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2014年 03月 31日

上海我爱你#7──上海博物館にて

宿泊先のホテルから10分ちょっとのところに上海博物館があった。

巨大な建物で、上海ナビの解説によると、国の重要文化財に指定されている文物だけで13万点も収蔵しているとか。空港みたいに持ち物チェックをして(上海はメトロに乗り込むときや、長距離バス、鉄道のターミナルに入るときなど、とにかくしょっちゅう荷物検査があるのには閉口)中に入る。無料なのはウレシイ。

中はとにかく広ーい。よくわからないままに、4階から順次おりていくことにする。
まずは、「中国歴代銭幣館」。貨幣の形がおもしろーい。これは太平天国の乱のときのもの。
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「中国少数民族工芸館」では、民族衣装にウットリ。
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このお面などは迫力である。
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「中国古代玉器館」は、ヒスイの細工などきれいー。たぶんエライ人だと思うんだけど、お墓に埋葬するとき、こんなふうに玉を並べるんだって。顔みたいだね。
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「中国明清家具館」は、細工が細かいのと、椅子などの背もたれ部分のラインの細いことが印象的だったなぁ。

気合を入れて見ていたら、1フロアだけでヘトヘト。これからなのにー。
しかし、見たかった3階の「中国歴代絵画館」はこの日はお休み。
「中国歴代書法館」「中国歴代璽印館」はもうササーッと走る感じ。

2階では
「中国古代陶磁器館」が圧巻。景徳鎮などもう飽きてしまうぐらいある。唐三彩のバタくさい顔や馬の躍動感がよかったかな。
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1階はなんといっても、「中国古代彫塑館」がおもしろい。こんなことなら1階から見れば、体力・気力があったのに・・・。
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同じく1階の「中国古代青銅館」も、もちろんイッパイいいものがあると思うんだけど、たとえば根津美術館や泉屋博古館などでもなかなかスグレモノを持っているので、驚きはあんまりなかったよ。
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でも、たぶん展示していたのはほーんのちょっとなんだろうなー。

by sustena | 2014-03-31 22:47 | | Comments(6)
2014年 03月 30日

LIFE

c0155474_21323669.jpg桜が咲き始めたころに見たのが、「LIFE」という映画(2013年 アメリカ、114分 原題 LIFE)。

雑誌「LIFE」の写真管理部で働くウォルター・ミティ(ベン・スティラー)は、平々凡々な人生を送る独身男。空想癖があり壮大な妄想をめぐらすが、現実はというと、同僚に声をかけることもできず、ネットの婚活サイトに登録している。

伝統の写真誌「LIFE」だが、経営危機に瀕し、ネットに移行するとともに、リストラを進めることになった。最終号の表紙を飾るのは、世界各地を冒険し、傑作をものしてきた写真家、ショーン・オコンネルの一枚。しかしミティに届いたオコンネルからの手紙には、そのネガが入っていなかった。
ネガの行方を探そうとオコンネルに会うべく、ミティは、グリーンランド、アイスランド、ヒマラヤへと旅を続ける。ヒマラヤで雪豹を追うオコンネルと会うが・・・・。

この映画のよかった点は、なんといっても配役。伝説の写真家のショーン・ペン、主人公の母親のシャーリー・マクレーン、パイロットや婚活サイトの管理人もいい味。
また、ミティが旅する土地がどこもフォトジェニック! 妄想シーンも楽しい。(パロディが笑える~)

行方不明のネガは、最初からそこだろうと思う場所で、まぁそれをいっちゃあ映画が成り立たないから仕方ないけどね。

で、映画での最終号の表紙はどうだったかは、映画を観てのお楽しみ。

実際の最終号の表紙は・・とネットで調べたら、ちょっとガッカリしたことを付け加えておきます~

音楽
セオドア・シャピロ

ベン・スティラー(ウォルター・ミティ)
クリステン・ウィグ(シェリル・メルホフ)
アダム・スコット(テッド・ヘンドリックス)
キャスリン・ハーン(オデッサ・ミティ)
シャーリー・マクレーン(エドナ・ミティ)
ショーン・ペン(ショーン・オコンネル)
パットン・オズワルト(トッド)
アドリアン・マルティネス(ヘルナンド)
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by sustena | 2014-03-30 22:50 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2014年 03月 30日

