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2010年 02月 28日

特別展 長谷川等伯展

七尾出身の知人が、東博で開かれている「長谷川等伯」展の招待券を何枚もゲットしたというので、ツアーを組んで東博へ。

没後400年にあたるということで、大好きな松林図屏風をはじめ、智積院の楓図壁貼付、松に秋草図屏風の3つの国宝をはじめ、能登で絵仏師として修行をつんだ若いころの作品から上洛して等伯と名乗り、肖像画や金碧の桃山屏風を、そして墨の魔術師として自在な水墨画を描くに至る軌跡が一覧できる展覧会となっている。

最初のコーナーは混んでいるんだけど、後半の屏風絵のコーナーあたりになると比較的ゆったり見ることができて、土曜の午前中、押し合いへし合いはかなわないなぁと恐れていたけど、満足まんぞく。

武田信玄像は、顔がほとんど消えかかっていてよくわからなかったけど、知的な深ーいまなざしをした千利休像など肖像画は人物像が滲み出るようだったし、空気や光が透けて見えるような「竹鶴図屏風」や、ススキのリズムがここちよい「萩芒図屏風」、牧谿の猿の図にならったという猿猴図のスピート感と愛嬌も好き。そして、松が描かれているどの作品も、なんとまぁいきいきした松だったことだろう。七尾の松林を子どものころはいつも駆けめぐっていたのだろうか。最後の部屋の「松林図屏風」にはもうウットリであります。堪能しちゃった。

写真は、東京に雪が降った日の四ツ谷駅の等伯展の看板。
鑑賞後、池之端の藪そばで一杯。
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by sustena | 2010-02-28 09:38 | Art/Museum | Comments(2)
2010年 02月 27日

半分鏡文字

うちの近くに看板屋さんがあって、前を通るといつもいろんな書体の制作中の看板や、もうお役御免になった看板が置いてある。

その看板やさんのビルに、新しい宣伝用の看板がついた。おや「ン」が「ソ」になってるぞ・・・と思ったら、そーじゃない。プロなればこそ、効果を狙ったものだろう。でも、なんだか、落ち着かないよ~。
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by sustena | 2010-02-27 21:22 | 看板・サイン・ポスター | Comments(8)
2010年 02月 26日

山田洋次『おとうと』

寅さんファンに誘われて山田洋次監督の「おとうと」を見てきた。

吉永小百合がしっかりものの姉、かたや笑福亭鶴瓶が飲んべえでどうしようもない弟で、問題を起こして音信不通になるが、病に倒れて二人は再会する。テレビでちらっと見る予告編で、寅さんの変形バージョンだな、ぐらいの認識しかなかったのであるが、病院にかつぎこまれるのだと思っていたら、なんとまぁ入院先は貧しいひと向けの民間のホスピスだった。身寄りがない、あるいは家族との結びつきを断ったひとの最期を看取る活動を続けてきた、東京・山谷の「きぼうのいえ」がモデルであるという。単なる家族いとしや、のじわーんとこころあたたまる話というだけではないのでありました。

美しすぎるひとは、演技が上手になっても、かなしいかな、やっぱりヘタクソに見えてしまうのは実に損なことである。脇を固めるひとたちがうまいので、比べられちゃうというのもあるかもしれない。関西弁もあんまり似合わないんだけど、でもでも吉永小百合は、予想以上にいい雰囲気。鶴瓶の笑顔もよかった。そして吉永小百合の義母役の加藤治子の最後のシーンがいいなぁ。

驚いたのは、写真しか出てこない死んだ亭主である。存在感がいちばんあったんじゃないだろうか。

たんたんとしながら、心にしみるシーンがいくつもあったよ。
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by sustena | 2010-02-26 22:10 | Theatre/Cinema | Comments(8)
2010年 02月 26日

センス

バーニーズニューヨークのディスプレイって、いつもヘン。
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この間なんて、ネズミにビックリしてショーウンドウに肩を゛ぶつけてるんですよ~(よくわからない写真でごめんなさい)
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by sustena | 2010-02-26 06:20 | まち散歩 | Comments(4)
2010年 02月 25日

春の色

もうじき雛祭りですねぇ。
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by sustena | 2010-02-25 22:29 | まち散歩 | Comments(2)
2010年 02月 25日

カレー南蛮

六本木のど真ん中に、手打そば屋があるなんてこれまで知らなかったなぁ。
お昼時、六本木交差点近くにさしかかって、目の端っこで、蕎麦をこねているひとが目に入って、そのまま、「生そば 六本木みのち庵」に入る。店先に、なんのそば粉を使用しているかもちゃんと出てたしね。

初めての店で蕎麦を食べるときは、せいろ(もり)と決めているのだが、きょうは六本木でセミナーを受けたあとで、ドヨンと眠かったので、「名物 辛口カレー南蛮」という文字にひかれてアツアツのカレー南蛮を頼んだ。

ごくたまにカレー南蛮は食べたくなって、銀座の泰明庵で3回に1回はカレー南蛮。
だし汁とカレーがまざってる感じがいいのね。でも、蕎麦の味はちょっと消えちゃうのが悩ましい点で、本日も、ちょっとねちゃっとした信州っぽいそば粉の味がみるみるカレー味にそまっていくのであった。
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まーまーかなー。つまみがいろいろあったなぁ。いっぱいやるには適していそうな店であります。
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by sustena | 2010-02-25 22:28 | 食べ物 | Comments(8)
2010年 02月 24日

