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2013年 08月 31日

北緯40度の海──秋田#1

秋田出張で、ちょっと足を伸ばして、男鹿半島の海を見てきた。
北緯40度の入道崎である。モニュメントがあったよ。
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天気がよくて、ハレバレ~とする天気。
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風が強くて波が荒い日だった。ぼけっと海を見ていても、ちっとも飽きない。
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観光客がどどっとやってきては、きゃーきゃー言って去っていった。
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by sustena | 2013-08-31 10:46 | | Comments(8)
2013年 08月 24日

ゆずあずきバー

とにかくやたら暑くて、我が家のアイス関連の消費量もうなぎのぼりである。

カフェオレバーとか、イチゴアイスとか、ガリガリ君とか、近くのスーパーで目についたものを買ってくるのだが、5回に1回は、井村屋のあずきバーを買っている。

そのあずきバー、今年は発売40周年になるらしいのだが、4~6月期の売上げが前年同期比8%増の7000万本で、2010年の年間最高売り上げ2億5800万本を上回るペースで売れているらしい。その主役は、中高年で、今年の暑さをしのぐためにアイスの購入量が増えているというのだ。あー、私のことかー。

先日、セブンイレブンに行ったら、何やら目新しいあずきバーがあった。上5分の3をゆずシャーベット風味でコーティングしてある。昨年夏に「ゆず」のリーダー北川悠仁さんがあずきバーが好きだと、自身がパーソナリティを務める「ゆずのオールナイトニッポンGOLD」で発言したことをきっかけに誕生した新商品なんだって。

というわけで、昼休みにデスクの前で食べる前にぱちり。香料と味がややきつくてビミョーなところもあるんだけど、意外な組み合わせでしたー。
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by sustena | 2013-08-24 22:25 | 食べ物 | Comments(12)
2013年 08月 23日

励ましの坂

小樽というと運河のイメージしかなかったのだが、けさのNHKニュースで、急坂の街としても有名なことを伝えていた。

そのひとつの「励ましの坂」は、手宮のバスターミナルから煤田山項上の末広中学校までの900mちょっとの距離の坂で、標高差83m、最大斜度が24%もあるんだそうだ。徒歩で約20分。ここをチャリでのぼることに挑戦する人たちが泊まる民宿があって、人生への挑戦とやってくるという。(番組では子どもがチャレンジャーに盛んに声援を送ってた)

ところで斜度24%とはどのくらいかというと、水平100mに対して、垂直に24m上がった勾配。(なので、勾配が45度の場合は計算上は斜度100%となる。垂直の崖の勾配は計算できないよー。)

目黒の行人坂も急だった(目黒は坂の多い町で、なべころ坂=鍋が転がる坂、と呼ばれる急坂もあるらしい)。山の場合は、「3大急登」というのがあるけれど、日本でいちばん勾配が急な坂ってどこなのか、ガゼン興味がわいて調べてみたら、国道308号の「暗峠(くらがりとうげ)」が、急勾配で、平均斜度が20%、最大斜度はなんと37%とか。
激坂、酷坂とも呼ばれていて、ここを電動アシスト自転車でのぼろうというヤマハの宣伝サイトがあった。

「急坂選手権」という、個人のサイトもおもしろかった。30%がどのくらいか、実際にチャレンジしているのだ。

以前は毎日駅までチャリを漕いでいたので、行きも帰りも、上りと下りの坂道があって、ヒーヒーいってた。いまはもう自信がないなぁ。
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by sustena | 2013-08-23 12:40 | つれづれ | Comments(4)
2013年 08月 22日

ラウンドアバウト

昨日、軽井沢に出かけたときに、雲場池の近くでラウンドアバウトの看板を見かけた。
(こういうタテカンがあると、工事中の看板かと、すぐに目が行く習性があるのだ)
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ほおー,イギリスではよく見かけたような気がするけれど、日本にあったとは! と、近くまで行ってみた。
ここであります。この写真では、他の道路との関係が分からないので申し訳ないんだけど、この絵みたいに、何本かの道路が円の中心からのびてるのであります。(でも驚くほど小さいスペース)

いきなり、こんな道路に出くわして、みんなスムーズに対応できるのだろうか? 私はさっぱり運転しないから勝手がわからないんだけど、信号でいちいち止まらなくてもいい点は便利なような気がするけど、ものすごく交通量が多いときには、結局なかなかこの中央部にたどりつけず、渋滞に原因になりやしないのか??など、現場だけ見ても、サッパリ掴めないのだった。
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この先の庭の花がきれいだったなー。
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雲場池には韓国からの観光客がいっぱい。水面は涼しそうだった。
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by sustena | 2013-08-22 22:13 | つれづれ | Comments(6)
2013年 08月 20日

