いつもココロに?マーク

sustena.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

タグ:銀座 ( 587 ) タグの人気記事


2017年 07月 04日

ありがとう、トニ・エルドマン

c0155474_20382850.jpg先日、シネスイッチ銀座で、「ありがとう、トニ・エルドマン」というドイツ映画を見た。ドイツ映画なんて、久しぶり!

長いけど、いい映画だと聞いていたのだが、映画館の時間表を見たら、初回が10:00、次回が12:15とある。なんだ、フツーじゃん・・と思ってたら、見終わったあともう一度確かめると、初回は別のフロアで上映なのだった。
正確な上映時間は162分。でも、長いという感じはほとんどしなかった。

ストーリーをざっくり記すと。

宅配便のお兄ちゃん相手に一人二役を演じてみせたりする悪ふざけ好きなヴィンフリート。ルーマニアで石油会社のコンサルをしている娘・イネスが、たまの休みに帰ってきても仕事ばかりしてるのが心配でたまらない。愛犬が死んだこともあり、休みをとって連絡もせずに娘の勤務先に突然あらわれる。やむなく、大事なクライアントにアプローチするための夜のパーティに父親を連れていくイネス。ところが、父親の冗談にヒヤヒヤもの! やっと帰ってくれたと思ったら、なんと父親は、トニ・エルドマンの別名でヘンテコなカツラと入れ歯で、イネスの女子会の現場や勤務先に出没するのだ・・・・。

こんな父親がいたら、メチャうざったいと思うけれども、ペーター・シモニスチェクは実に茶目っ気たっぷりで、仕事に追われてギスギスしてるイネスの心に、いくつもの石を投げ込んでいく。

パーティでちょっと立ち話をしただけの家に父親がおしかけ、そこでイネスが歌うハメになう、ホイットニー・ヒューストンの「GREATEST LOVE OF ALL」がいい。イネスの誕生日パーティーに登場する、毛むくじゃらのクケリのインパクトときたら!

父と娘のやりとりに、まだまだ続いてもいいと思っているうちにエンディング。
ささくれだった気持ちがふわーっと溶けていくような映画だったな。
c0155474_20381763.jpg

監督・・・・マーレン・アーデ

ヴィンフリート/トニ・エルドマン・・・・ペーター・シモニスチェク
イネス・・・・サンドラ・フラー
ヘンネベルク・・・・ミヒャエル・ビッテンボルン
ゲラルト・・・・トーマス・ロイブル
ティム・・・・トリスタン・ピュッター
タチアナ・・・・ハデビック・ミニス
ステフ・・・・ルーシー・ラッセル
アンカ・・・・イングリッド・ビス
イリエスク・・・・ブラド・イバノフ
フラヴィア・・・・ビクトリア・コチアシュ

原題 Toni Erdmann
製作年2016年
製作国ドイツ・オーストリア合作
配給ビターズ・エンド
上映時間162分


by sustena | 2017-07-04 20:52 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2017年 06月 30日

第11回 shiseido art egg 「月と蛹」沖潤子展

銀座の資生堂ギャラリーで、第11回「shiseido art egg」展が開かれている。
2006年から始まった新進アーティストの活動を支援する公募展で、毎年3名のアーティストの作品が展示されている。

今回は、第11回の二人目。古い布などに、独自の手法の刺繍を施す沖潤子さんの個展だ。タイトルは「月と蛹」

刺繍するのは風呂敷や東北地方の商家ののれん、襦袢、東北地方の野良着、寝間着の帯、フランスのキッチンクロス。小展示室では樹脂に針をいくつも刺したオブジェ、刺繍が少しずつ進んでいく様子をスライドショーで見せる。

ものすごく細かい刺繍で、いったいどれくらい時間がかかるのかとクラクラしてしまいそう。しかも、長い時間を経てきた古布に、針を刺していくわけで、新たな生命が宿っていく営みでもある。

1点1点がつるされ、床に広がるシルエットもとても美しい。いろんな時間がヒタヒタと忍び寄ってきて、陶然となっちゃう。受付からみて右手奥のキッチンクロスと韓国の儀式用装束残布に刺繍した作品が、まるで繊細な日の丸のようでドキっとしちゃった。
c0155474_17035019.jpg
c0155474_17035991.jpg
c0155474_17040755.jpg
c0155474_17041652.jpg
c0155474_17042616.jpg
c0155474_17043655.jpg
オススメ。7月23日まで。

