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カテゴリ:Art/Museum( 442 )


2017年 10月 29日

京都国立博物館「国宝展」

1泊しようと思い立ったのは、京博で国宝展をやっていたから。
チケットを事前に入手しておかないと、チケットを買うにも長蛇の列と聞いていたので、駅の観光案内所で当日券をゲット。そのとき「11時の時点で40分待ちだそうです。大丈夫ですか」と聞かれたんだけど、なあに夕方6時の新幹線なので問題ない。午後1時半をまわったころに到着したら、20分並んだぐらいで入場できた。
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ところで今回の国宝展は、京博120周年記念の特別展。展示品全部が国宝というゴージャズさで、書跡、考古、仏画、六道と地獄、中世絵画、近世絵画、肖像画、絵巻物、中国絵画、染織、金工、漆工、陶磁、彫刻・・と各ジャンルから計210点の国宝が4期に分けて展示される。当然、リストに載っていても観ることができないものもイッパイあって、といっても4期全部見ることはかなわないから、まぁ偶然この時期に関西取材があっただけでもラッキーというもの。

最初は書跡から。近寄って見なくてはならないものはどうしたって混む。どうせよくわからないのだがら、2列目で、ひとの間から覗こうと思っていたら、見るとやっぱりおもしろい。やっぱり書いてるうちに左下がりになるのね、とか、楷書ならちゃんと読めるなぁなんて、素人まるだしのことを思っていたら、まわりの人も、「最後のほうで間違えたらどうするのかしら」とか「字が揃っているわねぇ」とか、話してる。
それはともかく、空海の《聾瞽指帰》の筆遣いなど、みごたえがあったよ。

とくに印象的だったのが、長谷川等伯の息子・久蔵の《桜図壁貼付》。祥雲寺(現在の智積院)の障壁画で、桜が画面いっぱいに広がっている。桜がまーるく盛り上がっていてリズミカルでうっとりしちゃう。久蔵は26歳で死んじゃったんだけど、こんな才能に恵まれた息子を先立たせちゃった等伯の嘆きはいかばかりか。等伯の「松林図屏風」が霧の中で揺れるようなのは、その悲しみが描かれているからなんだね。

京都・龍光院の「曜変天目」は、目の前でみたい人は専用の列に並ばなくてはならない。これは遠くからチラ見しようとしてもよくわからないので、見たことがない人は並んだほうがいいです。係の人が止まっちゃいけないと叫んでいるので、比較的はやく順番がまわってきます。

会場を出たのは16時半。さっと見るだけで、2時間半ぐらいはかかるよ。

下の写真は、三ノ宮駅のモノレールに向かう途中のミント神戸のB1、M-KITCHENにある焼き鳥屋さん「芙美」。ランチで食べた焼き鳥丼と貝汁のセットがおいしかった。卵好きにはだし巻き卵と焼き鳥がのった「ふわふわだしまき丼」もすごーくおいしそうだったよ。
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by sustena | 2017-10-29 11:35 | Art/Museum | Comments(7)
2017年 10月 21日

高校生の撮った写真

新宿に出かけたついでに、epSITEとニコンへ。

epSITEでは、津田 隆志さんの「mirror / river」展。都市を流れる川(愛知県堀川)の水面に写った揺れ動く都市の姿。
私もたまに川にうつるアパートなどを撮ることがあるんだけど、枚数が揃うと、別の世界が立ち現れるのね、と思ったことだった。
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三井ビルからお次は新宿駅方面へ
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ニコンのギャラリー2では「日本大学藝術学部写真学科 気鋭学生写真展」、ギャラリー1では「第41回全国高等学校総合文化祭写真部門優秀作品展」をやってた。どちらも若い人の作品だが、特に高校生の作品・・・これは「みやぎ総文 2017」写真部門で各都道府県から優秀とp認められた計309点の中から、さらに優秀作が展示されているもの・・は、いかにも高校生らしい写真が揃っていて、スレてたり、コンセプトばかりが立ちすぎている感じがなくて、新鮮だったなぁ。
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新宿エルタワーの28階から。昨日は雨は小降り。明後日は台風襲来かな。
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by sustena | 2017-10-21 11:33 | Art/Museum | Comments(4)
2017年 09月 30日

