2016年 06月 01日
愛媛3日目は、松山から内子に遠征。 私は、内子座があるところ、ということしか知らなかったのだけど、木蝋や 生糸などの生産で栄えたまちで、内子座は大正天皇の即位を祝って、1916年にまちの芸能好きの人が出資して建てた木造2階建て瓦葺き入母屋作りの劇場。回り舞台や花道、枡席があって、中は香川の金丸座に雰囲気が似ている。老朽化のため取り壊されようとしたときに、地元住民の保存運動が実って回収され、今も文楽や落語会などが開かれているそう。 内子座から10分ちょっと歩くと、重要伝統的建造物群保存地区がある。江戸時代後期から明治時代にかけて木蝋の生産によって財を成した豪商の家などがあり、古い街並みが残ってる。 屋根付き橋があるというので、それも見に行く。 これは田丸橋。なぜ屋根付きなのか、橋だけ屋根があっても仕方がないと藤森照信が「日本木造遺産 千年の建築を旅する」の中で言ってるとか言わないとか。たぶん、神社との関係があるんじゃないかなぁ。耐久性を保つためといっても、ちょっとどうなのよ、という気がするし、農作物や薪を保管したとか、集会所として利用したというのも、屋根があったから結果としてそうなったんだろうし。 これは弓削神社の太鼓橋。 松山に戻る途中にあった鳥居元橋は、平成14年3月に完成したものなんだって。たしかに風情はなかったなー。
by sustena
| 2016-06-01 23:00
| 旅
|
Comments(2)
前記事は北海道ですよね、そして、四国? 凄いですね。
有名な内子座、TVでしか見たことはないです。 橋に屋根があるのは良いことだと思います。 ラーメンが強固になるし、なんといっても橋が疲れない。 遥かに丈夫で長持ちすると思います。 それに、見たくなって行ったわけでしょ? そして撮影。 それが屋根付き橋です。 初老の写真家がニコンをぶら下げてやってくる。 そして、地元の中年女性と知り合い、数日間の燃えるような恋。 地元の男性とは知り合えませんでしたか?
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sustena at 2016-06-03 17:01
えーっと、木・金・土と愛媛にいき、翌週の月・火と室蘭だったのです。で、道後温泉の記事のあと、室蘭を先にアップしたのー。内子座はすてきでしたが、やはりここで文楽をやっているのを見るのがいいなぁ。
屋根付き橋、マディソン郡の橋みたいなことはまるでなかったな・・。ランチを食べた店で、「みんな迷うよ」と言われていたので、地図を見ながら川のほうを必死で探したんですけど、存外あっけなく見つかりました。こんなところを見に来るのは物好きだけだと思っていたら、ほかにもやってきた人が。平日なのに。そのことに驚きました。 |
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