いつもココロに?マーク

sustena.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

タグ:イタリア ( 22 ) タグの人気記事


2017年 07月 03日

トレニタリアでの旅──イタリア旅日記#3

今回、都市間の移動は、海岸沿いの世界遺産のモンテロッサーポルトヴェネーレ間を除き、基本は鉄道。利用したのは、イタリアの大部分をカバーしているトレニタリア(Trenitalia)だ。

40年前は、トーマスクックの時刻表を片手に、明日はどこへ行こうかと、その日の気分次第の旅だったけど(もっともファーストクラスを使える2ヵ月間有効のユーレイルパスを持っていたし、どこへ行くのも今ほど混んでいなかったので、気分次第でもまったく問題はなかった)、今回はホテルとあわせて、ほとんどの列車をwebで予約。。同じ区間でも、時間帯や日にちによって価格が違うから、行程と予算とをにらみあわせて、希望の列車をクリックすればOK。座席指定もできるしね。予約したものをプリントアウトするか、スマホなどを持っていたらそれにデータ入れておけばいい。なんて簡単になったんだろう!
(ところでトレニタリアの日本語のサイトは、手数料が加わるためか、英語のサイトより割高。鉄道でのイタリア旅行を計画している人は、英語のサイトで予約すべし)

時間がわかっていて、チケットさえゲットしていれば、あとは実にラクチン。
日本の駅よりよほどわかりやすいのではないかなぁ。
飛行機と一緒で、出発時間別に、列車番号や行先がボードにずらーっと一覧になっている。ホームが決まり次第、出発ホームの番号が表示されるから、そこで待てばよろしい。
日本だと、どの方向/ルートかによって、いちいち専用のボードをチェックしなければならないから、目的の路線の表示がどこにあるかを探さなきゃならない。しかもホームもあちこちにある。新宿駅や東京駅、上野駅なんで、初めて利用しようとする人にとっては、ちょっとした迷宮なんじゃないかしらん。

気持ちがいいのは、ミラノ中央駅である。天井が高くて大きなアーケードが美しい!ホームが順にズラッと並んでいるから間違えっこない。
c0155474_21242552.jpg
c0155474_21243233.jpg
c0155474_21244113.jpg
c0155474_21245104.jpg
c0155474_21250016.jpg
今回利用した列車は、けっこう年季の入ったものばかり。大胆に落書きがあるものもいっぱいあったなぁ。
フレンツェの駅近くの建物や塀などは、グラフィテxだらけだったし。
c0155474_21263196.jpg
c0155474_21263813.jpg
c0155474_21264594.jpg
c0155474_21265125.jpg
アッシジで列車の到着を待つ乗客。こんな風景はどこも一緒。
c0155474_21282098.jpg
今回、一番の長旅はアッシジからフィレンツェで乗り換えてベネチアまで。でも、窓から外を眺めていて、飽きることがなかったなー。
c0155474_21291652.jpg
c0155474_21292479.jpg
c0155474_21293354.jpg
c0155474_21294032.jpg


by sustena | 2017-07-03 16:56 | | Comments(6)
2017年 07月 02日

ドライトマトの研究

イタリアでドライトマトを買い込んだ。知人にみやげに配ったりもしたんだけど、日持ちがするので自分用にもたっぷりと取り置きしておいたのを、パスタやスープだけでなく、いろいろ試しているこのごろ。
最後にミラノ駅のスーパーで買ったドライトマトは、比較的塩味がきつかったんだけど、梅干し感覚で使ってもおいしいかもしれない、とひらめいてつくってみたのが、チリメンジャコと卵とドライトマトのチャーハン。ピーマンをお好みで。これがけっこういけました。

むろん、単純にいり卵に混ぜてもいいし、胡瓜の薄切りとあえてもいいし、日向夏と枝豆と一緒にまぜても美しい。
昨晩は、ゴーヤーチャンプルに入れてみました。証拠写真だよー。
c0155474_15204476.jpg
油を使わない丸元淑生ふう。最初にビタクラフトで豆腐の水気を飛ばしてから、スライスしてちょっと塩をふったゴーヤを加えて、いつもは鰹の削り節を加えてしょうゆをちょっとたらすところを、削り節をやめてゴーヤと一緒にドライトマトを加えただけ。

写真だとトウガラシみたいだね。けっこうマルでしたー。


by sustena | 2017-07-02 15:30 | 食べ物 | Comments(2)
2017年 06月 20日

パスタ・パスタ・パスタ!──イタリア旅日記#2

イタリアといえばパスタの国であります。

とにかく種類が多い。太さだけでも、日本のそうめん、冷や麦、きしめん・・みたいに、スパゲティにタリアテッレ(フェットチーネ)、リングイーネ、ラザーニェ、いろんな形や長さのショートパスタがあって、小さな帽子という名前のカッペッレッティや、ニョッキにラヴィオリ・・・
三回の食事のうち2回はパスタを頼み、もちろん、主菜の前にいただくので、あまり食べるとくちくなるし・・・・

