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カテゴリ:Art/Museum( 442 )


2017年 07月 20日

荒木経惟「写狂老人A」

c0155474_17051012.jpgオペラシティアートギャラリーでアラーキーの「写狂老人A」なる展覧会をやっている。今年77歳のアラーキーが、葛飾北斎が70代半ばで「画狂老人卍」と号したことになぞらえてつけたタイトルだ。

展覧会は都ぢの9つのセクションからなる。

1. 大光画
2. 空百景
3. 花百景
4. 写狂老人A日記 2017.7.7
5. 八百屋のおじさん
6. ポラノグラフィー
7. 非日記
8. 遊園の女
9. 切実
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5の1964年制作のスクラップブック「八百屋のおじさん」がすばらしい。電通勤務時代に銀座で行商する青果商を昼休みに通っては撮影したもの。買い出しにきた飲み屋(たぶん)の親父や主婦の笑顔がいい。「さっちん」にも通じるアラーキーの原点なのだった、
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「写狂老人A日記」のコーナーでは、日付表示がすべて今年の7月7日になっている。そこに、空の写真や町の風景、屋上のフィギュアやヌード写真、花や人形、食べ物の写真、広告の写真や新聞記事が入り込む。7月7日は陽子さんとの結婚記念日だし、ひょっとして77歳ってこととも関係があるのかな。

「非日記」は2014年のカルティエ現代美術財団でのプロジェクト以後続けているデジタルカメラによるシリーズからセレクトした写真を3台のプロジェクターでスライドショーが映し出される。ここでも空や花、食べ物・・・。とくに納豆やイクラ、タラコなどの食べ物のなままなしさときたらない。
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「遊園の女」は、めちゃ色っぽかった。「切実」はプリントした写真をハサミで切断し、自在に組み合わせたもの。なんだか不思議な感覚。
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通路の写真集コーナーでは、1970年の「ゼロックス写真帖」から現在までの写真集の年表。「センチメンタルな旅 1971-2017」でなんとまぁ521冊!
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by sustena | 2017-07-20 17:10 | Art/Museum | Comments(0)
2017年 07月 17日

国立新美術館「ジャコメッティ展」

c0155474_11142660.jpg国立新美術館のジャコメッティ展の招待券をいただいたので見てきた。

昔、ジャコメッティの彫刻のように、精神だけで生きてるようなカトンボみたいになりたいなーと夢想してたんだけど、今回まとまってジャコメッティの作品を見たら、もちろん細ーいんだけど、あっ、肉体だって思ったなー。

今回は、おおむね時系列にそって、初期から晩年まで作品約135点(彫刻50、絵画5、素描と版画80点)が並ぶ。
展覧会の構成は、1.初期・キュビスム・シュルレアリスム、2.小像、3.女性立像、4.群像、5.書物のための下絵、6.モデルを前にした制作、7.マーク家との交流、8.矢内原伊作、9.パリの街とアトリエ、10.犬と猫、11.スタンパ、ヴェネツィアの女、12.チェース・マンハッタン銀行のプロジェクト、15.ジャコメッティと同時代の詩人たち、16.終わりなきパリ

初期のころの作品や素描などこれまで見たことがなかったので新鮮。キュビスムやアフリカやオセアニアの仮面などに影響を受けたこと、「見えるものを見えるままに」とモデルとの距離感や空間全体でのつかみかたに苦闘し、どんどん小さくなっていってほんの数センチの小さな人物像になってしまったり、複数の人物像を組み合わせて配置してみたり。

デッサンなどもものすごーーく時間をかけたんだそうだ。

圧巻は「ヴェネツィアの女」シリーズの9点 。つくる過程で、気に入ったプロポーションやかたちのものができると、その都度、弟に型をとらせていたんだって。
大きさも、フォルムも微妙に違う女たち、それぞれの姿に見入っちゃった。

