いつもココロに?マーク

sustena.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2008年 09月 ( 33 )   > この月の画像一覧


2008年 09月 19日

大西みつぐ「デジカメ時代のスナップショット写真術」

c0155474_2363251.jpg知り合いのカメラマンがおもしろいよ、と読んでいた新書のタイトルが思い出せなくて、図書館で探していたら、違う本なのだけど、タイトルにふと目が止まり借りて読んだ。
大西みつぐさんの『デジカメ時代のスナップショット写真術』(平凡社新書2002年11月)。でも、看板に偽りアリで、ほとんどデジカメの話なんてしてないのである。最初と最後に申し訳にちょっと書いてあるだけ。しかも、6年近く前のデジカメの話なので、ちょっとねー。もっともスナップショットのノウハウに、フィルムもデジタルもないんだろうけど。

目次だては

第1章 技法書を捨てよ町に出よう
第2章 スナップショットのススメ(これは、スナップの名手の話)
第3章 ご近所写真術入門
第4章 デジタルカメラはどう使う

要は写真を撮るのはもう特別な出来事じゃなくて日常茶飯事。表現したいというココロがあればよい。どこかで見たイメージを引き写して撮るのではなくて、身体の延長という感覚で、ガンガン続けてシャッターを押していくことが大切。親しい人なら息がかかるほどの距離で撮ろう。町をそぞろ歩いて、「色合い」と「質感」を写したい。

作者が一番強調していたのは、できあいのイメージに引きずられて「らしい」写真を撮っても、ちっともおもしろくないってこと。(もっと違う表現をしていたけど)。考えすぎるよりは反射で撮っちゃえって感じです。

残念なのは、掲載されている写真が小さくてディテールがまるでわからないこと。平凡社のけちー。もっと作例がいっぱいあるといいのにな、とないものねだり。
こういう写真論的な本より、自分の気になる人のブログを見るほうが参考になるかも。いやいやもっと、自分で毎日持ち歩いてあーでもない、こーでもないと探ることかなぁ。

ひとつ共感したのが、スナップショットにあたっては、「自分のスタンダードなレンズを持て」という話。
自分の目の延長として自然に見えるのはどれか?超広角ばかり使っていると、何を撮っても同じような空間構造、被写体の遠近感を強調したような撮り方しか選択できなくてってしまい少々退屈。スナップショットの特質である身体性を発揮して、より自然に、正直に撮るといい。ズームレンズだと、画角の両極しか使わない傾向になりがちで、あるいはまた、指先のズーミング操作でファインダー内のイメージがクルクル変わってしまい、結果として棒立ちになってあまり動かずに撮ってしまうことにもなりかねない。ズームレンズを使うときは、まずそれぞれの画角を学習せよ。はーい、教訓です。

LX3の24ミリ。私はまだゼンゼンものにできてなくて,悩み中。さてさて、下にアップしたのは、本日アップしたのと同じく最初のころに撮った供養スナップ。なんまいだぶ。

日本橋三越ののれんが美しくてパチリ。
c0155474_231455.jpg

数寄屋橋交差点の前を歩く家族がまぶしくてパチリ。
c0155474_2314846.jpg

明治神宮前のコンドマニア。へーえ、でパチリ。
c0155474_233404.jpg

さて、私は明日というかきょうの夜から海外旅行(モロッコです)なので、月末まで更新はお休み。台風が心配だわー。
でも、仕事熱心?なワタクシは、きょうも朝から会社なのだ。しくしく・・・。

by sustena | 2008-09-19 02:33 | 読んだ本のこと | Comments(4)
2008年 09月 19日

消去前の供養

明日から旅行に出かけるので、LX3もお供に持っていこうと思い、この際、これまで撮ったものを全部消去しちゃおう、と最初ころからのものをじっと眺めていたら、駄作なのに、初めて手にしたときのウキウキがまたじわ~んと思い出されてなかなか捨てられないのだった。なので供養?の意味で、買ったあと初めて晴れて、近くの公園に持って出かけたときの写真をアップしておこうっと。
c0155474_264577.jpg
c0155474_265929.jpg

