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2016年 01月 03日

初春歌舞伎公演「通し狂言 小春穏沖津白浪―小狐礼三―」

初春歌舞伎公演「通し狂言 小春穏沖津白浪―小狐礼三―」_c0155474_2213918.jpg正月休み最後の昨日は、国立劇場に菊五郎劇団の歌舞伎を見に出かけた。演目は,河竹黙阿弥生誕二百年を記念しての「通し狂言 小春穏沖津白浪 -小狐礼三ー」

実にたわいない話なんだけど、雪月花のだんまりや、大詰めにはずらっと並ぶ稲荷社の鳥居の上での派手な大立廻り(菊之助がかっこいいー♪)など、正月らしいにぎにぎしさ。

初日とあって、日本酒の末廣がふるまわれ、傘回しや獅子舞など、正月気分満点なのでした。寺島しのぶや山川静夫、ロバート・キャンベル教授なんかも来てたなー(ミーハーなわたくし)。

序幕で黒バック、上から櫻のはなびらがはらはらと散る中を、菊五郎が狐を遣うんだけど、「本朝廿四孝」奥庭狐火の段などの文楽の狐の動きに似てるよねーと思ったら、人形指導に桐竹勘十郎とあった。ナルホド。

2002年1月にやはり菊五郎劇団で新春歌舞伎として復活上演されたときよりも、さらに筋がシンプルになっているみたい。(予習していこうと、このときの筋を読んだときは、なにがなんだか??だったが 、整理されてぐんとわかりやすくなったよう。そのかわり、ヤケにうすっぺらな話なんだけど、まぁめでたいからいいか。これから行こうという人は、予習しなくても、それぞれのキャラが立っているし、ワンパターンな展開なので大丈夫ですー)
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新春歌舞伎だけは、正月気分が抜けないうちに出かけるのがマルですー。
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by sustena | 2016-01-03 21:22 | Theatre/Cinema | Comments(2)
Commented by Cakeater at 2016-01-04 23:06 x
歌舞伎座劇場とよばないんだから、歌舞伎やるときくらい、国立座とすればいいのに。haha
The 座、とか。
Commented by sustena at 2016-01-07 22:13
やっぱり江戸四座の流れとは違って官だからねぇ。正月は別だけど、国立は華やぎが足りないのですー


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