上海我爱你#6──雨の外灘

着いた日は小雨が降っていた。
でもやっぱり上海気分を味わいたい。そこで南京東路から外灘までを歩いた。
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着いたー。東方明珠のテレビ塔の見える風景はすっかりおなじみ。
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歴史的な建築群がライトアップされていてきれい~。
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オノボリさんなので、オールド上海の気分を満喫しようと、和平飯店(フェアモント・ピース・ホテル)でジャズを聴くことに。
英国ルネサンス様式の建物の中は、なかなかシックであります。
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リニュアルしたというジャズバーは落ち着いた雰囲気。
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生演奏するメンバーは、60代から90代までのお年寄りとか。のったりしたスタンダードナンバーとムードミュージック系の、うーん、これをジャズといっていいものか(演奏に期待してはイケナイ)。
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とにもかくにも、上海気分にひたった夜なのでした。

by sustena | 2014-03-30 22:45 | | Comments(4)
2014年 03月 29日

上海我爱你#5──リノベしたアート基地「M50」

上海では立ち寄ってみたい現代アートの美術館や画廊がいろいろあったんだけど、1カ所ぐらいしか立ち寄れそうにないので、どこにしようか迷った挙句に出かけたのが、1930年代に建てられた紡績工場の跡地をリノベしてできたギャラリー街のM50。

2002年に登場したスポットで、現代アーティスト・丁乙がアトリエを構えたあと、仲間のアーティストなどが次々にやってきて、建築家のアトリエや上海アートを世界に広めた「香格納画廊」などの外国人オーナーのギャラリー、張恩利、施勇、曲豊国などのアーティストのアトリエなどが次々に誕生した。そうそうEPSONのギャラリーのEPSITEなんかもあったなぁ。

とにかく広くて、建物そのものがちょっとそそる感じ。
インスタレーションから、油絵、表現主義やキュビズムっぽいのとか、いろいろな作風のものがある。
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ビルの壁やアプローチそのものがアートだなーと感じさせる場所も。
私が気に入ったのは、デジタルサイネージ風の動く絵と静止画を組み合わせたもの。
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この作品などは、屋上から飛び下りようとおじさんがウロウロしていたけど、さて、彼はこのあと飛び下りたのかどうか・・・?
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現代風の水墨画シリーズもおもしろかった。
巨大なスマホ画面に描かれたのは、ちょっとアブナイ感じの人物画の水墨画。
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チェコのJan Saudekヤン・ソーデック)の写真展も心惹かれた。
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莫干山路50号までの道沿いの工事中のフェンスなどには、グラフィティアートがびっしり。なかなかのテクニ ックのものもあって、見とれてしまった。(ここは元製粉工場があった場所らしい。かなりの広さがあったけど、何になるんだろう?)
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そうそう人民公園内の近代美術館では、草間彌生の展覧会をやっていたっけ。

by sustena | 2014-03-29 00:14 | | Comments(2)
2014年 03月 28日

上海我爱你#4──龍の9番目の子

上海の観光地のひとつ、豫園でウロウロと建物を眺めていたら、武(ウー)さんという日本語の上手なお姉さんがいろいろ教えてくれた。
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入場券を持っていたら、お茶処で無料でお茶が飮めるというのでノコノコついて行ったら、なんのことはない、お茶の売り子さんなのだった。
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茶藝師の免許を持っているとかで、人参烏龍茶や皇帝しか飮めなかったというお茶とか、ジャスミンティーとか、いすいろなお茶の効能を立て板に水トークで教えてくれる。一葉茶など、苦いけどあとくちが甘くて、肝臓にもメタボにも、高血圧にも花粉症の鼻炎にも、とにかくなんでもかんでも良さげである。肝臓は丈夫だし、血圧も低いし、花粉症でもないけど、その苦みが気に入って買うことにしたら、日本円でもOKで、値段は樋口一葉だという。よくできてるー。

