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2011年 03月 30日

ベッティナ ランス写真展「Héroïnes」

c0155474_2229451.jpgシャネル・ネクサスホールで、ベッティナ ランス写真展「Héroïnes」を開催している(4月24日まで)。

ベッティナ ランスは、2007年レジオン・ドヌール勲章を受賞した現代フランスを代表する女性写真家。シャネルのNo5や、ルージュアリュールのコマーシャル・フィルムや雑誌広告などを手がけたこともあり、女性をテーマに数々のプロジェクトを実施。セレブやモデルなど、写真を撮ってもらいたい写真家の一人として名高い。

今回の写真展はベッティナ ランスが、2005年に撮影し、パリのJérôme de Noirmontギャラリーで展示した23枚の著名モデルたちのカラーのポートレイト。いずれも、グレーのバック、石の台座というシンプルな場所で、ほんのわずかの布切れ(といってもオートクチュールのヴィンテージドレスのリメイクで、質感など、ぞっとするほど美しいのだが)を身にまとい、けだるい表情をしてみせたり、あるいはカメラをじっと見つめたりする中で、その人の美しさと存在感だけが浮かびあがってくるような写真であります。けだるい表情をしていてさえも、力強いんだよー。

もっか、東京都写真美術館でも「MADE IN PARADISE 女神たちの楽園」と題したベッティナ ランスの写真展が開かれている。
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by sustena | 2011-03-30 22:44 | Art/Museum | Comments(2)
2011年 03月 30日

お詫び

お詫びの看板が好きで、これまでも何枚も紹介してきたが、これは銀座駅の漏水のお詫びである。足元に注意してと呼びかけて、実にふかぶかと頭を下げている。このふかぶか~という感じが気に入ってぱちり。
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by sustena | 2011-03-30 22:11 | 看板・サイン・ポスター | Comments(4)
2011年 03月 30日

街角の風景

月曜の朝日新聞で、「東日本大震災を詠む」として緊急募集した俳句の中から、四人の選者が選んだ12首が載っていた。

心に沁みた3首をうつしておく。

ものの芽の天地裂くとも萌え出でよ (埼玉県蓮田市) 斎藤 哲哉さん
みちのくの地震(ない)鎮もれよ花辛夷 (大分市) 富尾 和惠さん
世界中の瞳と思え春の星 (滋賀県野洲市) 鈴木 幸江さん

昼、街を歩くと、あちこちでチャリティのライブのお知らせや、義援金を募るメッセージボードが出ていた。
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by sustena | 2011-03-30 22:08 | 看板・サイン・ポスター | Comments(0)
2011年 03月 29日

中学生との交流

日曜日、地元のラジオの仲間と、小田原の中学校に出かけた。ラジオドラマをコラボで収録するためだ。

そこの先生から学校でミニFMを立ち上げたいとラジオの機材などについての質問が届いたのがきっかけだった。いろいろメールでやりとりをしているうちに、私たちのラジオのホームページに掲載しているラジオドラマを放送したいという申し出があり、中学生たちが収録してくれたそのドラマを、今度は私たちのラジオでも放送したりということがあって、ぜひ交流を、一緒にラジオドラマが作れたら楽しいねと盛り上がって、コラボするための脚本をメンバーが書きあげ、3月12日の公開放送に中学生たちが来て、ラジオドラマを生放送しちゃおうという企画が進行していたのだ。

終了後は、一緒にお昼を食べながら、配役をチェンジしての収録もしよう・・・とお店も予約したりもしていたのだが、3月11日の大地震で、とても小田原からやってこれる状態じゃないと中止にしたのだった。またの機会をといっても、メインとなってやっていた3年生は卒業しちゃうし、先生も異動が決まったとあって、なんとか3月中に実現したいと連絡を取り合い、フルメンバーではなかったものの、8人が行けることがわかり、遠征したのだった。

キーボードと、効果音のなかの波の音を出すために砂利と黒豆と段ボールの箱を下げ、カエルの鳴き声用にアカガイの殻を5セットを持って出かけた。

小田急線でずんずん西へ。ぐーんと周辺がのどかになって、おお、はるけくも来にけるかな。
セッティングをして、一度通しで練習して、いきなりの本番、そして主題歌を一緒に歌って・・・・と、それだけで2時間がアッという間に過ぎてしまった。