男の子が見ている鳥は、バリケンといって、南米産の家禽。家禽なので、野鳥の会のひとは冷たい。でも、毎日せっせとキャベツや野菜クズをあげている人がいて、このバリケンは怖がりだけど、その人には近寄っていく。

by sustena | 2008-09-19 02:20 | LX3 | Comments(0)
2008年 09月 18日

9月文楽公演「奥州安達原」

9月文楽公演第二部「奥州安達原」を観る。
c0155474_14138.jpg

文楽や歌舞伎は、登場人物がややこしく、「実は○○だった」というパターンが多くて、あらかじめ、登場人物の関係性を系図などで理解しておいて、それぞれ誰が遣うのかを書き入れておき、ついでに床本を見ておくと、理解度がずいぶん違う。
今回は、すでにプログラムをゲットしていたので、事前に予習をして、シカと頭にたたき込んでおいた。

環の宮明御殿の段などは、床本を通勤途中に読んでいて、思わずうるうるしてしまった。一つ家の段は、以前、クナウカの芝居などでも見ていたし、有名な筋なのだが、あらためて読むと、なかなかおどろおどろしくて、これを舞台でどう演じるか、楽しみ至極。しかも、5列目の20番という、とってもいい席♪


環の宮明御殿の段では、咲甫大夫と千歳大夫がすばらしい。咲甫大夫は、言葉がすっーと耳に入ってくるし、千歳大夫は泣かせたよ。袖萩(紋寿)と母の浜夕(文雀)、直方(玉也)の雪の中の親子の切ない場面では、客席でみなしゃくりあげてました。道行では和生の恋絹がシック。でも生駒之助の清十郎が口をへの字にしてたのは、せっかくの道行なのになー。一つ家の段では勘十郎の岩手が鬼気せまって、威厳があって、吸いよせられてしまう。しかし、咲大夫がケガで療養中とかで、文字久大夫になったのはがっかり。せっかく大好きな燕三なのに。谷底の段、せっかく余韻に浸りたいのに、大夫が単にキーキーと声を張り上げるだけなのは興ざめ。16時から21時まで。休憩が40分ぐらいだから、観る方もけっこう体力がいるのであります。
朱雀堤の段
環の宮明御殿の段
道行千里の岩田帯
一つ家の段
谷底の段
c0155474_142556.jpg

上の写真は、東銀座の駅通路にあったポスター (GRDII)、下は、LX3。清十郎の襲名披露なので、お祝いのバナーがハタハタ。ちょっと寝ぼけた写真だわー。

by sustena | 2008-09-18 01:11 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2008年 09月 17日

あぶない!

大手町。丸ノ内線から半蔵門線乗り換えるエスカレーターで、いつも見下ろすたびに、なんとなくフラッとくるような気がする。下りはこわいぞー。
ここをどどっと駆け下るひともいるのかな。あぶない!のポスターが。
c0155474_2372796.jpg


by sustena | 2008-09-17 02:37 | 看板・サイン・ポスター | Comments(2)
2008年 09月 15日

みたらし団子

きのうは十五夜で、一日遅れだけれど、きょうレシピを見ながら息子が作ってくれたのがこれ。
c0155474_211854.jpg

上新粉と、白玉粉をまぜて蒸してこねこねして焼く。昔、息子が保育園のころにたまに作ったのだが、もう長いこと作っていなかった。毎年十五夜になると「あのみたらし団子」と思い出したように作ってくれとねだられるんだけど、ついつい買う方が簡単なので、「またね~」と言ってるうちに十年以上経ってしまって、今年は自分でレシピを見て挑戦してみるというので、スクラップブックを渡したのである。
台所は、それはそれはおそろしい様相を呈していたけれど、皿の上のこのお団子はなんともおいしそうである。待て待て記念に、ということでパチリ。
LX3とGRD2と2つで撮って、LX3のほうがタレがおいしそうだったのでちょっとピン甘だけど、こちらをアップ。

by sustena | 2008-09-15 21:22 | 食べ物 | Comments(2)
2008年 09月 14日

ギャラリー白石『綿引展子・草間彌生』

銀座5丁目のギャラリー白石で綿引展子さんと草間彌生さんの個展をやっていた。
綿引さんは3フロア使っていて、和紙にパステル?をゴシゴシこすりつけて、ケバケバにした質感でもって、タガメみたいな顔の女の子(失礼!) の作品などがとっても印象深かった。草間彌生の作品は、1フロア。やはりなんといってもカボチャがステキで(ほしいなぁと思ったけれど、ゼロが3つも余分についていて、到底買える値段ではないので)ソファにずっと座って、眺めてました。
c0155474_21212010.jpg


