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2016年 02月 08日

2月大歌舞伎「新書太閤記」

c0155474_13461456.jpg歌舞伎座の2月公演で、通し狂言「新書太閤記」を見る。吉川英治の「新書太閤記」を舞台化した作品で、秀吉を演じるのが菊五郎。

戦いで長い槍と短い槍とどちらが有利かを見定める試合、前田利家が嫁にしたいという寧子をどのように自分の妻にしたか、 清洲城城壁を3日で仕上げると約束した話、名軍師・竹中半兵衛の説得、延暦寺の焼き討ちの決定、本能寺の変、高松城攻めの最中に信長の死を聞き、毛利方と和議を結びとってかえし、勝利したあとの清州会議で三法師を擁して天下をわが物とするまでを、エビソードで綴っていく。

いささか大急ぎで、話の筋を追うので手一杯という感じがしなくもないのだが、コンパクトにまとまっていて、秀吉の人たらしぶり、徐々にのしあがり貫禄がついていくところなど、菊五郎にぴったり。

明智光秀は吉右衛門で、ほんのちょっぴりしか出ないのが残念なんだけど、比叡山焼討ちを進言したのを否定されて反逆を決意するときの表情がさすがなのだった。

織田信長は梅玉。歌六演じる前田利家がカッコイイ。

近くの公園では櫻が咲き始めた。ごきところカワセミによく出合う。
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吉川英治 作/今井豊茂 脚本・演出

長短槍試合/三日普請/竹中閑居/叡山焼討/本能寺/中国大返し/清洲会議

木下藤吉郎/羽柴秀吉尾上菊五郎
織田信長     中村梅玉
寧子        中村時蔵
柴田勝家中村又五郎
織田信孝     中村錦之助
上島主水     尾上松緑
濃姫        尾上菊之助
織田信忠     中村松江
小早川隆景    坂東亀三郎
福島市松    坂東亀寿
林佐渡守/黒田官兵衛中村亀鶴
おゆう        中村梅枝
加藤虎之助    中村歌昇
森蘭丸      中村萬太郎
小熊大谷    廣太郎
森力丸     中村種之助
下男権三    市村橘太郎
滝川一益    片岡松之助
延暦寺使僧    嵐橘三郎
佐久間信盛    澤村宗之助
武井夕庵         澤村由次郎
山渕右近/池田恒興  片岡亀蔵
蜂須賀彦右衛門   片岡市蔵
棟梁六兵衛/吉川元春  河原崎権十郎
又右衛門妻こひ      市村萬次郎
浅野又右衛門/安国寺恵瓊  市川團蔵
前田利家             中村歌六
母なか/丹羽長秀      中村東蔵
名古屋因幡守     坂東彦三郎
竹中半兵衛      市川左團次
明智光秀        中村吉右衛門
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by sustena | 2016-02-08 20:53 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2016年 01月 31日

『元禄港歌―千年の恋の森―』

c0155474_16435838.jpgベタな恋物語かな・・・と恐れながらも、猿之助が出るので、Bunkamuraのシアターコクーンで上演中の(東京公演は本日まで)を見てきた。
いやぁ、想像以上によかった。もう泣き泣きである。

「近松心中物語」はこれまでたしか2回l見たんだけど、80年に上演された、同じ蜷川×秋元松代コンビのこの作品は今回が初めて。36年ぶりの復活といっても、なぜいまわざわざ、こんなに情念どろどろの古くさい話を・・・・、と実のところ思っていたのだけど、ギリシャ悲劇にも、シェークスピアの悲劇にも連なる骨太の話ではないか、と思わせてくれたのは、なんといっても、今回の配役によるのではなかろうか。

三味線を弾きながら諸国を経巡る瞽女の一行が播州の港町にやってくる。ここで一番の廻船問屋の大店が筑前屋。丁稚あがりで一家の長にのぼりつめた平兵衛(市川猿弥)とお浜(新橋耐子)には信助(段田安則 )と万次郎(高橋一生) と二人の息子がいた。江戸から戻ってきたばかりの長男の信助は仕事熱心で誠実だが、次男の万次郎はけんか犂で遊び人なので、平兵衛は信助を跡継ぎにと考えているが、妻のお浜は実子の万次郎がかわいくてならない。信助もそんな事情をうすうす勘づいている。

