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2008年 02月 05日

リクルートクリエーションギャラリーG8「絵とコトバ三人展」

昨日銀座八丁目のリクルートG8の前を通ったとき、きれいなポスターにさそわれて、クリエーションギャラリーに入る。
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イラストレーターの安西水丸と若尾真一郎、デザイナーの佐藤晃一が、それぞれ自作の「コトバ」に絵をつけた「絵とコトバ 三人展」。描き下ろし約60点が並んでる。三人それぞれの空間の使い方や色づかいがおもしろくて、見飽きない。

近くの花屋はもうすっかり春。色がきれいだったのでパチリ。資生堂(そういえば、佐藤晃一は当社の宣伝部だったっけ)前の紅梅も咲き始めた。あと1週間ぐらいで見ごろかな。紅梅白梅図を撮れるかな。
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by sustena | 2008-02-05 23:34 | Art/Museum | Comments(1)
2008年 01月 27日

TAKE AND GIVE ARTSギャラリー「隠花な被写体」ほか

六本木のT&G Artsギャラリーの前を通ったら、写真展をやっていたので、フラッと入った。若いお兄ちゃんが立ち働いていて、学生さんの写真展かしらーと、順に見ていく。

モノトーンなんだけど、色みは全体的に薄くて、かそけき感じ。
ひとりの女のひとが、どこかの滝の近くの温泉宿に行って、ヌードになる。思わせぶりな道行きってわけだけど、最初は、恋人でも脱がせたのだろうかと思ったんだけど、視点が全然恋人っぽくない。とーってもきれいな女のひとだから、たぶんモデルか何か。

それにしても、ヌードなのに、なんだかゼンゼン感じない。写真ももっと湿ってていいのに、乾いてるわけじゃないけど、やたら温度が低い感じ。へたっぴじゃん。

2階は、暗い照明の中で、ベッドでのヌード。隣の部屋では、撮影シーンをつないだムービーが、ポリシートを壁に伸ばして仕立てたスクリーンに映ってる。写真はモノトーンだったけど、ムービーは時折カラーがところどころ混じって、すぐモノに変わる。チープなスクリーンで、モノもちょっとざらついた感じで、しわになったところや光線でテカッてるぶん、まだこっちのほうが写真より味わいがあるんじゃないかなぁ。

でも、同じヌードでも、アラーキーのほうが、もっと被写体のぬくもりがあるよねぇ。どこがちがうのかなー、と思いながら1階に戻ると、あれ、なんでここに紀信がいるの? ドア横をよーく見たら、篠山紀信写真展であった。ひぇ~、巨匠の作品を、下手くそな学生の写真かと思っちゃった。あわわ、バチあたりなsustena。
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きれいなモデルさん、と思ったのは、女優の小島可奈子さんでしたー(ギャラリーにおいででした)。写真展初日で、レセプションがあったみたい。

近くの別のギャラリーでは、エイズをテーマに、写真とエッセー、メッセージが。こっちの写真は体温が感じられて好き。
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by sustena | 2008-01-27 00:53 | Art/Museum | Comments(0)
2008年 01月 26日

「リスーピア」が超おもしろい!

昨日、有明にあるパナソニックセンターの「リスーピア」という、理科と数学の魅力を体感できるミュージアムを案内してもらった。ものすごぉぉぉくおもしろい!

1階は入場無料。たとえば、天秤につるされた形のちがう2つの立体で「重心とモーメント」について学んだり、4つのコースにボールをセットして、どれが一番早くゴールするかを調べる「サイクロイド曲線」など理科や数学の原理モデルが展示されている。また、アーカイブ映像を見ながら、クイズ形式で、レベル別に理科や数学の諸分野を学べるコーナーがある。
(たとえば、小町算にチャレンジ! 小町算というのは、1から9までの数字を使って、順序はそのままに、+-×÷の演算記号を入れて100をつくるもの。この記号のいくつかがブランクになっていて、正しい記号を入れるわけ)

   例)123●4-5-6-7●8-9

1階は写真を撮ってもいいものもあったので、ご紹介。

c0155474_2391747.jpg←入り口の「光の知究儀」。理科や数学の原理などを考え出した偉人を紹介するもの。年表でずらーっと出てくるとうっとおしいけど、操作盤をくるくるまわすと、地球が回って、イラストが飛び出してくる。
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→1カ所から玉を落とすと、杭にあたって、正規分布のカタチに散らばる!



