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2017年 10月 30日

2階のエルビス

本日は東岡崎で取材。

台風が心配だったのだが、早めに関東を抜けたようで、本日は晴天。
三島あたりでは雲が多かったのだが、少しずつ青空の面積が増えていき、富士山が見えた。
あれ?先日初冠雪のニュースがあったばかりのはずなのに。。。
台風で降った雨のせい? 風が雪を吹き飛ばしたの?
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取材が終わって駅までの約20分を歩く。東岡崎の駅近くに、あれはひょっとしてプレスリー?
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by sustena | 2017-10-30 22:36 | | Comments(6)
2017年 10月 29日

京都国立博物館「国宝展」

1泊しようと思い立ったのは、京博で国宝展をやっていたから。
チケットを事前に入手しておかないと、チケットを買うにも長蛇の列と聞いていたので、駅の観光案内所で当日券をゲット。そのとき「11時の時点で40分待ちだそうです。大丈夫ですか」と聞かれたんだけど、なあに夕方6時の新幹線なので問題ない。午後1時半をまわったころに到着したら、20分並んだぐらいで入場できた。
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ところで今回の国宝展は、京博120周年記念の特別展。展示品全部が国宝というゴージャズさで、書跡、考古、仏画、六道と地獄、中世絵画、近世絵画、肖像画、絵巻物、中国絵画、染織、金工、漆工、陶磁、彫刻・・と各ジャンルから計210点の国宝が4期に分けて展示される。当然、リストに載っていても観ることができないものもイッパイあって、といっても4期全部見ることはかなわないから、まぁ偶然この時期に関西取材があっただけでもラッキーというもの。

最初は書跡から。近寄って見なくてはならないものはどうしたって混む。どうせよくわからないのだがら、2列目で、ひとの間から覗こうと思っていたら、見るとやっぱりおもしろい。やっぱり書いてるうちに左下がりになるのね、とか、楷書ならちゃんと読めるなぁなんて、素人まるだしのことを思っていたら、まわりの人も、「最後のほうで間違えたらどうするのかしら」とか「字が揃っているわねぇ」とか、話してる。
それはともかく、空海の《聾瞽指帰》の筆遣いなど、みごたえがあったよ。

とくに印象的だったのが、長谷川等伯の息子・久蔵の《桜図壁貼付》。祥雲寺(現在の智積院)の障壁画で、桜が画面いっぱいに広がっている。桜がまーるく盛り上がっていてリズミカルでうっとりしちゃう。久蔵は26歳で死んじゃったんだけど、こんな才能に恵まれた息子を先立たせちゃった等伯の嘆きはいかばかりか。等伯の「松林図屏風」が霧の中で揺れるようなのは、その悲しみが描かれているからなんだね。

京都・龍光院の「曜変天目」は、目の前でみたい人は専用の列に並ばなくてはならない。これは遠くからチラ見しようとしてもよくわからないので、見たことがない人は並んだほうがいいです。係の人が止まっちゃいけないと叫んでいるので、比較的はやく順番がまわってきます。

会場を出たのは16時半。さっと見るだけで、2時間半ぐらいはかかるよ。

下の写真は、三ノ宮駅のモノレールに向かう途中のミント神戸のB1、M-KITCHENにある焼き鳥屋さん「芙美」。ランチで食べた焼き鳥丼と貝汁のセットがおいしかった。卵好きにはだし巻き卵と焼き鳥がのった「ふわふわだしまき丼」もすごーくおいしそうだったよ。
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by sustena | 2017-10-29 11:35 | Art/Museum | Comments(7)
2017年 10月 29日