瞽女の一行の座長が糸栄(猿之助)。瞽女たちが筑前屋の座敷で弾き語る「葛の葉子別れ」は、千年の森の奥から白狐となって人里に住む恋する男に会いに来た女が、生まれた子と別れなければならないという物語(歌舞伎で猿之助の演じる葛の葉を見たことがある♪)。歌いながら泣く糸栄に、信助は胸騒ぎを覚える。

瞽女の糸栄がわが子同然に可愛がっているのが、同じく盲目で、小さいときに阿弥陀堂に捨てられていた初音(宮沢りえ)と、快活で越後屋の次男の万次郎と恋仲の歌春(鈴木杏)。歌春は、身分違いの万次郎との恋に終止符をうち、職人の和吉(大石継太)との結婚を承諾する。一方初音と信助も運命的な恋に落ちる・・・・。

決してまじわってはならぬ芸能の民と常民の世界。そのルールを超えてしまった悲劇であります。
最後、人々の魂を救済する念仏を唱える、常の生活からこぼれこぼれ落ち底辺を生きる念仏信徒たちのパワーが、ぐぐーんと迫ってくるのだ。

猿之助演じる瞽女の座元はさすがの存在感で、彼の歌う葛の葉が、からだから発せられるよう。宮沢りえの澄んだ高い声と、いつもはうますぎてちょっとうるさい感じすらする段田の響く声とが重なりあってすばらしい。

新橋耐子もうまいー。この人、20年ぐらい全然トシをとっていないんじゃないの、と思ってしまった。
念仏信徒衆を率いる悲田院法師は青山達三。

芝居の間中、舞台の上から椿がひとつ、またひとつと降ってくる。二組の恋人たちの運命を象徴するような
真っ赤な椿だった。

作=秋元松代 演出=蜷川幸雄 音楽=猪俣公章 劇中歌=美空ひばり 衣裳=辻村寿三郎
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本日は天気がよかったので、久しぶりに善福寺公園を散歩。最近、ツグミがどうだ!というポーズでたたずんでいたり、地面を歩き回って虫をつついている姿をみかけるようになった。メジロはびっくりまなこ。ロウバイの葉もすっかり落ちて、いい香り。梅も咲き始めた。光の春だー。

by sustena | 2016-01-31 16:15 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2016年 01月 02日

百歳までの読書術

c0155474_16212890.jpg津野海太郎の『百歳までの読書術』(2015年7月刊 本の雑誌社)についてもう少し。

これは「本の雑誌」に2012年2月から2015年2月号までに連載された同名のエッセイに加筆・再構成したもの。内容的には70歳からの読書術、という方が正解だけど、百歳の方がインパクトがあるよね。

津野さんは言う。60代はほんの過渡期に過ぎない。70代に入って体力・気力・記憶力がすさまじい速度でおとろえはじめ、本物の、それこそハンパじゃない老年が向こうからバンバンあきれるほどの迫力で押し寄せてくるのだと。本だけ読んでのんびり暮らそうなんざ、幻想なんだと。そう脅しておいて、老人読書の現実をいろんな作家の例を引きながら楽しそうに教えてくれる。

津野さんの読書スタイルも変わった。
60代までは歩きながら読むのが普通だったが、意外にも、自分の部屋できちんと椅子に座って読むようになった。OSR(オン・ザ・ストリート・リーディング)からDTR(デスクトップ・リーディング)というわけである。(私も最近はあまりOSRをしない。これはもっぱら視力がおとろえたためである)。

本を処分するのも疲れるので、なるべく図書館を利用するようになる。 何しろ図書館のデジタルネットワーク化(専門的にはOPAC Online Public Access Contributionと呼ぶ)が進んで、近くの図書館でも400万点もの蔵書を持っているようなものなんだから。そして、新刊本、旧刊本を自在に読みふけるわけ。

例えば昔古本屋などで買って未読のままになっていた本を、フト魔が差して読んでしまう。あるいは青春時代に感動した本をもう一度読んでみる。すると思いがけない発見があったり、その後に新事実が発見されたり(岩田宏というか、小笠原豊樹の『マヤコフスキー事件』の例など興味深い)、あるいは読み手のこちとらの年齢・経験によって読み方が変わる。そして芋づる式にいろいろ手を出し、読書の領域を八方に広げているうち、あるときパッと凍って、そうか!となったりね。そんな自在さが楽しいと、るんるんしてるんですね、津野サン。

