国際フォトフェスティバル」に出展しているということを聞いて、昨日、写真好きな知人とともに出かけてきた。

旧メルシャン軽井沢美術館の広大な土地に、国内外の28ユニット31作家の33作品が集まっていて、巨大なバナーや映像、立体作品、野外の風景を丸ごと借景にした作品など、なかなか見ごたえがあった。しかも! 無料!!なのであります。

写真も自由に撮ってよいとのことだったので、いくつかご紹介。見に行く予定の人はあとは見ないほうが楽しめるよ。
スマホで誰もが写真を気軽に楽しめるいま、写真の原点を問いかけるような作品が印象的だったな。

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水を張ったプール?のマッシモ・ヴィターリと建築家の谷尻誠さんの作品の向こうには、水谷吉法さんの作品
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ホンマタカシの浅間山。ピンホールカメラで撮ったとか
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小池健輔さんの《ikebana》という作品はちょっとブキミ
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藤原聡志さんの5×25メートルもの巨大プリント。以前21-21デザインサイトで展示されたことがあるものを違う展示方法で見せている。
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アニエス・ヴァルダ×JRが、世界のあちこちを訪ね歩き、そこに住む人々のポートレイトを巨大ポスターにして貼り出す「インサイドアウト・プロジェクト『顔たち、ところどころ』」来場者のポートレイトを撮影・展示したもの・会場のあちらこちらにある

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石橋英之さんがマルセイユで市民から集めたポストカードの中から第一次・第二次世界大戦にまつわるものを選んで複写、コラージュした《Passages Obscurs》。浅間山が見え隠れしていた。
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ジェシカ・イートンは自身の2つのシリーズ、「Cubes for Albert and Lewitt(Cfaal)」と「Pictures for Women」ら選んだ作品で、実験的テクニックを駆使して、大判の銀塩カメラでフィルムを使って撮ったものなんだって。
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カラフルなジェシカの作品を裏に回ると、ロジャー・バレンの《The Theatre of Apparitions(亡霊の劇場)》が斜面に広がる。ガラスにスプレー絵の具を吹き付け、そのガラス板に自然光を通して撮影したもの。亡霊が並んでいるみたいだった。
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モーテン・ラングさんの鳩のポートレートをもとに、元木大輔さんが森の中にかかげたインスタレーション《Citizen》
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スマホアプリ『Making Memeries』をインストールし、写真に向けてかざすと、イメージが変化するルーカス・ブレイロックの《Making Memeries》。例えば、写真の中の電話が鳴ったり、突然こんな指があらわれたり。
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アメリカ製のヴィンテージのスクールバスの中に展示されていたのは、チャド・ムーアがニューヨークの若者たちをとらえた《A New Name For Everything》
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金村修さんの電車やショーウィンドウ、ビルのガラス、車の窓や地下街の床面、あちこちのデジタルサイネージ...etc金村修さんの電車やショーウィンドウ、車の窓や地下街の床などいろいろなところの映りこみが瞬時に入れ替わっていく3つの映像作品がおもしろかったな
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鷹野隆大さんのインスタレーション。カメラを使わずに感光紙と光源の間に立ってシルエットを撮影したカメラを使わないフォトグラムによる作品を見た後に、今度は鑑賞者自身が蓄光シートで覆われた壁の前に立つと、後ろからあてられた光で、自分の影がしばらくの間残る。ちょっと高松次郎的な・・
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美術館の入り口両脇に仁王のように掲げられているチャーリー・エングマンの《Mom》のもう一方は赤いスーツ。ひたすらパワフルなお母さんで、もう一つ、VRを使った映像作品がさらに圧倒的なのだった。