佐藤健寿写真展「WUNDER」

新宿のエプサイトで開催中の、佐藤健寿さんの写真展「WUNDER」、ちょっとミステリアスでキッチュでそそられる風景が並んでる。

佐藤さんは『奇界遺産』『奇界遺産2』『世界の廃墟』『THE WONDER MAPS 世界不思議地図』など、世界各地のへんちくりんな場所や人物、極北の少数民族やかわったお祭り、宇宙ロケット基地や日本や世界の廃墟など、100か国以上を旅し、写真におさめてきた。

この写真展はそんな世界の『奇界遺産』や代表作の中からピックアップしたものに、未発表写真も加えて構成。
よほどの情熱がないと、ここまで行けないよね・・・行きたいけど、行きたくないというか・・・・。驚きながらも、わくわくぞくぞくしちゃったな。

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お昼は、新宿渡邊でしらすそば。
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by sustena | 2017-09-30 17:51 | Art/Museum | Comments(5)
2017年 09月 25日

ヨコトリが楽しい!

先日、「ヨコハマトリエンナーレ2017」を見てきた。今回のテーマは、「島と星座とガラパゴス」。いずれも、接続や孤立、想像力や創造力、独自性や多様性などを表すキーワードで、主催者によると、「接続」と「孤立」をテーマに、相反する価値観が複雑に絡み合う世界の状況について考えるってことだそうだ(関係ないけど、秋に近くの公園と西荻窪で行うアートイベントのテーマも「BORDER]で、このごろのご時世からどうしても分断とか、そんな言葉が思い浮かぶよね)。

会場は、横浜美術館と横浜赤レンガ倉庫1号館と横浜市開港記念会館。夕方に知人と飲む約束をしていて、開港記念会館の柳幸典さんの作品は見ることができなかったんだけど、いつもなら途中で疲れて、映像作品はもういいやーという感じになるけど、今回は比較的参加アーティストが少なかったので(横浜美術館28組、赤レンガ倉庫12組)、じっくり楽しめた。

テーマを意識した作品が多かったなぁ。

エントランスはアイ・ウェイウェイの救命ボートと難民が着用した救命胴衣(YAMAHA製が多い)、今年のベネチアビエンナーレなどでも難民をテーマにしたものは多かったけれど、残念なことに日本だと切実さが伝わってこない。やっぱりガラパゴス・・
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入ってすぐのグランドギャラリーでは、ジョコ・アヴィアントによる2000本ものインドネシアの竹を使った作品。インパクトがありました。

