2010年 09月 21日
![]() この展覧会は、無限に拡張する網目や水玉模様で知られる草間彌生の初期の2作品と、アメリカから1973年に戻って以降、意欲的に制作を進めたコラージュや版画作品など、氏の生まれ故郷の松本市美術館所蔵の53作品を「創作の原点」「別離の果ての自己内省」「ありし日の思い出」「拡張する身体感覚と無限の異化作用」の4つにわけて紹介したもの。 草間彌生のカボチャや、帽子やチョウ、細胞のような網目とドットを眺めていると、胸の奥底をギュッとつかまれるような気がする。こんなにも長い間、第一線で創作を続けてきて、しかもどの作品もパワーに満ちている。なんてまぁスゴイんだろう。 この展覧会の入場料は100円。おすすめです。 静物のカラーメゾチントで知られる浜口陽三の「注がれた眼差し」と、油絵のような版画をめざした「萩原英雄 星をあおいで-表現された空の広がり-」の二人の常設展も同時に鑑賞できる。 ![]()
by sustena
| 2010-09-21 09:18
| Art/Museum
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Comments(8)
これはポップでカラフルですねぇ。観てみたいです。
吉祥寺にはよく通いましたが、吉祥寺市立美術館って知りません。 元伊勢丹の上ですか。
トップの写真の色は気を遣うところなんですが、全然うまくいかず、悩みが深いです。
たまに好みに仕上がることもありますが、難しいですね。 「青の誘惑」にはだんだん赤が増えてゆき、今日の赤いドットへ導く。 若い女性に、手玉に取られてる感じですねぇ。
この道、一筋・・・という重苦しさや呪縛もなく、
明るく楽しく元気よく! ご本人と有った事は無いですが、写真見る限り歳感じさせません。 若手デザイナーにも人気あるみたいですね。 ・・・でフジのX100? 今日初めて知りました! 一時狂喜しましたが、 レンズ交換出来ないのですね ほんと惜しいなぁ〜。 ![]()
網目とドットで描かれた絵は、瞼の裏に残像のような幻視として見た映像をリアルに表現しているように感じます。
「網目」はスクリーンである瞼や網膜の毛細血管網を、「ドット」は物理的な光ではない内的印象としての画像の不鮮明さを象徴しているかのようです。 誰もが体験しうる秘められた普遍性が、胸に迫るインパクトを持っているのかもしれません。
higphotosさん、元伊勢丹の7階で、伊勢丹があったころから美術館で、土門拳も一度観たことがあります。でもあまり知られていないのか、ガラガラ。100円ととてもお得なんですけど。
iwamotoさんは、コンセプト決め決めで迫るからなぁ・・・・。 私は、考えナシで・・・・。
ken_kisaragiさん、X100とは??あまり吹き込まないでくださいねー。X1もほしいけど・・・。
Lucianさん、草間彌生もどきをコピペして作れるかどうか? あの根を詰めて書き進むところにものすごい力が凝縮されてる感じがあって、それっぽくはなっても、やはり別物だろうなぁと思ったりします。
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