2013年 05月 30日
きのうは、女性ならだれでも映画1000円となるレディスデーで、頭を空っぽにしながらインパクトのある映画を見たい気分だったので、三池崇史監督の「藁の楯」に行く。原作は『ビー・バップ・ハイスクール』の漫画家・木内一裕の小説。 ストーリーは── 孫娘を惨殺された財界の大物・蜷川隆興(山﨑努)は、殺人犯・清丸国秀(藤原竜也)を殺害したら10億円を払うという見開きの新聞広告を掲載する。匿われていた男にも殺されそうになった清丸は福岡県警に出頭。そこで、警視庁警備部のSP銘苅(大沢たかお)と白岩(松嶋菜々子)を含め、5人の精鋭が清丸を福岡県警から警視庁まで移送する任務につく。タイムリミットは2日間。しかし、移送の内部情報は筒抜けになり、どこにいるかが、インターネットの清丸サイトにリアルタイムで表示される。そして10億円目当てに、身内までが清丸を殺そうとする。果たして・・・ というありえない設定なんだけど、さすが「十三人の刺客」とかバイオレンスもので名を売る三池監督だけに、テンポはよく、飽きさせない。カーチェイスあり、心理戦あり、新幹線での大立ち回りあり(台湾高速鉄道で8日間かけて撮影したんだって)、それなりによくできていたよ。 内部通報者はだれかとか、この中でだれが生き残るか、犯人はどうなるんだろうか、余貴美子はどんな役なんだろうか・・・という興味で124分がイッキ。予想がくつがえされる驚きはまるでなかったけどね。 藤原竜也はこういうイッちゃった役はハマってると思うけど、もし、LEONのゲイリー・オールドマンみたいな、見るからにこーゆーヤバイ人は・・・って感じだったらどうだったろう?と思っちゃった。 ちょい役の人たちが存在感があったな。 監督/三池崇史 原作/木内一裕 撮影/北信康 主題歌/氷室京介 山崎努・・・・・・・蜷川隆興 藤原竜也・・・・・・清丸国秀 本田博太郎・・・大木係長 大沢たかお・・・銘苅一基 松嶋菜々子・・・白岩篤子 岸谷五朗・・・・・奥村武 伊武雅刀・・・・・関谷賢示 永山絢斗・・・・・神箸正貴 余貴美子・・・・・由里千賀子 この猫、まるでアナグマみたいー。
by sustena
| 2013-05-30 22:52
| Theatre/Cinema
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Comments(4)
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esiko1837 at 2013-05-31 20:03
映画なんだから・作りものなんだからと思いながら見ていましたが
あまりにもあり得ないストーリーでしたよね。 私は「大沢たかお観賞会」のつもりで見に行ったから満足でしたが 出来の良い映画を求めて見に来た人は、ちょっと引いてしまうかもしれません。 藤原竜也はハマリ役でしたね。 最後の方に出てきた余貴美子の役はなんだかワタクシ的には 不自然な感じを受けました。 映画だからいいんですけど。
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さすがなんでも観ますね。小田島雄志さんを思い出しました。あの先生は、演歌歌手の歌謡芝居まで観にいってましたね。
原作者はBE-BOP-HIGHSCHOOLのきうちやすひろだから、荒唐無稽は必然です。彼も結局デビュー作をまだ越えられてないんですね。マンガはおもしろかったのに。lololol うん、いいキャラクタの猫ですねえ。今年はまったく猫に縁がないです。ま、新しい現場が猫の多いところになるよう願っております。LOLOLOL.
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sustena at 2013-06-01 22:39
esikoさん、ありえなさすぎるストーリーを、どう見せるかって、けっこう技量が必要ですよね。藤原達也のほかであの役をやるとしたら誰かいるかなぁ? 森山未来はどうだろう?
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sustena at 2013-06-01 22:41
旅行に行って、やたら猫に出くわすことがあります。共通点があるかと考えているんだけど、ワカリマセン。広島もたくさんいました。女木島には、たむろしてました。
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