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2013年 04月 29日

スカイツリーのお膝元でランチ

昨日、スカイツリーの近くに住む知人からランチでも、というお声がかかり、押上に出向いた。浅草からスカイツリーを眺めたことはあるけれど、真下から見上げるのは初めて。GWとあって、大勢のひとで賑わっていた。

スカイツリーから徒歩10分ほどの住宅街にある創作料理の「さくら井」というお店へ。なんでも本業は宝石卸業なのだが、お得意様を接待するために自宅で手料理を出していたらそこそこ評判がよく、自宅を改装してレストランにし、大滝村のタケノコがおいしいと聞いては出向いたりして手に入れたものをお客さんに出しているという。

紹介されなければここがお店とは到底わからない。バブルのころに一軒家のレストランがはやったけれど、それとも違って、まぁ、ほんとにフツーのおうち。完全予約制で、soramachiの喧騒とはうってかわって、ひたすらおしゃべりして、昼からお酒をイッパイ飲んで、のんびりできたのでした。

玄関を出てすぐのところはこんな感じ。
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by sustena | 2013-04-29 22:16 | まち散歩 | Comments(4)
2013年 04月 27日

おのれナポレオン

c0155474_21293944.jpg先日、東京芸術劇場で三谷幸喜/脚本・演出、野田秀樹/主演ということで話題になっている「おのれナポレオン」を見てきた。

ナポレオン・ボナパルト(野田秀樹)が毒殺されたというウワサが真実なのかどうか、誰が下手人なのかをめぐり、最期の日々をともに過ごした医師アントンマルキ(今井朋彦)、愛人アルヴィーヌ(天海祐希)とその夫のモントロン伯爵(山本耕史)、島の総督ハドソン・ロウ(内野聖陽)、従僕マルシャン(浅利陽介)が、往時を振り返る。
取材相手を前にした独白から物語はスタート。ちょっと一人語りがかったるいなーと観客が飽きてくるころに、ナポレオンが登場。野田は相変わらず、どこから声が出てくるのかと思わせる甲高い声と低い声を自在にあやつり、狂人と冷徹な戦略家の間を瞬時に行き来し、観客の視線をイッキに集めちゃう。

仮説が次々に打ち消され、最後、犯人かと思ったらまた別の人物が浮かび上がり・・と二転三転するんだけれども、意外なオドロキというより予想通りの展開。みなそれぞれが殺意を持ち、ナポレオンの秘密に包まれた最期は、「L’honneur de Napoleon」のタイトル通り。

展開がワンパターンなのはいまいちだけど、天海祐希がこんなコミカルな演技をする人だって思わなかったな。野田秀樹との身長差が配役のポイントだったのかなー。

堀尾幸男の美術がシンプル。今回はいい席がゲットできなくて、2階3列目正面だったんだけど、舞台の構造と役者の動きがつかみやすかった点はよかった。
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by sustena | 2013-04-27 22:51 | Theatre/Cinema | Comments(4)
2013年 04月 27日

アラム・ディキチャン写真展「OUTLANDS」

c0155474_1342828.jpgこちらはもう終わっちゃったけど、先日まで銀座のシャネル・ネクサスホールで開催されていたアラム・ディキチャン写真展を見たら、艶っぽいモノクロ写真が撮りたいなぁ、とシミジミ思ったよ。。

ディキチヤンは、現在、東京を拠点に活動している写真家で、「深く奥底へと下りていくために、人は光の力で浮揚しなければならない・・・」と、独自の世界を追求してきた人。夢と現実の狭間でたゆたっているような、人物や花、風景写真が心に残った。特に逆光で人物の輪郭が溶け出しているような写真がすてき。

で帰りがけに何枚かモノで撮ったんだけど、ぜーんぜん思いどおりに撮れなくてがっかり。
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by sustena | 2013-04-27 22:26 | Art/Museum | Comments(2)
2013年 04月 27日

イザベラ・バードの旅の世界

c0155474_2323298.jpgもう2週間以上前のことだけれど、駒場に取材に行って、ついでに駒場博物館で開催中の 「ツイン・タイム・トラベル イザベラ・バードの旅の世界 写真展」を見てきた。(6月30日(日)まで)

