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2017年 08月 16日

ユニバーサル・ネーチャー: 日本の現代美術家6名によるカレワラ展

神宮前のセゾンアートギャラリーで、「ユニバーサル・ネーチャー: 日本の現代美術家6名によるカレワラ展」と題した展覧会が開催中で、フィンランドの叙事詩カレワラと聞くとぜひにも行かなくちゃと、出かけてきた。

参加するのは淺井裕介、飯沼英樹、太田祐司、鴻池朋子、しりあがり寿、田中愛弓の6人。

鴻池朋子さんの作品は、いつもながら凍てつく大地とあらぶる獣の咆哮が聞こえてくるようですてきなのだけれど、しりあがり寿の映像インスタレーションがすこぶる面白かった。
カレワラの中に登場する1場面----幸福を紡ぎ出す「サンボ」が盗み出されたのに気づいたポポヨラの女主人・ロウヒの軍団が船に乗ってワイナモイネンを追いかける。ワイナモイネンが火口と火打ち石を投げつけると、ロウヒの舟は岩礁に 乗り上げてて砕けるが、なおもロウヒは巨大な怪鳥に姿を変えて、ポホヨラの兵士たちとともにワイナモイネンを襲うが、櫂で打たれて兵士たちは海に落ちてしまう。怪鳥は残った小指の爪でサンボをつかむが失敗。サンボは粉々になって湖に沈む・・・というストーリーのセリフとト書きが壁に映し出されて、文字のマンガを見ているよう。

とくに言葉がばらばらに落ちていって、それが集まって怪鳥の翼になって飛び立つ場面はぞくそくした。

カレワラのめくるめくような話にぴったりーと思ったことだった。

セゾンアートギャラリーはこんな感じ。引いて撮ろうとすると、電線がジャマなのだった。
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お向かいは、シチリア産のオリーブオイルと食材の店。危険な場所だ・・・・
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# by sustena | 2017-08-16 15:10 | Art/Museum | Comments(2)
2017年 08月 16日

東京藝術大学創立130周年記念特別展  藝「大」コレクション

c0155474_14094990.jpg昨日、東京藝術大学創立130周年記念特別展 「藝『大』コレクション パンドラの箱が開いた!」に行ってきた。
8月15日とあって、雨降りにもかかわらず、上野の公園口を出ると家族連れやカップルなどでごったがえしていた。しかし、西洋美術館、動物兼、科学博物館、東博、東京都美術館と進むにつれて人波はどんどん消え、芸大につくころにはごくまばら。ゆったり見学することができた。

さすが、芸大というべきか、重要文化財もいっぱいあって、ほぉーこんなに持ってたのかと思わせられる。
なかでもウットリしたのが、飛鳥時代の絹である。実にきれいだったなー。

尾形光琳、狩野芳崖、浅井忠、黒田清輝をはじめ、近代の日本画もいろいろ。
高橋由一の《鮭》は、私のイメージでは輪郭がクッキリハッキリしてたけど、意外に頭の部分など、ぼわんとしているのね。

名品コレクションもなることながら、興味深いのは、著名作家の卒業制作の数々である。
また現代作家の自意識イッパイの自画像も興味深い。

千住博。村上隆、山口晃、小沢剛、O JUN、松井冬子、川俣正、宮島達男・・。
会田誠の自画像は、新潮文庫4冊。これ、ホントに読んだのかなー、ウケだけを狙ったのかなーと思っちゃった。
(そういえば、知り合いはこの卒業制作の自画像にケータイ電話を出品したのだという。まぁ発想は同じだよね)

写真は芸大展とは無関係で、豊田市美術館に行く途中にあった鉄柵(? なんていうのかな)
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# by sustena | 2017-08-16 14:30 | Art/Museum | Comments(2)
2017年 08月 16日

奈良美智 for better or worse

先月、どうしても行きたくなって、ふらっと新幹線に乗って名古屋の豊田市美術館へ。
開催中の奈良美智展を見るためである。奈良さんの展覧会は、以前原美術館で開催されていたのを見たことがあるきりで、最近の作品も多いというので出向いたのだった。