チェース・マンハッタン銀行の依頼を受けて、ニューヨークの広場のために制作された《歩く男Ⅰ》《女性立像Ⅱ》《大きな頭部》が並んだ部屋は撮影OKだった。
このところ撮影できるところも増えたけれど、シャッター音はちょっとうるさいよね。スマホで撮る人が多いから仕方ないけど。
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展覧会のあとは誓うの中華料理屋でランチ。この日は定食ではなく、エビとトマトと卵の冷麺と、ゴーヤと豚肉辛み炒温麺を頼み知人とシェア。
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by sustena | 2017-07-17 17:34 | Art/Museum | Comments(2)
2017年 06月 30日

第11回 shiseido art egg 「月と蛹」沖潤子展

銀座の資生堂ギャラリーで、第11回「shiseido art egg」展が開かれている。
2006年から始まった新進アーティストの活動を支援する公募展で、毎年3名のアーティストの作品が展示されている。

今回は、第11回の二人目。古い布などに、独自の手法の刺繍を施す沖潤子さんの個展だ。タイトルは「月と蛹」

刺繍するのは風呂敷や東北地方の商家ののれん、襦袢、東北地方の野良着、寝間着の帯、フランスのキッチンクロス。小展示室では樹脂に針をいくつも刺したオブジェ、刺繍が少しずつ進んでいく様子をスライドショーで見せる。

ものすごく細かい刺繍で、いったいどれくらい時間がかかるのかとクラクラしてしまいそう。しかも、長い時間を経てきた古布に、針を刺していくわけで、新たな生命が宿っていく営みでもある。

1点1点がつるされ、床に広がるシルエットもとても美しい。いろんな時間がヒタヒタと忍び寄ってきて、陶然となっちゃう。受付からみて右手奥のキッチンクロスと韓国の儀式用装束残布に刺繍した作品が、まるで繊細な日の丸のようでドキっとしちゃった。
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オススメ。7月23日まで。

ランチは近くのNORTHERN TERRACE DINER TOKYOで。野菜ビュッフェとスープ、パンのセットで950円なり。野菜はコリンキーや紅芯大根の薄切り、長芋のコンフィにサツマイモ、パプリカのソテーなどいろいろ。ビーツの冷製スープ(ジュレ入り)がおいしかったなー。税込で950円也。
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by sustena | 2017-06-30 17:05 | Art/Museum | Comments(2)
2017年 06月 30日

森山大道「Pretty Woman」

銀座のAkio Nagasawaギャラリーで、森山大道の「Pretty Woman」展が開催されているので、ランチのついでに見てきた。

エレベーターでビルの6階に上がり、ドアをあけるとまず目に飛び込んでくるのが、「成功への道、ホスト募集中」という、ド派手な黄色の地に黒と赤字で書かれたポスターの前で写真を撮っている森山大道。それが壁いっぱいのサイズにプリントされてる。

その写真の隣や、続く部屋には、この1年の間に主に東京の路上で撮られたという、大小さまざまに組み合わされたスナップが天井や柱いっぱいに、これでもかという具合に並んでて、まさに森山ワールド。

ゴタゴタして、小汚い都会の膿みたいな場所や、肉がはみだしているような女の人の臀部がどどーんと迫ってくるような写真ばかりで、もっと部屋があったら、どんどん増殖していきそうな勢い。

むわーっとした湿ったナマっぽい空気にまとわりつかれたような気分になって、うーむ、この季節だからじゃないよね。いくつになっても変わらない大道サンなのだった。

9月17日まで。

ギャラリーの近く。
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by sustena | 2017-06-30 11:06 | Art/Museum | Comments(4)
2017年 06月 27日

アラーキーの二つの写真展

昨日、アラーキーの二つの写真展を観た。

ひとつは、銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催中の「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館 Teombeau Tokyo」。もうひとつは、新宿のエプサイトで「花遊園」。
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昨年、フランスの国立ギメ東洋美術館で、アラーキーの大規模な個展「ARAKI」が開催され、シャネルもスポンサードしたとのことだが、銀座の「東京墓情」は、このギメでの写真展の最後のパートを飾ったTeombeau Tokyoと、ギメ東洋美術館所蔵の幕末~明治期の写真から、アラーキー自身がセレクトした花や、武士、入れ墨、街の風景などの作品に、撮り下ろしを加えて構成したもの。

