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2011年 10月 20日

青春のシーレ───#プラハ・ウィーン11

今回プラハだけでなくウィーンにも足をのばした大きな理由は、もう一度シーレをじっくり見たかったからだ。
シーレのことを知ったのは二十歳ちょっと前。図書館にあった洋書の画集の1枚の絵に釘付けになり、ああこれは現地で見なくちゃと、ヨーロッパに半年ほど出かけたときにウィーンにまわり、絵を前に長い間ジッと固まっていた。

もうン十年も昔の話。

で、このウィーンで約200点におよぶシーレの作品を所蔵しているレオポルド美術館が、オープン10周年を記念して、シーレの初期の作品の特別展をやるという。こりゃ出向くっきゃないではありませぬか。

ミュージアム・クォーター・ウィーン(MQ)は、このレオポルド美術館をはじめ美術館や博物館が集まったおしゃれーな一角であります。
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レオポルド美術館は、シーレだけでなく、ウィーンの世紀末芸術ユーゲントシュティルやヨーゼフ・ホフマン、コロマン・モーザーなどのウィーン工房、ココシュカをはじめとする表現主義、印象派などをいろいろ持っている。
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今回展示されていたのはシーレの作品が100点ほど。
中に、シーレとワヤンクリの人形の手の動きの類似を解説しているコーナーがあった。
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もうひとつ、憂愁と挑発:エゴン・シーレ・プロジェクトとして、美術、ダンス、パフォーマンスの6人のアーチスト(ギュンター・ブルス、エルケ・クリュストゥフェク、クラウディア・ボッセetc)が、シーレの作品や人物像にインスピレーションを得たインスタレーションなどを展開。一緒に飾られていたけれど、うーん・・・・。ダンスはおもしろかったけど、そのほかはちょっとイタすぎ。
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ここはカフェも充実しててなかなかおいしかった♪
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ひと休みして元気を取り戻したあとは、近くにある美術史博物館で、ブリューゲルやルーブベンスや歴史的名画にご対面。でも巨大すぎて疲れるよー。
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ここはメトロの駅もアートしてるのだった。
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そうそう、今回はクリムトのベートーベン・フリースも観ることができて大満足の旅だった。

もう1回ぐらい出向くことはあるかなぁ・・・・・・。

by sustena | 2011-10-20 23:11 | | Comments(0)


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