中学生たちのパワーと一生懸命さに圧倒されたよー。

廊下から外を見る。
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マイクは、うちよりもずっと立派だった。
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こうやってアカガイをこすりあわせるんだよー。
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真剣です。
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中学校を辞したあとは、駅近くのそば屋でイッパイ。ソバの実入りの玉子焼きがおいしかったな。
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by sustena | 2011-03-29 00:53 | つれづれ | Comments(8)
2011年 03月 28日

マイム公演「いのちのオンパレード」

土曜日に、昨年秋に公園のパフォーマンスで知り合ったひとがマイムの公演をやるというので、仲間と出かけた。

女性2人、男性ひとりのユニットで、男性は赤ちゃんが産まれたばかり、また女性の一人は水戸在住で、今回の地震で家の中がひどい状態になり、果たして開催できるものかしら、電車も動くかしらんと迷ったらしいのだけど、ようよう電車も動くようになり、こんな時だからなおさらやらねば!いのちを考えてもらえるような会にしたいと開催を決めたとのこと。

コーヒーの焙煎屋さんを貸し切りにし、椅子を並べ、前は座布団。音楽は用意したカセットを流すという、実にシンプルなスタイルだったけれど、ひとのからだの表現力や、次から次にくり出される多彩なシーンに、大いにこころをマッサージされた感じだったなぁ。

花束を渡そうと思って、花屋さんに出かけた。淡い色の花がいっぱいあって、ああ、もし私にお金がたんとあったら、花束を被災地に送りたいなぁ、こんなトリオを派遣したいなぁと夢想したことだった。ガソリンや食べ物が先決なのはもちろんなんだけれども。
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by sustena | 2011-03-28 23:31 | Theatre/Cinema | Comments(4)
2011年 03月 26日

公園の春

東電の福島第一原子力発電所3号機・タービン建屋内で起きた作業員の被曝事故で、管理責任はどーなってる~!と憤っていたら、知人が平井憲夫さんの文章がwebで読めると教えてくれた。20年間、原発建設のバリバリの現場監督だった方で、管理と呼べるものだったかどうなのか、現場の作業者がどんな状態なのかを記したもので、いままで見ぬフリをして蓋をしていたことをずーんと突きつけられた気がして、なんだか沈んだ気持ちになった。

散歩に出かけると、きょうは本当に北風ぴゅーぴゅー。東北は零下なんだなぁ・・・。

下池の一番早く咲くソメイヨシノ。開花ももうすぐ。
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トサミズキは満開。
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ハナカイドウはまだまだだけど、陽がさして葉がキラキラしてた。
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このサクラはなんて名前かな。
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そして大好きなコブシ。
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by sustena | 2011-03-26 18:23 | つれづれ | Comments(11)
2011年 03月 24日

昼休みのトイレ

きょうトイレで若いコが二人、大きな声でしゃべっていた。

「水道からも放射性物質が検出されたね」
「ヤバイよね」
「野菜を洗った方がいいか、そのまま食べたほうがいいか、悩んじゃうよね」
「ミネラルウォーター買おうと思ったら売ってないしー」
「でも、赤ちゃんがいるお母さんだったら、きっとパニックだよね」
「その点、私たちは子どもがいないから心配がいらない!よかったね!お互い、子どもがいなくて」
「ほんと、何ごとも前向きに生きなきゃ」
「前向きだよね♪ ふたりとも」

なんだか、すごい展開なのだった。

さて、水道水は、今のところは大人は飲んでも問題ない値とはいえるけど、あと何日かで収束すればいいけれど、このあとどんなことが考えられるんだろう? そもそも、報道でも、レントゲンやCTスキャンと、年間の許容量と、いろんな話をごっちゃにしてる感じがして、こういう???状態のときは、わかりやすく解説してる専門家の話を調べてみるのがいい。で、あちこちのサイトをチェックしてみた。備忘録をかねて、以下リンクしておく。
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GXR+A12 50mm

シノドス・ジャーナルの八代嘉美さんの放射線は「甘く見過ぎず」「怖がりすぎず」 

東大の早野龍五教授のtwitter

東京大学医学部附属病院放射線科の中川恵一さんの2011年3月15-19日現在の状況を踏まえた「福島原発の放射線事故の事故に関する解説」

同じく、チーム中川のtwitter

「市民のための環境学ガイド」の安井至先生のサイト。一般人はリスクがゼロを求めすぎると手厳しい。

元毎日新聞記者の科学ジャーナリストの松永和紀さんのブログ。放射線量は自分で計算しよう!と呼びかけている。

中部大学の武田邦彦教授(専門は資源材料工学)は、上に挙げた専門家とはゼンゼン違う観点から原発問題については積極的に発言してる(もっとも専門は資源工学のはず・・)。素人の琴線にふれるトークが巧みなひとで、ときとしてミスリーディングな前提で論を立てることがあるので注意が肝心なんだけど、妙に説得力がある部分もある。どこまでが傾聴に値するかを見極めつつ読むことが大切。

