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2018年 06月 11日

展覧会のハシゴ

大阪では展覧会をハシゴ。

まず、取材前に、ホテルモントレグラスミア大阪 22階にある山王美術館で開催されている「没後50年 藤田嗣治展」へ。同館の28点のコレクションで藤田の歩みをたどったもので、《家馬車の前のジプシー娘》や《自画像》など、藤田スタイルの絵のほか、初期の、カラフルなモジリアニみたいな《聖児キリスト礼拝》初めて見たなー。
すごく落ち着いた美術館だった。

翌日は、まずはあべのハルカスで開催中の「ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信」。

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春信展は、600点以上の春信作品を持つボストン美術館のコレクションのうち、ビゲロー・コレクションからチョイスされた作品が並ぶ。春信のエピゴーネンの作品も含めて150点

春信の絵は幸福感にあふれている。とくに「江戸の恋人たち」と「日常を愛おしむ」とくくられたコーナーがすてき。Chapter 1で絵ごよみのどこに大の月と小の月の数字が隠されているかを真剣にチェックしていると、そこにたどり着くまでに疲れちゃうから注意♪
プロローグ 春信を育んだ時代と初期の作品
Chapter 1 絵暦交換会の流行と錦絵の誕生
Chapter 2 絵を読む楽しみ
Chapter 3 江戸の恋人たち
Chapter 4 日常を愛おしむ
Chapter 5 江戸の今を描く
エピローグ 春信を慕う Harunobu's Legacy

あべのハルカス近くの大阪市立美術館では、「江戸の戯画-鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで」(6月10日まで)。
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「鳥羽絵」を出発点に、その流れを組む江戸時代の戯画を紹介したもの。とくに歌川国芳の《金魚づくし》シリーズや《猫の当字》《化物忠臣蔵》《狸の小金玉》耳鳥斎の《地獄図巻》、河鍋暁斎の《風流蛙大合戦之図》が傑作!


# by sustena | 2018-06-11 09:12 | Art/Museum | Comments(1)
2018年 06月 10日

タコ三昧

昨日は定例のラジオの公開放送で、夜は我が家で反省会と称した飲み会を実施。

この日は、仲間の一人が北海道小平町のタコ箱オーナーで、めでたく6.8kgのタコがゲットできたということで、お裾分けに預かったのであります。
タコ箱オーナーというのは一口1万円で、150箱のタコ箱を海に沈める。それで、6月に3回引き上げのチャンスがあり、タコが入っていたら、浜ゆでしたタコがクール宅急便で送られてくる。タコ任せの企画であって、3回ともスカだった場合は、タコの足とホタテを詰め合わせたものがお礼に送られてくるというもの。

友人は、夜中仕事をしているときに、この企画を知り、「小平町に寄付したつもり」で応募したというのである。
オーナーになるにも抽選があって、タコルーレットでオーナーになることが決まったら、クレジットカードで1万円なりが引き落とされる。
で、なんと1回目の引き揚げて、6.8kgのタコがかかったというわけなのだ。確率150分の8.強運~♪

というわけで、とても一人で食べきれる量ではないということで、届いたばかりのタコの足2本と頭をもってきてくれたのだった。
刺身とカルパッチョ、タコ飯、タコサラダであっという間になくなったのでした。
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# by sustena | 2018-06-10 10:43 | 食べ物 | Comments(4)
2018年 06月 04日

大阪出張

先日、大阪に出張。新幹線で行くより、宿泊セットの飛行機で行くほうが往復でホテル代も出るので、1泊してきた。

お昼は、大阪日航ホテル地下の美食の回廊の、ぷれじでんと千房のランチ
アボカドと和牛肉の鉄板炙り丼
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ここは目の前の大きな鉄板のところで、おねえさんが手際よくお好み焼きなどを焼いてくれるんだけど、やけに上品なお好み焼きだったなぁ。

夜は、前から一度行ってみたかった「ままごとや」に行く。
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コースが楽しいというので、おまかせ月コースを頼む、

