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2015年 07月 30日

アルメニアの教会──南コーカサス3カ国駆け足ツアー#7

アルメニアというと、何が思い浮かぶだろう。

ハチャトゥリアン、ウイリアム・サローヤン、テニスのアガシ、シャルル・アズナブールはアルメニア人だ。

キリスト教を世界で初めて301年に国教にしたのはアルメニアだし、旧約聖書で、大洪水のあとノアの方舟が流れ着いたとされるアララト山は、アルメニア人の心のよりどころだ。そうそう、チャーチルが愛したのは、アルメニアのブランデーで、ヤルタ会談の際にスターリンから贈られて、以後毎晩の寝酒として愛飲したといわれる(関係ないけど、チャーチルは長生きの秘訣を聞かれて、一にハバナタバコ、二にアルメニアのブランデー、三に運動しないこと、って答えたんだって)

ということで、まずはアルメニアの教会について、ほんの少し。

アルメニアに入って、まず首都エレバンに向かう途中で訪れたのが世界遺産のハフパト修道院。991年に創建され、伝統的な木造建築と火山岩の石造建築が融合した様式とか。アルメニアのキリスト教は、キリシャ正教ではなく、正確にはアルメニア使徒教会なんだそうだけど、どこがどう違うかというのは、私にはぴんとこなくて、説明されたけど忘れてしまった・・。
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私にもよく分かったのは、教会内部は簡素で装飾もほとんどなく、使徒教会はイコンを禁じていたってこと。そして、長方形で三角屋根がのっていて、上から見ると十字型形、祭壇は東向き。

それとアルメニアで特徴的なのは「ハチカル」という十字架のモニュメント。ハチというのは十字架で、カルが石の意味という。だいたい身長ぐらいの大きさで、真ん中に十字架が掘られており、十字架の先が二つに分かれているのはキリストが半分神で半分人間だということを、さらにその先端が3つに分かれているのは、三位一体をあらわしているのだとか。十字架のほか、周囲に動物や救世主が描かれたものもある。凝灰岩や玄武岩など近くでとれた石に掘られており、灰色からピンク色がかったものまで色合いもさまざまだ。これまた世界遺産とか。
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さて、アルメニア使徒教会の総本山がエチミアジン大聖堂(これも世界遺産)。4世紀初頭に基礎部分が築かれ、その後何度も増築が繰り返されてきたという。現在は外壁の補修中。この宝物館にはなんと、ノアの方船の木片(十字架の下の板) 、そしてキリストの脇腹を刺した槍の先が収められていた。まぁ伝承とはいえ・・・。
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大司教が持つ杖の頭の部分は蛇。
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敷地はだだっぴろい。バラがきれいだったな。
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ところで、アルメニアは山国である。国土の60%以上は1000m以上で、10%は2000メートルの高地にある。海はないが、そのかわりといってはなんだけれど、コーカサス地方最大の湖セヴァン湖がある。海抜およそ1900mで世界で2 番目に高いところにあるんだって。
セヴァン湖を見下ろす高台にセバン修道院と聖母教会がある。ここのハチカルのイエスは髪が長い。モンゴルの弁髪をまねたらしい。
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ユニークな修道院もあった。岩場に張りつくようにくように建っていたゲガルト修道院である。中で洗礼式が行われていて、結婚を控えた男女が洗礼を受けていた。いずこも同じ、きょうび宗教心が次第に薄れてきていて、小さいときに洗礼を受けていなかったために、結婚する段になって洗礼を受けているとのことだった。
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by sustena | 2015-07-30 22:30 | | Comments(2)
2015年 07月 30日

ガス管が続く道─南コーカサス3カ国駆け足ツアー#6

カスピ海の天然ガスのパイプラインがアゼルバイジャンからジョージアをへてトルコへ。ロシアのガスがアルメニアへと、このあたりは、エネルギーをめぐっていろいろ複雑な事情があるらしいのだが、そんなことは知らずとも、車窓から眺めていると、白いガス管(場所によっては、黄色だったり朱色だったりする) がエンエン続く風景に出合う。