↓カラーボールをどの穴から落としても、中央に集まる。放物線に対して垂直に落下した物体は、必ず焦点に向かって反射することが体感できる。なるほど、パラボラアンテナはこの原理なのね。
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圧巻は、3階のディスカバリーフロア。(中学生以下は無料、高校生300円、大人500円)。ここでは、光や音の原理をゲーム感覚で体感できるのだけれど、どの展示も、インタラクティブな工夫が見事。

たとえば、光の3原則。スクリーンに映し出された図形をお手本どおりに、手元の発射ボタンを操作して色を塗る。制限時間内に同じ色になれば合格。
あるいは「カラーチェンジングボール」のコーナーは、いろいろな色のボールの中から、指定された色のボールをゴールに入れるゲーム。途中で光線の色が変わるため、どれがその色なのかまったくわからなくなる。赤いボールが赤く見えるのは、光の中の赤い波長を反射してるからだということがリアルにわかるのだ。
5種類の厚さや形の違うレンズの中から、設問に登場する蝶や花と同じ大きさのレンズを選び、時間内にピントを調整できると、ゲームクリアとなるものも。

数学の分野では、エアホッケーの要領で素数以外の数字を打ち返すゲームや、スクリーンに写し出されたものと同じ形をつくる「ビッグタングラム」、自然界に隠された数学の法則を見つけ出す展示もあったっけ。

入口で貸し出されたPDAで、自分の見た展示を登録すると、展示ごとにわかりやすい解説があって「ナルホド~」とナットクできる。たとえばカラーチェンジングボールの解説はこんな具合。

  太陽の光のなかには、じつは たくさんの色がまじっています。
  赤色のボールは赤い光をはねかえします。わたしたちは、
  はねかえった赤い光の色を見て赤い色を かんじています。
  だから赤いボールも赤い光が当たらなければ、 赤い色には見えなくなってしまいます。

こんなふうに、きわめて理解しやすい文章で、わかりやすいイラストとともに説明されるのだ。そして、身近な例として、こんな解説も。

  わたしたちのまわりには、色のはたらきをうまく利用しているものがあります。
  たとえば、食品売り場では、赤い色が少し強いライトで商品をてらしています。
  このライトの光だと 食べものが色あざやかに、とても きれいに見えます。
  ちがう色のライトをあてると、ものの見え方がかわります。
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出口ではPDAにセットされたカードをもらえる。カードに記載されたログインIDパスワードで、自宅に帰ってからも、展示のくわしい解説を見て復習できる。すごい♪
(そうそう、出口では、記念写真も撮れる。それも、webで見ることができる。こんな感じ)

これまで見た中でもピカいちのおもしろさ。別のアポイントがあったので、途中で泣く泣く切り上げたけど、こどもはもちろん、大人にも超オススメ。

by sustena | 2008-01-26 22:46 | Art/Museum | Comments(0)
2008年 01月 21日

INAXギャラリー「バードハウス展」

きょう、プレゼンテーションの帰り道、INAXギャラリーの前を通りかかったのでフラッと入る。「小鳥を呼ぶ家~バードハウス展」と、カンナ屑のような土を固めたオブジェをつくっている服部真紀子展(写真で紹介できないのが残念!)、「白い眺め」と題した中岡真珠美展をやっていた。中岡さんの作品も撮影禁止で、言葉で説明してもまったくイメージがわかないと思うけど、キャンバスにアクリルと油彩、樹脂塗料で描いた白が印象的なアート。たとえていえば、白っぽいソラリゼーションの写真に薄いオレンジのリキテックスを流したような味わい。
そこで、各国のバードハウスやこどもたちの作品がかわいらしかったバードハウス展の写真を1枚アップ。(手ブレご容赦)
アメリカでは、バードハウスの役目を終えたあとでも、ずっと大切にとっておいて、お嫁入り道具に持っていったりもするんだって。ナンバープレートを屋根にしたものとか、いろいろなカタチのものがあって、これが木々にちょこんとあるシーンを想像するだけで、ココロが広がる感じがする。
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by sustena | 2008-01-21 21:41 | Art/Museum | Comments(0)
2008年 01月 19日

土門拳写真展「日本のこころ」

武蔵野市立吉祥寺美術館へ土門拳写真展(後期)を観に行く。伊勢丹新刊の7階。こんなところに市立美術館にあるなんて、いままで知らなかった。(家から散歩がてら歩くこと30分の距離)

なんでも武蔵野市と、土門拳記念館のある酒田市は姉妹都市なんだとか。土門拳記念館は、数年前に行ったことがあるけれど、新たな発見が3つあった。

ひとつは、作品にしばしば解説がわりに土門拳の撮影ノートからの一節が引用されているのだが、その文章が実にいいこと。たとえば、平等院鳳凰堂の夕焼け。平等院が静止しているのではなく、「はしる」という表現。一瞬の夕焼けの光を逃すまいと、撮影を終えて帰ろうとしたとき、アシスタントに大急ぎで設定をやり直させる、その時間との勝負。

