2014年 12月 26日
今年最後の出社日、昼休みに銀座のニコンサロンで、松本コウシさんの写真展「午前零時のスケッチ ONE OF THESE MIDNIGHT SKETCHES」を見た。 解体される古い社宅、その前で博物館への旅立ちを静かに待つ0系新幹線。廃棄された信号機・・・ 役目を終えて葬り去られようとしているモノたちや、忘れ去られたかのようにぽつんと残されたまま、じっと息をひそめているモノたちなど、夜の闇の中、長時間露光して撮影した、ちょっとあの世に片足を突っ込んだような写真が並んでいた。 作者の松本コウシさんは、全国22府県を7年かけて、こうした風景との出逢いを求めて回ったのだという。 ソウルの花が描かれた階段や、銅像が並んでいる風景など、自動車のバックライトに照らされたリュウゼツランなど、ちょっとぞわっときたなぁ。 カラー35点・モノクロ8点。 会場では、いろいろな演奏家の奏でるバッハの無伴奏バイオリンパルティータが、暴力的なまでに大きな音で流れていたよ。 松本さんのホームページやブログを訪問すると、どんな写真展かがよくわかる。 会社に戻る途中にぱちり。
by sustena
| 2014-12-26 23:39
| Art/Museum
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