森於菟が71歳のときに書いた『耄碌寸前』の結びの文句(肩ひじはったタンカだよねぇ)に共感しつつも、それって、柔軟性が欠けてるんじゃないの。昔が良かったとブーたれるのは、単に自分が若かったってだけじゃないのかしらん、とつぶやくのだ
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若者たちよ、諸君がみているものは人生ではない。それは諸君の生理であり、血であり、増殖する細胞なのだ。諸君は増殖する細胞を失った老人にとって死は夢の続きであり、望みうる唯一の生かもしれないと、一度でも思ったことがあるだろうか。若者よ、諸君は私に関係がなく、私は諸君に関係がない。私と諸君の間には言葉すら不要なのだ。
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高速度で老いおとろえてゆくじぶんへの抑えがたい好奇心に満ち満ちてるんだって。
かくありたし。

【目次】

 老人読書もけっこう過激なのだ

<壱>
 本を捨てない人たち
 減らすのだって楽じゃない
 路上読書の終わり
 新しいクセ
 遅読がよくて速読はダメなのか
 月光読書という夢
 「正しい読書」なんてあるの?
 本を増やさない法
 近所の図書館を使いこなす
 退職老人、図書館に行く
 渡部型と中野型

<弐>
 背丈がちぢまった
 ニベもない話
 私の時代が遠ざかる
 もの忘れ日記
 漢字が書けない
 老人演技がへたになった
 八方にでてパッと凍る
 〈死者の国〉から
 本から本へ渡り歩く
 老人にしかできない読書
 ロマンチック・トライアングル

<参>
 映画はカプセルの中で
 いまは興味がない
 病院にも「本の道」があった
 幻覚に見放されて
 友達は大切にしなければ
 書くより読むほうがいい
 むかしの本を読みかえす
 怖くもなんともない
 古いタイプライター
 もうろくのレッスン

あとがき

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by sustena | 2016-01-02 11:02 | 読んだ本のこと | Comments(6)
2015年 12月 31日

不可逆的?

慰安婦問題に関して日韓双方が「最終的かつ 不可逆的解決」を図ることで合意したというニュースで、不可逆的って意味はわかったけど、もっといい表現はないのかね、と思ったら、そういえば最近、不可逆的って言葉を読んだということを思い出した。津野海太郎の『百歳までの読書術』の中で、固有名詞だけでなく、普通名詞やらアポやら、もの忘れ状態が不可逆的に進行してゆく、ということで城山三郎の最晩年の日記を紹介してた。
不可逆的なもの忘れ、こういうのはぴったりだなあ。

きょう公園に行ったらコゲラが。
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何もこんなほそいえだをつつかなくても。。。
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ユリカモメが様子を見に来てた。
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by sustena | 2015-12-31 18:43 | 小さな自然 | Comments(6)
2015年 09月 13日

久しぶりに見たカワセミ

久しぶりに公園に散歩に出かけたら、ヒガンバナが数輪、咲いていてた。
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それにしても、ヒガンバナはこの時期に突然目につくよね。なぜかしらん・・・と思ってググったら、同じようなことを思うひとはいっぱいいるようで、たとえばあしな鍼灸科の院長先生の「ヒガンバナを観察しました」ではなんと日付入りで、ヒガンバナの一年を追ってます。すごいー。
白いのも咲いてました。たしかこの付近で去年は紅白揃い踏みだったんだけど。
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池にはカワセミが。何か飛んでると思ってシャッターを切ったら、写ってました。
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その後は、同じ位置でくちばしで羽を整えるポーズを何度か。
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そのままじっと動かないので、その場を離れて歩いていくと、早くもホトトギスが咲いてました。
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カサがまるで花みたいなキノコ(なんだろう?)
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お寺の酔芙蓉、一部だけ赤くなっているものが。日に当たって赤くなる遺伝子が偏在してるのかしらん。
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by sustena | 2015-09-13 16:19 | 小さな自然 | Comments(4)
2015年 08月 19日

若さあふれる棒しばりに胸キュン──歌舞伎座八月納涼歌舞伎第一部

c0155474_21274028.jpg先日歌舞伎座で、八月納涼歌舞伎第一部を見た。お目当ては、勘九郎と巳之助の「棒しばり」。

この演目は、十世坂東三津五郎に捧ぐとあった。

「棒しばり」というと思い浮かぶのが、勘三郎・三津五郎の息のあった共演だが、二人の最後の共演はたしか11年前だったか。あまりのおもしろさに、すごいーと目を見張るばかりだった。
勘三郎がなくなって、2013年8月に、やはり納涼歌舞伎で、三津五郎が次郎冠者、勘九郎が太郎冠者で踊ったのだった。あのときの棒にしばられたままの踊りのすばらしさ、のびのびとして自由なことったら、やっぱり見惚れちゃった。
ところが、その後三津五郎が膵臓がんであることを公開し9月公演を休演することになったのだが、実は、がんであることを知っていながら、病をおして、勘三郎との約束の棒しばりを踊ったのだったなぁと思い出して、じーんとしてしまう。