有馬の宿

有馬温泉で泊ったのは、高山荘華野という宿。
全17室、12歳以下お断り、カラオケなしということで、ゆったりできそうかなと選んだのだが、想像以上によかった。

ロビーや館内のあちらこちらにいけてある花や花器、版画や掛け軸などの美術品、布、椅子や家具とてもすてき(李禹煥のデッサンや大好きな有元利夫の版画などもあった)。
写真の左下の花器など、アフリカの酋長の杖なんだよ。
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食事もおいしかった。とくに朝食のくみ上げ湯葉と豆腐には大満足。
お風呂も露天風呂のほうは、「金泉」と呼ばれる有馬のしょっぱい赤湯で、いくらでもつかっていられるぐらいキモチ良かった。

おすすめですー。







by sustena | 2017-10-29 11:34 | | Comments(4)
2017年 10月 28日

ちょっとブキミな、飛び出し注意クン

神戸取材のついでに有馬温泉で1泊してきた。
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有馬温泉は2回目なんだけど、ずーっと初めてだとばかり思っていて、さんざ歩き回ってようやく「以前にもきたんだっけ・・・」と思い当たるなんて、もういろんなことを片っ端から忘れてしまってるんだなぁ。。。とボーゼンとしたことだった。

それはそうと、有馬温泉は坂の多いところで、あちこちに源泉があり、あたり一帯が茶色く変色している。
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路地裏を歩いていて目に付くのが、ちょっと不気味な飛び出し注意クンである。といっても、飛び出し注意を呼び掛ける必要のない路地奥にあったりする。なんでも2013年に行われた路地裏アートプロジェクトの小川しゅんさんの作品で、評判を呼び、終了後もそのまま置いてあるんだそうだ。

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炭酸せんべいがあちこちに。賞味期限5秒。焼きたてをどうぞということね。
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このお店の看板が気に入ったんだけど、お休みだった。
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by sustena | 2017-10-28 23:07 | | Comments(2)
2017年 10月 28日

池の湧き水

火・水と関西に出かけていて、木曜朝、さすがにもう水は引いたかなと思って公園に行ったら、まだあちこちに通行禁止のコーンが立っている。
源頼朝が奥州征伐の折、飲み水を求めて弓の先で掘ったという伝説のある遅の井の近くからは湧き水がこんこんと。
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その先の、台風一過の翌日はまったく通れなかったところはやはりまだコーンが置いてあったのだけれど、道からはずれた草ぼうぼうのところを歩けば通れそうなので行ってみると、おお、ここはまだ・・・
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下池に見慣れないカモがいた。
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ようよう池のまわりを歩けるようになったのが本日。
まだかなりぬかるんでいる場所もあって、先に紹介した湧き水もいまだ滲みだしているけれど、勢いはずいぶん弱まった。

池のまんなかの数年前まで睡蓮が生えていたところに、カワセミが2羽。あまりに遠いな・・・
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下池を1周して上池に戻ってきたら、今度は近くにいたけれど、すぐさま飛び去っていってしまった。遠くにいるときは、安心しているのかじーっとしてるのにね。
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ムラサキシキブが色づき始めた。
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by sustena | 2017-10-28 21:40 | 小さな自然 | Comments(2)
2017年 10月 23日

醤油容器

ここ数年、空気に触れないのでいつまでも新鮮というのをウリにした醤油が出回っていることは知ってはいたのだが、我が家の醤油は生活クラブとこの四半世紀ずっと決めていたので、たまに外食したときに使うぐらいで、自分で買ったことはなかったのである。

それが、これも物心ついたころからとっていた新聞の契約員がまわってきて、それまで購読契約をかわしたこともなかったのだが、半年ごとに契約してくれというからサインしたら、洗剤か、ビールもどきの発泡酒か、醤油とサラダ油のセットをくれるという。そんなものをプレゼントしてもらうより、安くしてくれるか、新聞社主催の美術展の招待券のほうがいいけどそうもいかないらしいので、醤油とサラダ油セットにしたら、その醤油が密閉ボトル入りなのだった。

醤油を注ぐときに、容器の横腹を押すと、ピーっと笛のように鳴るのが楽しい。
オヤ、こんな顔をしている子だったのね。
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by sustena | 2017-10-23 15:44 | 食べ物 | Comments(6)
2017年 10月 23日