Teombeau Tokyoの写真は、アラーキーのベランダで撮った人形や怪獣のフィギュア、空、花、ヌード写真や、村上春樹のポートレート、墓場、チロちゃんや陽子さん・・・古写真と、アラーキーの写真が二重写しになる、うん、写真家の半生と日本の文化的な古層とがシンクロする不思議な感覚。死の香りが色濃くただよってくるんだけど、決して重々しくはなく、ちょっと引いた茶目っ気も漂うのだ。

エプサイトの写真は、銀座でも展示されていた花にフィギュアを配置して撮った写真を、和紙に印刷したもの。この世界観、簡単に撮れそうでアラーキー以外には撮れないよねえ。生と死が画面に横溢した、あでやかで静謐な写真。平成の浮世水墨写真かなー。、

そうそ、シャネルネクサスホールには、ギメでの写真展のカタログもある。時間があったら、ぜひその写真集を手に取るといい。
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右側のひとのバッグとスカート の色合いがとてもすてき。


by sustena | 2017-06-27 15:27 | Art/Museum | Comments(2)
2017年 06月 26日

ライブ「日本語のおけいこ」 

昨日の夕方、渋谷の公園通りクラシックス(かつて渋谷ジァン・ジァンのあったところ)で、谷川賢作さん(谷川俊太郎のご子息)プロデュースによる「日本語のおけいこ」というライブがあった。
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1965年に理論社から発刊された、谷川俊太郎の詩に、名だたる作曲家が曲をつくったもので全27曲。これを、辻康介さんの歌と、谷川賢作さんのピアノ、上原なな江さんのパーカッション、そして、鈴木広志さんがサックスを奏でる。
辻さんが谷川さんの詩を歌ったものは、以前ちょっとだけ聞いたことがあって、勇んで出かけた。

谷川さんが司会進行。大詩人を親に持つというのはアンビバレントな気持ちがするんじゃないかなーと思うけれど、世間が感じている大詩人と、ナマの存在を身近に感じてきたズレについても、トークに顏を出して、冒頭、谷川俊太郎の「がっこう」という詩を朗読してくださって、欧米でこの自作を朗読したときと、日本での違いなどを父親が語った話など、興味深かったな。
             
ちなみに、こんな詩です。

      がっこうがもえている
      きょうしつのまどから
      どすぐろいけむりがふきだしている
      つくえがもえている
      こくばんがもえている
      ぼくのかいたえがもえている
      おんがくしつでぴあのがばくはつした
      たいくかんのゆかがはねあがった
      こうていのてつぼうがくにゃりとまがった
      せんせいはだれもいない
      せいとはみんなゆめをみている
      おれんじいろのほのおのしたが
      うれしそうにがっこうじゅうをなめまわす
      がっこうはおおごえでさけびながら
      がっこうがもえている
      からだをよじりゆっくりたおれていく
      ひのこがそらにまいあがる
      くやしいか がっこうよ くやしいか
      