エビとホタテのパッションフルーツ味噌。パッションフルーツと味噌が合うなんて!ちょとt感動。
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続いて、
毛ガニのカニ味噌/明石タコの低温調理/レンコンとセロリのきんぴら
お造り
韓国鱧と白ずいきの清汁
まながつおの黒七宮木
フルーツトマトのディルヂュレ トマトが甘ーい
稚鮎の天ぷら/はまぐり天ぷら
白飯 マスノスケの西京焼
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デザートは和三盆のアイスとマンゴー
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すべてプロのお味なのでしたー




# by sustena | 2018-06-04 18:07 | | Comments(4)
2018年 05月 13日

ノビルとごまよせ豆腐

iwamotoさんのブログで、とても美しいノビルを見て以来、あの透明感が目の前に浮かびあがってくる。
ノビル、ノビル・・と唱えていたら、銀座NAGANOで見つけた。
やったー。
さっそく茹でて、ちょっと味見したら、酢味噌和えなんかにするのがもったいなくなって、だしと醤油だけでいただくことにした。
実に美味しい。
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酒のつまみに、ごまよせ豆腐を半分にしようとして、あらー、顔が・・・
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# by sustena | 2018-05-13 16:09 | 食べ物 | Comments(4)
2018年 05月 10日

「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」

もう終わっちゃったけど、東京ステーションギャラリーでやっていた「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」という展覧会がおもしろかった。

竹、木、紙、土、石、窯、金属、樹脂、ガラス、膜・繊維などの各素材をテーマに、隈研吾が30年にわたり取り組んできた国内外のプロジェクトについて、隈の考え方を示しながら、模型やモックアップ、映像、素材サンプルを通して、いかにヒトや自然になじむ建築とできるかが語られる。
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これまで彼の著作でも述べられてきたことを、実際のブツとして体感することができる点が魅力で、竹や木といったお手のものだけでなく、金属や樹脂がこんなにもやわらかな表情を示すのか!とあらためて驚く。(たとえば、エキスパンドメタルに和紙をまぶしたり!)

この鎌倉・建長寺に建つ虫を供養する虫塚のモニュメントは、ステンレス・メッシュ製のケースをスパイラル状に積み重ね、メッシュの上に左官職人がガラス繊維と現地の土と接着剤を混ぜ合わせてふきつけたんだって。
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ただ、隈の建築って、繊細で細かいので、どれもメンテナンスはちょっとたいへんそう。薄汚れるとわびしい感じになっちゃうからなぁ・・。でも、それも「負ける建築」でかまわないのかなー。

東京ステーションギャラリーの3回の展示会場から2階の会場に降りるとき、昔のレンガの壁が保存されてて、この空間は好きだなぁ。
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# by sustena | 2018-05-10 10:10 | Art/Museum | Comments(7)
2018年 05月 07日

GW最終日は歌舞伎座昼の部

c0155474_17484497.jpg昨日は歌舞伎座で「雷神不動北山櫻」と、時蔵の「女伊達」を見る。
海老蔵の「雷神不動北山櫻」は2008年正月に新橋演舞場で見て以来。鳴神上人と粂寺弾正、早雲王子、安倍清行、不動明王の5役を勤めるので、途中20分と30分の休憩をはさむけれど、発端から大詰めまで、4時間10分ほとんど出ずっぱりの体力勝負って演目。

込み入った筋だというので、まず冒頭で海老蔵による簡単なストーリー紹介がある。
演じる5役の紹介とともに、今年が成田山開基1080年であり、2階にお不動さんが出張してきてることや、二世市川團十郎生誕330年であり市川家にとって縁の深い演目で、成田屋という屋号の由来などの解説もあったよ。

さて、なんといっても素晴らしかったのが三幕目、鳴神から大詰めの不動に至る場面だ。
菊之助演じる雲の絶間姫の色香に、鳴神上人がフラフラとなって、ついに落ちちゃうところ。ハメられたことに、怒髪天をついて大きな目を剥いてのミエが、すごく似合う。たっぷりの立ち回りは3階席から見ていても迫力があったなぁ。そして最後、赤々と燃える炎の中に不動明王が登場するシーンでは、やんやの「成田屋!」の大向うの掛け声が降ってきて、ああ、團菊祭!なのだった。