スイカの誘惑

暑い。暑すぎる。
ホントはカメラをぶら下げてあちこち探検したいのだが、とてもそんな気分になれない。
ただ、いまいち本日の昼の気分にフィットするランチを出している店を思いつかず、キヤノンギャラリー近くにまで足を伸ばしてしまった。

ふとみると、スイカサービスとある。そうそう、スイカだよねぇ・・と思って引き込まれるように入った。
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銀座 菊正。カツオのタタキも食欲がいまいちのときにはピッタリだったけど、それ以上に、水分だけって感じのスイカが、ほんのちょっぴり暑さを忘れさせてくれたのだった。

by sustena | 2013-08-20 21:13 | 食べ物 | Comments(8)
2013年 08月 19日

顔1枚

最近あんまり出会ってなかったんだけど、撮ったときには気付かなかったのに、写真を整理していてギャッと思ったのでアップ。
人工心臓の耐久試験用のモデルです。
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by sustena | 2013-08-19 23:54 | つれづれ | Comments(9)
2013年 08月 18日

市川海老蔵 自主公演 『ABKAI-えびかい-』

c0155474_11402738.jpgBunkamuraのシアターコクーンで、市川海老蔵の自主公演『ABKAI-えびかい-』が開かれるというニュースを聞いた時、勘三郎と串田和美が新しい歌舞伎ファンを開拓したように、新たな試みになるのかなぁと期待したのだが、実際に見ていささか失望してしまった。

演目は2つ。
1763(宝暦13)年に4代目市川團十郎が初演した『蛇柳(じゃやなぎ)』を、舞踊劇にした、どちらかといえば正統派のプログラムと、宮沢章夫の脚本、宮本亜門演出による新作歌舞伎、『花咲じいさん』。日本昔話をやりたい!というのは海老蔵の構想のようなんだけど、宮沢章夫のホンが、ちょっとね・・・・。

ストーリーは・・・
人間が豊かになろうと自然破壊を繰り返してきた結果、あるとき大水がおこって、村は一面灰色の景色になり、食べ物も少なくなってしまう。
そんなおり、正直者の正造爺は、森の中で動物たちにいじめられケガをしていた白いイヌを助け、家に連れ帰り、シロと名付けて、妻のセツ婆とともに可愛がる。しかし、その犬は、鬼ヶ島の鬼退治で手柄を立てた桃太郎とその一味が暴徒化し、各地で狼藉を働いてきた仲間らしい。その犬を捕えたら懸賞金が出るということで、隣に住む性悪の得松爺は村人たちとシロを殺そうとする。正造爺はシロを赤く染め、アカと名前をかえて匿い続けるが、やがて正体がバレてしまう・・・・

愛之助サンが正直ものの正造爺に、海老蔵は性悪の得松爺と、シロ(それともう一役)である。

冒頭の大水のシーンで、観客席の上も布が覆ってしまう場面は迫力があったけど、(そして、それは先の東日本大震災を否が応にも連想させて、そのあとの展開に期待させるんだけど)、期待に胸がふくらんだのはここまで。

そのあとは、まるで金がかかった学芸会ではありませぬか。
たしかに歌舞伎のお約束の殺陣のシーンや、宙乗りもあったし、海老蔵がメインで演じるシロは、まるで義経千本桜に出てくる源九郎狐みたいな、変な浴衣を着た白犬で、ビミョーなワケアリの表情が似合ってたけど、ただそれだけ。

悪い爺さんがあまりに中途半端だし、途中で出てくる一寸法師は意味不明だし、最後に明かされる、桃太郎は実は暴徒化したわけでなくて、悪いやつが騙ってたんだってところもなぁ・・・・。

いかにも口先だけ、小手先で環境問題をネタにしたところが、このホンをつまらなくしてるんだと思う。
悪い人間のおろかしさが描かれるわけでもなく、大きな自然や運命に抗った人間を描くのでもなく、卑小な人間の滑稽さを描くのでもなく、なんとなくの歌舞伎らしさで小さくまとめてしまった感じなのである。それに、せっかく鍛えた役者たちのハッとするような身体表現がほしいよねぇ。

