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2018年 01月 02日

お正月は写美

1月2日は2階と3階の展示が無料なので、東京都写真美術館に行ってきた。無料なのでそこそこ混んでる。
トーハクなども無料なんだけど、この時期やっている新進作家の写真展が興味深いので、写美を選ぶことが多い。

さて、お目当ての新進作家展、今回は第14回目で「無垢と経験の写真」と題されていた。出品作家は、吉野英理香、金山貴宏、片山真理、鈴木のぞみ、武田慎平の5名。

中でも強烈な印象だったのが片山真理さんの作品だ。彼女は、9歳の時に先天性四肢疾患で両足を切断。布やクッションに手縫いを施した作品や、義足をアレンジ?したセルフポートレイトに目を奪われてしまう。

金山貴宏さんの写真も忘れ難い。入院生活を送っている統合失調症を発症したおかあさまと、おかあさまの2人の姉妹(作家にとってはおばさま)を追ったもの。彼女たちが放心したような表情で、どこかを見ている写真や、病院からの風景など、見る―見られることの本質を問われている感じがしたよ。

吉野英理香さんの写真は独特な色合い。

鈴木のぞみさんの鏡や窓枠と、かつてそこに映った情景がまるで大昔のそのほとんどが消えかかったモノクロ写真のように浮かび上がる作品、また武田慎平さんの作品は、戸外においた印画紙が、時間や環境に応じて、自然の作用で独特の色に変化させたもので、ときのうつろいや記憶を感じさせるもの。

3階の企画は、「アジェのインスピレーション-ひきつがれる精神」。19世紀後半から1920年代に生きたフランスの写真家、ウジェーヌ・アジェが後世の写真表現にどのような影響を与えたかを、写美のコレクションを中心にたどったもの。

アジェのノスタルジックなパリの写真---建物や窓、ドア、装飾の一部、古い街並み、看板、路上で働く人々などを眺めたあと、例えば、ウォーカー・エヴァンズのアメリカのあちこちを捉えた写真を見ると、共通の特質がうかがえるのだった。(もっとも、ちと風呂敷を広げすぎの気がしないでもなかったけれど)

深瀬昌久の〈鴉〉シリーズがすごかったなー。
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帰りに小籠包を食べようと思ってたけどあいにくの休み。そこで、駅の下の「どうとんぼり神庫」で「おいしいラーメン」680円也を食べる。食卓にあったニラの醤油漬けを山のようにかけて食べた。丸一日おせちで過ごしたあとだったので新鮮。
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by sustena | 2018-01-02 14:51 | Art/Museum | Comments(6)
Commented by iwamoto at 2018-01-02 20:40 x
御節も良いけど、ラーメンもね、カレーもね。
Commented by Cakeater at 2018-01-02 21:39 x
なんか見慣れた風景が。haha
明日が復路だから、出かけるのは明後日かな。
そうか、あのポスターの写真はセルフポートレートだったのか。息が止まりそうな写真ですねえ。
Commented by esiko1837 at 2018-01-03 19:53
今年もどうぞよろしくお願いします。

サステナさって、本当に写真が好きなんだなあと改めて思いました。
写真美術館というものがあるのですね。
最近、とみに腰が重くなって来て、もうどこにも行かなくていいやという心境ですが、この美術館には行ってみたくなりました。
Commented by sustena at 2018-01-06 13:43
iwamotoさん、おせちはおいしいけど続くとどうしたも飽きるので、きのうはワインとパンで洋風に、先ほどはからーいラーメンとギョーザと相成りました。
Commented by sustena at 2018-01-06 13:45
Cakeaterさん、ここはいつ来ても、外に広がる風景が好きでよく写真に撮ります。片山真理さんの作品はひたすらパワフルでした
Commented by sustena at 2018-01-06 13:47
esikoさん、この写真美術館には年に2-3回来るんですけど、もっといろんな企画をやってほしいなーとちょっと不満な面もあるんです。いろんな写真を見るのは好きですが、こちとらの写真は進歩がありません(涙)


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