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2010年 09月 29日

金沢21世紀美術館「ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス」

出張帰りに、金沢21世紀美術館に遠征。お目当ては「ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス」展である。
以前横浜トリエンナーレで、彼らがネズミとクマに扮して繰り広げる、現代の寓話のような会話と、迷宮に足を踏み入れたかのような映像が忘れられなかったからである。
とはいえ、映像作品が多く、じっくり見ている時間がなかったのが無念の極み。
おすすめはネズミとクマシリーズと、ゴミ袋やタイヤ、ペットボトルやマヨネーズなどの容器やガラクタが、重力や遠心力、化学変化によってできる泡や爆発、水の流れなどによって、次々にドミノ倒しのようにエネルギーが伝わっていく《事の次第》。人を食ったようなタイトルでエッと思わせる写真もおもしろい。

コレクション展「目には見えない確かなこと」では、 椿昇の作品が興味深い。ジェームズ・タレルのガス・ワークスを体験したかったが、これまた時間がなかった(;o;)

ここにくると、レアンドロのプールにいつも感動して、写真を撮ってしまう。
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by sustena | 2010-09-29 00:15 | Art/Museum | Comments(10)
Commented at 2010-09-29 06:41
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by higphotos at 2010-09-29 17:53
あっ、これこれ。このプール。
以前、何かで見て目が飛び出ました。
げーじつ作品なんでしょうが、そんなことより、小僧に覗かせたところを撮ってみたいです。
Commented by ken_kisaragi at 2010-09-29 21:25
騙し絵的な空間。
なぜだか分りませんが、一見無駄と思える大仕掛な迷宮、見てるとホッとします。
しかしモダンな空間・・・ここ行ってみたいです。
Commented by sustena at 2010-09-29 23:36
P君、ここの美術館は妹島の設計で、この手の美術館にしてはヒットだと思います。おすすめです。
Commented by sustena at 2010-09-29 23:37
higphotosさん、小僧さんと一緒なら絶対に絵になります!
Commented by sustena at 2010-09-29 23:38
kenさん、水は10センチ張ってあるだけなんですよ。たいがいここに行った日は晴れてるんですが、雨だとどんなふうに映るのかなぁ。興味アリます。
Commented by jmiin at 2010-09-30 05:39
???
ガラス張りのプール、って事ですか??? ^^;
Commented by Lucian at 2010-09-30 20:07 x
雨の日はこんな感じです。
ttp://wajin.blog.eonet.jp/spatial/2008/09/post-ff23.html
Commented by sustena at 2010-09-30 23:51
jmiinさん、美術館の解説によると、「透明のガラスの上に深さ約10センチの水が張られているだけで、ガラスの下は水色の空間」となっているのです。でもゆらめいて見えて、まるで水の中にいる気分なんですよー。
Commented by sustena at 2010-09-30 23:52
Lucian さん、いつもまぶしいくらいの日差しのときに来ていたので、雨の日はどうなのかと思っていたのです。なるほど!


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