(追記)
内科医のNATROMさんのブログ「NATROMの日記」に、武田邦彦さんのどこからトンデモになるのかの、うまい解説あり。あわせて参照を。

(追記2)
先日書き忘れたので追加しておくと、菊池誠さんのkikulogも参考になります。

たんたんと数字に語らせるのは、日野でガイガーカウンタで放射線量を計測している「ナチュラル研究所 ガイガーカウンタ」の石川宏さん

とまぁ、いろいろあったけれど、いちばん楽しかったのは、うんち・おならで例えた動画であった。
(ちょっと楽観的?)

Nuclear Boy うんち・おならで例える原発解説


by sustena | 2011-03-24 23:35 | つれづれ | Comments(11)
2011年 03月 23日

『台北の朝、僕は恋をする』

アーヴィン・チェン監督の『台北の朝、僕は恋をする』 (原題 Au revoir Taipei 2009年 台湾=アメリカ)は、脱力感イッパイのラブストーリーである。

アーヴィン・チェン監督は、32歳の中国系米国人。台湾ニューシネマのエドワード・ヤン監督に師事し、現在他以北を拠点に活動中という。製作総指揮にはヴィム・ヴェンダースも加わる。

主人公は、ごくフツーのさほどハンサムとはいえない青年・カイ(ジャック・ヤオ)。恋人がパリに留学してしまい、自分もあとを追いたいと、本屋でフランス語の本を読みふける毎日。パリに電話をかけても、彼女は出ない。家業の水ギョウザと麺類の店を手伝いながらひとりさびしく恋人を思っている。
いつも床に座り込んでフランス語の本を読んでいるカイを気にかけているのが、本屋で働くスージー(アンバー・クォ)である。好意を寄せているようなのだが、カイの頭にあるのは恋人のことだけ。ついに、地元の不動産屋の親父からお金を借りて、パリに出かけることにした。その交換条件が、運び屋になること。一方、不動産屋の甥はその話を聞きつけ、小包を横取りしようと企み、舎弟にピストルを渡す。カイは、ファミリーマートで働く親友のカオ(ポール・チャン)とともに、小包を受け取り、スージーと出会って食事をとろうとするうち、警官とチンピラに追われるハメに・・・。

こんなふうに、ぬるいアクション&ヤクザ映画とほんのり淡い恋物語を組み合わせ、台湾の夜を走り回るロードムービーなんだけど、不動産屋の甥と仲間のチンピラも心底の悪人ではなく、カイのかわりに誘拐したカオと麻雀したり、恋のアドバイスをしたり・・・。不動産屋の親父も暗黒街のボスってほどの存在じゃなくて、中年の恋の成就を願ってヤバい仕事から足をあらおうとしていて、ヒマがあるとテレビの恋愛アクションドラマをぼーっと見てる。カオも、コンビニの同僚の桃子サンに告白したいが勇気が出ない、いわゆる草食系。二人組の警察もいまいち間抜けで・・・。

かくて、ゆるゆるな登場人物たちの台北は、なんともほんわか、町の空気そのまんま。屋台が並ぶ台北の夜は、なんだか懐かしい色。出てくる女の子はみんなかわいい♪ おすすめであります。
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by sustena | 2011-03-23 22:54 | Theatre/Cinema | Comments(4)
2011年 03月 23日

飲み会

本日配達予定だった生活クラブの配達のうち、野菜は全部、干しシイタケやパン粉などもふくめて、6割が欠品。ん?シマラッキョウは沖縄のはずなのに??と思って中に入っていた案内を見たら、計画停電の影響で、配送センターでのパッキングができなかったのだという。放射性物質や、被災地からの集荷のものはやむをえないと思っていたのだが、こんなところに影響があるとは。

けさはけさで、通勤電車内で、携帯が一斉にうなりだした。緊急地震速報を受信したわけだけど、あの音、ちょっとブキミだよねぇ・・・。

地震発生以来、なんだか妙に浮足立った気持ちになっているのか、不安なのか、地元でラジオの活動をしている仲間のメーリングリストは、いつにも増して活発である。計画停電の情報やら、地震発生当初は安否情報、電車の復旧情報、徒歩で帰ります宣言。その後は、あちこちの被災状況だったり、Twitterなどで見聞きしたイイ話だったりさまざま。

