2011年 04月 19日
ソウルでは、宗廟、昌徳宮、昌慶宮など李朝時代の建築も見た。また、北村など伝統的な家屋の残るところも。そこで強く印象に残ったのが、そりかえった屋根。以前、中国の雲南省の麗江でも屋根がぐーんとそっていて驚いたことがある。そのとき、ガイドさんは、取りになって飛び立ちたいことをあらわしていると教えてくれた。 今回のソウルのガイドの申さんは、「このラインこそ、韓国の美なんです。チマ・チョゴリの裾もこの曲線です !」と誇らしげに指さしていたっけ。
by sustena
| 2011-04-19 23:31
| 旅
|
Comments(4)
あの屋根の反りが、自分は日本人として違和感があるってのが、なんとも不思議なことです。 近親憎悪なのかしら。
中国にはカタクリの花みたいに反り繰り返ったような屋根が見られますが、この互いの感覚の相違、興味深いことでございます。
0
Commented
by
sustena at 2011-04-20 21:32
宗廟だったかな、そこのガイドさんが、軒の長さが三十三間堂に負けて二位だって悔しがっていました。次第に重みで下がってくるので、あらかじめ反らしてあるという説も・・・・。
Commented
by
Lucian
at 2011-04-21 10:25
x
中国から朝鮮半島を通って日本に伝わる過程で屋根の反りがだんだんなくなってきました。
機能的には、雨水をサッと集めて軒先で雨だれを減速する効果があります。 デザインの好みを抜きにすれば、雨の多い国ではこの方が適しているかもしれませんね。
Commented
by
sustena at 2011-04-22 01:28
反らせるほうが技術的にムズカシイってことはないんでしょうか?天との関係や世界観が密接にかかわっていそうです。屋根のカタチってさまざまですが、最近雨の多い日本なのに、やたらフラットな屋根や、庇がない家が多いのはいかがなものか、とこっそり思っています。
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
全体 GRDIIレッスン LX3 カメラ・レンズ・写真レッスン 看板・サイン・ポスター Theatre/Cinema/Music Art/Museum 読んだ本のこと 食べ物 旅 小さな自然 まち散歩 つれづれ 以前の記事
最新のコメント
お気に入りブログ
みてみてリンク
タグ
銀座(597)
花(373) 鳥(226) GRDII(189) ランチ(172) ショーウィンドウ(164) 顔(133) 酒肴(88) 京都(88) モノクロ(83) 公園(81) 西荻窪(76) 空(74) 工事中(57) 桜(52) 中国(48) 建築(47) 新宿(47) 夕景(44) 渋谷(41) 記事ランキング
最新のトラックバック
|
ファン申請 |
||