2007年 12月 14日

田中長徳『トウキョウ今昔 1966・2006』

チョートクさんの『トウキョウ今昔 1966・2006』(岩波書店 2006年9月発行)を読了。

ライカM2とM3で撮った1960年代の東京と、リコーGRDとエプソンR-D1sで撮影した2006年のトウキョウとをまったく同じ場所で撮ったり、テーマが共通のものを選ぶなどして対比している。あわせて、片岡義男、坂崎幸之助、なぎら健壱、3名の偽ライカ同盟のメンバーとの対談も収録。ことに片岡健一との対談が興味深い。(日本で写真を撮っている人の中で、一番情緒的なところから遠いのが片岡だというチョートクさんの指摘に対して「情緒では撮っていないですね」と片岡はキッパリ)

私が気に入った写真は何枚もあるのだが、早稲田大学・大隈講堂前の階段で、学生たちがほぼ均等に間をおいて座っているシーンなど、きわめていまを切り取ったものだなぁと感じる。ちなみに写真はすべてモノクロ。

まるで国会議事堂のような小菅の東京拘置所、六曲二双の金屏風のような勝鬨橋の夕暮れ頭巾をかぶっての小学校の避難訓練はなんだかクー・クラックス・クランの行進のよう!

なんとなく、触発されて?? 本日、武蔵引田に取材に行く途中、数枚撮った中から2枚をアップしてみる。上石神井の駅近くのアパート前の公園と上石神井駅の風景。

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GRDII F3.5 1/540秒 ISO100 +0.3
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GRDII プログラムオート(F3.5 1/203秒 ISO80 -0.3)

武蔵引田で撮ったものは、うっかりマニュアルのマクロモードを解除し忘れていて、とんだピンボケだった。(クライアントと一緒に歩いていたために、たしかめる余裕がなかったのがイタかった……)

# by sustena | 2007-12-14 22:28 | 読んだ本のこと | Comments(4)
2007年 12月 14日

黒テント「上海ブギウギ1945」

神楽坂のシアターiwatoで、黒テント第64回公演「上海ブギウギ1945」を観る。

  【台本・演出】山元清多
  【音楽監督】服部吉次
  【演奏】ギター:本村光正、ベース:熊谷悌、ドラム:工藤恭彦、ピアノ:荻野清子

敗戦直前の1945年の上海。対米英策略放送を行うラジオ放送「YMHAシャンハイ」と、ナイトクラブ「イエローバード」を舞台に、ジャズメンや兵隊慰問のヨシコ・シスターズ、上海軍情報部文化担当将校らが語り、歌う。

このホンのベースになっているのが、東京ブキウギ、支那の夜、蘇州夜曲で有名な作曲家・服部良一の評伝。この芝居でも服部良一の歌のオンパレード。「夜来香ラプソディー」のなんと、Jazzyな、洗練されていたこと!

特筆すべきは、服部良一の次男で、黒テント野創立にも参加した服部吉次の歌と音楽の素晴らしさだ。背中の存在感ときたら。40ものブギウギを、斎藤晴彦とのかけあいで紹介していくシーンは最高だった。荻野清子のピアノはいつもすてき。ヨシコシスターズの姉役の稲葉良子、文化担当将校の吉川中尉を演じた重盛次郎も、なかなかいい味を出していた。

もちろん、音楽にひたっているだけでなく、中国と日本のカンケイなど、いまも引きずっている歴史もしっかり伝えている。佳作であります。

▼去年の11月に杭州と上海に出張に出かけたときの写真から。あのときGRデジタルを持っていたら、もっとマシな写真が撮れたかしらん・・。
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# by sustena | 2007-12-14 00:11 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2007年 12月 13日

エコプロ見参

有明の東京ビッグサイトで開かれているエコプロダクツ展に出かけた。ゆりかもめに乗って、東京湾の茫漠とした感じを撮ろうと思っていたら、あいにくの雨。りんかい線でとぼとぼと出かける。

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GRDII F3.5 1/90秒 ISO80

曲がり角でステキな落書きがあった。しかも、非常口のマークで「未来口」とある。
へぇ~と思ってパチリ。でも、かわいい落書きと人物が重なってしまった(;o;) 
9時半までにつかなければならなかったので、出来を確認する余裕もなく、そのまま会場へ。あーあ、もっと工夫すればよかった・・。

会場にはこどもたちがいっぱい。軽井沢の里山をイメージさせるコーナーもあって、こどもたちが落ち葉で遊んでいた。
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GRDII F2.4  ISOオート(114)

会場内フラッシュなしなので、ちょっとボケてます。

会場ではアンケートに答えて、東芝の星の王子さまのカードとエコバッグ、NECのバザールでござーるのカレンダーとノート、ドコモダケのケータイの液晶拭きをゲット。エコプロなのに、モノでつられる私もオバカ・・・

帰り、ゆりかもめの中から観覧車を撮る。動いている車内、ガラス越し。観覧車が目玉のようでしょう?

