いつもココロに?マーク

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2008年 03月 07日

チャリの思い出

この写真は、2001年5月14日に、ママチャリとおさらばしたとき買った自転車。仕事用にゲットしたばかりのオリンパス・C3040Zで試し撮りしたのだ。F1.8 1/200秒 ISO100
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ママチャリは、この3月で高校卒業という息子を、生後4カ月で保育園に入れたときに買った。最初は乳母車にのせて。首が座ってからはおぶって。そのあとは、ママチャリの前に乗せて。冬場に息子を風よけにしながらチャリを漕いでいて、「なぜか泣くんですよ」と保育士さんに言ったら、「お母さん、それは、寒いんですよ」。あわてて、防護フードを買ったこともあったっけ。3歳ぐらいから卒園までは、後ろの荷台にのっけて毎日。

金曜の帰りともなれば、前かごはふとんカバーやら泥んこになった洋服でてんこ盛り。ことに乳児の頃は、使い終わったおしめでパンパンにふくらんだ袋も加わった。さらに、スーパーで買い出した夕食の食材も抱えて、ヨロヨロしながら家路を急いだものだ。

でも私は送り迎えするこどもが一人だから、たいへんとはいえ、まだ楽ちんなほうだった。子どもが3人いるひとなど、最初は一番小さい子をおぶって、前と後ろに長男と次男をのっけて。末っ子がある程度大きくなったら、一番大きい子が、前かごとサドルの間のフレームに立ち乗りしながら器用にバランスをとって、堂々4人乗りをしていたぞ。

さすがにパトカーに呼び止められたことがあったらしいけど、「じゃ、家まで送っていってくれますか?」と問い返し、撃退したとかなんとか……。
いま3人乗りできる自転車を開発、なんて言ってるけど、ことほどさようにお母さんはタフなのであります。

12年間ずっとママチャリで過ごしたので、そろそろオシャレな自転車がほしいと買い求めたのが7年前。漕ぎやすくてカッコイイけど、実は買物には不便な自転車なのだ。これもいまは、色がハゲハゲになり、前カゴがデコボコ、チェーンがさびている。

購入したてはこんなにきれいだったんだ、とあらためて、時のうつりかわりを感じてしまった。

# by sustena | 2008-03-07 22:48 | つれづれ | Comments(1)
2008年 03月 06日

森美術館『アートは心のためにある』

UBSの社会貢献セクションに務める知人が開催に奔走したという美術展の招待券を送ってくれたので、近くに出向いたついでに、森美術館に寄ってみた。
題して『アートは心のためにある』。最初私は、薄紅色のアロハっぽいシャツを着た作者とおぼしき人物が、宇宙空間に浮かぶ地球の上に立ち、バックが白く爆発していて、黄色い文字で「ART IS FOR THE SPIRIT」と大きく書いてある、そんなポスターを見て、エイブルアートか何かかなぁとバクゼンと思っていたら、実は現代アートを率いる錚々たるアーチストのコレクションの企画展なのだった。
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紹介文を写すと
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スイスに拠点を置く金融機関UBSの現代美術コレクションは、1950年代以降のアメリカ、ヨーロッパの絵画と1990年代以降のヨーロッパを中心とした写真作品を中核に、近年はアジアや中南米の作品にも視野を広げ、よりグローバルな企業コレクションとして拡大しつつあります。本展では1000点以上におよぶコレクションから、「1.ポートレイトから身体へ」、「2.造られた世界」、「3.ランドスケープから宇宙へ」という3つのテーマで作品を選び、それぞれの作品やアーティストのアイディアが世界とどのように繋がっているかを探ります。
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おなじみのアーチストがいっぱい出てくる。
ウォーホル、リキテンスタイン、バスキア、アレックス・カッツ……。アラーキーの「さっちん」、宮本隆司の阪神大震災や九龍城などの廃墟をはじめ、写真もかなりあった。

「ポートレートから身体へ」というパートで、壁に並んだ3枚に釘付けになった。それは杉本博司のオランダ提督の蝋人形をリアルに撮った「ピーター・スタイブサント」と森村泰昌の「青いドレスのマルガリータ」(王女B)、シンディシャーマンの「無題#209」の絵画史を擬したかのような3枚を並べたもの。