こんな道のそばに露出していてクルマがぶつかったりしないのだろうか?と心配になるけれど、メンテナンスのコストを考えると、もしかしたらこのほうが合理的なのかもしれない。

山の中も、郊外も、住宅地も。ガス管は続くのだった。
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by sustena | 2015-07-30 21:45 | | Comments(7)
2015年 07月 30日

横山秀夫『64』

c0155474_13192329.jpg横山秀夫『64』 (文春文庫 2015年2月 単行本は2012年10月)がおすすめだよと勧められて手にとり、おもしろくって、京都出張の新幹線の中でイッキに上下読んでしまった。

横山さんのD県警もの。元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信が主人公。昭和64年に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件も、 時効まであと1年。そんななか警察庁長官の視察が決定した。しかし、被害者の遺族からは拒絶される。広報官として開かれた警察をめざし奔走する三上だったが、ある事件の匿名/実名l問題で記者クラブから突き上げられるわ、県警内部でも刑事部と警務部が角突き合わせてるわで、対応に苦慮する。さらに長官視察の本当の目的を知るところとなり・・・

力作であります。それぞれのキャラがよく伝わってくるし、ディテールの描き方もしぶい。
ただ組織ってこんなにひとをしばるもの? 警察モノなどではとくにそうなんだけど、かなり違和感があったのも事実で、ライバルの二渡のことは、主人公とそりがあわない設定とはいえ、ちょっと僻目で見すぎていないかー。

それと最後はやりすぎじゃないかなー。

by sustena | 2015-07-30 20:46 | 読んだ本のこと | Comments(0)
2015年 07月 30日

マクベス

c0155474_17151667.jpg佐々木蔵之助主演の「マクベス」をPARCO劇場で観た。

精神病棟が舞台で、他に女医と看護師が ほとんどのシーンで観察者として出てくる。セリフもあまりないので、ほぼ佐々木の独り舞台といっていい。なんと、20役を演じ分ける。
思いの外うまくて、いまで煮を演じているのかがスッとわかり、混乱はしない。

ノイズがバックに流れている。

この人はなぜ精神病棟に入院させられているのかの説明は一切ない。
最初に大事そうに持っていたのが子どもの服。彼は自らの息子でも殺したのだろうか。

ダンカン殺しの場面。血で真っ赤に染まった手、取り押さえる看護士。
水の入った浴槽に頭を沈める場面が長くてちょっとドキドキしちゃった。。いったい息ができるんだろうか。それとも、顔をつけたまま息ができる構造になっているんだろうか。

計算しつくされた濃密な演出。マクベスの演出はいろんなバージョンがあるけれど、この設定だけで、おもしろくなりそうな予感があって、その期待は裏切られなかったよ。

佐々木がスコットランドで撮ったという「動く森」の写真展があったけど、逆光で写真が見にくーい。
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日本版演出アンドリュー・ゴールドバーグ
翻訳松岡和子訳「マクベス」より
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by sustena | 2015-07-30 20:42 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2015年 07月 28日

大阪・長堀通のリキテンシュタイン

昨日は、久々の大阪出張で1泊。
取材を終えて四ツ橋のホテルにチェックインしたあと、長堀通を心斎橋に向かって歩くと、阪神高速道路の向こう側に何やらロイ・リキテンシュタインらしき絵が。
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近づくと、まぎれもないリキテンシュタイン!
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それにしても、この建物は何??と思ったら、地下鉄の心斎橋駅、長堀橋駅、四ツ橋駅とを結ぶ地下街の「クリスタ長堀」の空調冷却塔なんだって。
塔の完成は1997年。殺風景との指摘を受け、ならばアメリカン・ポップアートをということでリキテンシュタインに依頼。彼の1964年制作の"ヴィッキー"シリーズをもとに、新たに制作されたホンモノとか。タイトルは《OSAKA VICKI!》。リサイズしたから読めないと思うけど、セリフは 「VICKI! I...I THOUGHT I HEARD YOUR VOICE!」とある。下の壁のドットがやけにシンクロしてると思ったら、それも作品の一部なんだそーです。