ふたつめ。「女優と文化財」というヘンテコなシリーズを初めて知った。有馬稲子と東寺の帝釈天とか、司葉子とさんと臼杵石仏だとか、とんでもない組み合わせの写真があるのだ。1964年~65年に2年間、婦人公論の表紙を飾ったもの。最初は拒んでいたが、編集者のたっての頼みで「女優を泣かすことになるがいいか」とOKしたのだとあった。衣裳は森英恵。でも、仏サマと女優の顔が並んでいたりして、なんとも珍妙。佐久間良子が平等院鳳凰堂の前でとったものは、3時間かかったんだそう。

3つ目、三島由紀夫を撮ったもの、筑豊のこどもたち、近藤勇と鞍馬天狗を撮影したときのコンタクトシートが置いてあったこと。どの1枚を選んだか、そしてどの1枚も無駄なものがない、撮影者の息づかいが聞こえてくるようなシート。

作品は前期と後期をあわせて120点。
風貌、古寺巡礼、筑豊のこどもたち、こどもたち傑作選、蒼風との共作、女優と文化財、傑作選

入場料は100円。

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by sustena | 2008-01-19 17:28 | Art/Museum | Comments(2)
2008年 01月 05日

東京国立博物館「松林図屏風」を観に行く

仲間と、東博へ。お目当ては、長谷川等伯の国宝「松林図屏風」である。1月2日~14日まで、国宝室で展示されているのだ。
東博の本館の展示方法が変わって、2階に各年代の代表作を並べた「日本美術の流 か」というコーナーができて、ずいぶん経つけど,実際に見たのは今回が初めて。まぁ、教科書みたい!というのが素直な感想であって、知人の国宝ウォッチャーがくそみそにけなしてたけど、私のような素人にはわかりやすい。
東博のよいのは、基本的にはフラッシュを使わなければ写真を撮ってもいいこと。(所有者の意向で、写真がNGのものは、その都度掲示してある)。といっても館内は決して明るくはないので、手ブレしちゃいがちだけど、おっ、これは、と思ったものは、ガラス越しでも、思い出すよすがにはなる。

フォルムがきれいだったのでパチリ。弥生時代の壷であります。
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GRDII マニュアルモード ISO100 1/6秒 F3.5 

埴輪や土器の美しさ、仏教の受容の変遷を見つつ、いざ国宝室へ。
じゃーん。「松林図屏風」
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GRDII マニュアルモード ISO100 1/6秒 F3.5 

シルエットの配置がもうひと声!なんですけど、私は写真を撮りにいったわけではないので、といいわけしつつ、炭の濃淡で光の強弱を見事にあらわした松林を眺める。竹の先を砕いて筆にした竹筆や、筆の穂を重ねた連筆を使っていると解説にあった。木々の間を風が通り抜けていく感じがよくあらわれていて、朝の張りつめた空気感がただよってくる。

このあと、江戸時代までをイッキに。江戸時代の衣裳のデザインの洗練されていることにも驚く。ほんとはもっと長居したかったけど、次の予定があるので、なごりをおしみつつお別れ。
(おまけ)タイトルを忘れてしまったのだけど、きれいだったのでパチリ。
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GRDII プログラムオート F2.4 1/8秒 ISO154

by sustena | 2008-01-05 20:59 | Art/Museum | Comments(0)
2008年 01月 02日

東京都写真美術館「土田ヒロミのニッポン」

恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館で開催中の「土田ヒロミのニッポン」展を見る。1月2日はなんと全館、無料であった。ラッキー。

3部構成である。

パート1は「日本人」。青森や伊勢神宮などの、日本の古い宗教的な空間や祭り、土俗的な文化を描いた「俗神」(1968-75)。日本人の群衆としての姿を活写した「砂を数える」(1975-89)。バブル経済に沸くニッポンの夜のパーティシーンを切り取った「パーティ」(1980-90)。バブル経済が崩壊して以降の、群れながらもバラバラな新世紀の群衆をカラーで描いた「新・砂を数える」(1995-2004)。「俗神」の続編として、祭りのカタチをの大判のカラーで伝える「続・俗神」(1980-2004)。

パート2は「ヒルシマ三部作」。被爆体験記『原爆の子』のその後の消息をたどりポートレートを撮った「ヒロシマ1945~1979」、原爆遺跡を記録した「ヒロシマ・モニュメント」。そして、ヒロシマ平和記念館に残る、衣服やベルト、弁当箱などの遺品を一点ずつ接写した「ヒロシマ・コレクション」(1982~94)