これは、旅行記を読むとは「その基になった旅を読み、旅する人を読み、旅した場所・地域を読み、旅した時代を読むこと」を信念とする地理学者で京都大学名誉教授の金坂清則さんが、明治初期に日本を訪れ『日本奥地紀行』を著した英国女性旅行家、イザベラ・バードの22歳から70歳までの半世紀にわたる旅の記録(南米と南極を除く全大陸に及ぶ!)をたどり、バードの旅と自らの研究の旅を重ね合わせ、そこで撮った写真を、バードの写真や記述と対比することで、一世紀以上を隔てた風景を「持続と変化」という視点から理解しようとしたもの。

あの時代になんとまぁ困難な旅をしたことだろう。そして、こんなに奥地へと彼女を向かわせたものはなんだったのかと思い描きながら、バードの旅行記の邦訳と照らしあわせながら見たことだった。
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そのあとで、キャンパス内にあるファカルティクラブのフレンチレストラン「ルヴェ・ソン・ヴェール駒場」でランチ。近所の主婦とおぼしきグループが大勢いて、考えられないくらいおしゃれになったことだよなぁと大いに驚いたのでした。
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by sustena | 2013-04-27 22:16 | Art/Museum | Comments(0)
2013年 04月 27日

写素数

先日、 「週刊朝日」の5月3日・10日合併号を目にする機会があった。中学・高校生のころは親が定期購読していたこともあって毎週読んでいて、その後社会人になってからも時折見ていたのだが、ここ20年ぐらいごくまれにしか見ていない。

久しぶりに手に取って驚いた。いまだに山藤章二の似顔絵塾(連載1568回)とブラックアングルがあって、東海林さだおの「あれも食いたい、これも食いたい」(1265回)がある。うーむ、時が止まったかのよう。さだめし、読者はずーっと年老いていってるのではあるまいか。

なんと、はじめての写経という企画もあって、「なぞれる写経用紙」がついていた! やはり読者の平均年齢はうんと高いに違いない。

ところで、私がほーおと思ったのは、数学者の森田真生さんの1頁のエッセイである。
連載9回目のタイトルが「心を落ち着かせる写素数のすすめ」。

数学者の性癖であろうか、出張先のホテルの部屋番号が素数だとうれしいんだそうだ。数学科に入学したら、飲み会で素数番から下駄箱が埋まっていくという。しかし森田先生よりはるかに素数を愛している先生がいる。整数論の大家であるシカゴ大学の加藤和也先生で、素数を愛するあまり「素数の歌」をつくり、思いがあふれると,この歌に振りがついた「素数踊り」を講義中に披露することもあるらしい。その加藤先生が,あるとき講義のはじめに1から100までの素数を黒板に書き出して、ひとつ足りなかったことがあって、これでは素数を語る資格はないと猛反省し、その日から写経ならぬ「写素数」をはじめたというのである。

で、森田先生はこの話を聞いた翌朝、1から1000までの素数を書き写す「写素数」をはじめたところ、すごく心が落ち着いていいという。人間の心は不安定だが,素数はいつも同じで、いつまでも変わらずにいる数に向き合っていると、結果的に自分の心の変化がよくわかるんだって。

ふーむ、私などは、次の数字が何だったかわからなくなって、身悶えしそうである。

写真は、公園の隣の家の庭に咲いていた二輪草。
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by sustena | 2013-04-27 17:36 | つれづれ | Comments(4)
2013年 04月 27日

バンの対決?

