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2012年 11月 30日

行列してラーメンを食べた

本日の昼、近くを通ったので、前から息子に勧められていた柚子ラーメンを食べた。
有楽町駅前の交通会館の地下1階にある「ひょっとこ」という店である。カウンターだけでわずか7席のお店で、中年太りだったらちょっときついかも・・という、カウンターの目の前のウナギの寝床のような狭いスペースで、初老の店主が流れるように麺をゆで、すりたての柚子と三つ葉とネギ、チャーシューと温泉卵をのっけて出してくれる。

昼時とあって、十数人の列が途切れることがない。

和風のすんだスープにゆずの香りがおいしい。麺は細めんで、よく煮込んでサッパリとした分厚く大きな三枚肉のチューシュート、割り箸4本分はあろうかという太いメンマが存在感♪

GRだったらサッと出してパッと撮れるんだけど、X-E1は大仰な気がして取り出せなかった(涙)
おいしかったデス。
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X-E1+18-55mm

by sustena | 2012-11-30 22:50 | まち散歩 | Comments(0)
2012年 11月 29日

モノクロ気分

X-E1を衝動買いしてしまい(ホントはDPReviewの評価を待ってからにしようと思ってたんだけど、辛抱のないワタシ)、買ったあとでふだん持ち歩くバッグに入れるにはちと大きかったことに気づいたのだが、とりあえず通勤時に持ち歩いて試し撮り。
フィルムメーカーのカメラだけあって、フィルムシミュレーションがなかなかそれっぽく、モノクロもいいかも♪と、試しに交差点でぱちり。
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X-E1+18-55mm

もっとも使い勝手はGRには及ばない。でも悪しざまにいうほどではないよ。

by sustena | 2012-11-29 22:56 | カメラ・レンズ・写真レッスン | Comments(6)
2011年 08月 14日

小川洋子『人質の朗読会』

c0155474_15325194.jpg小川洋子さんの『人質の朗読会』(2011年2月刊 中央公論新社)を読む。秘めた思い、ひんやりした心のざわめき、を静かにひっそりと、低い声で記す、この人らしい連作短編。

地球の裏側にある2000メートル級の山岳地帯の小さな村に出かけたツアー参加者7人と添乗員、現地人運転手計9名の乗ったマイクロバスが、遺跡観光を終えて首都に向かう途中、反政府ゲリラの襲撃を受け、運転手をのぞく8名が拉致された。事件は2カ月が経っても膠着状態だったが、発生から100日以上経ち、多くの人がその氏と日人質事件を忘れたころになって、軍と警察の特殊部隊がアジトに強行突入し犯人グループを射殺。人質はとん任犯人の仕掛けたダイナマイトの爆発によって全員死亡。2年後、犯人たちを探っていた盗聴テープが公開される。そのテープには、人質たちが自分たちの思い出を話し合うためにはじめた朗読会が録音されていた。

紙をめくる音、咳払い、慎み深い拍手で朗読会が始まる。
祈りにも似たその行為に耳を澄ませるのは人質たちと見張り役の犯人、そして…

8人の人質、その様子をずっと盗聴していた特殊部隊通信班の一人が語る物語が9話綴られる。

第一夜 杖
第二夜 やまびこビスケット
第三夜 B談話室
第四夜 冬眠中のヤマネ
第五夜 コンソメスープ名人
第六夜 槍投げの青年
第七夜 死んだおばあさん
第八夜 花束
第九夜 ハキリアリ

「整理整頓」の言葉の好きな度はずれてけちな大家さんと一緒に、勤め先のやまびこビスケットのアルファベットシリーズで言葉をつくる女性の話が好きだ。
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by sustena | 2011-08-14 15:55 | 読んだ本のこと | Comments(10)
2011年 07月 30日

『天才アラーキー 写真ノ愛・情』

c0155474_1881942.jpg『天才アラーキー 写真ノ愛・情』(2011年5月刊 集英社新書)を読む。
『天才アラーキー写真ノ方法』『天才アラーキー写真ノ時間』に続くシリーズ第3弾。和多田進さんが写真を選び、アートデザイナーの鈴木一誌さんと編集の女性も加わって、選んだ写真を中心に、アラーキーに写真についてあれこれ聞いた話をまとめたもの。

ほとんど、これまでいろいろな本で書かれた内容ばかりで、写真も、「遺作空2」やチロちゃんの死を撮った個展などで見たものも多いから新たな発見はほとんどなかった。それでもあらためてアラーキーの写真を見ながら、アラーキーのしゃべりにひたっていると、すぐそばで解説してもらってる気になる。私は第4章のバルコニーの写真と、第6章の街のスナップが大好き。それとつくづく思ったのは、やはり癌というインパクトはめちゃ、大きいんだなぁということ。

いくつか印象に残った文章を抜き書きしておく。

いまの写真はデザイン感覚っていうか、空間というか絵の方が気になっちゃっう写真のほうが多いような気がするけれど、アラーキーの場合は、時と空間とどっちを重要視するかというと、時のことがものすごく大切ってこと。「そん時が写ってる写真」を大切にすべし。

