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2018年 04月 02日 ( 1 )


2018年 04月 02日

高橋源一郎 『ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた』

c0155474_11333057.png高橋源一郎の『ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた』(集英社新書 2017年12月刊)を読む。

朝日新聞に以前月に1回掲載していた論壇時評みたいな論考かエッセイかなと思って読み始めたら、小説というか寓話的な社会批評だったのね。

主人公のランちゃんは、ハラさんが経営する一風かわった小学校に通う。ここでは、みんなごろごろして本を読んだっていいし、がんじがらめの規則なんてない。そこでランちゃんは、友達のアッちゃん、リョーマ、ユウジシャチョーと、「くに」を作るプロジェクトを始める。

憲法はどうする?国旗は?名前は?
とりあえず、くにの名前を、『名前のないくに(仮)』と決めて、SNSで広報もスタートし・・・

そんななかで、ランちゃんは自分の家の冷蔵庫に貼ってある憲法のことや、くにって何だろうってことを、高橋源一郎みたいなお父さんや、友達といっしょに考えていく。

カントやルソーみたいな肝太先生や理想先生、皇太子一家やエリザベス女王、南方熊楠みたいなひとも出てきて、不思議な気分。でもふわふわした幸福な気持ちに包まれながら、自分にとってたいせつなくにって何だろうとか、ひととひとの信頼みたいなことを、ゆったりした流れの中で考えちゃう。そんなお話。

目次(最初の3分の1ぐらいまで)

いろんなことを最初に書かなきゃならない
「くに」ってつくれるんだ
最初に「こっき」をつくってみることにした
ぼくたちの学校
ぼくには得意ワザがない
肝太先生
肝太先生のおはなし
ぼくの家の「憲法」たちのこと、そして理想先生のこともちょっと
「憲法」の中にいる悲しいひと
キヨミヤくんのこと
ほか

公園では、猫ちゃんがのんびり
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by sustena | 2018-04-02 11:38 | 読んだ本のこと | Comments(0)