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# by sustena | 2007-12-13 23:32 | GRDIIレッスン | Comments(0)
2007年 12月 11日

写真の解像度

GRDIIは1000万画素である。当初、伸ばしてもせいぜいキャビネだからと、2048×1536で設定していた。だけど、ひょっとして傑作が撮れて大きく伸ばしたくなるかもしれないではないか、という友人のススメに従い、Lサイズで撮ることにした。
でも当方のPCは結構ロートルで、本来ならば、この1枚!と残すのを決めて、ボツ写真は思い切って捨てないと、ハードディスクのを食うこと、この上ない。
それがなかなかできず、もっか、830枚の下手っぴ写真が死屍累々・・・

昔は、webだけだったから640×480、その後、さすがに手札ぐらいには印刷することを考えてIXY55では、主として1280×960で撮っていた。
久々にその写真を見たら、なんだかとても粗い。人間の目の慣れとはおそろしいものだ。

IXYで撮った中で好きなのがこれ。
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ブータンにて。
ああ、GRDIIを持って旅に出たい!

# by sustena | 2007-12-11 18:12 | GRDIIレッスン | Comments(0)
2007年 12月 09日

晴れたらライカ、雨ならデジカメ

チョートク(田中長徳)さんの『晴れたらライカ、雨ならデジカメ』(岩波書店 2007年6月1日)を読む。

ココロすべし、と思ったところ。
●構図の問題───ファインダーで考える前にまず肉眼で観察しよう

という部分。要旨はこうだ。

カメラは人間の視神経の延長であり、人間に奉仕するものであるはずなのだが、人間がカメラの引力に振り回されているシーンがよく見受けられる。初心者はよく、ファインダーを覗いたまま、向こうに行ったりこっちにきたり、挙げ句の果ては高い建物を下から撮影するのに地面に寝ていたりするけれど、ファインダーで撮影アングルを決める前に、自分の視神経をもっと信用しなければならぬ。自分の撮りたいアングルを自分の眼で探して、その位置にカメラを持ってくること。画面の周辺部の整理などを考えていると、せっかくの良いシーンで過去の時間に逃げてしまう。

GRデジタルでどう風景を切れとれるか、カラダと目玉にしみこませることができるようになるかなぁ。

長徳さんのブログも参考になる→http://chotoku.cocolog-nifty.com/blog/
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# by sustena | 2007-12-09 23:57 | 読んだ本のこと | Comments(0)
2007年 12月 09日

ファーストGRD

GRデジタルを購入して最初の1週間に撮った写真からセレクトした16枚をオンラインアルバムにアップしました。長いことアクセスしなかったので消されちゃいました。(T_T)
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# by sustena | 2007-12-09 23:30 | GRDIIレッスン | Comments(0)
2007年 12月 09日

新宿夕景

土曜日、西新宿の高層ビルでシンポジウムがあったので出かける。
タクシー乗り場で、人のかたまり具合が気になってパチリ。
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続いて、いま建設中の東京モードのビル。
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シンポジウムが終わったら夕方。空の色が気に入ったので、東京モード学園のビルとともに。
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マニュアル ISO100 F3.5 1/10秒

ビルの前の木々のイルミネーションきれい。なんとかその雰囲気を出したいと思っているうちに、電池切れ。単4電池はカバンに2本しか入っておらず、あーあ・・・。

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マニュアル ISO100 F3.5 1/10秒

# by sustena | 2007-12-09 23:20 | GRDIIレッスン | Comments(0)
2007年 12月 06日

写真のカンというもの

いつもGRDIIを持ち歩くようになって、ふっと「これは!」と目にとまる風景がある。あるときは、電車に並んでいる二人だったり、あるときは、そそる看板だったり、一瞬の表情だったりもする。
そんななかから、即座に「写真になるかどうか」をかぎわけるカンみたいなものが、写真カンなのではないか。

写真の好きな友人が決まって立ち止まるのが、廃墟感のある風景。
銀座泰明庵の近くのこの空き地も、その人ならゼッタイにいい写真にするだろうと思わせるがらんどう感があるんだけど、どんな光のときならもっとマシになるのかがわからない。

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きのうお昼に通りかかった路地に垂れ下がった電線も、なんだかおいでおいでをしていて(幽霊みたいだね)、ファインダーを向けたのだが、うむむ。

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ごちゃごちゃの電線のある風景をいつか、ちゃんと撮ってみたい、と思いながら、いつも空を見上げてる。

# by sustena | 2007-12-06 17:17 | GRDIIレッスン | Comments(2)
2007年 12月 06日

飛行船!

昼間食事に出たら、ビルの間から見える青空にぽっかり浮かんでいるものがある。あ、白いクジラと思ったら、飛行船。あわててGRDIIを取り出して撮ったのだけど、意外に速くて、あれよあれよと思う間にビルの影に。

もう一度、出てきたところをねらおうと思ったのだけど、うーん、やっぱりアングルが決まらない。最初にあわててシャッターを切ったほうが、当初のあわてた気分が思い出せて、(他の人にはまったく伝わらないんだけど)、一人でにんまりできるので、あまりに平凡だけど、こっちをセレクト。

でも白いクジラのつもりだったのに(T_T) へたくそなサステナ。
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# by sustena | 2007-12-06 17:06 | GRDIIレッスン | Comments(0)