5役の中ではこの鳴神上人が最高だったけど、100歳を過ぎても色っぽい安倍清行が不思議な雰囲気。
『毛抜』のシーンは、腰元巻絹の雀右衛門がよかったな。

通し狂言「雷神不動北山櫻」

鳴神上人/粂寺弾正/早雲王子/安倍清行/不動明王 ……海老蔵
雲の絶間姫 ……菊之助
秦民部 …… ……彦三郎
文屋豊秀 ……松也
秦秀太郎 ……児太郎
小野春風/矜羯羅童子 ……廣松
八剣数馬/制多迦童子九 ……團次
小原万兵衛/実は石原瀬平/黒雲坊 ……市蔵
白雲坊 …… …… 齊入
小松原中納言…… 家橘
関白基経…… …… 錦之助
八剣玄蕃…… …… 團蔵
小野春道…… …… 友右衛門
腰元巻絹…… …… 雀右衛門


「女伊達」

女伊達木崎のお光…… 時蔵
男伊達中之島鳴平…… 種之助
同  淀川の千蔵…… 橋之助

写真は、ここ3年ぐらい公園を歩くたびに、何の木?キウイでもないし・・と思っていた木、花が咲いてわかった。白雲木だった。花はちょっとエゴノキに似ている。
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こちらはコゴメウツギ。この時期は白い花の咲く木が多い。
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# by sustena | 2018-05-07 17:48 | Theatre/Cinema | Comments(2)
2018年 05月 05日

GWは恒例ハイキング

毎年、GWは地元の仲間と、近くの山歩き+温泉の健康ツアーを計画する。

今年は、もう2度行ったけれど、埼玉県小川町の「花和楽の湯」を先に選び、そこに行くために手ごろなコースを設定することにした。
お弁当をつくるのは面倒だから、3時間ぐらい歩いて、お昼を温泉で食べる。基本的に、ほとんど運動をしていないメンバーなので初級コースが望ましい。
いくつか検討した中で、低い山ながら、急登もクサリ場もあるというので選んだのが、官ノ倉山。
東武竹沢で降りて、30分ほど歩いて三光神社に到着。ここは、武蔵七党の一つ・児玉党の一族竹沢氏の子孫が建立したとされ、もともと妙見様と言われていたが、明治の神仏分離によって、三光神社と改称したんだとか。神社の前の大スギは、高さ35.1m。目通り4.6m。
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このあと、近くの天王池から登山道に入り、官ノ倉峠を経て、官ノ倉山頂上。344mと低いけれど、まずまずの眺望。
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その後、10分ぐらいで同じく344mの石尊山へ。
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北向き不動を経て、小川町の花和楽の湯へ。昔訪れたときのほうがつまみが充実していたな・・とちょっとがっかり。でも。GW中だけどそれほど混んでいなかったので、ゆったりできましたー。天気の急変が心配されたけれど、雹や雷も近寄ってこなかったし。
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# by sustena | 2018-05-05 15:21 | つれづれ | Comments(8)
2018年 05月 05日

『目に見えないもの-星の王子さまと10人の探究者たち』

c0155474_14502923.jpg『目に見えないもの-星の王子さまと10人の探究者たち』(講談社 2013年12月刊)はいっぷう変わった本だ。

これは、サン=テグジュペリが書いた有名な『星の王子さま』生誕70周年企画として企画されたものらしい。
「たいせつなことはね、目に見えないんだよ……」というのは、「星の王子さま」に出てくる有名なセリフだけど、この目に見えない大切なものについて、ちゃんと知るために、星の王子さまが10人の探究者を訪ね歩く。
テーマは時間、ゼロ、運、ユーモアなど全部で12で、各テーマにつき、3人の探究者に出会う。たとえば時間だったら、時計遺伝子の研究で有名な上田泰己さんと、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の村山 斉さん、宗教学者の釈 撤宗さんという具合。それぞれの専門家が時間について語るわけだけれど、一人4ページしかないので、ほんの導入のみ。(とはいえ、入門としてはなかなか手際よくまとまっていて、これで興味を持ったら、自分でさらにそれぞれの探究者の本を読めばよろしい)

