2008年 11月 14日
帰り道、ゼッタイに入るものかと思っていたライカ銀座店の前を通ったら、エリック・レッシングの「カラヤン」の写真展をやっていることに気づき、誘われるように中に入った。豆腐のような根性のワタクシ。 レッシングは、1950-1960年代に「Life」、「Paris Match」などを舞台に活躍。「マグナム・フォト」にも参加し、戦後のヨーロッパや、ハンガリー動乱を撮った。 今回は、世界的な指揮者・カラヤンの、人間性あふれる姿を写し出したモノクロームの写真が14点、展示されていた。 カラヤンというと、LPジャケットで 、ちょっと顎を上につきあげ、指揮棒を手に、前髪がゆれるように額にかかる、チョーかっこいい姿と、ベルリンフィルの明晰で、研ぎ澄まされたような音が頭の中で鳴り響く。なんだかあまりにカッコよすぎて、人間味が感じられなかったのだけれど、レッシングの描くカラヤンのなんと愛らしいことか。 有名な、自家用機をのぞきこむ姿や、語らう自然な表情が、やわらかな、ふくらみのあるプリントで伝わってくる。 こんな味はデジタルではなかなか出ないよねぇ、と思いながらあとにした。 外はもう暗くて、JUN のビルがきれいだったのでぱちり。こちらはLX3
by sustena
| 2008-11-14 21:48
| Art/Museum
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