2013年 09月 09日
![]() 作品を寄せているのは、手塚治虫、ちばてつや、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、水木しげるなどの巨匠から、「こち亀」の秋本治、山上たつひこ、また、樹村みのり、今日マチ子などの女性漫画家、意外なところでは、「シティハンター」の北条司や「島耕作」の弘兼憲史まで多彩な顔ぶれ。 監修は中野晴行さんで、全6刊のラインナップは 1『原爆といのち』 2『子どもたちの戦争』 3『戦争の傷あと』 4『戦場の現実と正体』 5『未来の戦争』 6『漫画家たちの戦争 別巻資料』 解説や年表 1~5巻は1冊税込みで3360円、6巻は2100円。ちょっと高いけど、図書館の購入を前提にしてるんだよね、きっと。 収録作品ごとに初出誌の情報と読書の手引きがつけられ(この解説がなかなか行き届いている)、巻末には用語解説も。 まだ3冊した読んでいないのだが、その中でことに『戦場の現実と正体』は、正義とはなにか、命令に従うことが果たして正しいのかなど、極限状況における人間を考えさせられ、印象に残った。 『戦場の現実と正体』 の収録作品をのっけておく。 水木しげる『白い旗』 手塚治虫『大将軍 森へ行く』 楳図かずお『死者の行進』 古谷三敏『寄席芸人伝 噺家戦記 柳亭円治』(脚本協力・あべ善太) 松本零士『戦場交響曲』 比嘉慂『母について』 白土三平『戦争 その恐怖の記録』 秋本治『5人の軍隊』 ![]()
by sustena
| 2013-09-09 21:58
| 読んだ本のこと
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Comments(2)
『はだしのゲン』の子供たちへの閲覧制限は、問題提起になりましたよね。
綺麗事だけ教えておけばいいという教育が、事なかれ主義で無責任な大人を作ると思います。 この顔はえ~と・・こういう動物がいましたよね。
esikoさん、あの「事件」では、『ハダシのゲン』が話題になって増刷されましたけど、騒がれたので慌てて手続きミスという形で通達を撤回したわけで、閲覧制限自体の是非を問うたわけではなく、アイマイなまま終わってしまったような気がします。
このシリーズでは、人肉食のテーマも出てきていて、編者の視点を感じさせました。 |
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