ツァオ・フェイの中国の蛍光灯工場のビデオも、一シーン一シーンが単なる工場の生産風景と思えないほどきれいだった。アンドレース・グルスキーの「99セント」は、日本の100円ショップを広大無辺な1フロアに敷きならべた感じ。トーマス・フレヒトナーの雪におおわれた「寒冷B」「寒冷1」は、なんだかこの世とは思えない風景……。(長時間露光によって半分作りあげたポスター)

展覧会は4月6日まで。

写真は、52階の「東京シティビュー」。みんな窓にへばりついていました。
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# by sustena | 2008-03-06 22:58 | Art/Museum | Comments(2)
2008年 03月 05日

影もなんだか好きみたい。ポール・スミス・ギャラリーに行く途中。光を受けた感じが気に入ったのでパチリ。
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今年に入ってコンペ4連勝。なんだかむやみに忙しい……。

# by SUSTENA | 2008-03-05 21:52 | GRDIIレッスン | Comments(5)
2008年 03月 05日

表参道・工事中

表参道、国連大学に向かう途中の工事中の壁。つい反応して撮ってしまう。
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見上げると、なかなかコワい。
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息子が、「お母さんはなぜ、工事中の写真ばっかり撮っているの?」
うーん、母にもわからない。アッと気付くと、いつの間にか違う風景になっているの。あー、どんどん変わっていくなぁって・・・・。

# by SUSTENA | 2008-03-05 21:44 | 看板・サイン・ポスター | Comments(0)
2008年 03月 04日

本城直季『Small Planet』

表参道のポール・スミス・スペース・ギャラリーで、本城直季の個展をやっているというので近くに立ち寄ったおり、ちょっと足をのばして見てきた。おもしろい!
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本城直季といえば、まるでミニチュアのような都市の風景を俯瞰した写真で第32回木村伊兵衛賞を受賞した写真家である。大きな蛇腹を工夫して、俯瞰写真なのに、まるでマクロで周辺がボケたように見せることでミニチュアっぽく見せるらしいんだけど、今回展示されていたB全のポスターぐらいの大きな写真をごく間近でみても、ほんと人物なんかもフィギュアに見える。すごーい。

真似できないかなーと思って、フォトショップでいじってみたけど、簡単に真似できるものではないのだった。(いまwebで調べてみたら、なんと、「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフトもあるのだ。ほんと、人気者だね)

今回は展示してあるプリントを販売していた。69万3840円~123万9000円まで。(プリントのサイズの違いによる)

ギャラリーの屋上にスタッフが集ったのを、ミニチュア写真様式で撮影した「ポール・スミス・スタッフ・ポートレート」という作品の下に、本城のコメントが載っていた。

・・・高いところから街を俯瞰すると
その街を構成しているさまざまな背景が見えてくる。
歴史や地理や風土や文化、そして社会政策……。
それらはその街をかたちづくっている構成要素だ。
今回の空撮でも、僕は都市がもっているその街の差異を実感した。
そしてロンドンが好きになった。
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ギャラリーの外から、近くの住宅が見下ろせる。花がきれいだった。
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# by sustena | 2008-03-04 23:28 | Art/Museum | Comments(0)
2008年 03月 04日

いわくありげな空

あ~、雲の色みが反転してる~というわけで、大好きな空を。
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こーゆーのが好きだなんて、これはもう感情のクセですね。

# by sustena | 2008-03-04 01:51 | GRDIIレッスン | Comments(0)
2008年 03月 02日

電車内のネコ

息子はもっか物欲のカタマリであって、カバンがほしい、サイフがほしい、ノートPCやケータイも必要だ。卒業式や入学式にはスーツがいる(ということは、革靴も必要なのか……)。王様なので、矢継ぎ早に要求する。そんなわけで、きょうは新宿に買物に出た。