ランチは近くのNORTHERN TERRACE DINER TOKYOで。野菜ビュッフェとスープ、パンのセットで950円なり。野菜はコリンキーや紅芯大根の薄切り、長芋のコンフィにサツマイモ、パプリカのソテーなどいろいろ。ビーツの冷製スープ(ジュレ入り)がおいしかったなー。税込で950円也。
c0155474_17044415.jpg
c0155474_17045328.jpg


by sustena | 2017-06-30 17:05 | Art/Museum | Comments(2)
2017年 06月 30日

森山大道「Pretty Woman」

銀座のAkio Nagasawaギャラリーで、森山大道の「Pretty Woman」展が開催されているので、ランチのついでに見てきた。

エレベーターでビルの6階に上がり、ドアをあけるとまず目に飛び込んでくるのが、「成功への道、ホスト募集中」という、ド派手な黄色の地に黒と赤字で書かれたポスターの前で写真を撮っている森山大道。それが壁いっぱいのサイズにプリントされてる。

その写真の隣や、続く部屋には、この1年の間に主に東京の路上で撮られたという、大小さまざまに組み合わされたスナップが天井や柱いっぱいに、これでもかという具合に並んでて、まさに森山ワールド。

ゴタゴタして、小汚い都会の膿みたいな場所や、肉がはみだしているような女の人の臀部がどどーんと迫ってくるような写真ばかりで、もっと部屋があったら、どんどん増殖していきそうな勢い。

むわーっとした湿ったナマっぽい空気にまとわりつかれたような気分になって、うーむ、この季節だからじゃないよね。いくつになっても変わらない大道サンなのだった。

9月17日まで。

ギャラリーの近く。
c0155474_11020301.jpg
c0155474_11023130.jpg
c0155474_11024176.jpg
c0155474_11024977.jpg
c0155474_11030178.jpg
c0155474_11030920.jpg
c0155474_11031646.jpg
c0155474_11032448.jpg


by sustena | 2017-06-30 11:06 | Art/Museum | Comments(4)
2017年 06月 27日

アラーキーの二つの写真展

昨日、アラーキーの二つの写真展を観た。

ひとつは、銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催中の「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館 Teombeau Tokyo」。もうひとつは、新宿のエプサイトで「花遊園」。
c0155474_15244597.jpg
c0155474_15251973.jpg
昨年、フランスの国立ギメ東洋美術館で、アラーキーの大規模な個展「ARAKI」が開催され、シャネルもスポンサードしたとのことだが、銀座の「東京墓情」は、このギメでの写真展の最後のパートを飾ったTeombeau Tokyoと、ギメ東洋美術館所蔵の幕末~明治期の写真から、アラーキー自身がセレクトした花や、武士、入れ墨、街の風景などの作品に、撮り下ろしを加えて構成したもの。

Teombeau Tokyoの写真は、アラーキーのベランダで撮った人形や怪獣のフィギュア、空、花、ヌード写真や、村上春樹のポートレート、墓場、チロちゃんや陽子さん・・・古写真と、アラーキーの写真が二重写しになる、うん、写真家の半生と日本の文化的な古層とがシンクロする不思議な感覚。死の香りが色濃くただよってくるんだけど、決して重々しくはなく、ちょっと引いた茶目っ気も漂うのだ。

エプサイトの写真は、銀座でも展示されていた花にフィギュアを配置して撮った写真を、和紙に印刷したもの。この世界観、簡単に撮れそうでアラーキー以外には撮れないよねえ。生と死が画面に横溢した、あでやかで静謐な写真。平成の浮世水墨写真かなー。、

