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2015年 12月 22日

ESPACE KUU 空「二人展 -東京 交差するふたりの視点-」

大正大学の5号館にあるギャラリーESPACE KUU 空で、大西みつぐ&ジェレミー・ステラの写真展「二人展 -東京 交差するふたりの視点-」が開催されていて、今週でオシマイというので西巣鴨に遠征した。

大西みつぐさんは、1952年東京深川生まれ。1993年「遠い夏」などで第18回木村伊兵衛写真賞受賞。1970年代から東京の下町を拠点として撮影活動を続けているひと。一方のジェレミー・ステラさんは、 1979 年フランス生まれ。旅を通して写真で表現するおもしろさを発見し、「彷徨写真」というジャンルに出会ったという。2005年に来日し、高層ビルと無秩序でアメーバーみたいな低層の家が同居する風景に魅せられて、現在東京在住。今回は、ゴタゴタした家々のならびに、建築設計事務所などのクールな建物が突然出現している風景を、そこを通りすぎる人の姿とともにとらえてる。
ジェレミー・ステラさんの写真は、東京画というサイトの彼のページを見るといい。(東京画のサイトは他の写真家のものもおもしろいですー)
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ところで大正大学には初めて出かけたのだが、5号館の隣には「すがも鴨台観音堂」、別名「鴨台さざえ堂があるのだった。さざえ堂とある通り、会津のさざえ堂と同様、二重螺旋構造で、上りの階段には17文字の梵字が、下り階段には千住博の色鮮やかな色滝が飾られていて、なかなか今風でハデ。撮影は禁止だったので、 外観のみ記念にぱちり。
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これは何のマークなのかなー。顔みたいとよく観たら、おお、鴨台という文字をアレンジしていたのね。
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さざえ堂の敷地には、合格祈願の巨大な「オクト(置くと)パス」君が。
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帰り道。初めてのところなので興味津々。西巣鴨はどこか中国の四川あたりの雰囲気が・・・。
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都営地下鉄西巣鴨駅近くの藤鮨というお店でランチのチラシを食べたんだけど、ネタが新鮮でびっくり。

by sustena | 2015-12-22 00:48 | Art/Museum | Comments(2)
2015年 12月 19日

ジャック=アンリ・ラルティーグ作品展

c0155474_2259765.jpg六本木の東京ミッドタウンにある富士フイルム 写真歴史博物館で、フランスのアマチュア写真家、ジャック=アンリ・ラルティーグの作品展を開催中で、近くに寄ったので見てきた。

ジャック=アンリ・ラルティーグは、7歳の時に写真好きの父親に三脚付きの暗箱カメラを買ってもらい、以来、家族や身の回りのいとおしいような瞬間を切り取ってきた。
彼が写真家として世間に知られることになるのは、アメリカ旅行で立ち寄ったニューヨークの写真エージェンシー・ラフォの創設者のシャルル・ラドにこれまで撮りためたアルバムを見せたことをきっかけに、MOMAの写真部長が彼の存在を知ることになってから。そして、1963年にニューヨーク近代美術館で回顧展が開催されてデビューを果たすのだ。そのとき、ジャック=アンリ・ラルティーグは69歳。

今回の作品展ではラルティーグが写真を始めたごく初期の1900年代から1910年代、ベル・エポック華やかなころの代表作25点が展示されている。

楽しい写真がいっぱいある。10歳で撮影した、ネコがボールに向かった飛び上がった瞬間を撮った「僕の猫ジジ」、兄のジスーにシーツをかぶってレンズの前に立ってもらってシャッターを切ったあと、閉じて、ジスーにいなくなってもらい再びシャッターを切ってできあがった「幽霊になったジスー」。このほか、空に向かって飛行機で飛び上がろうとしている写真や、走るクルマ、階段をジャップする従妹など、いずれも軽やかな動きの瞬間が捉えられた写真ばかり。ラルティーグの踊るような心までも写し取った、一瞬一瞬のきらめきを伝えてくれる写真に、見ているこちらまで、みること、撮ることの喜びでイッパイになる。

その後、ランチがわりにミッドタウン地下の南翔小籠で小籠包を。どの店の小籠包も写真じゃ区別がつかないなぁ。
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by sustena | 2015-12-19 18:22 | Art/Museum | Comments(2)
2015年 12月 17日