豊田市は、10年ぐらい前にトヨタの森を訪れて以来。うっかり名古屋と豊田市間の時間を深く考えずに帰りの切符をとってしまったので、滞在時間は3時間ぐらいしかない。絵を見るのに1時間半はかかるだろうから、お昼にさしかかっていたけれど、そのまま美術館にいくことにした。

豊田市美術館は駅から徒歩15分。地図で見たら比較的単純なコース。しかも、改札口を出たあとは、道路にもこんなふうに美術館への案内サインがわかりやすく、迷うことはなかった。
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美術館へは坂を上っていく。
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まちなかを見下ろすとこんな感じ。
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この美術館の設計は谷口吉生。2階部分には広い人口池が広がっている。
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入口近くにジョセフ・コース」の哲学者や思想家225名の名前が並んだ壁と、ジェニーホルツァーのLEDの電光掲示板のインスタレーションがあった。
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こちらはレストラン横の鏡を生かした作品
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さて、奈良さんの展覧会は1987年から2017年まで、100点が、各展示室にゆったりと配置されている。
最初の部屋には、作家の感性をはぐくんだ童話や壁一面のレコード。私が持っていたものも何点かあって、おお~と思いながら眺めた。

初期の《The Girl with the Knife in Her Hand》や《Harmless Kitty》や、奈良さんというとみんなが思い受かべるこちらをじっと見つめる女の子の絵と向かいあうと、決して天真爛漫ばかりではなかった、小さいころのチクチク、ヒリヒリした気持ちがじわーんとわいてきて心が痛む。

それが最近の《Midnight surprise》や《Midnight Truth》などの作品の少女からは、浄化された神々しい気配が漂う。宇宙に願いや想いを届けてくれそう。
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常設のコレクションはシーレやクリムト、ヨーゼフ・ヴォイスやフランシス・ベーコンなど、好きな作品もいろいろ。

ホントはもっとゆったりしたかったなーと思いながら、昼を食べ損ねたので、帰りの新幹線はビールと味噌串カツ。また行きたいなー
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# by sustena | 2017-08-16 11:45 | Art/Museum | Comments(2)
2017年 08月 16日

ヒトの恋路を・・・

最近は雨続きで、なかなか朝のラジオ体操ができないでいて、この写真は7月末のものなんだけど、ある朝、ニイニイゼミの抜け殻がいっぱいある下池の林をチェックしていたら、抜け殻の近くに、何やらヘンなセミがいた。

よく見ると、両側が頭である。じっとして動かない。あれ、セミのべトちゃんドクちゃんかしらーと思ってつついたら、その形のまま横移動していく。

失礼! 
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交尾の最中だったのね・・・・・。恋路のジャマをしちゃったかな。

ベンチの下には、クモの巣に引っかかって命を落としたコもいた。セミの人生も多難であります。
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# by sustena | 2017-08-16 11:00 | 小さな自然 | Comments(7)
2017年 08月 08日

秋葉原にて

昨日、秋葉原に出かけた。
LUMIX LX100のセンサーにゴミが入り、撮影画像のあちこちに、見苦しいシミが出現したためである。
コンデジではあるが、レンズがズームする際にどうしてもホコリを巻き込んでしまうらしい。

症状はずいぶん前からあったのだが、以前リコーのGRデジタルでやはりゴミのせいでレンズユニットまるまる交換となり3万5000円ぐらい出費したことがあり、ごみぐらいなら我慢すべきかと迷っていたのだが、青空に広がる大きなシミに、やはりクリーニングを依頼しなくてはと決心したのだ。

幸いLUMIXは秋葉原で即日修理サービスを実施していて、混み方にもよるけれど、午前中に持ち込めば14時半ぐらいまでには修理が完了するという。
そこで、この日は、駅のアトレの4階のカフェで時間つぶしをしたのだった。

サービスセンター担当者はすこぶる感じがいい。予算的にも3240円で済んで、メンテ費としては妥当であります。いざという時にスピーディ対応してもらえるなら。pcもPanasonicにしてもいいかもと思ったことだった
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# by sustena | 2017-08-08 21:52 | つれづれ | Comments(3)
2017年 07月 28日

三好和義写真展「印度眩光 -マハラジャの歳月-」

新宿のニコンギャラリーで三好和義写真展「印度眩光」を見る。インドの最後のマハラジャの宮殿と家族を撮ったもの。甘いお菓子みたいなクラっとする色合いと宮殿のディテール。rawで工夫してベストだと感じた色合いが、jpgで出したのとあまり変わらないのでjpgからプリントしたんだそうな。