ところで、ウーさんがお茶を入れているときに、ふと、気になる置物があった。この派手なヤツである。
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正面から見るとこんな感じ。
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銭をくわえた「銭蛙」なんだそうだ。財運を招く力があって、自分の前後左右のお金を集めるので、足が3つなんだという。背中にお茶やお湯をかけるとサーッとこのハデハデな色になるのも、なんとも興味深い。
ウーさんは、この銭蛙は龍が贔屓にしている9番目の子どもで、ここ豫園の壁にもいるんだと、龍の顎の下にいる動物を示してくれた。へえ~。
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でも、日本に戻ってネットでいろいろ調べたら、龍の第9子というのには、いろいろな説があって、どうも銭蛙とは違うような気がする。
銭蛙ではなくて、貔貅(ヒキュウ)なんじゃないだろうか?? この子も天帝である龍の9番目の末っ子で、天帝から可愛がられたようだ。そして、主食が金の財宝で、しかもこいつにはお尻の穴がないので、食べても出ていかない、すなわちお金がたまるんだそうだ。。

竜生九子には、贔屓という第一子(亀に似ていて、重いものを背負うのが好き。贔屓の引き倒しは第1子の話から出てきたそうな)や饕餮(とうてつ)なんてのもいるんだってー。

イロイロ調べたけど、銭蛙については風水のアイテムということぐらいしかよくわからなかったけど、お茶を飲んでる間もじっとこっちを見てたよー。

by sustena | 2014-03-28 23:16 | | Comments(4)
2014年 03月 28日

リリアンバスマン写真展『Signature of Elegance リリアンバスマンの仕事』

c0155474_22443914.jpg2週間ぐらい前に、銀座のシャネルネクサスホールで開催中の、リリアンバスマンの写真展を見てきた。

リリアン バスマンは、1917年、ニューヨークのブルックリン生まれ。1941年に『ハーパーズ バザー』のディレクター、アレクセイブロドヴィッチのアシスタントとなり、写真が向いているという彼のアドバイスで1948年にバザーから初めて写真の仕事を受け、1951年には夫のポールヒンメルとともにスタジオを開設し、ファッション写真を撮る。

もともとアートディレクターだけあったというリリアン バスマンは、写真はこういううものという固定観念から自由で、写真の現像の最中に筆を使ってぼかしやにじみを加えたり、指で輪郭を曖昧にしたり、写真を素材に、大胆にイメージをつくり出した。

その優美なライン! 光と闇の衝突や、フォルムを囲む空間に関心があって、服の中に存在する女性の感性を捉えようと、さまざまに工夫を凝らしたことが伝わってくる。スタジオの湿気や、薄闇のなかにぼんやり浮かぶモデルのたたずまいが匂い立ってくるような写真が並んでいた。

写真は1948年から2008年のものまで、モノクロ47点。
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by sustena | 2014-03-28 22:46 | Art/Museum | Comments(0)
2014年 03月 27日

上海我爱你#3──小籠包がおいしいッ!

上海蟹の季節をすぎてしまったのは残念だったけど、基本的に食べ物がオイシイところであります。
で、一日1回どこかで食べたような気がするのが小籠包。なかでも一番気に入ったのが、ホテル近くの「佳家湯包」のアツアツの小籠包。蟹みそ入りや、エビ味のものとかいろいろあって楽しい。そして安い。
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豫園の「南翔饅頭店」はいま工事中だったけど、ペンキか壁の断熱系のニオイが入り交じるなかで食べた蟹肉小籠包は、初めて食べたときの感動がなかったなー。
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小籠包の写真ばかり載せても仕方がないので、内山書店近くで朝飯がわりに食べた牛肉刀削麺を。カレー風味のスープだったなぁ。
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ところで上海料理は、全体に黒酢などを使った黒っぽくて、味が濃いものが多かったような印象がある。もちろん、そんなにいろいろ食べたわけではないから、あくまで印象にすぎないんだけど、焼きそばも、日本のソース焼ソバをさらに黒くした感じ。
これは上海姥姥で食べた红烧肉。
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こちらはホテル近くの粤味館という中華料理の店で出てきた料理。Quickly Boiled shrimpと英訳があったので頼んだら、黒酢のようなものに入ってピチピチ動いたのが出てきた。うそー、生きてる~。
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by sustena | 2014-03-27 22:58 | | Comments(2)
2014年 03月 27日

