2012年 09月 24日
息子が友人から借りたという羽海野チカさんの『3月のライオン』(白泉社 1巻2008年2月 7巻2012年3月)を奪い取って読む。 東京の川っペりの六月町に住む桐山零は17歳のプロ棋士。幼い頃に事故で家族をなくし、父の友人のプロ棋士に引きとられるが、その家を出て独り暮らしをはじめる。心に深い傷を追い、孤独を友としてきた零だったが、川向こうの三月町に住む川本あかり・ひなた・モモの三姉妹と知り合い、また高校の教師や棋士仲間の二階堂らとの交流を通して、少しずつ自分の居場所を見つけていく。 羽海野チカさんは、『ハチミツとクローバー』を描いたひと。『ヒカルの碁』の将棋の話かなーと思ったら、そーではなくて、ひなたのいじめ問題を機に、頼り頼られる存在の大切さなど、ほわ~んと読ませる。 息子は、このタッチに慣れるまで苦労したようで、いったいどこから読めばいいんだーなんて騒いでいたが、少女マンガとしてはフツーだぞ。 モモちゃんがカワイイです。暑苦しいキャラの二階堂が、巻を追うごとに愛すべきキャラになっていくよ。
by sustena
| 2012-09-24 22:55
| 読んだ本のこと
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Comments(6)
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esiko1837 at 2012-09-25 20:51
私はどうしても漫画(コミック?)には手が出ません。
若いころは毎週買ってまで「ヴェルサイのバラ」と「エースをねらえ」を見てたのに。 長女と次女は好きなようで、嫁に行ってしまった彼女たちの部屋には 「動物のお医者さん」とか「ハチミツよクローバー」とかがそのままです。 読んでみようかしらん。
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花*花というデュオの「リンゴとクローバー」というアルバムのジャケ写は
我が家の玄関です。 かなり、違う話でしたね(笑)
やはり若いんだなあ。本屋で立ち読みして、絵もストーリー展開のフィーリングもあわず、give up しました。吉田秋生の「海街diary」シリーズあたりまでなら買っちゃうほどについてけるんですが。
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sustena at 2012-09-28 23:51
esikoさんが読むとしたら「リアル」なんかどうでしょうか。絵は文句なしにうまいし、説得力あるし。
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sustena at 2012-09-28 23:52
iwamotoさん、玄関がジャケ写になるの?? すごーい。趣があるんだー。庭もすてきみたいだし。勝手に憧れちゃうなー。
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sustena at 2012-09-28 23:53
Cakeaterさん、これ、立ち読みはちょっと無理だと思うなー。うまにまかせて2巻ぐらい読んだところで、ようようペースに慣れる感じだから。
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