そして街では、通りすぎていく状況に対してのすばやい所作があるだけでいい。もたもたしてるうちに状況は通り過ぎちゃったりする。
「ひととひととのぶつかりあい、それぞれの人生が街でまざり合う・・・。そう、みんな個人だっていうときの一瞬の反応はさぁ、とっさでなきゃぁとらえられないの」。

そして、街の気配をとらえるということ。
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by sustena | 2011-07-30 22:43 | 読んだ本のこと | Comments(0)
2011年 07月 15日

木洩れ日の家で

c0155474_0175598.jpg先週、ドロタ・ケンジェジャフスカ監督の「木洩れ日の家で」(2007年製作 ポーランド 原題 Pora umierać 直訳すると、死んだ方がまし)を見た。
ヘンテコな言い方だが、実に色彩の豊かなモノクロ映画だった。そして興味深いことに、新宿武蔵野館の9割を占めたのがわたしより20歳は年上とおぼしき、高齢の女性たちであった。

そう、これは誇り高き老女と、彼女が守った緑に囲まれた木造の古い屋敷のお話である。

主人公のアニェラは、91歳。夫は他界し、息子は結婚して独立し、愛犬のフィラデルフィアとともに、その家で一人で心豊かに暮らしていた。ちょっぴり健康に不安を抱え、物忘れもするけれども、ウィットに富み、頑固で意気軒昂。そんな彼女の日課は、双眼鏡で隣人を観察すること。片方は週末だけ男性がやってくる成金の愛人宅(たぶん)。もう片方は、若いカップルが子どもたちのための音楽クラブを開いており、そこの子どもたちはよくアニェラの庭に忍び込んではブランコをしたり、楽器の練習でうるさいけれど、彼らの声を聞くと、息子の小さいころを思い出したりするのだった。

あるとき、隣の成金が使いをよこし、アニェラが住んでいる家を売ってほしいという。早々に追い返すが、その後アニェラは、息子がこっそり成金と交渉している現場を目にしてしまう・・・。アニェラがくだした結論とは?

主人公のアニェラを演じたのは、撮影当時91歳だったというポーランドの名女優、ダヌタ・シャフラルスカ。老いの孤独と、喜びと、人生の深さを感じさせるすばらしい表情。これが91歳だなんて信じられない。
(こんなふうに年をとりたいものである。)
そしてまぁ、よくぞこんなワンちゃんを探してきたものだと感心せずにはいられなかった愛犬フィラデルフィアの名演技!しかられてシュンとなる表情、最後のうるっとした顔つき! グディニャ・ポーランド映画祭で特別賞を受賞したんだって。
家に盗みに入ろうとするドストエフスキー少年を演じたカミル・ビタウの不良顔もよかったなー。

でも何にもまして、このモノクロがよかったー。陰影のなまめかしさときたら!ほんと、ほれぼれしちゃった。
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アニェラ       ダヌタ・シャフラルスカ
息子         クシシュトフ・グロビシュ
孫娘         パトルィツィヤ・シェフチク
ドストエフスキー  カミル・ビタウ
しつこい男      ロベルト・トマシェフスキ
公証人        ヴィトルト・カチャノフスキ
医師          マウゴジャタ・ロジニャトフスカ
娘           アグニェシュカ・ポトシャドリク

監督・脚本     ドロタ・ケンジェジャフスカ
撮影         アルトゥル・ラインハルト

by sustena | 2011-07-15 00:23 | Theatre/Cinema | Comments(2)
2010年 09月 23日

勘違い

一瞬、前の柵(?)の影かと思った・・・。
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by sustena | 2010-09-23 16:43 | まち散歩 | Comments(6)
2010年 08月 21日

岡本和明『昭和の爆笑王 三遊亭歌笑』

c0155474_23394659.jpg岡本和明さんの『昭和の爆笑王 三遊亭歌笑』(2010年4月刊 新潮社)を読む。

私はこの本で初めて三遊亭歌笑を知った。ふつう昭和の爆笑王と呼ばれるのは、初代・林家三平だが、これは三平があこがれた三遊亭歌笑の一生を綴ったもの。

歌笑は母親からもなんでこんな顔に・・・と疎まれるほどの醜男だった。生まれつき極度な弱視で、その上、斜視で出っ歯。生家の経営する製糸工場で働きながら、家畜の世話をする毎日。お前が出てくると縁談に差し障るからと、身内の結婚式にも出席させてもらえず、牛や豚の相手をする毎日で、ラジオから流れてくる金語楼の落語だけが楽しみで、工場の女工の前で、コントをやって受け、噺家になるしかない、と思い詰めて家出をする。

ようやっと三遊亭金馬の弟子になり、長い下積みを経て、古典落語をやってもダメだ、新作で勝負するしかないと、ゲテモノといわれようと、客に受けるための試行錯誤を繰り返し、戦後ようやく人気が出るが、周囲の先輩落語家たちからいじめられる。

