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2016年 09月 05日

遊侠沓掛時次郎

c0155474_1832611.jpg新国立劇場で上演中のシスカンパニー「遊侠 沓掛時次郎」を観た。北村想の原作、演出は寺十吾である。

とある田舎町の神社の境内で、旅芸人一座の“長谷川團十郎一座”が長谷川伸の芝居を上演している。この日演じられるのは、股旅物の「沓掛時次郎」。芝居が終わり、役者たちがくつろいでいるところに、家出人らしい少女が一宿一飯を、とやってくる。

この舞台は、劇中劇で展開される長谷川伸の芝居と、それを演じる一座、闖入してきた少女が繰り広げる人間模様とその後日譚が二重写しになって、深い余韻を残す。

きょうび長谷川伸は、もちろんいつの時代にも通じる人情にグググッとくるんだけど、やはり、時の隔たりを感じさせてしまう部分がある。それを入れ子構造にしたことで、すーっと今の時代に溶け込んで違和感がない。

いつもはうまいんだけど、ちょっとうますぎてクサいキライのある段田が素晴らしい。座長の團十郎を演じた金内喜久夫(懐かしい!)がいいなぁ。萩原みのりの平べったい折れそうなカラダも似合ってた。

淺野が体調不良で休演だったのはちょっと残念だったけど、いい芝居だったなー。
 
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by sustena | 2016-09-05 22:59 | Theatre/Cinema | Comments(0)


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