2008年 12月 09日
銀座8丁目のリクルートのクリエーションギャラリーG8と、7丁目のガーディアン・ガーデンで「傘日和」という展覧会をやっている。266人のクリエイターが、ビニール傘に思い思いのデザインを施し、注文数が決定したら実製作にかかり1本2500円で販売するというもので、毎年この時期にやるチャリティー企画。収益金は日本ユニセフ協会に寄付されるとのこと。 知人へのユニークなプレゼントになるので、ここ数年、同じチャリティ企画のエコバッグ、扇子、カップ&ソーサーと、ずっと買っていて、今回も楽しみに出かけた。 最近では1本300円ぐらいで売られているビニール傘だから、素材のチープさをどう扱うかは、けっこうデザインのポイントのような。 第一線で活躍するクリエイターの作品だから、どれもそれなりにおもしろいんだけど、じゃあその傘を持って歩くとなると、うーん・・・というものもいっぱい。(話題づくりにはもってこいだけど)。たとえば、永井一史さんの作品は新聞のコラージュ! そんななかで、これなら持てるな、と目を引いたものを挙げると 小島良平の真っ赤な傘に、紫色のアンセリウムが描かれた傘。長友啓典のヤンチャなクリ坊主がいっぱいいる傘。マイケル・ジョンソンの海だけの地球儀のようなブルーの地に白い経線が入っているところに、柄の中央部から北極の氷河が涙のように溶けだしている作品。アンジェイ・ドゥジンスキの雨に濡れたワンちゃん、菊竹雪のLoveの文字が一面に描かれ、グレーのドットでグラデーションになって消えていき、その上にピンクや赤い筆記体で単語が書かれている傘。薙野たかひろさんの水色の地に丸い円が反転で抜けていて、薙野さんお得意のロボットのようなキャラクターが顔を出しているものもキュート……書き出すと、とまらなくなる。(どんな感じなのかみたい方は、こちら→8人の作品が載ってます。 結局迷いに迷って私が買ったのが、ひびのこづえさんの傘。傘の骨に平行に、白い蜘蛛の糸がわたされて、ピンクの蜘蛛があちこちにいる。届くのは来年の6月ごろだって。
by sustena
| 2008-12-09 23:40
| Art/Museum
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