さらにてくてく歩いて、「酒菜きっちん」というお店でイッパイ。
水ナス、タコ刺し、ハモの白焼き、岩ガキ、鰻入りだし巻き卵、野菜焼き、タコ飯をいただく。おいしかったー
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あちこちを探検するとおもしろそうだなぁと思いながらホテルまで戻ったんだけど、おしゃれなお店も増えていて、でもたとえばユニクロやZARAの店の雰囲気などは東京とはずいぶんと違って、興味深かったなー。
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by sustena | 2015-07-28 22:59 | Comments(4)
2015年 07月 27日

大胆な囲みベランダ─南コーカサス3カ国駆け足ツアー#5

バクーの新市街でも、ちょっとゴタゴタしたところを歩いていると、やけに目についたのが、道路に面してぐいーっと張り出したベランダで、しかも、そのうちいくつかが囲ってあることだった。石造りのところに、木製で飛び出しているからやけに目立つ。
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新市街だけでなく、旧市街でも。
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日差しや雨を遮るためであろうか?
もっとも新しいアパートなどでも、ベランダが通常より張り出している気がする・・・。などと、キョロキョロしながら歩いたことだった。知らないまちを歩くのって好きだなー。

PS そういえば、テレビでウクライナのニュースをやっているのが見たら、ウクライナにも同じような囲みベランダがあった。あちこちであるのかな。

以下はバクーの新市街を歩いたときのもの
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by sustena | 2015-07-27 00:18 | | Comments(6)
2015年 07月 26日

はるかなるシルクロード─南コーカサス3カ国駆け足ツアー#4

アゼルバイジャンははゾロアスター教、キリスト教、イスラム教が出会った国のひとつで、いにしえより、アラブ、トルコ、モンゴル、ロシアなどさまざまな民族の影響を色濃く受けた国だ。中世には東西文化の要衝として、シルクロードの主要な貿易と文明の十字路で、いまもバクーの城壁に囲まれた旧市街や、かつての王宮のあったまちには、シルクロードの面影が残っている。

バクーの旧市街、13世紀から16世紀にかけてこの地を支配したシルヴァン・シャー朝の王宮、シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿近くには、チャイのカップが積み上がったオブジェがあった。なんでも、男性が女性に求婚するときにカップを差し出し、女性はYesなら飲むけれど、Noならカップを積み重ねるんだってー。
宮殿内部は博物館になっていて、、いかにもという感じの水差しや、宝石、彫刻などがあったよ。
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旧市街には15世紀ころのマーケット跡や紀元前の住居跡が残っている。商店も軒を並べていて、フレーム・タワーが遠くに見えた。
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なんと、露天商は移動式の宝箱?を広げてるんだった
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別の日に訪れた古都シェキは、現在人口8万人のアゼルバイジャン第4の都市。古くから養蚕が盛んで絹の産地としても知られ、シルクロード交易の中心地として栄えたところ。
18世紀、ここの統治者だったシェキ・ハーン(王様)の夏の離宮であったシェキ・ハーン宮殿は、2層構造で、部屋はたった6室なのだが、ベネチアから輸入した5000種類もの色ガラスをていねいにカットしてつくられたステンドグラスや天井や壁の彫り物などがめちゃ美しく、内部の撮影が禁止なのが残念。建築に2年間、建物内外の装飾に5年半を要したとか。そうそう建築に当たっては、釘を1本も使ってないんだって。
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シェキには、シルクロードの交易の要衝だったことを示すキャラバンサライ(隊商宿)が残っている。中でもこの日訪れたキャラバンサライは、4000人もが宿泊できたそうで、南コーカサスでも最大級とのこと。今はホテルとなっていて、往時を思い浮かべながら、回廊を歩いた。
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by sustena | 2015-07-26 23:29 | | Comments(0)
2015年 07月 24日