豚の夫婦がのんびりと/畑で昼寝をしてたとさ/夫の豚が目をさまし/女房の豚に言ったとさ/今見た夢はこわい夢/俺とお前が殺されて/こんがりカツにあげられて/みんなに食われた夢を見た/女房の豚が驚いて/あたりの様子を見るなれば/今まで寝ていたその場所は/キャベツ畑であったとさ

こんな純情詩集で終戦直後の暗い世相を吹き飛ばし大人気に。が、恩人の通夜に遅れまいと、対談の仕事を終えて銀座通りを横切ったときに進駐軍のジープにはねられ、あっけなく死んでしまう。

ようやく認めらるまでが読み応えたっぷり。金馬の人情あふれる人柄や、弟子同士のやりとりなど胸を打つ。

ただ読みやすいものの、少々小説的すぎるかなぁという印象があって、対象と書き手の距離感にやや違和感もあった。
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by sustena | 2010-08-21 11:29 | 読んだ本のこと | Comments(0)
2010年 08月 21日

荒木経惟『いい顔してる人』

c0155474_23384316.jpg図書館の新規購入図書の中に荒木経惟の『いい顔してる人』(2010年6月刊 PHP研究所)があったので、さっそく借り出す。
アラーキーの人物写真がたくさん載ってるのかなァという期待ははずれ。顔はいろんなその人の想いや生き方を映し出す、顔こそヌードなんだという話、周りの人、隣の人との関係性がいい顔をつくるって話、トシをとったらシワに誇りを持てるようなのがいい顔なんだって話とか、彼がこれまで撮った写真も時折例に出しながら、アラーキー節で「いい顔」について語りおろしたもの。
これまであちこちで読んだ話と共通しているんだけど、がんがわかってからの聞き書きなので、その話題も時折顔をのぞかせる。空2の話や、先日見た死んだチロちゃんを撮ったときの話も出てくる。

アラーキーだなぁと思ったのは、最後のほうのこんな話。

陽子さんをなくして、棺桶に入った彼女の写真も撮った、死化粧しtれ白くは塗ってくれていてもどこか黒っぽい。

「それをオレは、撮った写真をプリントアウトイするときに、顔の部分をちょっと覆い焼きしてさ、光を感じさせるようにしたわけ。顔の辺りだけハイライトにして、光を放っているような雰囲気に。
それがオレなりの、写真家としてのメイクアップなの。嘘つきですよ。でも、嘘がいちばん大切なんだよーう。写真を撮るときは、愛するっていう嘘がないとだめなの」

そして言うのである。

「ハイチの震災のあとにさ、少年の死体にハエがたかっているような写真があったろう? その現実を撮った写真はすごいなあとは思うけど、オレにはそれ、撮れないよ。
なぜならばオレは、あのハエを払っちゃうから。
ハエのたかる現実が本当のことなんだとしたら、それを払って、がれきの中で笑顔の写真を撮ることは、嘘つきというのかもしんない。
でもなあ、少年少女という存在には、本当にがれきの中で笑い続けるくらいの生命力があるってことを、撮っているかもしれないんだよ。
オレはね、そう信じるんだ。(略)
たとえ死がすぐそばにあったとしても「ずっとずっと生きているんだ!」っていう、あの圧倒的な感じをオレは撮りたい。「アタシの写真は私しゃし案だ」って言ってきてるのは、そういうことなんだから。
嘘つきとは写真であり、写真とは愛であり信じる力なんだよ・・・・なんつって。

第1章 顔こそヌードだ
第2章 いい顔のつくり方
第3章 女のいい顔
第4章 男のいい顔
第5章 顔は見られてこそ磨かれる
第6章 みんなが知ってるあの人の顔
第7章 街が顔をつくる
第8章 死に顔で人生がわかる
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by sustena | 2010-08-21 11:01 | 読んだ本のこと | Comments(4)
2010年 07月 26日

阿部了写真展「ニッポン チャチャチャ」

c0155474_21492764.jpgキヤノンギャラリー銀座でやっていたのが、阿部了さんの写真展「ニッポン チャチャチャ」である。
これは、114のお弁当と、それを食べる人とを2枚組にして並べたもの。どちらもモノクロで、トマトも玉子焼きも、シャケもホウレンソウもみんなモノクロ。彩りがないなかでも、それを作ったひと、食べるひとの暮らしや思いが浮かび上がってくる。
この丸いおにぎりなんて圧巻である。サラリーマンから、幼稚園児、高校生、球児、大学の先生に住職と、日本全国いろんな人のお弁当がドアップで迫ってくる。どんなふうに声をかけたのかなぁ。お弁当をめぐるやりとりの会話が聞こえてくるよう。
キヤノンギャラリー銀座での展示は7月28日まで。そのあと、仙台、札幌、福岡、梅田のキヤノンギャラリーをまわる。
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GRDII+21mmワイコン

by sustena | 2010-07-26 21:52 | Art/Museum | Comments(2)
2010年 06月 02日

足が突然目の前につきだして見えてびっくり。久しぶりにモノクロで。
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GRDIII

by sustena | 2010-06-02 22:37 | まち散歩 | Comments(4)