というわけで、食べたパスタをどどっと紹介。

ペスカトーレのスパゲティ(モンテロッサ)
c0155474_15320282.jpg
ムール貝のニョッキ
c0155474_15321199.jpg
これはなんだったかなー
c0155474_15322297.jpg
麺の名前は忘れたけど、ピエンツァで食べたアラビアータ・太くてコシがある麺だった。
c0155474_15323056.jpg
きしめんみたいな生パスタ。フィレンツェで。
c0155474_15324154.jpg
フィレンツェの市場2階でゆでたての生パスタを。バジルソース。
c0155474_15325186.jpg
フィレンツェでカラスミ入り。
c0155474_15330149.jpg
アッシジだけど、中身は忘れちゃったなー。たしかトリュフ入り。
c0155474_15331074.jpg
ベネチアでイカスミのスパゲティ
c0155474_15332084.jpg
ヴェローナで。きしめんの2.5倍の太さ!
c0155474_15332717.jpg
シンプルなボンゴレ。ミラノで
c0155474_15333551.jpg
マルペンサ空港で
c0155474_15334583.jpg







by sustena | 2017-06-20 15:55 | | Comments(1)
2017年 06月 19日

16日間のイタリア──イタリア旅日記#1

今回のイタリアは、足掛け16日、正味2週間の旅行で、カタール航空で往復6万9000円と、予想より安くチケットをゲットできたので、ちょっと贅沢をしてスカラ座でオペラとコンサート、あとは、大都市と中・小都市、田舎と都会を適宜おりまぜ、古典と現代絵画もブレンドし、あきないようにプランニング・・・といってもホテルと電車の時間を調べた程度ではあったんだけど、終わってみればアッという間で、戻ってから翌日は会議、火曜・水曜と北海道に出張で、1週間たってようよう、ひとごごちがついた感じ。

日程はこんな感じ。

1日目
成田を深夜出発
■機内泊

2日目
昼ミラノ着 
ドゥオモ、ガッレリア、サン・サティロ教会など見学 
■ミラノ泊

3日目
ブレラ美術館、プラダ財団、夜スカラ座でオペラ 
■ミラノ泊

4日目
電車でチンクエテッレへ。遊覧船でヴェルナッツァなど
■モンテロッソ泊

5日目
遊覧船でポルトヴェネーレへ 
■ポルトヴェネーレ泊

6日目
電車でフィレンツェへ。ドゥオモ、、ジョットの鐘楼など見学 
■フィレンツェ泊

7日目
オルチャ渓谷ツアー 小さな村を回る
戻ってからポンテヴェッキオなど 
■フィレンツェ泊

8日目
市場、 サンマルコ美術館、メディチ家礼拝堂、ウフィツィ美術館など 
■フィレンツェ泊

9日目電車でアッシジへ、サン・フランチェスコ大聖堂、サン・ダミアーノ修道院、サンタ・キアラ聖堂など見学
■アッシジ泊

10日目
鉄道を乗り継ぎベネチアへ、ベネチアビエンナーレ、リアルト橋付近をそぞろ歩き
■ベネチア泊

11日目
ベネチア市内見学。サンマルコ広場、ドゥカーレ宮殿、プンタ・デラ・ドガーナ、サンタ・マリア・グロリオーサ・ディ・フラーリ教会など
■ベネチア泊

12日目
電車でヴェローナへ。円形競技場跡、ジュリエッタの家、エルベ広場、スカリジェロ橋など見学
■ヴェローナ泊

13日目ミラノへ。最後の晩餐、トリエンナーレ現代美術館、スフォルツェスコ城
■ミラノ泊

14日目
ミラノ郊外のクレスピダッダへ。アンブロジアーナ図書館・美術館、夜スカラ座でコンサート
■ミラノ泊

15日目
ワグネル市場ほか買い物。飛行場へ。16:50ミラノ発
■機内泊

16日目
夜成田到着

c0155474_12351990.jpg
まだ写真をちゃんと見ていないので、おいおい報告しますー



by sustena | 2017-06-19 12:44 | | Comments(2)
2017年 06月 09日

クレスピダッタへ

昨日は、ミラノ郊外にある、労働者の理想郷を作ろうとしたクレスピダッタへ
c0155474_14090053.jpg
c0155474_06213332.jpg
写真は綿の紡績工場で、トイメンに労働者の住宅が並ぶのだが、どれも立派な戸建で庭も広いのだった。
戻った後、アンブロジアーナ図書館でレオナルダヴィンチの手稿を見て、夜はスカラ座でブラームス。アンネ・ゾフィー・ムッターが貫禄なのだった。