本場のヨーグルトを食べに——南コーカサス3カ国駆け足ツアー#3

カスピ海といえば、ヨーグルトである。このツアーでも、農家を訪問し、ヨーグルトづくりを見学して試食するというイベントが組み込まれていた。
壺に新鮮な牛乳とヨーグルトの種菌を入れ、新鮮な牛乳を入れて揺するのが、ヨメの仕事とかで、この農家ではお母さんが実演してみせてくれた。
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もっともヨーグルトが発酵するにはちょっと時間がかかるので、完成しているヨーグルトをいただく。
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壺のヨーグルトの上澄みはホエーで、これをいろんな料理に使ったりもするらしい。それも飲ませてもらう。
興味深かったのは、揺すっていると固まって浮いてくる黄色いカタマリで,これをギュギュッと固めると、バターなのだった。これをパンにつけて食べるとおいしいことこのうえない。
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バスが到着すると近所のこどもたちもわらわら集まってきた。日本人が珍しいらしい。
なんでもアゼルバイジャンは小学校の授業でもODAで日本からの援助で国が豊かになった、と教えられているので、子どもたちは日本人ファンなのだと添乗員が言っていた。バスが去るまで手を振ってくれたっけ。
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by sustena | 2015-07-24 22:59 | | Comments(6)
2015年 07月 23日

七月大歌舞伎は超満員

c0155474_23531213.jpg歌舞伎座の七月大歌舞伎の昼の部を見た。

演目は、「南総里見八犬伝」と「与話情浮名横櫛」「蜘蛛絲梓弦」。海老蔵と玉三郎、そして歌舞伎座ではなかなか演じられない猿之助が出るとあって、今月の切符争奪戦はものすごかった。とくに昼の部は、会員むけの売り出し日にはほぼ完売状態。売り出し日は出張だったから、今回は諦めていたんだけど、たぶんいろんな理由で確保しておいた席がいくつかあって、それが不要になった場合直前になって市場に放出するんだろう。たまさかいい席がポッと売り出されていることがあって、今回はそれをゲットした。7列目のセンターなので、うれしい♪(それに一幕見も、今回は早々と売り切れの札が出ていた)

「南総里見八犬伝」はいきなり大立ち回りのある「芳流閣屋上の場」からで、右近が出てきてキレのある動きをしてグッと芝居が締まった。

「与話情浮名横櫛」は、与三郎が海老蔵、お富が玉三郎のコンビで、見染めのシーンで、海老蔵がなよなよしすぎかなぁという印象があったけど、二人が目を合せるシーンには引き込まれたよ。いかに玉三郎が美しくても、海老蔵と並ぶとトシを感じちゃうかな、と思っていたらなんのなんの、登場シーンなど驚くほど若々しくてハッとしてしまった。しかーし、源氏店のシーンでは、海老蔵の声がこもっているのがやっぱり気になっちゃったな。わりとニンに合う役なんだけど。
びっくりしたのは、獅童の蝙蝠安がよかったこと。八犬伝でも犬塚信乃を演じてなかなかサマになっていたけど、蝙蝠安のやさぐれたチンピラぶりが実にうまかった。お富を救った和泉屋多左衛門は中車だったんだけど、誠実で男気のある雰囲気が出てたよ。

「蜘蛛絲梓弦」では猿之助が6v i早変わりで、いつもながら実に鮮やか。からだのキレもやわらかさも、体力も尋常ではなくて、反り返ったり、くるくると動くたびに女性陣(9割以上じゃないかな)がどよめくのだった。
最後、海老蔵が平井保昌で出てくるシーンは、二人のミエ(こういうミエは、目の大きい海老蔵はほんとにはまる) に、後見が蜘蛛の糸をこれでもかと投げて、ちょっとやりすぎー(派手でウケてたけど)
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一、南総里見八犬伝
芳流閣屋上の場
円塚山の場

