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2009年 01月 22日
高階秀爾さんの『日本の現代アートをみる』(2008年11月刊 講談社)を読んだ。2006年1月号から昨年6月号まで、講談社のPR誌『本』の表紙を飾ったアートとアーティストについて、一人4ページで紹介したもの。紹介されたアーティストは30名。「今日の日本において、新しい表現領域を切り開くために果敢な活動を展開しているいわば最も生きのいいアーティストたち」で、その顔ぶれは・・・ 会田誠/津上みゆき/福田美蘭/山口晃/小林孝亘/辰野登恵子/やなぎみわ/世良京子/草間彌生/田嶋悦子/遠藤彰子/鴻池朋子/大岩オスカール幸男/三瀬夏之介/奥村美佳/堂本右美/東島毅/蜷川実花/秋山さやか/曽谷朝絵/舟越桂/中村一美/町田久美/森村泰昌/水上央子/小西真奈/内田あぐり/菅原健彦/横尾忠則/山本太郎 といってもそんなに現代アートに強いわけでもないので、3分の1くらいは知らないひとだった。でも高階さんの解説は、難解さとは無縁な実に清明な語り口で、その絵の特長とアーティストのきわだった力を示してくれる。アーティストの簡単なプロフィールものっているし、巻末にはそれぞれのアーティストの別の作品も2~3載っていて、きわめてコンパクトな、現代アートのガイドとなっている。 A5判とハンディで軽いのも持ち運びに便利なのだけれど、小さいからディテールが分からない。巻末の資料となると何がなんだか(@。@)って感じ。(特に老眼にはトホホ)それに、最初に紹介している絵も全体なのか一部なのかわからないのは(巻末と照らし合わせれば分かるんだけど)、ちょっと不親切かも。 現代アートなんてワカラナイよなぁ、とつぶやく人に、高階さんの前書きをひこう。 ここに取り上げた作家たちは、その豊饒な混沌のなかで、独自の輝きを発する星たちである。その作品は、時に見る者を戸惑わせ、反撥すら買うかもしれないが、しかし同時にわれわれの感性にゆさぶりをかけ、忘れられていた感覚を甦らせ、新しい未知の世界へと導いてくれる。何よりもそのたくましい創造的活力によって、人間存在の証となっているのである。 写真は東京都現代美術館前のオブジェの一部。 ![]()
by sustena
| 2009-01-22 12:44
| 読んだ本のこと
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