帰りの総武線で。男のひとが、私が座ろうとしたところにつつーっと一足はやくリーチ。しかたなく向いの空いてる席に座ると、その人はやおらカバンの中からネコを2匹取り出すではないか。ネコたちは座席に陣取って、実に悠然としている。まったく騒がない。あまりにも感動したのでパチリ。ネコのかわいい表情がよくわからない。残念。近づいて、ちゃんと撮らしてもらえばよかったかなぁ……。
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# by sustena | 2008-03-02 17:36 | GRDIIレッスン | Comments(4)
2008年 03月 01日

世田谷パブリックシアター『春琴』

サイモン・マクバーニーの「春琴」は、谷崎潤一郎の耽美的な小説『春琴抄』と『陰翳礼讃』をもとに、闇を失った現在と、19世紀の大阪とを重ね合わせながら、男女の陰影を見つめた舞台だ。

物語は、不倫の恋に悩むナレーター(立石涼子)が、録音スタジオで谷崎の「春琴抄」を朗読するところから始まる。

薬種商鵙屋の娘春琴は、9歳の時に失明して以来、琴三弦の稽古にはげみ、琴の師匠となる。奉公人の佐助は、春琴の手をひき、なにくれとなく春琴の世話をやく。佐助(チョウソンハ、高田恵篤、ヨシ笈田へ)は、春琴から琴の手ほどきを受けるが、その教え方は折檻をともなう厳しいものだった。高慢な春琴に献身的にかしずく佐助。いつしか佐助は、彼女に支配され、虐げられ振り回されることで、倒錯的な愛情を抱くようになる。春琴が何者かによって熱湯を顔にかけられると、佐助は、その姿を見ないですむよう、両眼を針でつき、自らも盲目となる……

サイモン・マクバーニーは、日本の伝統芸能の持つ様式美をあちこちに取り入れている。たとえば、簡素な舞台は棒や畳の並び替えで、場面が転換する。春琴は、最初は黒衣の女性二人が遣う人形。このあたりは文楽を思わせるが、それが、成長にともない、生身の女優(宮本裕子)による人形ぶりに変わり、最後、春琴がやけどを追う場面では深津絵里が演じる。背景のスクリーンに映る文字や植物や灯りの影は、陰影豊かだ。

折檻の場面のエロチシズム、盲目になった佐助を春琴が抱く場面は、ゾクッとするほど切ない。

[演出] サイモン・マクバーニー
[美術] 松井るみ/マーラ・ヘンゼル
[出演] 深津絵里、チョウソンハ、ヨシ笈田/立石凉子、宮本裕子、麻生花帆、望月康代、瑞木健太郎、高田惠篤/本條秀太郎(三味線)

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# by sustena | 2008-03-01 23:34 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2008年 03月 01日

日本橋三越本店「北斎 富士を描く展」

日本橋三越新館7階のギャラリーで、北斎の富士山をまとめて展示しているよ、という国宝ウォッチャーからのメールで、勇んで見に行きました。
しかも、「ご自身で描いた(撮影した)富士山のイラストか写真をご持参の方を無料でご招待」という特典があって、ヤッター、900円がタダになる!と、ケータイの写真を受付の人に見せて入場。
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この展覧会では北斎の二大富士シリーズ「冨嶽三十六景」全46図に、彩色が異なる4図を加えた50点と『富嶽百景』の原本3冊、ならびに、それぞれの図版を一点ずつ額装した全102点が一挙に展示されていて、有名なものも多いのだけれど、ああ、こんな富士山もあるのか、こんなにたくさん描いて、まだまだアイデアが湧いてくるなんて、と、晩年の北斎の力業に、ほとほと感心してしまいました。

それにしても、あの構図!28ミリのGRDIIで、一歩、また一歩と近づいてもかないません。すごーい。

入口近くの壁に、みんなが撮ったり描いたりした富士酸が飾ってあったのも、ああ、これは新しい富嶽36景だなぁ……。それほど、富士山のフォルムは、なかなかにサマになるのでした。ユニークな企画であります。あの有名な、波がパシャーンと弧を描いている 「神奈川沖浪」に似せようとした写真もあって、努力はわかるけどねー、とほほえましいのでした。

3月2日まで。

# by sustena | 2008-03-01 23:28 | Art/Museum | Comments(0)