登場する探究者は次の通り。それぞれのジャンルでの第一線の人たちだ。(脳科学者の泰羅雅登先生がなくなってしまったのは残念)
星の王子さまと似たタッチのイラストで描かれていて、けっこう凝っている。

中学生などにピッタリかなー

上田泰己(生命科学者)
村山 斉(物理学者)
釈 撤宗(宗教学者)
西内 啓(統計家)
名越康文(精神科医)
会田 誠(芸術家)
立川志らく(落語家)
泰羅雅登(脳科学者)
金田一秀穂(言語学者)
開沼 博(社会学者)

目次
時間…体のなかは時計だらけ/時間のはじまりは宇宙のはじまり/時間を長く感じるために
ゼロ…宇宙空間はゼロではない/すべての可能性はゼロではない/ぼくもあなたも空 肉体も心も空
運…心が晴れていれば運をつかめる/データを分析して運を上げる/作品になるか落書きで終わるかは運次第!?
ユーモア人を笑わせるのはむずかしい/ユーモアを育てるミラーニューロン/ユーモアは心の距離を近づける
放射線目に見えない放射線が生みだしたもの/宇宙からの放射線を見えない磁場が守る/目に見えないものを放射線で見る
神さまいろんな神さまがいろんなところに/生命科学者は神さまになれるのか?/宗教的な考え方が必要とされるとき
常識自分の常識はまちがっている?/常識は移ろいやすいもの/非常識を認めるのもたいせつなこと
うそ子どものころはだれもがうそつき!/人は毎日うそをついている/芸術家はうそを大切にしている
オバケオバケは脳にすんでいる・・・/オバケが怖くて何が悪い 恐怖心が生きる知恵を生む/オバケ粒子をつかまえた日本の技術
幸せ幸せは数字ではかることができる/幸せはひとりひとりちがうもの/いまこの瞬間に感じる幸せに注目しよう
記憶記憶力をきたえるトレーニング/師匠から弟子へ伝えられていく記憶/口づてに伝える記憶はぼくときみをつなげる
愛は危険だけど、愛の絵を描いてみたよ!/心の脳で愛を育てる/男女の愛、親子の愛を超えた愛とは
星へ帰る

公園ではコゲラがギーッてないて居場所を教えてくれる。でも、冬場に比べて見つけにくくなった
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# by sustena | 2018-05-05 14:53 | 読んだ本のこと | Comments(4)
2018年 05月 03日

小田野直武「不忍池図 」を見る----#秋田7

秋田への旅の〆は、横手市の秋田県立近代美術館のこの4月のリニューアルオープンを記念してのコレクション展。「うけつがれてゆくもの~秋田県立近代美術館所蔵・名作セレクション~」。同館が所蔵する約2700点の中から、代表作41点が、第一期展として、6階の展示室に並んでいた。(うれしいことに無料である!)
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今回のお目当ては、秋田蘭画の名品、小田野直武の「不忍池図 」。ちょうど、角館の青柳家の解体新書記念館で、小田野直武の生涯について親しんだあとだったので、いっそう興味がわく。
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画面手前の花にはアリが3匹描かれているんだよ。手前ははっきり、背景はおぼろな感じも遠近感がよく出ていて、ふむ、西洋画の絵画表現を学び始めて間もない人とは思えないよね。これは青柳家にあった小田野直武像。
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小川芋銭の「草汁翁作海坊主」がめちゃユーモラス。
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下村観山の「三保富士」、横山大観の「雲中富士」もあった。
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というわけで2泊3日の旅はおしまい。このあと空港から飛行機で帰宅。


# by sustena | 2018-05-03 16:15 | Art/Museum | Comments(2)