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マップオフィスのアイランドシリーズ。いろんな島があったっけ。
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ミスターのアニメキャラの少女が昭和な感じの街角にどかーんとたたずんでいる(変な表現)風景、ガラパゴス的に進化したクールな日本のオタクカルチャーの空虚で時間がとまった感じが出ていたな、
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タチアナ・トゥルヴェの作品、砂漠に段ボールかベニヤで作った粗末な掘立小屋のような扉がないモバイルハウス。段ボールにアルミやチタンを蒸着したんだろうかと素材を観たらブロンズだったり。うそー。まるで段ボールなのに。。。。
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ロブ・プルイット ≪オバマ・ペインティング≫はオバマ大統領が在籍していた8年間に、ニュース写真をもとに毎日描いていたんだって。カレンダーにびっしり、その日に起きたことに関連する人物などが描きこまれた≪スタジオ・カレンダー≫のスケッチ、見ていて飽きない。
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マーク・フスティニアーニは、マジックミラーと鏡を巧みに使い、ずっと続いていきそうなトンネルや井戸を表現。どこに続くんだろうと思わせる。ちょっとハルキ的世界ね。
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パオラ・ピヴィの≪ I and I (芸術のために立ち上がらなければ)≫のクマさんはとてもカラフル。
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オラファー・エリアソンのGreen lightのワークショップは、ベネチアでもやってたなぁ。
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クリスチャン・ヤンコフスキーの≪重量級の歴史≫の映像と写真、力自慢のピーランドの重量挙げの代表チームの男たちが重たい銅像を持ち上げることに挑戦するのよ。
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ラグナル・キャルタンソンの≪ザ・ビジターズ≫は、部屋に8枚ぐらいだったかな、大きなスクリーンがあって、あるお屋敷に集った人たちがそれぞれの部屋でヘッドフォンからの音を頼りに演奏し歌をうたい、やがて1か所に集まって去っていく。そして家の主が一部屋ずつ明かりを消していく。そんな様子を映し出したものなんだけど、音楽がいつまでも耳の残るんだった。
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これはChim↑Pom発案の≪Don't Follow the Wind≫プロジェクト(以前ワタリウム美術館でやっていた)、福島の期間帰還困難地域の映像が、360度のVRで眼前にあらわれる。
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このほか、映像作品も興味深いものが多かった。小沢剛の帰ってきたシリーズ(今回は岡倉天心)などは10分ぐらいだからいいけど、どれくらいの尺なのか、わかりやすく表示しておいてほしいなー。


by sustena | 2017-09-25 13:10 | Art/Museum | Comments(9)
2017年 09月 19日

富山県美術館が楽しい!

何年かぶりに富山に帰省したのは、高校の時の同期会と、女子テニス部の同期会が連チャンであったからで、半世紀、とはいかないけれど、うーんと久方ぶりなのでありました。

そのついでに、移転・新築なった富山県美術館に出かけてきた。同美術館は、昭和56年に開館した富山県立近代美術館が耐震性の不足と消火設備がスプリンクラーだったことから、環水公園に移転し、近・現代美術に、デザインの視点も取り入れて、新装開店の運びとなったもの。
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富山県立近代美術館が初めてできたときは、よくわからないコレクションだというブーイングもあったんだけど、富山にジョージ・シーガルがあるなんて!とめちゃうれしくて、その後も帰省のたびに立ち寄った場所だったから、より充実した美術館になると聞いて、真っ先に出向こうと思ってたのだ。

設計は内藤廣。最近の他県の美術館などもかなり研究したのだろう。いろんなワークショップができるスペースがあったりと、予想以上に充実していた。
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あちこちにあったこのクマの木彫りも人気
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楽しかったのは無料で利用できる屋上である。「オノマトペの屋上」と名付けられていて、ふわふわ、ぷりぷり、うとうと つるうる ひそひそ などの言葉にぴったりの遊具や、腰を休めることのできるオブジェがあって、子供たちでにぎわっていた。
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これは何でしょう? そう「ぷりぷり」です。
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開館記念展は「LIFE」。アートが何を描いていたかを8章に分けて紹介。わかりやすいとっつきやすいテーマであります。有名な作品もいっぱい。ピカソや私の好きなシーレやロスコもあったな。全177点。西洋だけでなく、日本の作家の作品もかなりある(中南米の作家も)。

構成は
1章 : INNOCENCE ― 無垢、子ども、青春 
2章 : LOVE ― 愛、エロス、友情
3章 : DAILY LIFE ― 日常、都市、なりわい
4章 : EMOTIONS & IDEAS ― 感情、感覚、思考
5章 : DREAMS ― 夢、幻想、狂気、
悪6章 : DEATH ― 死、終焉、祈り、神話
7章 : PRIMITIVE ― 原始、素朴、未開
8章 : NATURE ― 自然、共生