ローラン・グラッソ「Soleil Noir」

銀座のメゾン・エルメスでフランス人アーティスト、ローラン・グラッソの展覧会「Soleil Noir」(黒い太陽)を開催ヂ中だ。

この人の名前は全く知らなかったのだが、いつも会社に行く途中に、銀座駅の地下通路でこの金色を背景にした騎士をみて、なんだか不思議な感じがして、本日昼間見てきた。

グラッソは、歴史的資料や科学文献のリサーチから始め、神秘的な出来事や伝説、日食や隕石の落下などの天体現象や、月がふたつといった超常現象を古典的な様式で描き出すんだそうだ。今回も来日して、土偶や能面、金屏風などからインスピレーションを得て、中世ヨーロッパの僧侶像と日本の土偶を組み合わせたり、洛中洛外屏風みたいな絵を右に、騎士の像を左にと屏風仕立てにしたりと、西洋と東洋が交錯する不思議な世界を表現している。

本展のタイトルとなった「Soleil Noir」というタイトルのヴィデオ作品は、ポンペイ遺跡とストロンボリ島の噴火口をドローンで俯瞰的に撮影したもの。がらんとした遺跡を動きまわる白い犬が、現代人の象徴のようだった。
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by sustena | 2015-12-17 22:44 | Art/Museum | Comments(0)
2015年 12月 12日

石川直樹写真展「K2」

c0155474_1141770.jpg銀座のシャネル・ネクサスホールで、石川直樹がK2にチャレンジした際の写真展を開催していた。

石川直樹は、2001年、23歳でエベレストに登頂し、2011年には別ルートから二度目の登頂を果たす。その後も中判フィルムカメラを持ち、ヒマラヤの高峰に挑み、その写真を発表しているのだが、2015年夏、シャネルにスポンサードしてもらい、K2に遠征したのだ。

K2は高さ8611メートル、世界第二位の高さで、パキスタン、中国、インドと国境を接するカラコルム山脈の奥地にある独立峰、くるくると変わる気候から、危険きわまりない難峰とされる。

今回は2か月間に及ぶ遠征で、入念な準備をへて頂上をめざすも、天候に恵まれず登頂は果たせなかった。

しかし、氷に閉ざされた山、その写真の美しく気高いこと、厳しさに、圧倒されてしまった。(ことにビデオがすごいー)

何が石川さんをこんなに突き動かしてるんだろう。

それと、写真展を条件に、遠征費をスポンサードするシャネルも太っ腹。気高さ、孤高の高みへのチャレンジが企業精神とシンクロしているからだろうか。

http://www.straightree.com/


写真はシャネルのショーウィンドウ
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by sustena | 2015-12-12 18:10 | Art/Museum | Comments(0)
2015年 12月 07日

CHANEL Pygmalion Days グランドフィナーレ2015

11月30日に、シャネル銀座ビルのネクサスホールで゛「CHANEL Pygmalion Days グランドフィナーレ2015」が開催され、抽選にあたったので聴きに行く。これは、2015年度のシャネルのピグマリオンデイズのサポートを受けた5人の若手アーティストが、年6回それぞれのテーマでソロコンサートを開いたあと、その集大成として全員が集って成果と感謝を示すコンサート。

今年のアーティストは、中谷 彩花(ピアノ)さん、入江 真歩(ヴァイオリン)さん、酒井 有彩(ピアノ)さん、篠原 悠那(ヴァイオリン)さん、醍醐 園佳(ソプラノ)さん。

今回は全員女性。それぞれ化粧や衣裳のアドバイスもシャネルからもらえるということで、中谷さんは、「写真より実物がかわいいとアンケートに書いてもらってうれしかかった」なんてスピーチをしてたけど、みんなステキなファッション。

中谷さんはロシアのアカデミーで研鑚を積んだひと。演奏では、ニコライ・メトネル(初めて聴いた)と自分で作曲したという小品が印象的。入江さんは、細くて小さいのに、ヘンリク・ヴィエニアフスキの「ファウストの主題による華麗なる幻想曲」をたっぷりと響き渡らせていた。篠原さんも、同じく線が細そうなのに、フランツ・ワックスマンの超絶技巧の「カルメン幻想曲」を、まるでオーケストラみたいな迫力で演奏。最初は、ああ、カルメンのメドレーかと思っていたら、おそろしく速く動く指の動きに目が釘付けになっちゃった。

