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2018年 05月 03日

増田町の重伝建がおもしろい!----#秋田5

増田町の中七日町通りを中心とした一角は、商家の面影を残す「蔵の街」として、平成25年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
江戸時代、養蚕や葉タバコ、北前船を使った商い、酒造りなどで財をなしたとかで、明治になるといちはやく増田銀行(現北都銀行)を設立、その後増田水力電気会社などが次々に作られ、県内有数の商業地として、競って蔵を立てたのだという。
川越みたいな雰囲気かな?と思っていたら、パッと見、とても重伝建の「蔵の街」とは思えない。それもそのはず、蔵のほとんどは内蔵なのである!

横幅で税金が課せられたから、間口は10m弱と狭いが、奥行きは100mもある極端な短冊形の町屋で、主屋の中に土蔵があり、大切なものの保管庫や冠婚葬祭のときの広間、寝起きする部屋などとしても使ったんだって、

なぜ内蔵かというと、雪国ゆえに、外に出ることなく行き来するためや、商店が密集していて、火事があると延焼の被害がものすごく、それを食い止める必要もあったとのこと。

現在、公開されている20軒近くの建物のうち、200円から300円の入場料で、その家の人があれこれ説明してくれる家が10軒程度あって、これがみな、実に楽しそうに、自分の家の蔵のユニークなことを解説してくれるのである。やれ、最初だったから白壁なのだとか、女中さんが毎日磨いていてピカピカだとか、うちはほかの家より横幅が広いので、柱が狭い間隔でいっぱい並べてるとか・・・。時間の関係で5軒しかまわれなかったのが残念。

「まんさくの花」で有名な日の丸酒造。
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佐藤三十郎家の座敷蔵 壁部分に使われている木がヒバとサクラ(? ウロ覚えモード)が交互に並んでるんだったかな。触ると温度が違ってた
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佐藤多三郎家。現在は結婚写真などを撮ったりするのに使ったり、芝居やコンサートなどイベントでも活用してるそう。
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家の中に蔵があるのがよくわかるでしょ。
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お昼は旧勇駒酒店の「くらを」という麹料理のレストランでランチ
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ここの甘酒がいける。甘酒なんてこれまでおいしいと思ったことはなかったのに、ちょっとびっくり。
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ここの天井は高ーい。
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内蔵の中では「安齋肇の世界」展をやっていた。多彩なひと。安齋さんの公式HPはこちらhttp://www.office-123.com/harold/index.html
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佐藤又六家(佐藤の苗字が多いのである)は重要文化財
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写真ではわからないけど、ここの神棚は、木鼻や斗栱といったテクニックが使われていて珍しいんだって。
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旧村田薬局は、古い薬が並んでて楽しかった。ここの蔵の2階には天井が張ってあって、地下室があるのが特徴とか
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ここの外蔵には、わざわざトタンがかぶせてあった
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角館も重伝建なんだけど、ずいぶん雰囲気が違う。増田の豊かだったことや、商人たちの気概がナルホドと伝わってくるのだった。


by sustena | 2018-05-03 15:31 | | Comments(2)
Commented by Cakeater at 2018-05-03 22:46 x
昔、東北高だったか、育英だった忘れたけど、ベンチ入りした選手の半分が佐藤だった。多いときは一クラスに5人の佐藤と4人の菊池がいた。各クラスに必ず庄司も一人はいた。
でも重伝建という言葉は初めて聞いた。一発で変換するからけっこう使われてるのかな。
Commented by sustena at 2018-05-05 15:26
佐藤さんのほかに、石田さんという苗字も多かったデス。私のPCでは重伝建は一発変換できません。何回か覚えこませたので、ようやく変換できるようになったけど。


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