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2012年 10月 31日

東京駅を見に

昨日、東京駅の八重洲口にあるクライアントで撮影があって立ち会いに出かけたついでに、ぐるっと丸の内側にまわって、この10月に復元工事を終えてお披露目されたばかりの東京駅丸の内駅舎を見に行く。

もう1カ月も経とうというのに、いまだけっこうな人出であります。
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テレビのニュースでも何度も見たのに、わぁきれい~と撮ってしまう。
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空中権をまわりのビルに売って、工事費のかなりの部分を捻出したそうだけど、離れてみると、やっぱり向こうの高いビルはハッキリいってジャマである。まぁ仕方がないのかもしれないけれど。
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こーゆー場所でスケッチをしている人もちらほら。
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ついでだから銀座まで歩いていくことにして、途中、三菱1号館のブリックスクエアにある「A16」というCalifornia Italianの店でランチ。スパッカテッレ かぼちゃと舞茸、ターサイ、ペコリーノとゆーパスタをいただく。
かぼちゃをねりこんであるマカロニに似たパスタ。変わった取り合わせだったよ。
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by sustena | 2012-10-31 23:28 | まち散歩 | Comments(12)
2012年 10月 31日

新国立劇場『リチャード三世』

c0155474_2247213.jpgこれまた先日、新国立劇場で『リチャード三世』を見た。2009年秋に『ヘンリー六世』全3部9時間を一挙に見て、すごくよかったので、その続編で同じメンバーが集結するというので、楽しみにしてたのだった。

『リチャード三世』はこれまでも何度も見ているのでストーリーはよく知っている。畸形に生まれたリチャードが、世を呪い、奸智奸才と巧みな口先で王位を獲る。しかし、絶頂も束の間、ボズワースの平原でリッチモンドに破れ壮絶な最期を遂げるのである。

最大の興味は、前作で好演した岡本健一がどんなリチャード像を打ち出すのかだった。あの膨大なセリフを自分のものにしてたけど、強烈な悪の魅力にちと乏しかったな。(とくにヘンリー六世の棺を担いで舞台に登場するアンを口説き落とすシーンで、イッキに観衆もろともその魅力にひきずりこまなきゃいけないところがあと一歩だったような)

最後、落馬したリチャードが「馬をよこせ! 代わりに我が王国をくれてやる!」と叫ぶシーンで、中空に浮かんだ馬が木馬だったところ、なんだか母の愛の薄いリチャードの哀れさがくっきりする演出だった。演出でほーぉと思ったのは、今井朋彦が王子エドワードとヨーク公を腕にかぶせた小さな人形を使って演じわけたシーン。それと、最後のボズワーズの戦いで、リチャードの軍とリッチモンド伯ヘンリー(浦井健治がやっぱりLove &Peaceのひと)が回り舞台で屏風ひとつで背中あわせになってたところ。

それと個人的にいいなと思ったのは、幼い王子をロンドン塔で殺害したジェームズ・ティレル役の小長谷勝彦と、故ヨーク公未亡人倉野章子が出陣するリチャードに呪詛の言葉を投げかける場面の存在感。マーガレットの呪いは中嶋朋子のセリフがすっと耳に入ってきた。口跡のよいひと。

翻訳/小田島雄志
演出/鵜山 仁

岡本健一/リチャード三世
中嶋朋子/マーガレット
浦井健治/リッチモンド伯ヘンリー
勝部演之/騎士ロバート・ブラッケンベリー
倉野章子/故ヨーク公未亡人。エドワード四世、リチャード三世の母
木下浩之/バッキンガム公
今井朋彦/エドワード四世
吉村 直/騎士リチャード・ラトクリフ リチャード三世の腹心
青木和宣/代書人/ヘースティングズ卿の起訴状を作成する
那須佐代子/エリザベス(エドワード四世王妃)
立川三貴/スタンリー卿
小長谷勝彦騎士/ジェームズ・ティレル
森万紀/アン(故ヘンリー六世の皇太子、エドワードの未亡人)
清原達之/リヴァーズ伯(エリザベス王妃の弟)
城全能成/ヘースティングズ卿(エドワード四世の宮廷侍従長)
関戸将志/ロンドン市長
篠原正志/ノーフォーク公(リチャード三世の軍事参謀)
川辺邦弘/暗殺者(ロンドン塔に幽閉されているクラレンスの処刑に赴く)
松角洋平/騎士ウィリアム・ケーツビー(ヘースティングズからリチャードに寝返る)
津村雅之/騎士ジェームズ・ブラント(リッチモンド軍の隊長)
前田一世/クラレンス公ジョージ(エドワード四世の弟、リチャード三世の兄)
浦野真介/ドーセット侯(王妃エリザベスの先夫との連れ子)
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by sustena | 2012-10-31 23:28 | Theatre/Cinema | Comments(6)
2012年 10月 31日