もちろん、円熟味はない。だけど、主人を見送ったあと、酒を禁じられたのもものかは、主人の留守をいいことに、嬉々としてなんとかして酒を飲んじゃおうと、手がしばられた不自由なままに、酒を盗み飲みしている、そのはしゃぎ出したい気持ちやら、若いエネルギーのまま突っ走っちゃうもんね、お小言なんかしらないわっていう、伸びやかで、キビキビるんるんしている二人がエネルギーが、びんびん伝わってくるのだ。
からだのキレのよさったらなかったー。

おちくぼしはシンデレラ物語。高麗蔵の北の方がにくたらしくてマル。巳之助は初々しい。こんなに三津五郎に似ていたっけ、としみじみ思った。
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公園で、初夏に生まれたカルガモのヒナが大きくなっていた。まだオトナの羽じゃなくてぼそぼそしてたよ。

一、おちくぼ物語(おちくぼものがたり)

おちくぼの君・・・七之助
左近少将・・・隼人
帯刀・・・巳之助
阿漕・・・新悟
牛飼の童三郎・・・国生
兵部少輔・・・宗之助
典薬助・・・亀蔵
北の方・・・高麗蔵
源中納言・・・彌十郎


十世坂東三津五郎に捧ぐ
二、棒しばり

次郎冠者・・・勘九郎
太郎冠者・・・巳之助
曽根松兵衛・・・彌十郎

by sustena | 2015-08-19 21:42 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2015年 08月 08日

資生堂ギャラリー「絵画を抱きしめて―阿部 未奈子・佐藤 翠・流 麻二果展」

c0155474_2137675.png資生堂ギャラリーで、絵画の新しい可能性に朝鮮する三人の画家の展覧会をやっている。

阿部 未奈子、佐藤 翠、流 麻二果(まにか)で、阿部は、自然の風景写真をPCで画像処理したうえで、そのイメージをもとにマスキングテープとローラーで絵画にする。佐藤は、洋服ダンスやネクタイなどのファッションアイテムが色彩豊かにひしめく世界を、勢いのある、流れるような絵筆のストロークで表現。流は自然の風景などを、独特な線と色彩で抽象的に描き出す。それぞれ独自の世界観。

佐藤の洋服ダンスに強く惹かれた。洋服の花園!
阿部の作品は、マスキングテープを切り取るのだけでもたいへんそう・・と、ディすールまできっちり仕上げるたいへんさに、絵画ってムズカシイとつくづく思ったよ。

今月の28日からは同じ作家のPart2:「絵画に包まれて」が始まる。
次回はどんな構成になるのか、ちょっと楽しみー。


近くの公園では、ゴイサギの幼鳥がだいぶ大人びてきていて、首をのばして池を見ていた。
シラサギが2 .ちょうど「く」の字の形をしてたのを撮ろうとカメラを取り出したら、遅かった。
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by sustena | 2015-08-08 21:30 | Art/Museum | Comments(0)
2015年 07月 05日

雨の日の公園散歩

久しぶりに公園を散歩。

七夕が近いので、園内に3本の笹が設置してあった。
この笹飾りは、この公園では初めてかな。
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いろんな願い事を読む。例年のように「プリキュアになりたい」「サッカー選手になりたい」、家族の健康と並んで、憲法9条や原発に関するものもあった。私も1枚書いて、吊るしてきた。
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エゴの実が雨に濡れてる。
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これはそれぞれ何の実かなぁ。
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ボート乗り場のある上池でカルガモの親子を発見。ヒナは2羽。こちらは下池と違って葦はないし、隠れる場所がちょっとしかないので、生き残れるだろうか。露出を間違えちゃったのでクラーい。(修正lしたけど、これが限界)
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by sustena | 2015-07-05 09:45 | 小さな自然 | Comments(4)
2015年 06月 16日