# by sustena | 2017-07-28 16:00 | Art/Museum | Comments(0)
2017年 07月 23日

海のこどもたち

c0155474_20292245.jpgあうるすぽっとで鄭義信作・演出の「海のこどもたち」を観る。金 度完さんと、ぜんぷくトリヲの橋本フサヨさん・鈴木秀城さん、3人のパントマイムと小野越郎さんの三線の組み合わせ。

舞台いっぱいに広がる沖縄の海辺で遊ぶ3人のこどもたち。宇宙への冒険旅行やままごとなど想像力全開のごっこ遊び。やがて戦争がはじまり・・・。

時を経て大人になった3人の再会の場面では涙が止まらなかった。こどもも大人も楽しめる濃密な1時間40分。プロの身体の動きに圧倒されちゃった。


# by sustena | 2017-07-23 15:56 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2017年 07月 23日

天徳湯へGO!

西荻窪駅から東京女子大学に向かう途中、徒歩7分ぐらいのところにある天徳湯がこの7月30日でオシマイというので、大学時代に通ったという知人夫婦と出かけた。
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創業は昭和3年。もとは天徳温泉と称していたらしい。
浴室には清水昆のカッパの絵が! 知人は記憶にないといっていて、それもそのはず。カッパの絵になったのは、改装した昭和61年からで、その前は定番の富士山だったという。天井が高くて気持ちがいいのー!

写真を撮りたかったけれど、他のお客さんがいたので、googleのストリートビューからキャプチャ。
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女湯の脱衣場はこんな感じ。これまたストリートビューから。

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以下よりぐるり見渡せます。脱衣場や番台のコーナーも
https://goo.gl/maps/UhpZAXpJMj12 

ジャイアンツの写真が所狭しと飾ってあって、奥さんが他の球団のファンの人もいるんだからといってもきかないんだって。
もう店じまいで、カゴを500円で譲ってくださるというのでゲットして持ち帰ってきたよー。




# by sustena | 2017-07-23 10:45 | まち散歩 | Comments(4)
2017年 07月 20日

荒木経惟「写狂老人A」

c0155474_17051012.jpgオペラシティアートギャラリーでアラーキーの「写狂老人A」なる展覧会をやっている。今年77歳のアラーキーが、葛飾北斎が70代半ばで「画狂老人卍」と号したことになぞらえてつけたタイトルだ。

展覧会は都ぢの9つのセクションからなる。

1. 大光画
2. 空百景
3. 花百景
4. 写狂老人A日記 2017.7.7
5. 八百屋のおじさん
6. ポラノグラフィー
7. 非日記
8. 遊園の女
9. 切実
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5の1964年制作のスクラップブック「八百屋のおじさん」がすばらしい。電通勤務時代に銀座で行商する青果商を昼休みに通っては撮影したもの。買い出しにきた飲み屋(たぶん)の親父や主婦の笑顔がいい。「さっちん」にも通じるアラーキーの原点なのだった、
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「写狂老人A日記」のコーナーでは、日付表示がすべて今年の7月7日になっている。そこに、空の写真や町の風景、屋上のフィギュアやヌード写真、花や人形、食べ物の写真、広告の写真や新聞記事が入り込む。7月7日は陽子さんとの結婚記念日だし、ひょっとして77歳ってこととも関係があるのかな。

「非日記」は2014年のカルティエ現代美術財団でのプロジェクト以後続けているデジタルカメラによるシリーズからセレクトした写真を3台のプロジェクターでスライドショーが映し出される。ここでも空や花、食べ物・・・。とくに納豆やイクラ、タラコなどの食べ物のなままなしさときたらない。
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「遊園の女」は、めちゃ色っぽかった。「切実」はプリントした写真をハサミで切断し、自在に組み合わせたもの。なんだか不思議な感覚。
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通路の写真集コーナーでは、1970年の「ゼロックス写真帖」から現在までの写真集の年表。「センチメンタルな旅 1971-2017」でなんとまぁ521冊!
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# by sustena | 2017-07-20 17:10 | Art/Museum | Comments(0)