炎がうれしそうに学校をなめ回し、学校は大声で叫んでそして倒れていく。。


さて「日本語のおけいこ」に収録されている詩は以下の通り。カッコ内は作曲家。武満徹がいないのはメチャ忙しかったのと、子供にあまり興味がなかったとかなんとか。

     日本語のおけいこ(寺島尚彦)
     月火水木金土日のうた(服部公一)
     一二三……(小林秀雄)
     ぎらぎらとひょろひょろとちかちか(服部公一)
     かもしれないのうた(寺島尚彦)
     うそだうそだうそなんだ(寺島尚彦)
     ひとくいどじんのサムサム(林光)
     ひみつ(寺島尚彦)
     まね(林光)
     へのへのもへじ(いずみ・たく)
     何故だかしらない(芥川也寸志)
     ラムとカム(磯部俶)
     黒いこいぬ(寺島尚彦)
     とんびのピーヒョロロ(寺島尚彦)
     それからどうした(磯部俶)
     いつも誰かが(真鍋理一郎)
     こもりうた(林光)
     かわいそうなオバケたち(服部公一)
     チビのハクボク(湯浅譲二)
     もしぼくが(服部公一)
     けんかならこい(服部公一)
     宇宙船ペペペペランと弱虫ロン(湯浅譲二)
     二冊の本(湯浅譲二)
     冬の思い出(湯浅譲二)
     いない?(磯部俶)
     川(湯浅譲二)
     おうさまはしんだ(林光 )


これを順に歌っていく。いろんなタイプの詩がある。いろんなタイプの詩があって、数えうたのようなものやシュールなもの、物語ふうのもの、こどものことの気持ちを思い出しちゃうもの・・・

辻さんの歌声は、日本語がすーっと頭にしみわたる感じ。
上原さんのパーカッションが、情景をさらにひきたててくれたし、鈴木広志さんの出番は少なかったけれど、いやぁ、なんとまぁ自在な音!!

すてきな時間だった。

アンコールは、この日のライブに来てくれたお子さんのリクエストから、「かもしれないの歌」。
写真OKとのことだったので、ぱちり。私の席からは谷川さんがちょうど陰になってしまい、辻さんがちょっと動いたところを撮ったけどなんだかなーの写真になっちゃった・・・
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by sustena | 2017-06-26 12:20 | Art/Museum | Comments(6)
2017年 06月 12日

ソール・ライター展

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イタリアに行く前、Bunkamuraので見た「ソウル・ライター展」もめちゃよかった。独特のアングルと、カラーにうっとりしちゃった。

カラーといえば、ウィリアム・エグルストンの写真にも「おおおっ」と思ったけど、ライターの雪の中の赤い傘や、信号の光、壁のペンキの鮮烈さったらない。

ファッション写真も、アヴェドンのそれが、キメキメのスタイリッシュな写真なのに対して、ソウル・ライターの写真は、もちろん演出をしてるんだけど、どうだっていうエグさがないのよねー。

こういう写真を見ていると、真似をしてみたくなっちゃうけど、所詮無理。でも、渋谷駅に向かう途中、久々に写真を撮ったなぁ。

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by sustena | 2017-06-12 17:29 | Art/Museum | Comments(4)
2017年 06月 12日

宇井 眞紀子 写真展:アイヌ、100人のいま

銀座にあるキヤノンギャラリーで、宇井眞紀子さんの写真展が開催されていることを知ったのは、成田についてから見たtwitterだった。
今を生きるアイヌ100人のポートレートという。
さっそく昼休みに出向くと、受付に宇井さんがいらした。

1960年千葉県生まれ。武蔵野美術大学在学中に樋口健二さんに出会い、写真の道に。もともとアイヌに興味を持っていた宇井さんが、アイヌの撮影を始めたのは1992年。フリーランサーとして雑誌の仕事をしていたとき、二風谷ダム建設の記事を目にしたのだという。そこで、アイヌ活動家のアシリ・レラさんに会い、以後、


/記事で進むことを決意しました。日本写真芸術専門学校にも学び、現在フリーランスの写真家として活動しています。
25年前、私はアイヌと出会い、「今を生きるアイヌの伴走者でありたい」という思いで写真を撮ってきたのだという。

しかし、一方で宇井さんは、「アイヌを侵略した和人である」というわだかまりを消すことがなかなかできず、撮影するときも、いきなりカメラを向けるのではなく、自分の存在が空気のように気にならなくなるくらい信頼関係を築いて初めて、シャッターを切ったのだという。”和人の束縛”から解き放たれるまで20年の月日が必要だったそうだ。

何度か写真展を重ねる中で、「アイヌってまだいたの」といったアイヌの存在をまったく知らない、または、自然と生きる人といったようなステレオタイプから多くの人が脱していないことに気づく。