六月大歌舞伎─新薄雪物語の仁左衛門にうっとり

c0155474_15295153.jpg6月は仁左衛門が出る「新薄雪物語」。通し狂言で、昼の部と夜の部に分断される。どちらを見るべきか悩んで、「三人笑い」のある夜の部の席を取ったのだが、やはり前半のストーリーもあらすじで読むだけでなく知りたい。3階B席があいていたので、一幕見で見るより見やすいためゲット。でもやはり私のようなシロートは、いい席で見る方が感動が大きいなぁ。

昼の部の「花見」の大立廻りも気持ちいいんだけど、やはりなんといっても、夜の部の〈広間・合腹〉が二組の父親と母親の心情がぐくっと迫ってきてよかった。仁左衛門を近くで見る幸福♪ 薄雪姫を館から落ち延びさせるときの葛藤、息子の左衛門が謀反を白状したので首を打った、薄雪姫の首も打つようにという伊賀守の使者の言伝てを聞いての苦悩、刀の血を見て伊賀守のねらいを悟り、おおそうだったのかと気づく表情、そして、伊賀守と妻の梅の方とともに、無理に笑いあう場面・・・。

幸四郎も、こういう情の人の演技はさすが。朗々とした声、痛むおなかを押さえてよろよろ登場するところなどとてもよかったけれど、大向こうの声が圧倒的に仁左衛門に対してだったのがちょっとかわいそう。

それと伊賀守の使者を務めた刎川兵蔵を演じた又五郎がよかった! 最近、この人は進境著しいような。

それと夜の部は、思いがけず夕顔棚がすばらしい。躍りで泣けてきたのは初めてで、菊五郎と左團次の人生を経てきた老夫婦ぶりに感動。そのあとで、巳之助と梅枝が踊りに誘いにくる。その軽やかさ、若々しさ。ことに 巳之助のキレのいい踊りに、三津五郎を思った。

一、天保遊俠録

小吉 橋之助
芸者八重次 芝 雀
芸者茶良吉 児太郎
松坂庄之助 国 生
唐津藤兵衛 松之助
井上角兵衛 團 蔵
大久保上野介 友右衛門
阿茶の局 魁 春

二、通し狂言 新薄雪物語

〈花見〉          
奴妻平 菊五郎
秋月大膳 仁左衛門
園部左衛門 錦之助
薄雪姫 梅 枝
花山艶之丞 由次郎
渋川藤馬 松之助
清水寺住職 錦 吾
来国行 家 橘
来国俊 橋之助
腰元籬 時 蔵
団九郎 吉右衛門

〈詮議〉          
幸崎伊賀守 幸四郎
園部兵衛 仁左衛門
松ヶ枝 芝 雀
園部左衛門 錦之助
薄雪姫 児太郎
茶道珍才 隼 人
役僧雲念 桂 三
秋月大学 彦三郎
葛城民部 菊五郎

夜の部

一、通し狂言 新薄雪物語

〈広間・合腹〉       
園部兵衛 仁左衛門
梅の方 魁 春
刎川兵蔵 又五郎
奴袖平 権十郎
腰元呉羽 高麗蔵
薄雪姫 米 吉
園部左衛門 錦之助
松ヶ枝 芝 雀
幸崎伊賀守 幸四郎

〈正宗内〉         
団九郎 吉右衛門
おれん 芝 雀
腰元呉羽 高麗蔵
五人組伊太郎 歌 昇
同 仁助 種之助
同 与吉 隼 人
薄雪姫 米 吉
渋川藤馬 桂 三
下男吉介実は来国俊 橋之助
五郎兵衛正宗 歌 六

二、夕顔棚(ゆうがおだな)

婆 菊五郎
里の女 梅 枝
里の男 巳之助
爺 左團次

近くの公園では、またまたカルガモのヒナを発見。三羽いた。今年3回目だが、知人によると、上池でも2羽いたという。今年はベビーラッシュ? とはいえ、大きくiなった姿は見ていない。
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by sustena | 2015-06-16 22:09 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2015年 05月 25日

獰猛なムクちゃん

1週間ぶりに公園を散歩したら、花も次々にうつりかわってる。

センダンが満開
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キンシバイもイッキに。
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スイレンも今が一番きれいなときかなぁ。
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ムラサキシキブの花も咲いてた。
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ムクドリが何やら大きなものを加えては地面に打ちつけていた。みたらトカゲ。こんなに大きいのも食べるのね。
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by sustena | 2015-05-25 23:40 | 小さな自然 | Comments(6)