今朝はこれから市場へ出かけ、空港に。
あっという間だったなー



by sustena | 2017-06-09 14:15 | Comments(4)
2017年 06月 04日

アッシジです

フィレンツェでの宿のWIFIが弱くて、すぐへたってしまって写真が送れず。
いまアッシジにいます。
たった一泊だけだけど、とても静謐な雰囲気の街。
もっとも観光客はこの時期とても多いんだけれど、わさわさした雰囲気があまりないのはフランチェスコに惹かれてくる人が多いからかしらん。よくわかりませんが。

宿からは聖フランチェスコ聖堂がよく見えます。
明日はベネチア。ビエンナーレが見たいんだけど、辿りつけるかな。。。

c0155474_05194758.jpg



by sustena | 2017-06-04 05:21 | Comments(2)
2017年 05月 31日

イタリアなう

エアポケットのように、ぽかんと2週間空いたので、30年勤続の特別休暇を取ってイタリアに。

5日前に成田を出て、ミラノに2泊のあと、昨日、世界遺産のチンクエテッレの玄関口であるモンテロッソで1泊、本日は同じくチンクエテッレと同時に世界遺産に指定されたポルトヴェーネレに到着。幅が狭いくせに背が高いピンクやクリーム色の建物が、ひしめきあっているような景色(写真は夕方で、めちゃくらいけど)にどっぷり浸ってます。

ミラノに着いた早々、充電途中にiPadの電源がいくらやってもオンにならない状態になり、肝心の地図をすべてiPad頼みにしていて、宿泊先をいろんな人に聞きまくったりしていたのだけれど、本日の宿泊先でノートパソコンを借り、関係各所に「メールは見られないからよろしく」という、ローマ字で綴ったメールを書き(日本語入力設定がうまくできなかったため)、ひと段落ついた後に対処法を調べたら、なんのことはない、過充電ではなく、再起動させれば電源はめでたくオンになり、いやはや、ネット頼みになってしまうと、勘が衰えてしまうよね、と反省することしきり。

それはともかく、ミラノではスカラ座でドン・ジョバンニのオペラを観たり、プラダ財団の現代美術の展示を観たり、それなりに忙しかったので、ここ2日間は、小さな村で、ひたすらボケっとして美味しいものを食べて過ごしてます。

明日は40年ぶりのフィレンツェですー。
c0155474_05140363.jpg


by sustena | 2017-05-31 05:33 | | Comments(6)
2013年 10月 28日

「世界のおもしろい家」

c0155474_22513576.jpgこの9月にエクスナレッジから出た「世界のおもしろい家」(B5判 117p 2013年9月刊)が楽しい♪
この本は、世界のさまざまな国のとんでもないデザインの家、おもわず笑っちゃいそうな家、伝統のつくりだけどとってもユニークな家など69の家を紹介したもの。

たとえば、「ふたりのためのモンスターハウス」は、スウェーデンの自然保護区にある、カップルが釣りをしてすごすための別荘で、まるで木でできたサナギのような家で、アタマの部分が伸び縮みするようスライド式になっていて、内部は一面毛皮張り。フランスのカンヌにあるタコの家のような家は、ピエール・カルダン所有の別荘。このほか、天地逆転した家、空から降ってきて突き刺ささったような家、顔ソックリの家、クルマのナンバープレートを一面にはりめぐらした家・・とページをめくりはじめたら、そのキテレツさにもう止まらなくなる。

私が気に入ったのは、アメリカ・オハイオ州のバスケット型のビル。これ、手編みカゴを主力商品とするロングバーガー社の本社なんだって。中国福建省の世界遺産の「要塞型円形マンション」ともいうべき「福建土楼」には絶対行ってみたいし、カナダの「ジェンガハウス」は藤本壮介の森のような家みたい。

実際に住むには住みにくそうな家もけっこうあるけれど、こんなにも自由な発想ができるんだ、と、ただただオドロキ。

写真は2009年に訪れたまるでおとぎの国のようなアルベロベッロ。この本では紹介されていなかったけど、やはり絵本の世界のようなポルトガルのマディラ島の三角屋根の家が載っていた。
c0155474_2251616.jpg