パート3は1986年7月から現在に至るまで、毎日1枚自画像を撮ったものを並べた「Aging─時間を巡る私」。証明写真を約20年分一覧にしたものとあわせて、1日を30分の1秒のコマにしてつないだ映像も流れていて、1年が12秒、20年分が約4分の映像作品になっている。いつから老化するのか、緩慢な変化を捉えてみたいとはじめたものだという。

きょうは、土田ヒロミ氏によるギャラリートークも催されていて、かぶりつきで解説を聞いた。印象的な話を書き留めておく。

●「砂を数える」
ある数学の本の一文からタイトルがひらめいた。「アルキメデスは全宇宙の砂の数をかぞえてみようと思い立った」。無限を数量化しようという行為。その言葉を見つけたことによって、それまでの漠然とした思いにねらいが定まった気がした。
撮り方としては・・・大勢人が集まっているところで、バッと撮る。カメラ目線のひとがいないのがいい。カメラ目線の目は強いから。もうこのあたりでおしまいにしよう、と感じたのは、大喪の礼を撮ったあたりで。ひとつの時代が終わった感じが強くした。

●「新・砂を数える」
6×7で撮ったのをスキャニングしてプリント。デジタルは粒子感や色の感覚がまるで銀塩と違う。そこを逆手にとって、通常ではありえない色合いにした。空の色や赤の色など、色をひとつずつ、彩度を上げたり、色相をいじっている。いわば絵と写真の分水嶺みたいな感じで。写真的でないのにまぎれもない写真であるというおもしろさ。fakeな感覚を出したかった。このシリーズ、「ウォーリーを探せ」じゃないけど、どこかに必ず、写している自分を入れるイタズラも。バーチャルだぞ、ということを表してるわけ。

●「続・俗神」
最初、俗神のカラー版ということで、カラーでスナップで撮り始めたんだけど、どうもおまつりのルポを超えられない。そこで、現場で架設スタジオをつくり、バックを白にして、大型ストロボを何台もつけて光をあてて撮った。8×10の大きいフィルムで、これは、それをエプソンの協力で、スキャニングしたのをデジタル出力した。ものすごく大きいデータで、読み込むだけで30分もかかるような重たさ。これだけ大きくすると、銀塩なら粒子があらわれるのに出ない。これってデジタルの持つ特性だと思う。
銀塩の膨大な色データを、スキャニングでうまく取り込んでいる。でもバックの白地などはデジタル処理でさらに白くしているし、すね毛なども実は1本1本切り抜いてる。すごく手間がかかってる。そうすると、人間の目を超えるほどのディテールが出てくる。
バックを白にしたというのは2つの意味がある。ひとつは、日本の古い神事にみられる古いカタチや、私たちが見ているようで見逃している日本のイメージが記号的に立ちあらわれるから。
もうひとつは、まつりの背景や古い文化的な背景がいまやなくなりつつある。その神事を支えてきたメンタリティやバックグラウンドが消えてしまったことを伝えることができるから。


●「ヒロシマ・モニュメント」
ヒロシマには、原爆ドーム以外にも、樹木や煙突など、さまざまなものが遺跡として残っている。それをモニュメントとして、それを取り囲む周辺の空間も入れ込んで撮る。周辺はどんどん変わっていく。それは、戦後のニッポン人の力だろうけど、みんなは気にもとめないかもしれないけど、そのモニュメントと気づかれない木々は被爆者かもしれない。そんなうつりかわりを10年ごとに定点観測していきたい。被爆100年後は、自分は生きていないけど、そのためのデータづくりの意味も込めている。


●タイトルについて
タイトルは最初から決め込むんじゃなくて、自分を突き動かすものに動かされるようにして撮っていって、その途中、真ん中あたりで決まるのがちょうどいい。最初からこのコンセプトで、とやっていても、往々にして干からびたコンセプトだけが残っちゃうことになりかねない。

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どの写真も興味深い。デジタルと銀塩の違い、モノクロームとカラーの違い、テーマについてなどいろいろ考えさせられた展覧会だった。オススメ。