5人の演奏終了後、シャネルジャパン社長のリシャール・コラス氏のユーモアたっぷりの挨拶があって、この日は友人のフランス在住のジャズピアニスト、ドミニク・フィヨン氏のサプライズ演奏があり、これまた大喝采。翌年のアーティストが紹介されて(みんなスゴイ、眼ヂカラ) この日のプログラムはおしまい。
終了後はシャンパンがふるまわれて、さすがグランド・フィナーレなのでありました(そうそう、シャネルの5番のミニミニセットが、プログラムと一緒に入ってたよ)。
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ブルガリのヘビは去年もあったな。
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終了後は近くの銀座魚真でイッパイ。これまた去年と同様にセイコ蟹をいただきました。
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by sustena | 2015-12-07 00:13 | Art/Museum | Comments(0)
2015年 11月 21日

遊歩音楽会

本日、近くの公園で、「池の畔の遊歩音楽会」がありました。サウンドスケープ研究家の鳥越けい子さんと、声楽家の辻康介さん、サックスの鈴木広志さんのコラボによる「池巡りコンサート」と、トーク&ライブ。サックスで表現したカワウソの声に感動♪
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by sustena | 2015-11-21 16:42 | Art/Museum | Comments(4)
2015年 10月 17日

ポール・コックス展「ローラースケープ」

c0155474_14324576.jpgリクルートのクリエイションギャラリーG8で開催中の、ポール・コックス展「ローラースケープ」がカラフルで楽しい。

ポール・コックスは、1959年パリ生まれのアーティスト。英語教師を経て、独学で創作活動をはじめ、絵本やグラフィックデザイン、イラストのほか、舞台美術、コンセプチュアルなインスタレーションなどで活躍。 日本では2015年の北陸新幹線開業のキャンペーンポスターのイラストなんかが有名。

今回は、今年、南仏マルセイユのギャラリーで開いた個展「Aire de jeu(遊び場)」の作品を、G8バージョンとして制作・再構成。雲や木、ベンチ、ハシゴ、ねこ車、自転車など、公園やなだらかな丘や畑が広がる郊外で、天気のいい日にピクニックに出かけて出会いそうないろんなパーツをベニヤに描いて切り抜き、ローラーボードの上にのっけて、自由に動かせるようにしたもの。

来場者は、それぞれの風景のオブジェを自由に動かすことができる。(といっても大胆に配置換えするのはちょっとためらわれて、こっそり動かしただけだったけど)

絵本の中に迷い込んだみたいなのだった。
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by sustena | 2015-10-17 21:39 | Art/Museum | Comments(2)
2015年 10月 15日

東京国際写真祭

ART FACTORY城南島で東京国際写真祭(Tokyo International Photography Festival)が開催されていると知って、先日、大森駅から京急の城南島循環バスに乗って出かけた。
途中で大田市場の構内をぐるっとめぐり、東京港野鳥公園を経て、いろんな企業の流通センターなどを過ぎて進み、城南島二丁目下車。

バス停に案内が出ていると思っていたら何も情報がなく、一瞬うろたえたけれど、持っていた写真展の案内に電話番号が載っていたので電話して聞いたら、そのまままっすぐ進めばいいとのことだった。

じきに、赤い金属のフレームや階段が印象的な建物が見えてきた。
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このART FACTORY城南島は、なんと東横インが社会貢献活動の一環として、アーティストの活動を支援するとともに、芸術文化の振興に寄与するための施設なんだって。びっくりー。

屋上に出ると、スッカーンとした青空。時折飛行機が飛んで行く。
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制作スタジオや金属や木工の加工スタジオもあって、レンタル料もリーズナブル(だと思う)。
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さて、お目当ての東京国際写真祭は、同ビルの4階で開催されている。大きく2つのパートに分かれていて、一つはフォトキュレーター小高美穂による企画展「What makes us “us” –私たちの世界の領域-」。もう一つが「東京インターナショナルフォトグラフィーコンペティション」受賞者8名による巡回展。