c0155474_22512368.jpg


by sustena | 2013-10-28 22:53 | 読んだ本のこと | Comments(6)
2009年 10月 11日

大人計画「サッちゃんの明日

c0155474_22342972.jpgシアタートラムで松尾スズキ 作・演出、鈴木蘭々主演の「サッちゃんの明日」を見た。

下町のそば屋・墨田屋では、妻(家納ジュンコ)が祖父と駆け落ちして、腑抜けになった父親(松尾スズキ)にかわってサチコ(鈴木蘭々)が店を切り盛りしていた。人手不足のこの店の店員募集にやってきたのは、痴漢で前科3犯、刑務所から出所してきた男・ヅケヤマテビイチ(皆川猿時)である。態度はへんだが腕はいい。サチコはヅケヤマを雇うことにする。
この店の常連が、脳性小児マヒを売り物にして、不動産営業でトップセールスマンとして活躍する沼田(小松和重)と、赤ん坊のいるダンサー志願のツグミ(猫背椿)。この日、沼田は新入りのカチガネゴロー(星野源)を連れてきていた。
ところで、かわいらしくて性格もいいサッチャンには、ビッコというハンディがあった。その原因はゴローという名の犬にかまれたこと。沼田とカチガネゴローの勤務する会社の社長の犬である。

───このシュールでビミョーな笑いいっぱいの「サッちゃんの明日」を、原作の筋立てを紹介しながらまとめようとしてもちょっとむなしい。
個性的な俳優陣がそろっていて、好き勝手やってるようでいて、それなりに秩序立ってるフシギ。

ストーリーだけを追っていくと、けっこう悲惨な話だけど、存外明るく感じられるのは、人間への信頼みたいなものが、脚本の底流にあるせいかしらん。
松尾スズキはは登場するだけで笑いを誘っていた。脳性小児マヒの沼田と、サチコのおばあさんの2役の小松和重は、ドンピシャ。とくにネット株にはまってるおばあさん役が、最高。

松尾スズキと鈴木蘭々の劇中歌も、ヘンテコで絶品。

 配役
墨田サチコ……………………鈴木蘭々    
墨田カズ・沼田………………小松和重
れい子・リリー ………………家納順子
道灌・ノムロカチガネゴロー・ヤス………宮藤官九郎
ヅケヤマテビイチ・ポーチオ化け………皆川猿時
つぐみ・キヨ   ………………猫背椿
c0155474_223237.jpg

GRDIII

by sustena | 2009-10-11 22:32 | Theatre/Cinema | Comments(4)
2009年 10月 05日

9月文楽公演

c0155474_2215093.jpgそうそう、旅行に行く前に文楽をみたのだった。
もうすっかり忘れちゃったけど、みたのは第2部の公演と第3部の公演。

第2部は「伊賀越道中双六」の沼津の段と「艶容女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)」の酒屋の段。どちらも有名なところで、何度かみたことがあるので、今回はストーリーを気にせず楽しめた。
簑助の十兵衛、勘十郎の平助、住大夫の切で至福。酒屋の段では、嶋大夫がノリノリというか、もうたっぷりフルコース。文雀のお薗も気品があって、私はこのひとの人形は、数年前に初めて文楽を見始めたころは、なんだかそっけなく感じたものだけれど、なじむにつけ、味わい深く思うようになった。

第3部は、「天変斯止嵐后晴(てんぺすとあらしのちはれ)」シェイクスピアのテンペストを翻案したもの。山田庄一=脚本・演出、鶴澤清治の作曲。いったい文楽でシェイクスピアをどう料理したのかしらンという興味でみたのだけど、初演は平成4年なんだって。
西洋のまんまというのてはナンだからと、舞台を中世の日本におきかえて、阿蘇左衛門、春太郎、美登里って具合。清志郎の琴がよかった♪ 冒頭の嵐を奏でる太棹三味線もヘーェという感じ。ただしストーリーは、原作の流れを追いすぎてつまらない。シェイクスピアはセリフのおもしさに負うところが大きく、あの厖大なセリフを筋だけにしちゃうと、いかに義太夫ががんばろうとそぐわないんだなぁ。ちょっと妖精っぽい人形は、趣味がわかれるところかな。
c0155474_222665.jpg

今回は主遣いも、最初から最後まで黒衣で顔を見せなかったから、人形の動きに集中できたかというとさにあらず。人形の心の動きを表現するのに、主遣いの表情がわりと大きなウェイトを占めていたというか、ひいきの遣い手の、たとえば勘十郎の顔の表情と手の動きに見ほれているのが文楽鑑賞の楽しみのひとつだな、ということを実感。
私などは、まだ古典もちょびっとしかみていないので、もっともっと古典をみたーいと思うんだけど、文楽を豊かにするチャレンジングな試みは、1年に一度くらいなら歓迎。でも洋モノではないほうがいいと思う。たぶん。

写真はタオルミナ。保護区に指定されているイゾラベーラの浜辺にて。
c0155474_2214838.jpg


by sustena | 2009-10-05 22:14 | Theatre/Cinema | Comments(2)