また、折元立身さんの「アーティスト@TAD」、コレクション展のほか、瀧口修造の書斎という宇宙、椅子とポスターのデザインコレクション展もおもしろかった。
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感動したのは、同館のスタッフの制服。イッセイのプリーツかな。ロゴのような丸いカーブがきれいだった。



by sustena | 2017-09-19 21:54 | Art/Museum | Comments(4)
2017年 08月 21日

資生堂アートエッグ 菅亮平展

もう終わってしまったけれど、資生堂が新進作家にギャラリーを提供するアートエッグの今年度の第3回目は菅亮平さんのインスタレーション。
世界各地の美術館やギャラリーの、何も展示されていない白い空間の映像を、鑑賞者が歩き回っているかのような視点で映し出していく。
ベンチのある展示室を過ぎて右に折れてまっすぐ行って・・・とどんな構成なのか思い浮かべようとして映像を眺めるのだが、だんだんわからなくなって、頭がグルグルしてしまう。

先日、藝大展に行ったときに、この人の「White Cube‐06」という作品が出品されていて、あ、菅さんだ、とすぐ分かった。

菅さんは、1983愛媛県生まれ。2016年に東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻博士後期課程を修了。2015年に「野村美術賞」を受賞しているひと。
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by sustena | 2017-08-21 16:07 | Art/Museum | Comments(0)
2017年 08月 16日

ユニバーサル・ネーチャー: 日本の現代美術家6名によるカレワラ展

神宮前のセゾンアートギャラリーで、「ユニバーサル・ネーチャー: 日本の現代美術家6名によるカレワラ展」と題した展覧会が開催中で、フィンランドの叙事詩カレワラと聞くとぜひにも行かなくちゃと、出かけてきた。

参加するのは淺井裕介、飯沼英樹、太田祐司、鴻池朋子、しりあがり寿、田中愛弓の6人。

鴻池朋子さんの作品は、いつもながら凍てつく大地とあらぶる獣の咆哮が聞こえてくるようですてきなのだけれど、しりあがり寿の映像インスタレーションがすこぶる面白かった。
カレワラの中に登場する1場面----幸福を紡ぎ出す「サンボ」が盗み出されたのに気づいたポポヨラの女主人・ロウヒの軍団が船に乗ってワイナモイネンを追いかける。ワイナモイネンが火口と火打ち石を投げつけると、ロウヒの舟は岩礁に 乗り上げてて砕けるが、なおもロウヒは巨大な怪鳥に姿を変えて、ポホヨラの兵士たちとともにワイナモイネンを襲うが、櫂で打たれて兵士たちは海に落ちてしまう。怪鳥は残った小指の爪でサンボをつかむが失敗。サンボは粉々になって湖に沈む・・・というストーリーのセリフとト書きが壁に映し出されて、文字のマンガを見ているよう。

とくに言葉がばらばらに落ちていって、それが集まって怪鳥の翼になって飛び立つ場面はぞくそくした。

カレワラのめくるめくような話にぴったりーと思ったことだった。

セゾンアートギャラリーはこんな感じ。引いて撮ろうとすると、電線がジャマなのだった。
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お向かいは、シチリア産のオリーブオイルと食材の店。危険な場所だ・・・・
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by sustena | 2017-08-16 15:10 | Art/Museum | Comments(2)
2017年 08月 16日

東京藝術大学創立130周年記念特別展  藝「大」コレクション

c0155474_14094990.jpg昨日、東京藝術大学創立130周年記念特別展 「藝『大』コレクション パンドラの箱が開いた!」に行ってきた。
8月15日とあって、雨降りにもかかわらず、上野の公園口を出ると家族連れやカップルなどでごったがえしていた。しかし、西洋美術館、動物兼、科学博物館、東博、東京都美術館と進むにつれて人波はどんどん消え、芸大につくころにはごくまばら。ゆったり見学することができた。

さすが、芸大というべきか、重要文化財もいっぱいあって、ほぉーこんなに持ってたのかと思わせられる。
なかでもウットリしたのが、飛鳥時代の絹である。実にきれいだったなー。