もっとも、ファンは海老蔵を見に来たかったのだろうから、これで大満足なのかもしれないけど。

そうそう、虫役の市川福太郎くんが堂々としててリッパ。見たことある子だなぁと思ったら、盛綱陣屋で名子役だった秋山悠介クンである。團十郎の部屋子となったのだという。

《歌舞伎十八番の内》
「蛇柳」
脚本・・・・・松岡 亮
振付・演出・・・・・藤間 勘十郎

《新作歌舞伎》
「疾風如白狗怒涛之花咲翁物語。」(はやてのごときしろいぬ どとうのはなさきおきなのものがたり)
はなさかじいさん

脚本・・・・・・宮沢 章夫
演出・・・・・宮本 亜門
美術・・・・・金井 勇一郎
作曲・・・・・鶴沢 慎治

出演
海老蔵
片岡愛之助
上村 吉弥
片岡 市蔵ほか
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by sustena | 2013-08-18 22:13 | Theatre/Cinema | Comments(8)
2013年 08月 18日

八月納涼歌舞伎第2部・第3部

c0155474_2334136.jpg八月納涼歌舞伎は、1990年に中村勘三郎(当時勘九郎)と坂東三津五郎(当時八十助)を中心にスタートした8月の風物詩だ。

勘三郎が亡くなってちょっと寂しい今年も、いかにも納涼歌舞伎らしいプログラムでだった。最初プログラムを見たときは、文句なしに第2部と思っていたのだが、シネマ歌舞伎クラシックで、十七世中村勘三郎の新三に、十八世勘三郎の勝奴、羽左衛門の長兵衛という組み合わせを見たあとだったから、売り出し日にとっさに第3部を選んだんだけど、第2部がすばらしいと渡辺保が絶賛してて、いい席が残っていたので,第2部の切符もゲットしたのだった。

三津五郎の新三が江戸前ですてきっ! そして、彌十郎の長兵衛とのかけひきの場面もおかしみに満ちてました。

第3部は、とにかく肩のこらない、誰もが気楽にながめてめちゃ楽しめる演目。

特に感動したのは、棒縛りの三津五郎。手をしばられているのに自在で、大きな踊り。以前、世田谷パブリックシアターで見た太郎冠者が野村万作、次郎冠者が石田幸雄の棒縛りは、いわば楷書の芸、今回の三津五郎と勘九郎のそれは、のびやかな行書という感じ。

三津五郎がNHKのインタビューで、最初は勘三郎に負けてなるものかと競って踊ってたんだけど、40を過ぎてから、風が吹くようにだったかなぁ、軽やかに舞うことを心がけているという意味のことを言っていた。そして、いまはその境地で、勘三郎の息子の勘九郎と踊っているのだと。芸の継承の深さを感じさせる話だった。

「狐狸狐狸ばなし」は赤坂で勘三郎がよく演じてたが、これまで見たことはな。かった。
扇雀が色っぽくて、上方の役者あがりの亭主の雰囲気がすばらしい。絶命するシーンも楽しいし、七之助のすねっぷりもキュート。オバカ役の勘九郎がかわいいっ!橋之助の生臭スケベ坊主ぶりも、実にのびのびしていて、暑さを忘れさせてくれたのだった。

■第二部

一、梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)
髪結新三
  
髪結新三・・・・・・三津五郎
弥太五郎源七・・・・・・橋之助
下剃勝奴・・・・・・勘九郎
白子屋娘お熊・・・・・・児太郎
家主女房おかく・・・・・・亀 蔵
車力善八・・・・・・秀 調
加賀屋藤兵衛・・・・・・家 橘
白子屋後家お常・・・・・・萬次郎
家主長兵衛・・・・・・彌十郎
手代忠七・・・・・・扇 雀

二、色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)
かさね
  
かさね・・・・・・福 助
与右衛門・・・・・・橋之助

■第三部

江戸みやげ
一、狐狸狐狸ばなし(こりこりばなし)
   
伊之助・・・・・・扇 雀
おきわ・・・・・・七之助
おそめ・・・・・・亀 蔵
おうた・・・・・・歌 江
福造・・・・・・巳之助
又市・・・・・・勘九郎
重善・・・・・・橋之助

二、棒しばり(ぼうしばり)
  
次郎冠者・・・・・・三津五郎
太郎冠者・・・・・・勘九郎
曽根松兵衛・・・・・・彌十郎
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公園のコブシの実が赤くなってきた。

by sustena | 2013-08-18 21:07 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2013年 08月 18日

CHANEL Pygmalion Days 福田悠一郎さん

土曜夜、銀座のシャネル・ネクサス・ホールで、若手アーティストを支援する「CHANEL Pygmalion Days」があった。1月に聴いた福田悠一郎さんのヴァイオリンがすてきだったので、再度応募、当選したのだ(ラッキー)。