by sustena | 2008-09-14 21:21 | Art/Museum | Comments(2)
2008年 09月 13日

平松 剛『磯崎新の「都庁」―戦後日本最大のコンペ』

c0155474_15125690.jpg平松剛さんの『磯崎新の「都庁」―戦後日本最大のコンペ』(文藝春秋 2008年6月)を読む。平松さんの前作『光の教会 安藤忠雄の現場』で、建築の現場のことをよーくわかっている人(なんたって早稲田大学理工学部建築学科卒業後、修士課程を修了し、木村俊彦構造設計事務所に勤務していた建築業界の人なのだ)対象に肉薄してまとめたその取材の深さに舌を巻いたのだけれど、今回の作品も、磯崎新と丹下健三という二人の天才建築家の資質の違いや、コンペにかける思い、戦略、スタッフとのかかわりなどが、建築史の文脈の中で縦横自在に語られ、実におもしろかった。

白状してしまえば、私は磯崎新の建築をかっこいいとか、美しいと思ったことはただの一度もなくて、頭でっかちな難解なキーワードをあやつる人という感じが強く、つくばセンタービルもこの都庁の案もいっこうに好きにはなれないのだけれど、すぐれた建築家で時代を拓いていくひとというのは、コンセプトをどう打ち立てるかが勝負みたいなところがあって、そのプロセスがわかったのは発見だった。

一方、「ぶっちぎりで勝とう!ぶっちぎりで勝とう!」と、連呼して突き進む丹下健三も政治の世界に強いひとぐらいとか捉えていなかったけれど、軸の構想力のすごさや、実に人間的なふるまいが印象的。

(ちなみに平松サンときたら、丹下健三のことを「三木のり平にちょびっと植木等をブレンドしたような風貌」だなんてしゃあしゃあと書くし、デザインとは建築における革命とはなんてことに悩む磯崎のことを「まこと、インテリとは、常人には考えも及ばない『悩み』をわざわざ生み出すものである」と、読者の気持ちを代弁してくれる)。

お台場のフジテレビ新本社ビルのキャプション。
「おい、磯崎、あそこに君の都庁が建ってるじゃないか!」
「いや、違うんだ。あれは丹下さんの仕事なんだよ(笑)」

フジテレビを磯崎の都庁だ(ほんと似ている)と指摘したのは、オランダのレム・コールハースである。


第1章 東京大戦
第2章 ぽんこつエリート
第3章 右往左往漂流記
第4章 帝国の逆襲
第5章 磯崎新の帰還
第6章 錯綜体
第7章 冬の王
第8章 遡行
第9章 反撃
第10章 都会のマジックアワー
エピローグ 建築喜劇

これは、磯崎新の「山口情報芸術センター」。
山口出張のおり、タクシーから見たこのうねうねした屋根のフォルムが気になったので、タクシーを停めてもらって、パチり。運転手さんの曰く、「有名な建築家の先生が設計したんだけど、台風で屋根がめくれて壊れて大騒ぎになったんですよ」。迷惑そうに話していました。
c0155474_15123167.jpg


by sustena | 2008-09-13 15:13 | 読んだ本のこと | Comments(2)
2008年 09月 13日

シアターコクーン『人形の家』

今頃なんだって「人形の家」?最初はちょっとアナクロでは~なんて思っていたけれど、堤真一と宮沢りえときいて出かけたのだけれど、ああ、原作もろくすっぽ知らずに……と、不明を大いに恥じたのだった。
実に現代的でスリリングで緊張感があって、すっかり引き込まれてしまった。

センターのステージ。舞台奥にも客席があり、四角いステージを取り囲むように観る。
幕があく前、 舞台を囲む白い帳の中で、子どもたちがボール遊びに興じている。突然の音楽。舞台に照明がつくと、そこはヘルメル家のリビング。ソファやクッション人形が散らばっていて、一家の幸せなくらしを、四方からじっと見ているわけ。

宮沢りえは、なんだかお金のことばかり気にしているかわいい小さなひばりちゃん。夫のトラヴァルが来月銀行の頭取に就任するので、やっとお金の気苦労から解放されるのが心底うれしくてたまらない様子。で夫のトルヴァルときたら、なんだかあまり威厳がなくて、なんだか仲良し夫婦みたいな感じ。