尾形光琳、狩野芳崖、浅井忠、黒田清輝をはじめ、近代の日本画もいろいろ。
高橋由一の《鮭》は、私のイメージでは輪郭がクッキリハッキリしてたけど、意外に頭の部分など、ぼわんとしているのね。

名品コレクションもなることながら、興味深いのは、著名作家の卒業制作の数々である。
また現代作家の自意識イッパイの自画像も興味深い。

千住博。村上隆、山口晃、小沢剛、O JUN、松井冬子、川俣正、宮島達男・・。
会田誠の自画像は、新潮文庫4冊。これ、ホントに読んだのかなー、ウケだけを狙ったのかなーと思っちゃった。
(そういえば、知り合いはこの卒業制作の自画像にケータイ電話を出品したのだという。まぁ発想は同じだよね)

写真は芸大展とは無関係で、豊田市美術館に行く途中にあった鉄柵(? なんていうのかな)
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by sustena | 2017-08-16 14:30 | Art/Museum | Comments(2)
2017年 08月 16日

奈良美智 for better or worse

先月、どうしても行きたくなって、ふらっと新幹線に乗って名古屋の豊田市美術館へ。
開催中の奈良美智展を見るためである。奈良さんの展覧会は、以前原美術館で開催されていたのを見たことがあるきりで、最近の作品も多いというので出向いたのだった。

豊田市は、10年ぐらい前にトヨタの森を訪れて以来。うっかり名古屋と豊田市間の時間を深く考えずに帰りの切符をとってしまったので、滞在時間は3時間ぐらいしかない。絵を見るのに1時間半はかかるだろうから、お昼にさしかかっていたけれど、そのまま美術館にいくことにした。

豊田市美術館は駅から徒歩15分。地図で見たら比較的単純なコース。しかも、改札口を出たあとは、道路にもこんなふうに美術館への案内サインがわかりやすく、迷うことはなかった。
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美術館へは坂を上っていく。
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まちなかを見下ろすとこんな感じ。
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この美術館の設計は谷口吉生。2階部分には広い人口池が広がっている。
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入口近くにジョセフ・コース」の哲学者や思想家225名の名前が並んだ壁と、ジェニーホルツァーのLEDの電光掲示板のインスタレーションがあった。
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こちらはレストラン横の鏡を生かした作品
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さて、奈良さんの展覧会は1987年から2017年まで、100点が、各展示室にゆったりと配置されている。
最初の部屋には、作家の感性をはぐくんだ童話や壁一面のレコード。私が持っていたものも何点かあって、おお~と思いながら眺めた。

初期の《The Girl with the Knife in Her Hand》や《Harmless Kitty》や、奈良さんというとみんなが思い受かべるこちらをじっと見つめる女の子の絵と向かいあうと、決して天真爛漫ばかりではなかった、小さいころのチクチク、ヒリヒリした気持ちがじわーんとわいてきて心が痛む。

それが最近の《Midnight surprise》や《Midnight Truth》などの作品の少女からは、浄化された神々しい気配が漂う。宇宙に願いや想いを届けてくれそう。
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常設のコレクションはシーレやクリムト、ヨーゼフ・ヴォイスやフランシス・ベーコンなど、好きな作品もいろいろ。

ホントはもっとゆったりしたかったなーと思いながら、昼を食べ損ねたので、帰りの新幹線はビールと味噌串カツ。また行きたいなー
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by sustena | 2017-08-16 11:45 | Art/Museum | Comments(2)
2017年 07月 28日

三好和義写真展「印度眩光 -マハラジャの歳月-」

新宿のニコンギャラリーで三好和義写真展「印度眩光」を見る。インドの最後のマハラジャの宮殿と家族を撮ったもの。甘いお菓子みたいなクラっとする色合いと宮殿のディテール。rawで工夫してベストだと感じた色合いが、jpgで出したのとあまり変わらないのでjpgからプリントしたんだそうな。

by sustena | 2017-07-28 16:00 | Art/Museum | Comments(0)