そうそ、シャネルネクサスホールには、ギメでの写真展のカタログもある。時間があったら、ぜひその写真集を手に取るといい。
c0155474_15245751.jpg
c0155474_15250564.jpg
右側のひとのバッグとスカート の色合いがとてもすてき。


by sustena | 2017-06-27 15:27 | Art/Museum | Comments(2)
2017年 06月 23日

銀座1丁目の端っこ

銀座1丁目にある森岡書店銀座店で、大竹昭子さんの『間取りと妄想』のイラストを担当した、たけなみゆうこさんのイラストと、間取りの立体模型が展示されているというので出かけた。
たけなみさんのイラストは、ウィットがあって、明るい迷宮じみてて、すてき。この辺りはほとんど歩いたことがなかったので興味深い。うっかり会社にGRを置いてきてしまったので、iPadでパチリ。
c0155474_21145781.jpg
c0155474_21293685.jpg
c0155474_21143534.jpg
c0155474_21141452.jpg


by sustena | 2017-06-23 21:20 | まち散歩 | Comments(4)
2017年 05月 11日

GINZA SIX

4月20日に松坂屋跡地にオープンした銀座シックス。GWごろまでは、とにかく銀座通りの人並がこんなに多いのかーとあきれかえるくらいだったけど、ようやく落ち着いてきた。

私は物見高くも、オープン初日のほか、GW突入前とGW明け、そしてきのうと行ってきたのだが、なんというかおもしろみのない、わくわく感の足りない場所であります。

天井の水玉カボチャは草間彌生。
c0155474_16455858.jpg
大型本やアート関係の書籍の品ぞろえが日本一という蔦屋書店。いまいち落ち着かないレイアウトで、気取りすぎ。どこぞの図書館ンみたいにハリボテの本の内装デザインも気に食わない。
c0155474_16461066.jpg
屋上は植栽があって、カドッコに神社が。
c0155474_16462484.jpg
うっかりMSPC PRODUCT SELECTEDでバッグを衝動買いしてしまった。自分用のバースデープレゼントにしようっと。
c0155474_16464200.jpg


by sustena | 2017-05-11 16:47 | まち散歩 | Comments(2)
2017年 03月 25日

兵馬俑

会社の近くにあるDOVER STREET MARKET GINZAの1階のスペースはいつも大きなゾウを中心に、ちょっと???な展示がされているんだけど、今回のディスプレイは、ちょっと兵馬俑を連想してしまったな。
c0155474_1713072.jpg
c0155474_1714059.jpg

こちらは反対側の入口。
c0155474_1715218.jpg


by sustena | 2017-03-25 17:02 | まち散歩 | Comments(0)
2017年 02月 22日

LINEでの会話

仙台にいる息子からときどきLINEで近況が届く。
きのうはこんなやりとり。

息「昨日ロケだったんだけど、被災地でしたインタビューがさ、
  もう胸にきて、こっちが泣きながらインタビューしてた」
さ「母もインタビューしながらウルッとしたことは何度かあるなぁ」
息「ウルっていうか、涙流しながらのインタビューですよ」
さ「滂沱ねー」
息「難しい漢字で送ってこないて。読めないし」
さ「えー。。。ぼうだ、っていうのよ」
息「あきらかに、読めないやろ、っていう感じで送ってきた気がする!」
息(立て続けに)「試された気がする!」
さ「そんなことない。母はよくこの言葉を使ってるのよ」
息「いつ使うねん。。。★カエルマーク」
さ「録画しておいた映画を夕食食べながら見て、泣き泣きになると使ってるのらー」
息「滂沱の涙ねーー」
さ「これで忘れないよねー」
息「あい ★カエルマーク」

写真は長野券のパイロットショップ、銀座NAGANOの前の雪だるまさん。かわいい。
c0155474_0362354.jpg


by sustena | 2017-02-22 15:35 | つれづれ | Comments(6)
2017年 01月 11日

銀座メゾンエルメス「曖昧な関係」展

銀座のメゾンエルメスで開催中の「曖昧な関係」展が興味深い。

スイスのジュエリー作家ベルンハルト・ショービンガー、フランス人の画家、アンヌ・ロール・サクリスト、ベルリン在住のアーティスト、ナイル・ケティング、3人それぞれの作品世界。

ジュエリー作家は、割れたガラスやクギ、のこぎりなどのネックレスやペンダントなど、絶対に身につけることのないアクセサリーを展示することで、アクセサリーやジュエリーの意味やまがまがしさみたいなものが浮かび上がってくる。