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このほか、川内倫子さんや森山大道、うつゆみこ、鈴木理策をはじめ、じっくり見ていくとけっこう時間がかかる。エド・ファン・デル・エルスケンの映像作品もすごくいいよ。暑かったので、見終わったあとは、軽井沢高原ビールの生ビールを一杯♪
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お昼は、軽井沢グルメ通りの「ア フェネステッラ」でピザ。スパゲティなどもあるといいのに、ピザのランチセットのみ。しかも一人1オーダーは必須。そこで、別々のピザを取ってシェアした。おいしいピザだったけど、トシをとってこれだけの量を平らげるのはちとつらいなー。ハーフサイズのピザも用意してほしいなー。

これは前菜
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ネギとアンチョビ

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生ハムとルッコラのピザ。いずれも野菜たっぷりでしたー。
このほか、ピスタチオのアイスクリームの飲み物がつく。
基本セットが1700円也(ピザの種類によって+300円から500円など)
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by sustena | 2018-08-28 15:02 | Art/Museum | Comments(2)
2018年 08月 19日

宇多村英恵展「Holiday at War」

資生堂ギャラリーの宇多村英恵展「Holiday at War」。

ブルーの壁で囲まれたメインの展示会場にあるのが、四角い箱である。
中で光が回転し、マンションのイメージ広告のようなレジデンスが浮かび上がる。

壁に書かれた文章を読むと、どうやらそこは、ドイツのプローラにある、かつてヒトラーが、「喜びを通じて力を」をモットーにつくらせた国民休暇村なのだが、第二次世界大戦の勃発にともない、戦争中は軍事目的で使われ、戦後はソ連軍や東ドイツ軍が、ユーゴ戦争のときは難民が住んだらしい。

コンペで選ばれたこの建物の審査員を務めたのが、ヒトラーの側近建築士であるアルベルト・シュペーアで、戦犯として20年間独房に投獄されたのだが、その独房のサイズと、休暇用の部屋のサイズがほぼ同じで、今回展示されている箱も同じサイズなんだって。

シュペーアは独房で散歩しながら、世界の国の本を取り寄せ、散歩しながら想像上の旅を楽しんだ・・・

そんな内容が書かれた文章が、壁沿いにぐるりと歩くことで、鑑賞者の頭にしみわたってくる。行ったことのないプローラへ、脳の中で旅をしてるみたい

別室のサハラ砂漠での掃除や雪原を風船が転がり落ちていく映像も、奇妙な旅のようだった。
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by sustena | 2018-08-19 14:35 | Art/Museum | Comments(4)
2018年 08月 02日

水戸芸術館 内藤礼「明るい地上には あなたの姿が見える」

c0155474_13511687.jpg水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催中の内藤礼「明るい地上には あなたの姿が見える」展を見た。
内藤礼の作品は、いつも、ひっそりと静かに佇んでいるが、今回は水戸美術館のまっすぐに続く白い壁、木の床のギャラリーに降り注ぐ自然光を生かして、天井から垂れ下がる糸や、風船、小さな鈴、いつもの小さなひと、床に置かれた椅子や水をたたえたガラス瓶、小さな鏡、雑誌に印刷された女性の写真が載ったページを切り取って、ぐしゃぐしゃにしわを寄せたり、身体の凹凸に合わせて盛り上げたりしたものを飾ったり。

そんなピンナップや白い風船が、空調の風?に合わせて、静かに揺れ動く。
小さなひとが生きていて、そっと息を凝らしているような、そんな気配が、空間に広がる。

第9室では、北林加奈子さんの陶を主体とした作品。土なのか陶なのか、何十年もそのばしょにいて、少しだけ古びたような淡い色合い。小さくて、ちょっと手をのばしてみたくなる作品で内藤礼の作品を見たあとの心の静けさをかき乱すことなく、それでいて、ちょっとした彩を加えてくれた。

ロビーには初代館長だった吉田秀和の鋳造板が飾られていた。デッサン画は横尾忠則。この芸術館の評判の確立に、吉田さんの力はものすごく大きかったに違いない。

設計は磯崎新。エントランスホールにはパイプオルガンも設置されている。
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by sustena | 2018-08-02 13:51 | Art/Museum | Comments(4)