台風通過

台風が過ぎ去って、風はまだちょっと強いけど、久しぶりの青空なので公園に散歩に出かけた。
きのうは思ったより雨が降らなかったような気がしてたんだけど、おやおや上池周辺の遊歩道は水浸し。
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同じく散歩にやって来た人も「長いこと住んでいるけれど、こんな状態は見たことがない」なんて口々に言ってる。
下池は水量は多いものの歩けないほどではなかった。きょうはウがやたら元気だったなぁ。
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by sustena | 2017-10-23 15:13 | 小さな自然 | Comments(4)
2017年 10月 22日

こどもフェスティバル

昨日は児童館でこどもフェスティバルがあり、0円ぱちんこを出店。
椅子を用意したけ
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ど、誰も座りゃしない。


by sustena | 2017-10-22 08:42 | つれづれ | Comments(4)
2017年 10月 21日

高校生の撮った写真

新宿に出かけたついでに、epSITEとニコンへ。

epSITEでは、津田 隆志さんの「mirror / river」展。都市を流れる川(愛知県堀川)の水面に写った揺れ動く都市の姿。
私もたまに川にうつるアパートなどを撮ることがあるんだけど、枚数が揃うと、別の世界が立ち現れるのね、と思ったことだった。
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三井ビルからお次は新宿駅方面へ
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ニコンのギャラリー2では「日本大学藝術学部写真学科 気鋭学生写真展」、ギャラリー1では「第41回全国高等学校総合文化祭写真部門優秀作品展」をやってた。どちらも若い人の作品だが、特に高校生の作品・・・これは「みやぎ総文 2017」写真部門で各都道府県から優秀とp認められた計309点の中から、さらに優秀作が展示されているもの・・は、いかにも高校生らしい写真が揃っていて、スレてたり、コンセプトばかりが立ちすぎている感じがなくて、新鮮だったなぁ。
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新宿エルタワーの28階から。昨日は雨は小降り。明後日は台風襲来かな。
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by sustena | 2017-10-21 11:33 | Art/Museum | Comments(4)
2017年 10月 19日

上村修孝『昆虫の交尾は、味わい深い・・・。』

c0155474_22093019.jpg慶應義塾大学商学部・上村修孝准教授の『昆虫の交尾は、味わい深い・・・。』(岩波科学ライブラリー 2017年08月刊)を読む。

ページを繰るとまず目に飛び込んでくるのが6枚の写真だ。オニヤンマ、大カマキリ、ミンミンゼミ、アゲハチョウ、コクワガタ、クロヤマアリのオスの交尾器がどれかというクイズで、くねったチューブや左右非対称なトゲのついたもの、整然と並ぶノコギリの歯など、いずれも実に奇ッ怪な形で、それぞれまったく違う! 

正解は本文を読んでいく途中でちょっとずつ明かされていくが、読み進むうち、生き物にとって性とは何かやオスとメスそれぞれの遺伝子を残す戦略のユニークさ、進化の不思議に「おお!」と感嘆せずにはおれない。

ちなみに、交尾器の進化は、形の進化の中では最も速いんだそうだ。このため交尾器を観察しない限り種を見分けられないことも多いという。1000万種といわれる昆虫それぞれがオンリーワンの交尾器を持っているわけ。
            
形だけじゃない、昆虫の交尾姿勢もさまざまだ。例えばカブトムシはオスがメスの上に乗る。逆にコオロギやキリギリスの仲間の多くは、メスがオスの背後から背中に乗る。するとオスはフック状になった交尾器でメスの腹部をひっかけて自分の体に引き寄せる・・・と、今度はこれが刺激になってメスは小さなペニスみたいな突起をオスへと押し当てて精子の詰まった精包を受け取るのだ。

