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2021年 08月 17日

鱗粉をまとったオオスカシバ

近所のアベリアに最近よくオオスカシバが飛んでくる。
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オオスカシバはスズメガ科の昆虫で、翅が透明。数年前に初めて見つけたときに、ハチのような、翅のあるシャコのような・・・と疑問に思って調べて、ガの仲間だということを発見してビックリしたことがある。
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フツー、蝶や蛾だったら翅に鱗粉がありそうなものだけど、オオスカシバには鱗粉はない。でも羽化した直後には鱗粉があるとモノの本に書いてあって、そういうものか?と思ってたら、2カ月ほど前に花いっぱいのお宅の壁にじっととまっているオオスカシバを発見した。ほら、上の写真と翅の色が違うでしょ。飛び立つと鱗粉が落っこちてしまうんだって。
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幼虫はクチナシが好き。ちょうどこのアベリアの近くにクチナシがあって、昨年、花が終わったあとの葉っぱが丸裸になったなと思っていたら、2-3匹の幼虫が葉をモリモリ食べていた。今年はまだその場所では幼虫を見かけていないけれど、先々週、近くの公園のクチナシの茎に幼虫がいるのを発見。黄緑色の幼虫もいるんだけど、この幼虫は褐色。グロテスクで、ちょっとまがまがしい感じだよね。
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by sustena | 2021-08-17 11:14 | 小さな自然 | Comments(4)
Commented by Cakeater at 2021-08-18 11:06
そうかスカシバは透かし羽なんですねえ。気がつかなかったなあ。いい写真見せてもらいました。
現場保安を6日やってましたが5日間が雨。晴れ間に、見回りに邪魔な植栽をチョキチョキやってましたら、トベラの葉が一瞬逃げたような感じ、よく見たら大カマキリ。全く葉の色と同じ若緑。普通カマキリはレンズを寄せると、睨み返してくるのに、この個体はじっと知らんぷり。
雨で気温がさがると蝉やクワガタが地面でひっくり返ってます。つまみ上げると息を吹き返してじたばたするんで、木や植え込みにおいてやります。蝉はそこで飛び去るし、クワガタは素早く這って逃げていきます。たいていは本降りの最中なんでカメラ出してる暇がない。保安巡回は自分のペースで動けるので鳥や虫を見るにはなかなか便利です。朝8時からなんで、もう少し早ければ、sustena さんの写真みたいな生態も見られるのかなあ。
Commented by iwamoto at 2021-08-19 12:01
またまた、珍しい写真をスパシーバ!
Commented by sustena at 2021-08-20 17:05
Cakeaterさん、スカシバガ科の翅も透明で、オオスカシバはスズメガ科なんだけど、やっぱりスカシバっていうので、分類は悩ましいです。私は今年まだクワガタを見ていません。去年この公園で出会ったほうが珍しいから、しかたないけど。
私が散歩に持ち歩いているカメラだと、ちょっと昆虫は、とくに動きの速いもの、小さいものは難しいけど、鱗粉をつけた子はじっとしていたので、ちゃんとピンが合いました。
Commented by sustena at 2021-08-20 17:06
iwamotoさんちにアベリアはありませんか? けっこう香りが強くて、いろんなハチが寄ってくるんだけど、その中にいたりします。


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