春節

ちょっと前、銀座の大通りは中国のひとが大勢列をなして歩いていて、どこの国かしらと驚くほどだったのだけれど、最近はいくぶんか落ち着いてきたかな。
銀座のはずれの肉のハナマサがあるあたりにも、観光バスが止まっていて、仲間の戻りを待っている。
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GRDIII

by sustena | 2010-02-24 23:59 | まち散歩 | Comments(6)
2010年 02月 23日

『animated』『けんちく世界をめぐる10の冒険』

c0155474_11253395.jpg建築の発想のヒントとなる2冊を読んだ。
1冊は、グラフィック社の発想の視点シリーズ、平田晃久さんの『animated アニメイテッド 生命のような建築へ』(2009年2月刊)、もう1冊が伊東豊雄建築塾/編著 建築文化シナジー第7弾『けんちく世界をめぐる10の冒険』(彰国社 2006年10月刊)てある。

『animated』の平田さんは、1971年大阪生まれ、京都大学建築学科、京都大学大学院工学研究科を修了ののち、1997-2005まで伊東豊雄建築設計事務所に勤務し、2005年に独立したひと。なので2つの本には、生命や自然を発想のヒントにしている部分で、共通している部分がある。

この『animated』は、2006年に開催された平田さんの同名の個展を継承し発展したもので、さまざまな生命がおりなす世界と共通の本性を持った建築、anima[生気]にあふれる、animal[動物]としての人間に訴えかける、animated[生命を与えられた]な建築をつくりたいという思いから紡ぎだされた10のキーワードをもとに、建築や構造の発想のヒントとなるさまざまなビジュアル(平田作品を含む古今東西の建築からスケッチ、海洋生物、数学、音譜、地図や、さらにはタンパク質のαヘリックスとβシート構造まで、さまざまな写真やイラスト)と文章を配している。

その10のキーワードは、
  内発性
  A、A’、A‘’…
  開かれた原理
  対角線的
  360°
  ひだ
  同時存在の秩序
  動物的本能、
  脱〔床本位制〕
  人工という自然

一方の『けんちく世界をめぐる10の冒険』は、伊東豊雄が事務所のメンバーとともに、思想を共有するために、各プロジェクトの設計思想の神髄を、一般読者にもよくわかる平易な言葉で解説していったものだ。

01 ねじれたグリッド
02 動きのかたち
03 動きのルール
04 コンクリートの森
05 スティールの囲い
06 スティールの小屋
07 アルミニウムの家
08 手の家具
09 水の公園
10 消費の国

読者はおよそ13cm四方の小さな本を絵本感覚で読み進めながら、いろんな方向につながっていて、どこからが内部でどこからが外部かわからないような空間の秘密だったり、建築が貝のようなスパイラルを描くトレヴィエハの建築をヒントに、フィポナッチ数列の比にしたがってらせんを描きながら成長するリズムの心地よさをいかに建築世界に展開したかを、アルゴリズムによってネットワークされた、ランダムのようでありながら、新しい幾何学の原理にのっとった流動的な動きに魅せられていくことになる。

また、表参道のコンクリートの枝が伸びているようなTODSビルの施工技術、銀座ミキモトビルの鋼板コンクリート構造の継ぎ目のないシームレスなピンクの塗装をなし遂げた溶接鍛冶職人の技術を、イタリアの家具職人HORMとのコラボレーションによって、新しい木のベンチがつくりだされていく様子を知ることができる。

平たい言葉で、わくわくする建築をつくりだしていく伊東建築事務所の冒険が伝わってくるのである。
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by sustena | 2010-02-23 05:41 | 読んだ本のこと | Comments(11)
2010年 02月 21日

梅を見かけると撮ってるんだけど、なかなかイメージ通りにはいかない。でもどんなイメージを持ってるのかとなると、いまいち漠としているんだよー。
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by sustena | 2010-02-21 21:34 | 小さな自然 | Comments(10)
2010年 02月 21日

アルバイト

息子が清掃会社のアルバイトを始めた。

塾講師もやってるんだけど、からだを動かす仕事で、そこそこ金になるバイトがしたい。ついては、ゴンドラにのって高層ビルの窓拭きをするってのはどうだろう? って言い出すので、「エッ、お前は高所恐怖症じゃなかったっけ?、それに、あれは、山岳部なんかが訓練がわりにやるタイプの仕事だよー、労災もバッチリって謳ってるッてことは、事故が多いってことだよー。ゴンドラは揺れるんだよ」と心配性の母はあれこれいうけれど、大丈夫だってとりあわない。

履歴書の志望動機になんて書いたらいい?と聞くので、「正直に金になると思ったからって書いたら? あるいは、カラダを動かすのが好きだとか、建築志望でメンテの面からいろんな建築の清掃を体験したいって書いたら?」とアイデアを出してやったら、どれもイヤダと、「掃除が好きだから」だなんて、自分の部屋もゴミ溜めみたいなのに、平気でそんなことを書いて、めでたく採用となって、せっせと通い始めた。

本日道具を持ち帰ってきて、リビングのガラスが汚れているからと、殊勝にも磨いてくれた。まだうまくないんだけどねーと言いながら。

バイトを始めて以来、ビルを見ると、磨きやすそうな窓かどうかが気になる母である。来週あたりからゴンドラにも乗るらしい。
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Niko D40+Tam17-50

by sustena | 2010-02-21 10:05 | つれづれ | Comments(16)