バッタの交尾は、メスの上にオスが乗っかるのだが、オスの腹部はS字を描き、その先端がメスの下側に絡み合っているし、トンボの場合は特有のハート型の姿勢だ(みんな、見たことある? これは、メスの腹端の交尾器とオスの副性器(ここに精子が移動している)がかみあって、オスが腹端でメスの頭部をつかまえるとこの形になるんだって。こう書いても、絵がないとわからないよいね。

交尾を成立を知るために「お尻にも眼がある」アゲハチョウのオスの話や、今年イグノーベル賞にも輝いたメスにペニスがあるトリカヘチャタテなど、へーえと思う話題がいっぱいだ。

上村先生が昆虫の交尾の研究にハマったのは、腹部の先にはさみを持つ、ハサミムシというマイナーな昆虫に出会ったこと。このハサミムシの交尾を邪魔すると、あわてて交尾を中断した二匹の間に何やら極細のピアノ線のようなチューブが見える。これはいったい何か?を探ることから研究がスタートした。それこそ、メスに挿入されて精子を渡すための射精管端枝だ。この先端を電子顕微鏡で見ると、耳かきのようなカエシがついている。研究の結果、これで別のオスの精子をかき出しているのだが、メスの受精嚢は細長くくねくねした迷路のようにひたすら長く、カエシはすべてをかき出せるほど長くはない。それはなぜなのか・・?

マレーシアに留学してトコジラミの交尾器を研究したときの話も興味深かった。
オスは動くものに見さかいなくとびかかって交尾を挑む。そしてメスの背中に乗った状態で、メスの右わき腹のスリットがある副生殖器めがけて、腹の先をカールさせ「スパーマリッジ」と呼ばれる器官に精子を注入する。ここは精子を捕食して消化する血球細胞のいるところなのだ。

さて、トコジラミの研究にあたっては、飼育するために必要なものがある。それは血! それまでは飼育担当の学生が血を提供していたのだが、就職で研究室を離れたため、先生が研究をしたいならご自分の腕を差し出さなければならなかった! トコジラミにさされながら研究を続けるうち、上村先生は左右にスパーマリッジのあるトコジラミを見つけ、左側のスパーマリッジの役割の探求にチャレンジする。有力な仮説を立てたところで、マレーシアを去ることになり、時間切れで仮説は検証できなかったらしいが・・・

ところで、交尾を研究するときどうするか。液体窒素を用意して、交尾のさまざまなタイミングでターゲットの昆虫を瞬間凍結するのだ!! 昆虫の身になると可哀そうなのか、交尾の途中での昇天でシアワセなのか・・・?


最終ページは袋とじ。ネコやイヌ、イノシシ、ヤマアラシ、ヒツジ、ワラビー、ガラゴの交尾器のイラストとその謎が載っている。でも哺乳類の交尾器の形の謎を解き明かすのは、寿命サイクルや交尾時期なども関係しているから、相当ムズカシイだろうな。
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この写真は、アミメが世界一美しいといわれるクモらしいんだけど(サツマノミダマシ?)、アミがきれいに撮れなかった。秋はジョロウグモの大きなメスが目立ちますね。近くに小さいオスが交尾のチャンスを狙っているけど、メスは動くものをすぐ食べちゃうので、食べられないようにメスの食事のときの交尾を狙うんだって。おっと、クモは昆虫じゃなかったっけ。



第1章 オスとは? メスとは? 交尾とは?
 [コラム] そこまでするか! ゲニタリ屋

第2章 交尾をめぐる飽くなき攻防
 [コラム] 昆虫の性転換と雌雄モザイク

第3章 パズルは解けるか? 長―――い、交尾器の秘密

第4章 北へ南へ、新たな謎との出会い
 [コラム] 現場をおさえろ! 交尾中の昆虫の固定法・観察法

第5章 主役はメス!――交尾器研究の最前線へ

あとがき
付録 昆虫の交尾器・精子を見てみよう



by sustena | 2017-10-19 22:10 | 読んだ本のこと | Comments(4)