いつもココロに?マーク

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2018年 01月 08日 ( 2 )


2018年 01月 08日

初笑い

きのうは国立演芸場の「新ユン国立名人会」へ。松の内最後、千穐楽は小三治がトリをつとめるので、毎年の楽しみなのだ。

演目は写真の通り。
国立劇場で見損ねた獅子舞からスタート。獅子が眠っている様子がとてもかわいい。
トップバッターの花緑は、知ったかぶりするご隠居のパターンの新作。ビットコインって何って話で、ビットコ・インというホテルだと教える。でも下調べをしたら仮想通貨と書いてあったというと、仮装のあやまりで、通貨はてゆうか、という意味のつーか、すなわち仮装パーティでもうけ話なんかが出ると解説。じゃどんな仮装をすればよいのかというと、パイレーツオブカリビアン。そのココロは・・てんで、下げはホテルなのでバイキングがつきもの。

ダーク広和の奇術やすず風にゃん子・金魚の漫才は例年とほぼ同じネタ。
林家正蔵のマクラはドン・キホーテで次の寄席まで時間つぶしをしているときに、カップルに、三平、こぶ平などと名前を間違われた話で、なんとなくせつなかったなー。そこから、鏡を知らなかった昔の田舎の話に入っていく。

お目当ての小三治は今回は枕がぐっと短く。ちはやふるに。この落語はストーリーはよく知っているけれど、高座できいたことがなかった。さすがに自在であります。
帰りは銀座の魚真てイッパイ。今年の正月もこれにてオシマイ。

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by sustena | 2018-01-08 11:21 | Theatre/Cinema | Comments(2)
2018年 01月 08日

こわいもの知らずの病理学講義

c0155474_11504727.jpg阪大の仲野徹先生の「こわいもの知らずの病理学講義」(2017年9月刊)が、この手のホントしては異例のベストセラーだという。

仲野先生はhonzなどでもせっせとレビューを書いていて、いったいいつ研究する暇があるんだろう???とまったくナゾなんだけど、大学では研究のほかに、学生相手に「病理学総論」なる講義を行っている。その内容を「近所のおっちゃんやおばちゃん」にもわかるようにまとめなおしたのがこの本で、先生の種本である本文が900ページあまりの『Basic Pathology』のうち、第2章の細胞の損傷、適応、死、第4章の血行動態の異常、血栓症、ショック、第6章の腫瘍と、身近で大切な3章をピックアップし、生命科学を知るためのDNAや遺伝子、ゲノムと染色体、突然変異など、分子生物学の基礎知識を加えて、それだとめちゃむずかしそうになるところを、脱線に次ぐ脱線を繰り返しながら、すぐ目の前で講義してくれているようなトーンで解説してくれるのだ。病の成り立ちや人のからだが実によくできていることがすーっと頭に入ってくる。
ところどころ、ムズカシイ名前が出てくるけれど、病気の成り立ちの理屈そのものはとてもシンプルなので、ムズカシイ因子の名前なんかは無視して、ナルホドーと思いながら読み進めることができる。とくに、がんについては、がんもどき理論がいかにトンデモなのかということが、がんの多様性や進化についてきちんと説き起こされている。

ちなみに「こわいもの知らず」というのは、この本を読むと病気がこわいものではなくなるというような意味ではまったくなくて、病理医でもないくせに、大胆不敵にもこんな本を書いちゃう、しかもフツーだとつまらないので、批判承知で思い切ったことも描いちゃうもんねという仲野センセイがこわいもの知らずってことであります

この本が売れたら続編を出すと宣言してるので、続編に期待しませう!

序 章 病理学ってなに?
第1章 負けるな!細胞たち──細胞の損傷、適応、死
第2章 さらさらと流れよ血液──血行動態の異常、貧血、血栓症、ショック
インターミッション 分子生物学の基礎知識+α
第3章 「病の皇帝」がん 総論編─その成り立ち
第4章 「病の皇帝」がん 各論編──さまざまな進化の形

ジョウビタキが久しぶりに下池にいた
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上池ではいつもの枝でカワセミが小魚を狙ってた。ゲットしたあともすぐ飲み込まずに5分ぐらいくわえてたなー。
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by sustena | 2018-01-08 11:08 | 読んだ本のこと | Comments(0)