NODA・MAP『エッグ』

c0155474_222112100.jpg先日、1年半ぶりにリニュアル・オープンした池袋芸術劇場で、野田秀樹の『エッグ』を見た。

おもしろいようなつまらないような、なんか中途半端な感じだったなー。

主要キャストは

阿倍比羅夫(あべひらふ)=妻夫木聡
苺イチエ=深津絵里
粒来幸吉(つぶらいこうきち)=仲村トオル
オーナー=秋山奈津子
平川=大倉孝二
お床山(とこやま)=藤井隆
劇場案内係・芸術監督=野田秀樹
消田(きえた)監督=橋爪功

とまぁそうそうたる顔ぶれで、シンガーソングライター役の深津絵里が劇中で歌う曲が椎名林檎と話題性はあったんだけど、全体にちょっと頭でっかちというか・・・。身体表現はところどころおもしろかったんだけど。

劇場案内係の女が修学旅行中の女学生をまもなくリニュアルオープンする劇場に案内している。そこで一人が寺山修司の未発表の戯曲を見つける。案内係は劇場の芸術監督の愛人に渡すのだとその戯曲を取り上げる。内容は、「エッグ」というスポーツ競技をテーマにしたものだった。

劇の中では、日本と中国がオリンピック代表の座をめぐって戦っている。卵を割らずにゴールに運ぶ
スポーツのようなのだが、その開会式に歌を以来されたのが歌手の苺イチエだった。彼は粒来幸吉のファンなのだが、粒来の戦術は古く相手にリードを許してしまう。彼にかわって活躍するのが農家から出てきた阿倍比羅夫である。

見事逆転して代表の座を射止めたと思いきや・・・

話は芸術監督の台本の誤読により何度も行きつ戻りつしていくうちに時空がゆがみ、いつのまにか満州や、日本軍の人体実験の話が忍び込んでくる。歴史なんて置き去りにして逃げてしまえばいいという日本人への問いかけを含んでいるんだけど、そもそもこのエッグという競技がいまいちおもしろみがないというかわかりにくすぎるし、苺イチエの歌はいいのに、存在感が立ちあがってこない。
なんか全体のかみあわせが悪いんだよね。

箱をいろいろ展開する美術と、黒田育世の振付はよかったけれども。

音楽:椎名林檎/美術:堀尾幸男/照明:小川幾雄/衣装:ひびのこづえ/振付:黒田育世/映像:奥秀太郎
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by sustena | 2012-10-31 22:38 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2012年 10月 30日

こわごわのワンちゃん

先日、公園で3日から始まる芝居の稽古をしていたとき、知り合いが愛犬を連れて見に来てくれた。
いつもはみんなを見てはしゃぐのに、なぜかこの日は、飼い主のかげに隠れてしまう。
どうやら、当日の扮装で異様な雰囲気がこわいらしい。
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そっと練習を覗くテリーちゃん。

by sustena | 2012-10-30 00:30 | つれづれ | Comments(10)
2012年 10月 30日

目的はどっち

先週木曜日に、銀座のシャネルの4階にあるネクサスホールで「シャネル・ピグマリオン・ディズ スペシャルコンサートシリーズ 指揮者 大山平一郎氏と若手音楽家たちによる室内楽」と銘打ったコンサートがあった。

抽選だけどタダで、手術前に申し込んでおいたら当選したので聴きにいく。
いかにもシャネル御用達という人たちばっかりかと以前はわけもなく敬遠してたけど、だんだんツラの皮が厚くなってきたというか、うやうやしくドアマンが招き入れるのを、くしゃくしゃの髪でおすましして通りすぎることができるようになったのであーる。

この日の曲目は
モーツアルト 弦楽五重奏曲 第5番 ニ長調 K593
瀧村依里(ヴァイオリン)
千葉清加(ヴァイオリン)
阿部真也(ヴィオラ)
大山平一郎(ヴィオラ)
門脇大樹(チェロ)