「What makes us “us” -私たちの世界の領域-」では「都市と自然」「民族」「境界」「コミュニティーとカルチャー」の4つの観点で14名の写真家の作品が並ぶ。

都市と自然・・・・アレハンドロ・チャスキエルベルグ「Otsuchi Future Memories ~ 大槌 未来の記憶 ~ 」、ルーカス・フォグリア「Natural Order」、田附勝「魚人」、ホンマタカシ「都市へ Camera Obscura Study」
民族・・・ローラ・エルタンタウィー「In the shadow of the Pyramids」、ナムサ・レウバ「Ya Kala Ben」、石川直樹「まれびと」
境界・・・リウ・ボーリン「Hiding in the City」、下道基行「Dask/Dawn」、ノエミー・ゴーダル「Haven her body was」
コミュニティーとカルチャー・・・細倉真弓「クリスタル ラブ スターライト」、マイク・ブロディ「A PERIOD OF JUVENILE PROSPERITY」、山谷佑介「ground」
特別展示・・・西野壮平「CITIES TOKYO」

この中で、アルゼンチンのアレハンドロ・チャスキエルベルグと中国のリウ・ボーリン、西野壮平がおもしろかった。
アレハンドロ・チャスキエルベルグは、大津波のあとの大槌を訪れ、そこで水や泥にまみれた写真アルバムを何枚も接写し、取り込んだ写真に色をつけたり、流されて基礎だけが残った家のあとなどに人々を座らせて長時間露光して撮影したモノクロ写真に着彩するなどして、なんとも不思議な雰囲気を醸しだしている。そのメイキングビデオも興味深かった。

リウ・ボーリンは、パンダの並ぶ棚の前や、スーパーマーケット、工場、地下鉄、都市のあちこちにたたずみ、撮影風景に溶け込むように、10時間以上もかけて、アシスタントに自分の洋服や顔にその背景と同じ絵をペンキで描かせて、背景と同化した写真を撮影しているんだとか(フォトショップでパパッと合成してるわけじゃないのね、すごーい)。
どこにいるか目を凝らさないと分からない。まさしく透明人間という感じなのだ。

西野壮平さんは、これまでも、世界のいろいろな都市を何千枚と写真に撮りそれをコラージュしてきたが、今回は東京をモノクロで。山手線や東京ドーム、東京タワー、スカイツリーなどの名所のほかに、よく見ると、看板や、通行人などいろいろな写真があって、それぞれのエリアの特徴が浮かび上がっていて、細かく見れば見るほど発見がある。

もうひとつの東京国際写真コンペティションの受賞者展。テーマは「Human Condition(人間らしさ)」。
2015年度のグランプリが、Christian Viumの「The Wake」。そのほか優秀作が、Arnau Bach 「Capital」、Laurence Rasti 「There are No Homosexuals in Iran」、Laurent Chehere 「Get Close」,Irina Kalashinikova 「North Korea. Bearable darkness」、John Cazenave 「Galerna」、Daesung Lee 「On the Shore of a Vanishing Island」、Dougie Wallace 「Glasgow: Second City of The Empire」の7名。

このなかで、住まいを空中に浮かべたような「Get Close」がおもしろかった。説明をするより、このページを見るのがはやい。→http://competition.tipf.jp/portfolio/laurent-chehere-get-close/

ART FACTORY城南島の1階では、三島喜美代(KIMIYO MISHIMA) の1980年代から2014年までのインスタレーション作品を中心に、新聞や雑誌、段ボールの商標などをシルクスクリーンで転写した作品13点が並んでいて迫力。960平米もの広さなんだってー。どんな内容が転写されているのか、眺めているだけでおもしろかった。新聞が山と積まれている迷路は、叩くとうつろな音がした。
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バスはお昼をすぎると1時間に2本ぐらい。時間があったので、バス停付近をぱちり。
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by sustena | 2015-10-15 02:44 | Art/Museum | Comments(4)
2015年 10月 08日

「歳月の旅 - 張照堂写真展」

昼休み、虎ノ門まで遠征して、台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで開催中の「歳月の旅-張照堂写真展」を見てきた。
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張照堂(ジャン・ジャオタン)のことは昨年春にkenさんに教えてもらって、二つの写真展に出かけ、さらにどんな人か知りたいと写真集を見て、クールな構図、物語性がただよってくる作風にすっかり参ってしまった。

