2008年 10月 04日
大竹昭子さんの『この写真がすごい2008』(朝日出版社 2008年7月)を読む。これは、大竹昭子さんがこの1年間、 写真集、写真展、雑誌の投稿ページ、広告ポスターからブログ記事などをチェックするなかで、思わず目を止めた写真、うならされた写真を集めたもの。プロ・アマ問わず、3歳から90歳まで、ジャーナリスティックなものから私小説風のもの、寓話的なものなど、多様な写真が並んでいる。、 そして、「どうしてこの写真にひかれるのだろう」と自分に問いかけ、対話の中から綴られた文章が添えられている。見巧者の大竹さんの、軽やかな文章と、感性がにおいたつような文章で、うんうん、こんなふうにもこの写真は見えるねえ、なるほどなぁと、(単にすごーい、私には撮れないなぁと思ってオシマイにするんじゃなくって)、何度も写真と文章を見返したりしながら、写真のおもしろさ、表現の自由さを思いめぐらしたのでした。
by sustena
| 2008-10-04 16:08
| 読んだ本のこと
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Comments(2)
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by
nuts-co
at 2008-10-08 12:05
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わあ!この写真集は誕生日に娘がプレゼントしてくれたうれしい本です。
娘がこれを選んだ基準の一つは、絵と文の組み合わせの楽しさだったそうで、「おかあさんもこういうことを目ざしているんじゃないの?」って、リップサービス付きでした。 おとといの朝、フジテレビ「とくダネ」で33番浅田政志さんの特集をやってましたよ。家族でなりきり写真を撮ってるだけでなく、写真家としてそういう家族写真の依頼も受けているんだって。面白い仕事でした。
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by
sustena at 2008-10-08 22:57
私も大竹さんの文章を読んで、nuts-co さんの自由闊達な文を連想したのね。リップサービスじゃないと思うな。
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