そんな状態だったから、土曜日に飲もうというメールが入ったら、イッキに賛同者が集まり、1品持ち寄りの飲み会と相成った。

思えばこの十数年、地元の仲間と、何かあっては飲んでいた。ラジオを立ち上げようと決めた頃は毎週飲み会をやっていて、半年以上も企画会議と称しては、毎週末飲んでいた。今回も口々に、地震でどうだったか,これからどうするか、息子や娘たちの進学の話、旅行に出ている甘ちゃんの息子たちの話など、夢中になってしゃべり通し。話しているうちに、高ぶっていた気持ちが少しずつ落ち着いていくのを感じた。

居所のあるありがたさよ。そしてなんと恵まれていることかと、みなで頷きあったことだった。
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GXR+A12 50mm

by sustena | 2011-03-23 21:22 | つれづれ | Comments(4)
2011年 03月 22日

昼休みにヘアカットをするハメになった話

昼休み。予定外の和光に立ち寄ったために、弁当でも買って会社に戻ろうと急ぐワタシの行く手をはばむ者があった。
ハットをかぶり、真っ赤なジーンズをはいた茶髪の青年である。ひとの顔を見るなり、むんずと立ちふさがって、「髪の毛を切りたいと思ってるでしょう」とイキナリ言う。
ははーん、美容師の呼び込みね。

まったく自慢にはならないのだが、髪にゼンゼンかまわないワタシは、たまに髪を切らないかと声をかけられる。銀座にも安価な美容サロンが増え、過当競争になってきたにちがいない。ここ1カ月で3回も声をかけられている。みんな私の髪を見ると切りたくなるのだ。

前回美容室に行ったのは2カ月半ほど前。手がかからないようなパーマを頼んだのに、いまいちうまくかからなくて、かけた当座の2日間はマシだったけれど、そのうち髪があっちみてホイの状態で、しかも忙しさにかまけてそのままにしてたので、伸びてメチャうさんくさくなっていたのである。そろそろタイムリミットだよな、とは思っていたのだ。ちらっとそう思ったのが顔に出たにちがいない。

「トップにボリュームを持ってきて、横をすっきりさせて。ぼくの頭の中にはイメージができちゃった!すごく似合うから~♪」と力説する。お前はイタリア男かっ。

あのねぇ、あたしはいま昼休みで、これからオフィスに戻って仕事をしなくちゃならないの。私の頭を見て創作意欲がわいたかもしれないけど、残念ながら時間がないのよー。切りたいのはヤマヤマなんだけどね。

すると、30分かからないで仕上げるから、というではないか。しかも、いつもは7000円のカット料だけど、半額にするという。

このところ地震のバタバタでなんとなく気が晴れない日々だったので、髪を切るとちょっとは気分がスッキリするかもしれない。30分なら、とそのスタイリストのいる美容室に行くことにした。うちの会社から歩いて2分の場所である。

「内装が派手なので驚くかもしれませんけど、すぐ慣れますから~」

驚くなんてもんじゃない。壁が赤くて天井は鏡張り、でかいシャンデリアがあって、椅子の前は、コテコテの金色の鏡なんである!スタイリストたちもブッ飛んだ格好。ゴスロリの娘がいたら似合いそうな・・・・・。

しかも、シャンプーをしてくれたのは、ウサギの着ぐるみを来た男の人だった。
私のカットを担当したのは、どんぐり君(オーナーが採用するとき、カットしている様子を見てパッとつけてくれた名前なんだって)。シャンプーの終わったあと、ドライヤーを2つ持ち、機関銃のように髪を乾かす。手持ち無沙汰になったウサギは、なんとギターを取り出してヘタな歌を歌いだす。なんなんだー、ここはー!

スタイリストのどんぐり君は目にも止まらぬ早業で髪を切っていく。これまでン十年髪を切ってもらったけれど、こんな超スピードのカット・テクは生まれて初めてで、口をあんぐりあけている間にカットは終了。はやっ! 会計も入れて、予告に違わず、30分とかからなかった。

こちらの要望も聞かずに一気に仕上げて、「3カ月経ったら、今度はまたぜんぜん違うイメージにしてあげます」って・・・・。もっか、半分ぐらいの髪の毛がなくなった感じである。

息子に感想を聞けないのが残念だなー。
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GXR+A12 50mm

by sustena | 2011-03-22 22:13 | つれづれ | Comments(14)