そこで、スタートしたのが今回の;プロジェクトだ。日本列島を縦断し、全国で暮らすアイヌの今を「その人が撮りたい場所、撮りたい姿で撮る。そして次に撮る人物も指名してもらうという方法で撮影した100カ所・100組のポートレートが並んでいる。

民族衣装の人もいれば、家族がそろった写真、仕事中のもの・・。

関係性を築いてきた時間の長さ、深さを思った。
一人ひとりの肉声が聞こえてくるような気がしたなぁ。
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by sustena | 2017-06-12 16:52 | Art/Museum | Comments(2)
2017年 05月 23日

横尾忠則 HANGA JUNGLE

c0155474_15394489.jpg町田市立国際版画美術館で、「横尾忠則 HANGA JUNGLE」展をやっているので、遠征してきた。

横尾忠則といえば、天井桟敷や唐など、1960年代のアングラ演劇のポスターで一躍有名になったひとで、1982年に「画家宣言」をしたあとも、画と並行してシルクスクリーンなどの1点ものでない版画の制作に取り組んできた。

この展覧会では、世界的に通用する「HANGA」~伝統的な「版画」とは違う「超版画」との意味を込めたんだって~と、横尾の表現の多様性とジャングルのイメージを重ね合わせた「JUNGLE」とをキーワードに現代版画の最先端を自在に歩んできた、1968年から現代までの横尾の足取りを版画作品約230点とポスター約20点で概観したもの。

Ⅰ 1968~70 制作プロセスの作品化 版と刷り
Ⅱ 1973~74  楽園幻想と千年王国
Ⅲ 1980~84 画家宣言 ドローイングからペインティングへ
Ⅳ 1984~86 肉体と自然
Ⅴ 1986~91 名画の引用 私的絵画へ
Ⅵ 1990~現在 今昔物語
Ⅶ HANGA ポスター?版画?

それにしてもめちゃうまい。うますぎるのだった。

ところで、美術館は駅から約15分。途中「蟻地獄幼稚園」とか「この世の天国」というネーミングの居酒屋があり、センスはどうよ・・と思ってしまったなぁ。
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by sustena | 2017-05-23 15:41 | Art/Museum | Comments(2)
2017年 05月 23日

ブリューゲル「バベルの塔」展

東京都美術館で開催中の「バベルの塔」展を見てきた。

目玉はもちろんブリューゲルの「バベルの塔」だが、ヒエロニムス・ボスの油彩2点と、ボスの影響を受けたブリューゲルの版画を含め、彼らが生きた16世紀ネーデルラントの絵画、版画、彫刻など約90点が並んでる。

構成は次の通り。

1 16世紀ネーデルラントの彫刻 紀ネーデルラントの彫刻
2 信仰に仕えて
3 ホラント地方の美術
4 新たな画題へ
5 奇想の画家ヒエロニムス 想の画家ヒエロニムス・ボス
6 ボスのように描く
7 ブリューゲルの版画
8 「バベルの塔」へ

やはり、4~8とどんどん興味深くなっていくのだが、ボスの絵もブリューゲルの版画も何しろ情報量が多い。小さい絵にこれでもかと、いろいろな怪物や村人の様子が描かれていて、じっくり見ていると数枚見ただけでどっと疲れてしまう。そのあたりを加減しておかないと、バベルの塔に行きつくまでにへばってしまうから注意!

私の視力では細かい部分が見えないだろうと、50cmでもピントがあう双眼鏡を持っていった。これが正解。でもめちゃ混んでいたら、使うのははばかられそう。内覧会だからよかったけど。

さて、バベルの塔は思ったより小さくて、これにホントに1400人も人が描かれているんだろうか、と茫然としてしまう。

東京藝術大学COI拠点の協力によって原寸を約300%に拡大した複製画と、約7分の3DCG動画が公開されていて、これがなかなか秀逸。ブリューゲルの超絶技巧や、構図の見事さなど、とーっても0わかりやすいのだった。
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by sustena | 2017-05-23 15:17 | Art/Museum | Comments(2)