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2018年 10月 04日 ( 2 )


2018年 10月 04日

10月歌舞伎座夜の部

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きのう、歌舞伎座夜の部を見てきた。

十八世中村勘三郎七回忌追善と銘打たれたもので、勘九郎、七之助、巳之助、そしてなんといっても仁左衛門と玉三郎が出る!
このチケットの発売はちょうど、プロトガル旅行のトランジットでイスタンブール空港に到着した時間だった。発売時刻はまだ機内だったから、空港の建物に移動してからで、そこで即WiFiに接続したのだけれど、ビミョーなところで手間取って、ゲットできた一番いい席が5列目の31番。花道からは遠いけれどやむないよね。

お目当ての「助六曲輪初花桜」は、仁左衛門が助六で、玉三郎はその母。勘九郎は助六、実は曽我五郎の兄で、ひ弱なやさ男。助六に恋する花魁の揚巻が七之助という布陣。
仁左衛門の助六が、赤いふんどしを見せながら足を広げて決めるところ、ウットリだなー。勘九郎にケンカ指南をするところも楽しいし、母の満江がやってきて、借りてきたネコのようにおとなしくなるところも、どのシーンにもしびれるのだった。

助六の股くぐりをする通人里暁を演じる彌十郎が、勘三郎に思いを寄せる場面にもじわーん。

吉野山で静御前を演じた玉三郎(68歳とは信じられない美しさ!)がここでは助六の母親役で、年齢が40以上違うことが立ち姿や歩きかただけでよーくわかる。

巳之助は3つ全部に登場してて、とくに吉野山の早見藤太、助六の朝顔仙平と、そのおどけたキャラで客席を沸かせていたよ。福山かつぎの千之助クン、ちょっとキャラには合わない役だったけど、まっすぐにつとめてましたー

写真はクサギの実。藍色がきれい

一、宮島のだんまり
傾城浮舟太夫実は盗賊袈裟太郎 扇雀
大江広元錦之助
典侍の局高麗蔵
相模五郎歌昇
本田景久巳之助
白拍子祇王種之助
奴団平隼人
息女照姫鶴松
浅野弾正吉之丞
御守殿おたき歌女之丞
悪七兵衛景清片岡亀蔵
河津三郎萬次郎
平相国清盛彌十郎


二、義経千本桜から「吉野山」

佐藤忠信実は源九郎狐勘九郎
早見藤太巳之助
静御前玉三郎



三、助六曲輪初花桜

花川戸助六仁左衛門
三浦屋揚巻七之助
白酒売新兵衛勘九郎
通人里暁彌十郎
若衆艶之丞片岡亀蔵
朝顔仙平巳之助
三浦屋白玉児太郎
福山かつぎ千之助
男伊達竹松
男伊達廣太郎
男伊達玉太郎
男伊達吉之丞
文使い番新白菊歌女之丞
傾城八重衣宗之助
遣手お辰竹三郎
くわんぺら門兵衛又五郎
髭の意休歌六
三浦屋女房秀太郎
母満江玉三郎

後見松之助
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by sustena | 2018-10-04 17:03 | Theatre/Cinema | Comments(2)
2018年 10月 04日

ギンザ・グラフィック・ギャラリー「横尾忠則 幻花幻想幻画譚 1974-1975」

ギンザ・グラフィック・ギャラリーで、横尾忠則の「幻花幻想幻画譚」展が開催されている。これは1974~75年にかけて、東京新聞に連載された瀬戸内晴美(現・瀬戸内寂聴)の『幻花』の挿絵の原画・全371点を展示したもの。

横尾が次第に東洋思想への関心を深めていた70年代半ばのもので、当時の雰囲気はもちろん濃厚にあるんだけど、今見てもまったく古びていない。

約8cm×14cmのハガキぐらいの大きさで、精密なペン画や、映画のアニメーションのように同じ場面を少しずつ変化させたり、鳥獣戯画の一場面が筆でさっと描かれたり、突然UFOが出てきたり、瀬戸内晴美の顔が出てきたり、実に自在。
なんてうまいんだろう!

各章ごとに数行で解説されている『幻花』のストーリーとともに原画を見ていくんだけど、地下1階の展示室となると、はっきりいって、その章のあらすじなんてどうでもいい、読まなくても文字は飾りなのよ、といった展示になっている。また、全体的に暗い照明で私のよぼよぼマナコでは、超絶技巧の細かい原画は、はっきりいってちゃんと見えない。悲しい。

原画がまとまっている画集を買おうと思ったら現在品切れ中で(もうそろそろ印刷が上がってくるらしいんだけど)、家でじっくり見ようと思ってもかなわないのだった。

2018年10月20日(土)まで。
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by sustena | 2018-10-04 16:45 | Art/Museum | Comments(2)