今回は張照堂が1970年から1990年までに撮影した作品の中から、赤ん坊を背負い、幼い妹の手を引きながら海辺を歩く少年、海をバックに何かをじっと考えている少女、手相や占いの看板の前を通り過ぎる女性・・など、普遍的な記憶の一コマというべきモノクローム写真が23点並ぶ。

写真のほか、「張照堂 光と影」と題し、カメラを手にした少年時代から現在までを年代別に追い、何人もの証言で張の作品の特質を浮かび上がらせたビデオがとてもよかった。それにしても中学時代から、あんなカンペキな写真を撮っていただなんて。

シュールレアリスムを吸収しながら、早くから自分のスタイルを確立し、しかも、それに挑戦し続けた人で、最近ではカラーやデジタルを生かした写真もあるが、カラー写真でも、モノクロのような、色を抑えたタッチで夢の中のような雰囲気が漂う。ビデオの中で「記憶はモノクロなのか」のテロップのあとに紹介された写真は、どこかさみしげでものを問いたげで、謎めいていて、いつまでも心に残ったなぁ。

展示作品のうち6点と、解説、略歴が記された8ページのリーフレットが写真が大きくてウレシイのだった。
10月30日まで。おすすめ。

新橋で昼食をゲットして帰りながら。行きは風がやたら強かったけど、帰りは気持ちよかった。
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なんなんだー、このイラストと写真の組み合わせはー
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椅子の色がかわいい。
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by sustena | 2015-10-08 21:28 | Art/Museum | Comments(2)
2015年 10月 07日

「ニコン フォトコンテスト 2014-2015」 受賞作品展

昼休みに銀座のニコンサロンで開催中の「ニコン フォトコンテスト 2014-2015」 受賞作品展を見る。

ニコン フォトコンテストは、ニコンが1969年から開催している国際写真コンテストで、今回は、世界164の国と地域から、計2万1100人、8万8737点もの作品が集まったという。
その受賞作品のグランプリと、カテゴリA~Dまでの2位までの受賞作と動画(ちゃんと見なかった・・・)が展示されていて、さすがに国際写真展はすごっ!とうなってしまった。

写真部門グランプリはKatsuhiro Noguchiさんの≪福島の花≫3点組。野辺の花々や桜の花びらが、四角い画面いっぱいに広がり、見ているこちらも花々に囲まれている気分に。それが作品のタイトルを見て、これは現実なのか、彼岸の風景なのか、あまりに明るく、清らかな色合いに、一瞬呆然となってしまうのだ。

応募者が選ぶグランプリは、陈瑞元さん(中国)の≪凉山の子≫。四川省イ族の弟を背負った姉?、ふたりの表情が印象的。

カテゴリーA テーマ “HOME”では、結婚式を控えた家族の一シーンを切り取った、まるで絵画のようなポーランドのpawliczkaさんの≪伝統≫をはじめ、単写真5点、カテゴリーBは同じテーマの組写真から5人の作品。この中で、2位のフランスAurélien Voldoireさんの≪瞬間から瞬間へ≫の光と影が好き。ブラジルのwww.eraldoperes.comさんの≪私の場所―ホーム 001- 004≫も、同じように光と影が印象的なのだがそのいかにもブラジルらしい色彩に目を奪われた。
カテゴリーCとDは自由テーマの単写真と組写真。組写真は何点チョイスしてどう構成するかも腕の見せ所だが、なかでも組写真1位のハンガリーBaluさんの、手、腕、足、顔のそれぞれの人体パーツが、黒い背景のなかで皮膚や血管などが幻想的に浮かぶ≪美しいメカニズム≫が興味深かった。顔の写真は最初どう見たらよいかわからなくて、それでもなんだか異様な力にとらわれちゃうようだった。

新設された19歳以下の若い世代が対象のGeneration Nは受賞作の中から8点(たぶん)。
10/20 まで。

受賞作はニコン フォトコンテストのサイトで見ることができますー
http://www.nikon-photocontest.com/jp/
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by sustena | 2015-10-07 15:29 | Art/Museum | Comments(2)