ドヴォルザーク 弦楽五重奏曲 第3番 変ホ長調 作品97
千葉清加(ヴァイオリン)
矢野玲子(ヴァイオリン)
大山平一郎(ヴィオラ)
阿部真也(ヴィオラ)
辻本玲(チェロ)

若手だけど、経歴を見るとそうそうたるもの。

最初のモーツァルトこそチョッピリ退屈だったけど゛2曲目のドヴォルザークの旋律はいかにもドヴォルザークで、3楽章なんてうるうるしちゃったなー。観衆は150人ぐらい? 中央に5人の演奏者、それを取り囲む形。(一心に弦を動かす千葉さんの腕の細さを後ろから見ていて、ひたすらびっくりしちゃった)

それにしても生の演奏というのは、からだの細胞のひとつひとつが大いに喜ぶ感じ。

終了後は、鳥清で一杯。鳥の刺し身と日本酒がおいしかった。この日は鶴齢と新政No6。
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by sustena | 2012-10-30 00:25 | Art/Museum | Comments(2)
2012年 10月 28日

岡崎出張

金曜日、東岡崎に取材に行ってきた。岡崎は初めてで、取材が早く終わったら、旧街道あたりを歩こうか、それともお城に行ってみようかなとと考えていたのだが、思ったより取材が長引いたので、駅近くの六所神社に寄ることに。

ここは徳川家康の産土神として崇敬を受け、三代将軍家光が1634年より43年間にわたりいまの社殿と社殿と神供所を造営。この時に本殿、幣殿、拝殿を連結し華麗な彩色を施した権現造の社殿が再建され、やや送れて1688年に楼門が完成されたというけっこう由緒正しい神社なのであった。
算額も掲げられていたよ。
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東岡崎は名古屋駅から名鉄の特急で30分ちょっと。電車内の広告を見ていたら、名古屋ボストン美術館で、ボストン美術館の「日本美術の至宝」の後期展が開催中であることがわかった。ウィークデイは午後7時まで開館しているとのことだったので、金山で途中下車して、尾形光琳筆≪松島図屏風≫や伊藤若冲筆≪鸚鵡図≫、二大絵巻≪吉備大臣入唐絵巻≫巻第三・四、≪平治物語絵巻≫後半部分など、前回の続きを見る。(曽我蕭白 の≪雲龍図≫とプロローグの4作品以外は総取り替えなのである)
今回はさらに入館者が少なく、松島図屏風や絵巻など煩わされることなく、一人でじっくり見ることができた。ラッキー♪

by sustena | 2012-10-28 22:54 | | Comments(2)
2012年 10月 28日

11月に見世物小屋を出すよ

このところ土日は打ち合わせで忙しい。
なぜって、11月3日~23日まで近くの公園を舞台に行われる野外アート展の実行委員会に首をつっこんでいる上に、いつもの地元の仲間たちと祝・休日にオープンカフェを出し、3日・18日・23日はパフォーマンスを行うからだ。

今回の演し物は「タイムマシン見世物小屋」。なんと公園に見世物小屋が出演しちゃう。
登場するのは──

ろくろ首
大いたち
一つ目小僧
断頭台のマリーアントワネット
絶滅したニホンカワウソ

で、この写真はマリーさんの衣装デス。あと1週間で本番。どうぞ晴れますように。
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by sustena | 2012-10-28 21:51 | つれづれ | Comments(0)
2012年 10月 28日

渡辺 保『私の歌舞伎遍歴―ある劇評家の告白』

c0155474_221977.jpg演劇評論家の渡辺保さんの『私の歌舞伎遍歴―ある劇評家の告白』(演劇出版社 2012年9月刊)を読む。

私は『黙阿弥の明治維新』以来の渡辺さんのファンで、この人の歌舞伎批評を読んでいると、まったく見たこともないかつての役者の姿が目の前に浮かぶような気がする。戸板康二さんの歌舞伎役者をめぐるエピソードやエッセイも楽しかったけれど、自分こそがこのこの役者を歌舞伎史の中で位置づけるのだという気迫にみちた劇評を読むと、歌舞伎の奥の深さ、芸の深さを知る遠さをつくづくと感じちゃう。

この本は、演劇界で2009年9月2ら2012年4月まで連載していたもの。渡辺さんの半生を振り返りながら、どのように歌舞伎を学んできたのか、多くの役者から何を学び、批評家としての目を養ってきたのかを述懐したもの。