朝公園に散歩に行くと、鯉のぼりが泳いでいた。最初は風がなくてめざしのようだったけど、一周するころには泳ぎだしていた。
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下池の森では、近くの小学校の4年生たちと、ネパールとイギリスのアーティストの共同作業による作品が展示されていた。 「ハピネス・イン・ザ・フォレスト」がテーマとのこと。
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子供たちにはグループごとに、公園で感じたことをテーマに板に絵を描いてくりぬき、別に作ったフレームに構成。フレームのモチーフと、絵の間から見える森の風景が一体となり、フレームの中で1枚の絵になるというしかけです。
バンのヒナは次第に大胆になってきたか、親について葦の茂みを移動して、悠然と泳ぎまわる子も。全部でヒナは6羽。
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池の反対側で、何やら甲高い声がする。見ると、バンが4羽にらみ合っていたかと思うと、バシャバシャと派手にやりあい始めた。縄張り争いのケンカかしらン??
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連休は天気もよさそうだ。

by sustena | 2013-04-27 14:52 | 小さな自然 | Comments(2)
2013年 04月 23日

アオゲラとバンのヒナを発見

このところ朝6時に起きて近くの公園を散歩している。
ふと聞き慣れない鳥の声がする。見上げるとアオゲラだった。
ずんずん上にのぼっていく。「待ってー」とぱちり。ちと暗いけど、わかるかなー。
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下池の芦のところではバンのヒナが。ちょっと遠くで、動いたほうにレンズを向けて、なんとかピントがあっていたのをトリミング。本日は朝からラッキー♪
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カルガモの赤ちゃんが生まれたというウワサもあるんだけど、こちらには出会えず。

by sustena | 2013-04-23 23:10 | 小さな自然 | Comments(10)
2013年 04月 22日

瀬戸内へ

豊島美術館が観たくて、瀬戸内国際芸術祭の開催されている瀬戸内へ。
10年ぐらい前?に──もう何年前のことになるのかすっかり忘れてしまった──直島を訪れて以来で、フェリーの時間とにらめっこしながら、スケジュールを組んだ。

瀬戸内海には大小あわせて3000もの島があるという。そのうち正式に「島」と定義されているものは、約730とか。(広島142、愛媛県133、山口127、 香川112、 岡山87、兵庫57、和歌山41、徳島24、福岡6、そして大分3、2県に重複してカウントされているものが5つ)

つい十把一絡げに考えがちだけれど、ほんのちょっと訪れたなかでも、それぞれの島のたたずまい──景観や歴史や文化は異なっていて、現代アートを鑑賞するのも楽しかったけれど、なによりも島から島へとわたる時間や、風を受けてぼーっとしている時間もすてきだった。
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高速艇の座席で「顔」を発見。
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by sustena | 2013-04-22 21:19 | | Comments(4)
2013年 04月 22日

スコット・トゥロー『無罪』

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スコット・トゥロー著・二宮磬訳の『無罪』(原題:INNOCENT 2012年9月 文藝春秋刊)を読む。

彼の『推定無罪』を読んだのがかれこれ20年ぐらい前。そのころは海外ミステリを片っ端から読んでいて、とくに法廷ものが好きだった。いつの間にか海外ミステリを追っかけるのをやめて、それからずいぶん経つけれども、懐かしい名前を見て図書館に予約して、ようよう順番が回ってきたのである。

ストーリーは──。

『推定無罪』で描かれた法廷から20年。前作では、主人公のラスティ・サビッチは、不倫関係にあった同僚の女性検事補を殺したとして起訴されたが、公判中に検察の主張がくずれたために起訴が取り下げられて無罪となった。そのラスティは、今や判事の座にのぼりつめている。

プロローグでは、彼の妻バーバラが急死したことが、息子ナットの視点から記される。しかしラスティは、遺体を発見しても丸一日警察に通報しなかった。

検死では死因は心不全とされたものの、この空白の一日に疑問を抱いた検事局の調べで、サビッチに愛人がいたという事実が判明する。しかも、サビッチの担当した裁判の中に、愛人を毒殺した罪を問われているゲイのジョン・ハーナソンがいた。その証拠を調べたことによって、検死の際に毒物検査の対象とならない薬剤があることをサビッチは知っているはずだ、と検察は見なす。次々に状況証拠が積みあがっていく。20年前にサビッチの裁判で、証拠を不適切に扱ったとして処分を受けたトミー・モルトは、当初起訴に慎重だったが、ついに妻殺しでサビッチを訴追することを決する。

こうして、再度法廷シーンが始まる。丁々発止のやりとり。攻守が次々にかわる。いったいサビッチは何を隠しているのか。バーバラは自殺なのか、殺されたのか?