3月歌舞伎座 一幕見

鳳凰祭三月大歌舞伎

私の視力では4階の一幕見の席からは役者の表情がよく見えないんだけど、なんたって一幕1000円前後なのでお手軽である。新開場以来1万8000円が定着し、おいそれとは行けなくなってしまったので、ちょっと気になる演目だけでも見ておこうと、このところ、一幕見が増えてきた。

「封印切」と、「二人藤娘」の2つを観ようと思ってたら、ちょっと早めにいったのに立ち見になるかもしれないという。でもあと20分ぐらいで始まる「身替座禅」は立ち見だけど入れるというので、そこから観ればあとの2つは座れるはずだし、菊五郎と吉右衛門の「身替座禅」もちょっと興味がある。そこで、「身替座禅」から入った。

どうせオペラグラスがないと表情が見えないのは同じだから、むしろ立ち見のほうが見やすいくらいである。「身替座禅」はもう何度も観ているので、筋はよく頭に入っている(むろん初めてだってわかりやすい内容だ)。今回の妙味は、菊五郎の右京と、吉右衛門の玉の井の組み合わせである。
ヘタをするとむやみとドタバタした話になるのだが、菊五郎のおっとり鷹揚な雰囲気と茶目っ気がわいい♪ 吉衛門の山の神のすごみが楽しいけど、ちょっと物足りない感じもあった。

藤十郎の忠兵衛は、ああ関西の封印切だなぁ。ねちっこくこってり。 藤十郎は80を過ぎたとは思えないエネルギー。自在で、かつ、ダメで憎めない忠兵衛。 翫雀はイヤなしつこいなぶり男ぶりがよく出てたよ。扇雀の梅川がきれい~。秀太郎の味。

藤娘は、二人で演じる趣向がいまいちだった気がする。
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新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)
  
山蔭右京菊五郎
太郎冠者又五郎
侍女千枝壱太郎
同 小枝尾上右近
奥方玉の井吉右衛門


恋飛脚大和往来
玩辞楼十二曲の内 封印切(ふういんきり)

亀屋忠兵衛藤十郎
傾城梅川扇 雀
丹波屋八右衛門翫 雀
井筒屋おえん秀太郎
槌屋治右衛門我 當

四、二人藤娘(ににんふじむすめ)
  
藤の精玉三郎
藤の精七之助

by sustena | 2014-03-27 00:44 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2014年 03月 27日

上海我爱你#2──洗濯物と赤い下着

上海を歩き回っていて目についたのが洗濯物である。
たとえば、南イタリアなどでも、路地の上を見上げると、ロープを張り渡しての満艦飾の洗濯物の光景がおなじみだけど、上海のそれも思わず見とれちゃうほどの壮観。

アパートやマンションでも、こんなふうな鉄の柵状のものが突き出していて、そこに洗濯物がかかってる。
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店の前だろうが、お構いなし。
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メインの繁華街の南京東路近くも、一歩裏に入るとこんなに。
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こんなクラシックな建築なのに・・・・
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かつての日本租界近くのアパートや、豫園近くの路地などはもう圧巻である。
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赤い下着も目立ったなぁ。パワーの源?
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by sustena | 2014-03-27 00:28 | | Comments(2)
2014年 03月 25日

上海我爱你 #1 上海へ

上海へ4泊5日で行ってきた。

数年前に、仕事で杭州と上海を訪れたことはあるのだが、そのときは、人に連れられて、ワケのわからないうちにクルマで主要ポイントを駆け足でまわっただけで、高層ビルやマンション群の建築ラッシュに頭がくらくらする思いがしたものだが、上海万博が終わって、多少なりとも、未来都市への変貌のスピードが落ちたかと思いきや、やはり、フツーの資本主義諸国以上のの独占資本主義的な国の、これまた最先端の都市のありようはすさまじく、「スゲー、負けそう・・」と思いながら、地図を片手に動き回った。

このあと、何回かに分けて、アップしますー。
持って行ったのは、GRD2とFUJI X-E1。
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by sustena | 2014-03-25 23:19 | | Comments(6)