写真は、恵比寿駅からガーデンプレイスに向かう動く歩道風景と、美術館近く、会場のエレベーター。いずれもGRDII。

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「文学の触覚」展と「スティルアライブ」展もをわせてチェック。「文学の触覚」のほうは、ちょっと企画がけが勝ち過ぎの印象。森村泰昌がミシマの自決シーンを演じたポートレート「なにものかへのレクイエム」が印象的。林忠彦の作家のポートレートもよかった。企画展のねらい以外のほうが興味深かったなんて言ったら悪いかな。

by sustena | 2008-01-02 23:09 | Art/Museum | Comments(0)
2007年 12月 24日

東京都現代美術館「SPACE FOR YOUR FUTURE」

東京都現代美術館の「SPACE FOR YOUR FUTURE── アートとデザインの遺伝子を組み替える」を観る。

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アート、建築、ファッション、デザインなど、ジャンルをクロスオーバーした13カ国・34人のクリエイターたちが、身体の内と外、居住空間などさまざまな空間と環境とを、自在に往復しながら、未来のありようを提示した企画展だ。

キーワードをピックアップするとこんな感じ。
   BODY インナースペース
   メタファーとしてのスペース
   身体感覚を変容させるスペース
   記憶・情報 プログラムとスペース

どの作品もおもしろい!流れがいいし、次々とハッとする出会いの連続。
この企画展を手がけたのは、売れっ子キュレーターの長谷川祐子さん。NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも登場(2007年12月18日放送)していた。すてきなひとだった。

こどもたちもわくわくして楽しそうに見ていた。現代アートは、こどもたちが既成概念など取っ払って、のびのび接することができるんだよね、とシミジミ(妻有のトリエンナーレでも、そうだったっけ)

写真を撮れないのがホントに残念。
ということで、入口の写真と、これだけは、撮影OKだった、岡本太郎の「明日の神話」(これは岡本太郎のゲルニカだね)をアップしておく。

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オリジナルトートバックを買っちゃいました♪

by sustena | 2007-12-24 22:19 | Art/Museum | Comments(2)
2007年 12月 22日

はやしのりこ「WOW!BAG(ワオ!バッグ)」展

西荻窪のSINDというお店で、はやしのりこさんのバック展をやっているので見てきました。
SINDは、インドの手織布に柿渋染、板締染、段染等の手法で染色したファッションを手がける原口良子さんのお店で、定期的に布や器などの企画展をやるのですが、今回もそのひとつ。

この写真は、SINDから送られてきたDMを撮っただけ。バッグのユニークなカタチに目を奪われてしまいます。
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今回の展示の目玉は、この女性のボディのカタチのバッグ。ミシンでぐるぐるステッチをしてる。目につかない内側は、着物などの布地を張り合わせたもの。そのほかシンプルな革のバッグなど、ていねいな仕事ぶりです。

私はバッグになんでもかんでもゴチャゴチャ詰めて、本も何冊も入れるので、とにかく丈夫というのがバッグの第一条件になっちゃうんだけど、こんなバッグに手帳とGRDIIだけを入れて出かけたら、ふふ、みんなビックリするだろうなぁ。
持ち手も、ブラジャーの肩紐のようになっています。芸コマなの。

by sustena | 2007-12-22 23:41 | Art/Museum | Comments(0)
2007年 12月 21日

国立西洋美術館「ムンク展」

土曜出勤の振替で、国立西洋美術館「ムンク展」を観てきた。
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ムンクといえば、「叫び」や「マドンナ」「不安」などが有名だけど、個々の作品をひとつずつ独立した作品として鑑賞するだけでなく、「全体として生命のありさまを示すような一連の装飾的な絵画として」、ムンクの意図どおりに並べてみると、それぞれの作品が呼応しあい、響きあって観るものに迫ってくる。そんな新しい視点を提供してくれる作品展だ。

「生命のフリーズ」、「人魚/アクセルハイベルク邸の装飾」「リンデ・フリーズ/マックス・リンデ邸の装飾」「フレイア・フリーズ/フレイア・チョコレート工場の装飾」「ラインハルト・フリーズ/ベルリン小劇場の装飾」「オーラ/オスロ大学講堂の壁画」「労働者フリーズ/オスロ市庁舎のための壁画プロジェクト」の7つの章から構成されている。

「叫び」や「絶望」のフィヨルドの橋の欄干のバックのうねるような大気がつながっていること、絵画相互が生と死のシンフォニーを奏でていることがわかる。北欧の長い夜は、作家に独特の色合いを与えるのだろうか。(たとえば、ドイツ表現主義の作家のひとり、デンマークのエミール・ノルデの色合いなども)

思ったより混んでいないので、会場を見渡せるのもよかった。(なにしろ、最近の展覧会ののべつ混んでいることったら)。

お昼は、美術館内のレストランで。生牡蠣のスープパスタと、ノルウェーのビールを飲む。
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こどもたちが美術見学に来ていた。うらやましいな。
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by sustena | 2007-12-21 00:25 | Art/Museum | Comments(0)