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2010年 10月 14日

リビアは緑色の国~リビア#3

リビアの第一印象は、緑色だった。国土の90%以上を砂漠が占める国のどこが緑色なんだーと思うけど、都市を歩き、砂漠までの道沿いに見える家々やシャッターのシャッターや錠まわりが緑色なんである。
カダフィの思想をあらわした、国民必読の書はタイトルもズバリ、「グリーンブック」といい、国旗も緑一色。それがあちこちに飾られている。けっこう思いがけない取り合わせでおおお・・・と見とれていたが、帰って写真を漁ってみるが、すっかり魅せられたあの配色が見当たらない。なんてことだろう。
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ところで、行程をお伝えしておくと───。

1日目 夜 成田からドバイを経由してトリポリへ。
2日目 昼トリポリ着後、飛行機のキャンセルがないということで、そのままサハラ砂漠への拠点・セブハへ。
3日目 4WDで砂漠へ。途中、アカクス山中の奇岩群、岩を覆う砂丘を見る。砂漠のロッジ泊。
4日目 アカクス山中を走り、ワンカサ砂丘へ向かう。途中、アカクス山中に点在する有史以前の「岩絵」や「線刻画」を見学。 砂漠でテント泊。
リビアは緑色の国~リビア#3_c0155474_01914.jpg5日目 ワンカサ砂丘を越え舗装道路に戻り、ひたすら走り、セブハに。
6日目 ここからはバスに乗り換え、サハラ砂漠の拠点、古い家並が残る世界遺産ガダメスへ。
7日目 ガダメス観光後、午後はまたえんえんバスでドライブ。トリポリに向かう。
8日目 世界遺産のひとつ、北アフリカ最大級のローマ遺跡、レプティス・マグナへの日帰り観光後、トリポリ市内観光。「アウレリウスの門」、「メディナ」を見る。
9日目 トリポリ近郊の世界遺産、サブラタの古代遺跡観光後、トリポリのジャマヒリヤ博物館を見学し、そのまま空港へ。
10日目 ドハイ経由、夕方成田着。
こんなふうに大移動の日々だった。

by sustena | 2010-10-14 00:05 | | Comments(10)
Commented by jmiin at 2010-10-14 05:40
緑の国。 と言いながら、この青空! ^^;
説得力がないぞ! なんて思いながら見てます^^;

でも↓の写真も確かに緑ですね。
Commented by iwamoto at 2010-10-14 08:02 x
「なんでも緑」は、無い物ねだり、みたいなことでしょうか。
大佐はメディテレイニアンなのね。 考えを改めなくては。
この国の音楽を聞いたことがない、ような気がします。
Commented by higphotos at 2010-10-14 13:31
おぉ、リビア。おぉ、やっぱり緑だ。
砂漠と青空と、白と緑の壁。すっきりと分かり易い絵柄ですね。
遠くに行った感をビシビシ感じます。
Commented by Lucian at 2010-10-14 21:49 x
イスラームの象徴で最高の色が緑なので、これを強調したかったのと、しなければならなかった事情があったようですね。
実際、このシンボルのもとに国民の気持ちをまとめる効果は大きいと思います。
Commented by ken_kisaragi at 2010-10-15 00:25
緑色はイスラームの開祖ムハンマドのターバンの色・・・
というのも有るでしょうが、その背景には砂漠の国にとって草木がオアシス、
そのシンボル的色が緑、という事かも。
ヒッピーの「緑色革命」思い出しました。(^^;)
Commented by sustena at 2010-10-15 00:44
jmiin さん、この緑の配色がけっこう新鮮だったんですよー。微妙な緑のグラデが気に入っちゃいました。でもほとんどが車から眺める形でした。
Commented by sustena at 2010-10-15 00:45
iwamotoさん、リビアの音楽はバスの中でけっこう聴きました。でもなんと表現していいか、私の語彙では無理です・・。
Commented by sustena at 2010-10-15 00:46
higphotosさん、道ぞいの家のドアがビシーッと緑なのにはオドロキました。イッキに通常に舞い戻ったので、なんだか行ってきたのがいまいちウソみたいな気分なんですよー。
Commented by sustena at 2010-10-15 00:49
Lucianさん、緑一色の国旗というのは思い切りがいいですよね。いったいに、まちなみは、色のトーンや形が揃っている方が、,はたから見るとキレイですよね。この国で、建物に関して色の面で、なんらかの規制があるかどうかはまったくわかりませんが。
Commented by sustena at 2010-10-15 00:51
ken_kisaragi さん、砂漠に水がないのに、みずみずしい緑の木がありました。その白い汁にさわると(敏感な人は葉にさわるだけでも)かぶれるとかで、何の役にもたたないとガイドのひとは言ってましたが、それでも、緑をみると憧れちゃうというかホッとするということはあるのかもしれません。


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