渡辺保さんは1936年東京生まれ。戦争が激しくなって、福島にあるお母様の実家に疎開したときに、蔵の中で十五代目羽左衛門の勧進帳の富樫のレコードを聞き、たちまちその声のトリコになり、繰り返しレコードを聞いて富樫のセリフをそらんじてしまったという。1943年春というから、6歳ぐらいだったろう。

その後中学生のときに三宅周太郎の『演劇巡礼』を読み、自分も三宅のようになりたいと決意し、劇場に通いつめ役者の動きをノートにとり、歌舞伎の型を徹底的に勉強し、その後「舞台観察手引草」と雑誌第一次歌舞伎百七十余冊を入手し、古今東西の名優たちについての劇評をバイブルとしていく。

そして1958年に慶應義塾大学経済学部卒業後、芝居の「ウラ」を勉強するために東宝に入社する。東宝でさまざまな役者と接し、演劇部企画室で企画を立てながら、本名の渡辺邦夫ではなく、渡辺保の筆名で歌舞伎について原稿を書き始めるのだ。ただし、東宝の社員であるから自分の会社に関係することは発言しない。ライバル会社の松竹についても然りである。本来やりたい劇評ではなく、江戸時代の歌舞伎について、あるいは東宝以外の現代演劇についてが中心となった。こうして出た最初の評論集が、65年の『歌舞伎に女優を』だった。

東宝を退社した1987年以後、自由に歌舞伎評を世に問うていく。彼が劇評で心がけていたのは次の3つ。まず第一が明確な価値判断。批評は印象を述べるだけの単なる感想文であってはならない。批評として成立するためには、(そして好き嫌いではないことを客観的に伝えるためにも)価値を正当化する基準が必要である。第二に、芝居を見ていない読者に演じられている役者の芸がどういうものであるかを伝えるためのイキイキした「描写」。そして第三に、文章が一つの文体をもっておもしろい読み物となっていること。いくら正しいことを書いても文体がなくては伝わらない。

しかし、朝日新聞に劇評を書いたときは大いに苦労したという。なにしろたった800字。しかも対象は、昼夜興行であるから、上演時間10時間以上に及び、6本から8本の作品である。自分に忠実に、正確であろうとするがゆえに、彼の劇評は辛口であると非難をあび、読者からの攻撃もあり、ついに新聞社から首を切られてしまう。

が「少年の頃に思い立って自分の人生の意味をそこに発見した」保さんは劇評を捨てることができなかった。そして、2000年からインターネットで劇評を始めることになる。読むたびに多くのことを教えられる劇評である。

渡辺さんは言う。
「舞台で起こったこと、その場に居合わせた観客の心の記憶は批評にしか残らない」「舞台の、その場の空気、感動は人の心にしか残らない」「それが観客の心にしか残らないとしても、その観客もいつかは死ぬ。その記録をせめて文字にして残す必要があり、まだ見ぬ読者に伝える必要があるからこそ、劇評は必要なのではないか」
「私は何十年、何百年後に、二十一世紀の歌舞伎役者たちはどんな芸をし、,どんな芸だったかを書き残しておきたい。未来の読者に向かって話しかけたい。たとえ私の力が及ばず、その描写、その筆力が及ばず、不完全なかたちであったとしても、一人の観客の心の記憶を刻みたいと思うのである」。

蔵の中の羽左衛門/六代目菊五郎/錦絵の人々/三宅周太郎と「型」/二つのバイブル/初代吉右衛門/七代目三津五郎/山城の「と」/スタニスラフスキーの『俳優修業』/二人の「一夫/鬼太郎、周太郎、そして康二/ニンと持ち味/『歌舞伎に女優を』/俳優座の『四谷怪談』/南北のせりふ/玉三郎の『桜姫』/東宝歌舞伎委員会/井上八千代/歌右衛門復活/由良助と菅丞相/梅幸の行儀/持ち味について/新聞劇評を書く/藤十郎ルネッサンス/吉右衛門の骨格/仁左衛門と玉三郎/『日本戯曲全集』/型の秘奥

番外編 渡辺保さんへ三十問三十答
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by sustena | 2012-10-28 02:02 | 読んだ本のこと | Comments(0)
2012年 10月 22日

ワタリウム美術館「歴史の天使」展

ワタリウム美術館で「歴史の天使」展を見る。

これは、2011年4月13日になくなった批評家の多木浩二が ワタリウム美術館のために書き下ろした写真論『歴史の天使』をもとに、かつて1996年9月13日~11月24日に行われた展覧会を、2012年版として再構成し、12人の作家の作品とともに展示したもの。