曲目は
<プロコフィエフ>
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 作品80
<モシュコフスキー>
2つのヴァイオリンとピアノのための組曲 ト短調 作品71

ピアノ伴奏は、福田さんを小さいときから知っているという大須賀恵理さん。

1曲目は、1918年にロシア革命後の混乱を避けて母国を去ったプロコフィエフが、スターリン統治下のソ連に戻った1938年から1946年にかけて作曲したもの。創作活動が制限され、自身も健康状態がいまいちだったらしくて、けっこうクラーイ、ムズカシイ曲だけど、第4楽章などはとても美しい旋律。

第1楽章の終わりは「墓場に吹く風」のように演奏せよとプロコフィエフの指示があるらしい。その旋律が第4楽章でも出てきて、第1楽章から第3楽章までを、こう構成したかーと、なんかストンと腑に落ちた感じ。

福田さんは前回見たときとはなんだか雰囲気が違ってて、第2楽章の冒頭など客席をにらみつけるようなこわーい顔をして弾いていた。でも、2曲目が始まる前に挨拶したときのまだ慣れない、子どもっぽい雰囲気(息子と同じぐらい)は、最初見たときと同じで、とくにアンコール曲のタイスの「瞑想曲」で、めいっぱい感情移入して弾いているところは、ああ、前回のひとだーと思ったのだった。曲によって、すごく雰囲気が違うのが、いかにもソリストであります。

2曲目のモシュコフスキーは、福田さんと小さいときから顔見知りという橋本彩子さんとのヴァイオリンの共演。もちろん役割が違うということもあるけれども、福田さんの音のふっくらとしたつややかさ、のびやかさが際立ってた。

それと全曲を通して大須賀さんのピアノが絶品。
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by sustena | 2013-08-18 20:53 | Comments(0)
2013年 08月 18日

小川洋子『ことり』

c0155474_1651516.jpg先日、小川洋子の『ことり』(2012年11月刊 朝日新聞出版)を読む。

いかにも小川洋子さんらしい、ひっそりとした、孤独なたましいが静かに息をしているような、独特の世界。

「小鳥の小父さん」と呼ばれた男性の話で、男がそう呼ばれるようになったのは、近所の幼稚園の小鳥たちを20年近くにわたって世話していたことがあったからだ。
彼は、「チィーチュルチィーチュルチチルチチルチィー、チュルチチルチチルチュルチィー」とメジロの鳴きまねが上手だった。この小父さんに、鳥のことをいろいろ教えてくれたのはお兄さん。お兄さんは鳥たちの喋っている言葉を理解できた。、「小鳥は僕たちが忘れてしまった言葉を喋っているだけだ」

このお兄さんは11歳を過ぎた頃から、自分で編み出した言葉で喋りはじめる。その言葉「ボーボー語」を理解できるのは小父さんだけだった。(ただ、棒付きキャンディーの"ボーボー"だけは、変わらずボーボーと呼ばれていた。)

お兄さんと二人だけの生活の日々、青空薬局に毎週ボーボーを買いに行ったこと、ボーボーの包み紙で作った小鳥、お兄さんが亡くなってから幼稚園の小鳥の世話をはじめたこと、図書館で鳥関係の本ばかりを借りることに気付いた臨時雇いの司書との交流、箱に入れたスズムシの音色に耳を傾ける初老の男との思い出・・・。いくつかのエピソードが語られ、小父さんは次第に年老いていく。

巣から落ちたメジロを救出し、せっせと介抱したあと、小父さんがメジロに求愛の歌を教え込むシーンが心にしみた。

ついにメジロが自在に歌を操れるようになったときの描写はこうだ。

鳴き声はどこまでも澄み渡り、手を浸せば皮膚の向こうに血管が浮き上がって見えてきそうなほどに透明でありながら、同時に豊かな厚みを持っていた。鼓膜をゆったりと包む柔らかさがあった。一音一音の粒子が嘴からパッと四方に飛び散り、思いがけず遠くまで届き、コロコロと転がってまだその響きが消えないうちにすぐ次の粒子が追いかけてきた。重なり合う響きはより繊細な表情を見せ、もはや楽譜にも記せない和音となった。

小川さんはどうしてこんな設定を思いつくことができるのかなぁ。
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写真は先日、近くの講演で見かけたカワセミ。朝の散歩で、あそこにいますよ、と教えてもらったが、私の視力では全然見えず。いわれたほうにカメラを向けて、帰って見てみたら写っていた。
一時期大挙して我が物顔に公園を歩いていたムクドリを最近は見ない。

by sustena | 2013-08-18 20:27 | 読んだ本のこと | Comments(2)