小説の前半は、地方検事トミー・モルトの視点から検察の現在の捜査状況が、バーバラの死の1年半前の二人の関係の始まりからバーバラの死の前日まではラスティとともに元ラスティ付きの上席調査官で一時期彼の愛人だったアンナの視点から語られる。後半の裁判シーンでは、モルトと、ラスティの息子ナットの視点からのモノローグでストーリーが進行していく。

そして、最後にラスティの口から空白の一日の真相が語られるのだ。

20年という年を経て、人は変わるのか、変わらないのか。読者は、深い余韻に浸りながら、年月の重み、年をとっていくこと、家族の関係などを思い描くことになる。トミー・モルトが悪役ではなく、思慮深く大いに共感できる人物に描かれている点もよかった。
おすすめ。
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by sustena | 2013-04-22 20:52 | 読んだ本のこと | Comments(0)
2013年 04月 17日

一幕見で「熊谷陣屋」

歌舞伎座の柿葺落四月大歌舞伎の第一部の「熊谷陣屋」がどうしても観たくて、先日、「一幕見」にチャレンジした。

「一幕見」というのは、1回の興行を通しで見るのではなく、場所は4階席で役者がほんと豆つぶのようにしか見えないけれども、好きな一幕を当日発売の自由席で割安料金で見ることができるシステム。定員は90席+立ち見が60で150人。杮落としの幕見料金は2000円。一等席が2万円だから、一桁違うわけで、「成田屋~!」なんていう大向こうはここからかける人が多い。

第一部のメインはなんといっても熊谷陣屋である。これが始まるのが12時30分からで、一幕見の売り出し時間は11時15分。前回売り出しの30分前に行ったら、すでに満席というので、すごすごと引き返した。新しい歌舞伎座を一目見ようと、にわかファンも含めて早くから長蛇の列なのだという。

そこで今回は9時50分ごろに出向いた。その前の「壽祝歌舞伎華彩」と「お祭り」目当ての人の最後尾に並ぶ。すでに長い列。基本は一幕だけれど、たとえば、第一部の前半と後半を続けて見ることはできるので、全員が通しで見ると、この位置ではヤバイかも・・と気を揉んでいたら、係の人によると、なんとかチケットをゲットできる位置のようだ。ホッ。

10時半から前半の一幕見の売り出しが始まる。少しずつ列が短くなっていく。係の人が、連れが遅れて来た場合は、列の最後に並ばないとダメと叫んでる。

無念な、ちょうど私の前で、前半分が定員に達してしまう。もちろん後半の熊谷が目的だったからかまわないんだけど、あとちょっとで前半から見ることができたのになぁ・・と悔やんでいたら、先頭にずーっと座っていたご婦人は、第二部の「弁天娘女男白浪」を見るために、なんと朝8時から並んでいるのだという。根性だなぁ・・・・・。

というわけで、エンエン待って、無事67番目の座席をゲットし、開演30分前にエレベーターで4階席へ。花道のすっぽんが見えるのは新歌舞伎座のいいところ。

でもっ。私の視力では役者の表情がよく見えない(;_;) 双眼鏡でずっと見てるのも疲れる・・・。
それでも、吉右衛門の熊谷直実の深さ、仁左衛門の義経の気高さ、玉三郎の相模の現代性にグッときたよ。菊之助の藤の方は、玉三郎と並ぶと、どっちが位が上なの???って感じなのは仕方がないかなー。
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一谷嫩軍記より
熊谷陣屋(くまがいじんや)
             熊谷直実  吉右衛門
               相模  玉三郎
              藤の方  菊之助
             亀井六郎  歌 昇
             片岡八郎  種之助
             伊勢三郎  米 吉
             駿河次郎  桂 三
           梶原平次景高  由次郎
              堤軍次  又五郎
            白毫弥陀六  歌 六
              源義経  仁左衛門

by sustena | 2013-04-17 22:07 | Theatre/Cinema | Comments(2)