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2008年 04月 26日

四月大歌舞伎・夜の部

歌舞伎座百二十年「四月大歌舞伎」夜の部を観る。「将軍江戸を去る」「勧進帳」「浮かれ心中」の3つ。このところ、徹夜続きがたたって、半ば朦朧としておりました、ハイ。
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配役は次の通り。なかなか華やかだったのであります。

一、将軍江戸を去る
            徳川慶喜  三津五郎
           高橋伊勢守  彌十郎
          宇佐見常三郎  巳之助
           間宮金八郎  宗之助
            天野八郎  亀 蔵
           山岡鉄太郎  橋之助


二、歌舞伎十八番の内 勧進帳
           武蔵坊弁慶  仁左衛門
           富樫左衛門  勘三郎
            亀井六郎  友右衛門
            片岡八郎  権十郎
            駿河次郎  高麗蔵
           常陸坊海尊  團 蔵
             源義経  玉三郎


三、浮かれ心中(井上ひさし 手鎖心中より)
  中村勘三郎ちゅう乗り相勤め申し候

             栄次郎  勘三郎
             おすず  時 蔵
            大工清六  橋之助
           三浦屋帚木  七之助
              お琴  梅 枝
            番頭吾平  亀 蔵
           佐野準之助  彌十郎
              太助  三津五郎
         伊勢屋太右衛門  彦三郎


「将軍江戸を去る」は、徳川慶喜が水戸へと下る前後の話。江戸の町が薩長を中心とした官軍に包囲される中、徳川慶喜(三津五郎)は上野寛永寺に謹慎している。慶喜はいったん恭順の意を示していたが、主戦派の意見を聞き翻意してしまう。そこへ高橋伊勢守(彌十郎)と山岡鉄太郎(橋之助)が駆けつける。山岡は、江戸が火の海となる、戦争ほど残酷なものはないと江戸の町を戦火に巻き込む愚かさを説くのだった。

なんといっても、三津五郎がいい。無念の思い、山岡のセリフに心動かされる表情の変化。英明な江戸最後の将軍の孤高のたましいがふるふるッと伝わってくる。
それが一転、「浮かれ心中」では、素っ頓狂なな太助を演じる。そのギャップに感動♪野田歌舞伎でスキップを踏んで見せたときの、とことん型が身にしみついたひとの、軽妙な余裕の演技とその身のこなしの美しさに見入ったけれど、今回も三津五郎ばかりを追ってしまった。

三津五郎といえば、キムタクの「武士の一分」で、なんとも憎たらしい島田役を演じていたっけ。教育テレビの歌舞伎入門の解説をしていたときもしばらくはその役の印象がずっとつきまとってはなれなかった。ホントに役作りがうまいなー、今回も、勘三郎をダンゼン食っていた。

勧進帳はなんだかのったりしていて、ところどころプッツン。ワタクシ的には仁左衛門がいまいちだったよー。

by sustena | 2008-04-26 16:12 | Theatre/Cinema | Comments(2)
Commented by エリザベス at 2008-04-27 00:33 x
私も、母と先週、鑑賞してきました。風邪気味で、うつらうつらでしたが。
うまいね、三津五郎丈は。勧進帳は、ちと品格が足りませぬ。浮かれ心中は、一生懸命、手鎖心中思い出していたんだけど。銀座で、お会いできますように。
Commented by sustena at 2008-04-27 10:59
エリザベスさま、ぜひ今度ご一緒しましょうね!


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