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2018年 08月 02日

水戸芸術館 内藤礼「明るい地上には あなたの姿が見える」

c0155474_13511687.jpg水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催中の内藤礼「明るい地上には あなたの姿が見える」展を見た。
内藤礼の作品は、いつも、ひっそりと静かに佇んでいるが、今回は水戸美術館のまっすぐに続く白い壁、木の床のギャラリーに降り注ぐ自然光を生かして、天井から垂れ下がる糸や、風船、小さな鈴、いつもの小さなひと、床に置かれた椅子や水をたたえたガラス瓶、小さな鏡、雑誌に印刷された女性の写真が載ったページを切り取って、ぐしゃぐしゃにしわを寄せたり、身体の凹凸に合わせて盛り上げたりしたものを飾ったり。

そんなピンナップや白い風船が、空調の風?に合わせて、静かに揺れ動く。
小さなひとが生きていて、そっと息を凝らしているような、そんな気配が、空間に広がる。

第9室では、北林加奈子さんの陶を主体とした作品。土なのか陶なのか、何十年もそのばしょにいて、少しだけ古びたような淡い色合い。小さくて、ちょっと手をのばしてみたくなる作品で内藤礼の作品を見たあとの心の静けさをかき乱すことなく、それでいて、ちょっとした彩を加えてくれた。

ロビーには初代館長だった吉田秀和の鋳造板が飾られていた。デッサン画は横尾忠則。この芸術館の評判の確立に、吉田さんの力はものすごく大きかったに違いない。

設計は磯崎新。エントランスホールにはパイプオルガンも設置されている。
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by sustena | 2018-08-02 13:51 | Art/Museum | Comments(4)
Commented by iwamoto at 2018-08-03 11:45 x
吉田館長のときに行ったことがあります。
このパイプオルガン聞きました。
タワーも登りました。 何年前のことだろう。
Commented by sustena at 2018-08-03 15:31
えっ?タワーは登れるんですか!
3.11のとき、このタワーが揺れる映像が何度も流れましたね。
Commented by Cakeater at 2018-08-05 10:45 x
吉田秀和とはまた懐かしい名前ですねえ。70年代のビッグネームでしたけど、ホロヴィッツを酷評した時は、なんや彼もボケたかと思いましたね。個人的にはリパッティの方が趣味なんですが、風邪ひいて熱出してるときに聞くと、ああこのまま逝っちゃってもいいや、かたやホロヴィッツは、がばりと起きてうん、直った、さあジョギングにでようか・・・・って実際にやりまして、その後また熱だして、一週間授業に出られなかった。haha
Commented by sustena at 2018-08-06 11:25
私は吉田秀和の意音楽展望を読むためにだけ、朝日新聞をとってたような気がする。
熱を出したときにホロヴィッツ!
久しく寝込んだことがないので想像するだけだけど、グレングールドのバッハがいいな。グバイドゥーリナのバイオリン曲は朦朧とした頭がよけいくらくらしそう。


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