〈芳流閣屋上の場〉    
犬塚信乃・・・・獅 童
犬飼現八・・・・市川右近
  
〈円塚山の場〉      
犬山道節・・・・梅 玉
犬飼現八・・・・市川右近
犬川荘助・・・・歌 昇
犬江親兵衛・・・・巳之助
犬村角太郎・・・・種之助
浜路・・・・笑三郎
犬田小文吾・・・・猿 弥
犬坂毛野・・・・笑 也
網干左母二郎・・・・松 江
犬塚信乃・・・・獅 童

二、与話情浮名横櫛
見染め
源氏店

与三郎・・・・海老蔵
蝙蝠安・・・・獅 童
番頭藤八・・・・猿 弥
お岸・・・・歌女之丞
鳶頭金五郎・・・・九團次
和泉屋多左衛門・・・・中 車
お富・・・・玉三郎

三、蜘蛛絲梓弦

童熨斗丸&薬売り彦作&番頭新造八重里&座頭亀市&傾城薄雲実は女郎蜘蛛の精・・・・猿之助
源頼光・・・・門之助
坂田金時・・・・市川右近
渡辺綱・・・・巳之助
碓井貞光・・・・獅 童
平井保昌・・・・海老蔵

by sustena | 2015-07-23 23:57 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2015年 07月 23日

カスピ海──南コーカサス3カ国駆け足ツアー#2

最初についたのがアゼルバイジャンの首都バクー。空港の外観はこんな感じ(ほんのの一部ね)
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バクーはカスピ海での石油や天然ガス採掘によって、訪れた三国の中でも一番リッチな印象。今年はヨーロッパオリンピック協会が主催するユーロリンピックが6月に開催されたばかりで、「2015バクー大会」を祝うポスターが町のあちこちに残っていた。(そうそう、バクーは2020年のオリンピックにも立候補し、東京と競った都市で、今からでもバクーにまわせば、なんて言ってるツアー客が多かったな)
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ところで、カスピ海であります。大きさは37万4000平方キロメートルで、げっ、日本くらいの大きさ!
もともとは海だったのに、大陸が移動したときに隆起して周囲の海と離れてしまい、とてつもなく大きな湖となった。でもこれを今でも海とするか、湖とするかで、大問題が発生する。何しろ、石油と天然ガスがとれるんだから。
海であれば、排他的経済水域で考えることになるし、湖の場合は、海洋法条約にはしばられず、沿岸国で均等に分割するのが慣習という。カスピ海を取り巻くのはアゼルバイジャンのほか、ロシア、カザフスタン、トルクメニスタン、イラン。とくに海か湖かで、イランにとって違いが大きい。それでモメてるんですね。

このカスピ海に夕食を食べたあとに出かけてみた。海に面する公園は、土曜とあって、家族連れや友人同士、恋人同士で賑わっている。人口が急増しているバクーは、市内に開発の余地がなく、いませっせと埋立工事を行っているとか。
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この遠くに見えるビルが「フレームタワーズ」。
アゼルバイジャンは古くから地表にしみだしたガスが自然発火していたため「オドラル・ユルドゥ(火の国)」と呼ばれ、ゾロアスター教の聖地ともなった。フレームタワーズは、この炎をかたどった高層ビルで、高さは約190メートルあるんだって。ひとつはホテル、あとの2つがオフィス用とのことだけど、まだ半分ぐらいしか入居が進んでいないらしい。
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1990年1月20日のソ連侵攻の際に殺された147名が眠っている「殉教者の小道」(死者の顔が描かれている。今回訪れた3カ国とも墓には亡くなった人の顔があった)を通って高台に出ると、カスピ海が見渡せた。風が台風なみに強い。バクーは風のまちでもあるんだそうだ。
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by sustena | 2015-07-23 23:19 | | Comments(2)