れれっ、こんな話だったのかしら? と思っているうちに、夫に先立たれて、苦労を重ねてきた親友のリンデ夫人が、就職の斡旋を頼みに訪ねてきて、なんだか甘ったれなノラのことを揶揄すると、いやいや私だってそんなに苦労知らずじゃないの。夫が大病したときの金策でたいへんな思いをした、なんて話をほのめかす。

そんなとき、詐欺を働いてトルヴァルに馘首にされそうなクロクスタがわけあり顔でやっくる。ここからだんだん舞台に緊張感がただよってくる。ノラはこの男に大金を借りていたのだ。しかも、父の同意が必要だったため、サインを偽造して。自分を取り立ててくれと夫に頼まないと、秘密をバラすと、クロクロタ。

夫に知られないように必死のノラ。あーあー、どうなっちゃのかしら……。

舞台は休憩を二度挟んで3幕。最後のシーンしか知らない私は、いったいいつノラが目覚めちゃうのか不思議でならない。でも、この圧倒的な緊迫感のただよう展開に固唾をのんで舞台を見守る。

3幕目後半。、自分が単に庇護されているだけの存在、あやしてもらうお人形さんにすぎず、ひととして見てもらっていなかったことをとことん思い知らされ、決然とこれまでの人生に別れを告げようとするノラの凛とした風情ときたら。

宮沢りえはすばらしかった。クロクスタ役の山崎一も、リンデ夫人のひとことで、ああ、ひとの表情はこれほど変わるのかと、強い印象を残した。

カーテンコールでは、みな普段着。この「人形の家」がいまのビビッドなテーマであることを伝えていた。

作:ヘンリック・イプセン 
演出:デヴィッド・ルヴォー
美術:礒沼陽子 
照明:小川幾雄
音響:高橋巌  
衣装:伊藤佐智子 

 出演:
 宮沢りえ :ノラ・ヘルメル
 堤真一  :トルヴァル・ヘルメル
 山崎一  :ニルス・クロクスタ
 千葉哲也 :ドクター・ランク
 神野三鈴 :クリスティーネ・リンデ夫人
 松浦佐知子:アンネ・マリーエ(乳母)
 明星真由美:へレーネ(メイド)

+子役

c0155474_15302293.jpg

LX3 夜景も手ぶれ補正が賢いのか、あまりブレない。

by sustena | 2008-09-13 14:22 | Theatre/Cinema | Comments(0)
2008年 09月 13日

うおがし銘茶

築地のうおがし銘茶の本日のオススメは「おせっかい」という煎茶。いつもは銀座のお店で一服するのだけれど、築地に用事があったついでに、入った。銀座はすべてお店の方におまかせなのだけれど、築地店では、一杯目はお店の人がいれてくれて、飲み終わったころに、おかわりのお湯を持ってきてくれる。なので、2杯目、3杯目がどんなふうに香りが変わるのかなど味わいくらべることができる。
しかも!お茶代300円で、なんと、こんなおいしいお茶うけがつくのだ(500円のお茶もあります)。きょうは白玉ぜんざい。大満足なのであります。
c0155474_1572451.jpg

これはおかわりのお湯が入った急須。色やカタチがかわいい。
c0155474_158517.jpg

喫茶室に上る途中の階段の掛け軸。うおがし銘茶は灯りのセンスもいい。
c0155474_1592663.jpg

年配の御夫婦。「お前のいれてくれるお茶よりずっとおいしい」「そんなことを言うならもう二度といれませんから」なんて、言いあってました。ほんとにおいしいけど、奥さんに言ってはいけないなぁ。

by sustena | 2008-09-13 02:02 | 食べ物 | Comments(0)
2008年 09月 13日

妙にカシコいiA

LX3のインテリジェントオートは、何を撮ろうとしているのかを勝手にカメラが判断して、マークが出る。お店の外でこっちを見ているコックさんにピントを合わせたら、人物撮影のマークが出た。ああカメラはこいつを人物と認識しているのかしらんと、なんだかほほえましかった。
c0155474_150828.jpg

中央区役所に行く途中のお店の看板。「初恋の味」「おかあさんのお弁当」とある。初恋の味とは、何をさすのかなー。
c0155474_152422.jpg


by sustena | 2008-09-13 01:52 | 看板・サイン・ポスター | Comments(0)