「歴史」にも乱丁、落丁がある。出来損ないの書物の中の奇妙な迷路。そんな不思議なエアポケットが写真の場である。
歴史学者が見落とした隙間、瞬間をまた細分した瞬間、空虚をまた空っぽにした空虚。
それがほんとうにはまだ見ぬ歴史がはじまる場所である。
多木浩二「歴史の天使展(1996年9月13日~11月24日 ワタリウム美術館)」カタログより

第1章から第7章までのラインナップは次の通り。

第1章 歴史の天使
ダイアン・アーバス/アウグスト・ザンダー
第2章 昔むかし‥‥
ルネ・マグリット(タイトルがいかにもマグリット)/マン・レイ
第3章 肉体と視線
ロバート・メイプルソープ/デュアン・マイケルズ/ジョエル=ピーター・ウィトキン(「ケヴェダの鳥、ニュー・メキシコ 1982年」が気に入っちゃった)
第4章 溺死したイメージ
クリスチャン・ボルタンスキー(この人はどの作品をみてもボルタンスキー)
第5章 またたくまの百年
チン↑ポム(前回も展示されてた原発にレッドカードの写真)
第6章 夢の地図帳
アレン・ギンズバーグ(詩の朗読会のビデオがおもしろかった)/ロバート・フランク
第7章 フットワーク
鈴木理策

そのあとお目当てのソバ屋が休みだったのはちょっと残念。
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by sustena | 2012-10-22 23:32 | Art/Museum | Comments(10)
2012年 10月 22日

芸術祭寄席

昨晩は、国立演芸場の平成24年度文化庁芸術祭主催特別企画公演「芸術祭寄席」へ。
協会の幹部or芸術祭の賞を受賞した芸人・噺家が出演するもので、昼の部は落語芸術協会、夜の部は落語協会所属所属の芸人が出演し、トリはそれぞれの会長の歌丸と小三治。トーゼン夜の部に行く。

演目は次の通り。
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いつもは何人もいると、2人ぐらいは寝ちゃうんだけど、今回は夜の部だったためか、色物がほどよく混ざっていたためか、みんなそれなりに上手だったためか目はパッチリ。

仲入り前は新調したばかりというパンパンに膨れ上がった座布団だったが、後半になると、ペチャンコになったのは、そっちのほうが座りやすかったからかなぁ。

トップバッターの一之輔はは威勢がいい。スピード感と、わざと混ぜてる若い人らしい語り口(私自身はあまり感心しなかったけど)、イッキに真打ちになった人だよねぇと思わせた。

はん治の「鯛」は、天然ものの鯛が捕えられて料理屋のいけすにやってくる。残酷な活け造りになるのはゴメンだと、20年も生き長らえている牢名主(?)の鯛に生き延びるコツを教わる。その親分鯛は、客の職業や血液型、性格まで実に詳しく、死に際の美学も語って聴かせるが・・・

桂三枝(6代目桂文枝)の新作落語というが楽しかった。

猫八の物真似は生で聞くのは初めてで、前から3列目ということもあってよく聞こえたよ。

トリの小三治は、今回は枕は意外に短くて(ようやく寒くなった話から、「銀杏の花」は春の季語、「銀杏落葉」は冬の季語・・ときて、突然フランク永井の「公園の手品師絵を歌いだし、スッと「甲府ぃ」に入る。

故郷を出奔しし、持ち金をすられた少年・善吉が豆腐屋のおからを夢中で食べてしまい、そこの奉公人に叩かれる。話を聞いた主人が、この店で奉公をと持ちかける。3年必死に働く善吉は、子どもと奥さんの受けがよく、お店は大繁盛。そこの娘と所帯を持つことになる。
オチは一度ふるさとに帰りたいということで身延山に御礼参りに出かける若夫婦に、奥さん方が「ご夫婦連れでどちらへ?」
いつもの売り声「豆腐ぃ、ごま入りがんもどき」にかけて、甲府ぃ、お参り、願ほどき・・・」

少年善吉と豆腐屋の主人の顔が浮かんでくるようで、ゆったりした心持ちの40分だった。いつまでもひたっていたかったな・・・。

by sustena | 2012-10-22 22:51 | Theatre/Cinema | Comments(2)