アンヌ・ロール・サクリストの作品名は、『サン・ロマーノの戦い』なのだが、絵画ではなく、フロアの一角を京都の石庭に見立てる。この作品を昼間の光で見るのと、夕方、あるいは夜見るのではゼンゼン違うはずで、なんどでもきてみたくなる作品だった。

ナイル・ケティングの作品は、壁にパンクのひとのように安全ピンをさしたり、、ソーラーパネルとスピーカーなどを配置し、光の点滅や音が五感にじわりと忍び寄ってくるインスタレーション。

エルメスのウィンドウディスプレイ、入口左はテラコッタの大きなオランウータン、右側はサルの群れ。小窓の中は、鳥やさまざまな動物がエルメスの製品と戯れたり、たたずんだり。マン島出身のアーティスト、ステファニー・クエールの作品という。
c0155474_21582790.jpg
c0155474_21583698.jpg
c0155474_21584673.jpg


by sustena | 2017-01-11 23:36 | Art/Museum | Comments(2)
2017年 01月 03日

1月2日は写真美術館

昨日は東京都写真美術館が入場無料だったので出かけた。
やっていた展覧会は、「TOPコレクション 東京・TOKYO」と、同じく東京をテーマに6人の新進作家の作品を紹介する「東京・TOKYO 日本の新進作家vol.13」、そしてタイ出身の映像作家・映画監督であるアピチャッポン・ウィーラセタクンの「亡霊たち」。

収蔵作品のコレクション展では、7つの視点から、それぞれの写真家が東京をどう描いたかを紹介するもの。
セクション1「街角で」、セクション2「路地裏で」、セクション3「東京エアポケット」、セクション4「見えないものを覗き見る」、セクション5「境界線の拡大、サバービア」、セクション6「どこでもない風景」、セクション7「多層的都市・東京と戯れる」。

なんども見た作品が多いんだけど、撮られた年代によっても、風景やファッョンが異なって興味深いのだった。小さいお子さんを連れたお父さんが、「この写真には一人も写ってないでしょ、不思議だよね」なんて解説してた。

宮本隆司の日劇や中野刑務所の廃墟写真、糸崎公朗の組み立てフォトモ、西野壮平の何千枚もの写真をコラージュした「Diorama Map Tokyo」などが印象的。

出品されていたのは、以下の写真家の作品。
石元泰博、大西みつぐ、鬼海弘雄、児玉房子、高梨豊、田中長徳、土田ヒロミ、東松照明、 林忠彦、三木淳、山内道雄、レオ・ルビンファイン、荒木経惟、倉田精二、森山大道、朝海陽子、伊奈英次、北島敬三、島尾伸三、瀬戸正人、中野正貴、宮本隆司、尾仲浩二、富山治夫、林隆喜、山本糾、秋山忠右、小林のりお、楢橋朝子、ホンマタカシ、須田一政、清野賀子、鷹野隆大、花代、糸崎公朗、佐藤時啓、奈良原一高、西野壮平、畠山直哉、林ナツミ、本城直季

「日本の新進作家vol.13」。同じ東京をテーマにして、若い写真家がどう表現するか、それぞれが独自の作風。都会の路地裏やすれ違う人をなどをコントラストの強いモノクロで描いた中藤毅彦「STREET RAMBLER」、スカイツリーの映る風景を、ワイドに合成した佐藤信太郎「東京 天空樹」、ハーレーダビッドソンにまたがった男やリーゼントへアー、都会の片すみで演奏してる人など、ツッパッた人に声をかけて撮り続けてる元田敬三「OPEN CITY」が印象に残った。他に、小島康敬、田代一倫、野村恵子「A Day in The Life」。
ことに中藤毅彦さんの写真を見ると、モノクロで撮ってみようかなーなんて気分にちゃう。

「亡霊たち」は映像作品が大半。説明しづらいー。

写真は、会社の近くのゾウさん。その時々によって、ゾウのまわりのデコレーションが変わる。
c0155474_95473.jpg
c0155474_9541798.jpg


by sustena | 2017-01-03 09:54 | Art/Museum | Comments(0)