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2017年 06月 29日 ( 3 )


2017年 06月 29日

村上慧『家をせおって歩く』

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アーティストの村上慧さんは、1988年生まれ。2011年3月に武蔵野美術大学を卒業したものの就職する気になれず、バイトをしながら芸術活動を続けようと仲間とアトリエを探し、格安の物件を見つけた。その契約日が、くしくも3月11日。当時、ツイッターなどでは「この震災から日本は変わる」という言説が飛び交っていて、村上さんも「ここから日本が変わるのか」と思いながら、家の改装・ペンキ塗りを進めていたという。

しかし原発事故は泥沼化し、次第にみんなその状態に慣れ、あんなにタイヘんなことが起きても日本はちっとも変わらない。でも、「震災でもこの国は変われない」とぶーたれるのではなく、村上さんは、社会のありように対する根本的な問いに対するアクションとして、発砲スチロールで家を作り日本のあちこちを歩いてゆく。

この絵本は、2014年4月から2015年3月9日まで、180回もの引っ越しをした記録だ。

目次は———

     はじめに
     家の紹介(高さ150cm、80cm×120cm)
     持ち物の紹介
     土地を探す
     間取り図を描く
     食べる
     眠る
     家の絵を描く
     歩く
     出会う
     乗り物を使う(トラック、フェリー、電車)
     家を守る(台風をやりすごす、家の修理)
     家を置いたところ全集
     いくつかのできごと
     わいちさん(大船渡市の片山和一良さんが自分でつくった大津波資料館の話)
     地図
     おわりに(大きさを155×135×80にしたことetc)


家に住むために大切なのは眠ることで、そのためには家を置く土地を借りなければならない。見知らぬ土地での交渉から始まるわけだが、幸いどの町にも協力してくれる人が現れる。
発砲スチロールの家にはお風呂もトイレもないので、銭湯や公衆トイレやコンビニを探すことになる。トイレやお風呂を見つけたら、それを間取り図に落とし込んでいく。お風呂場まで電車で20分ぐらいかかることも。とっても大きな間取り!

歩くときに注意しなければならないのは、自働車と風だ。歩いている時は視界が狭いので景色はあまり楽しめないのだが、のぞき窓となる通気孔ごしの写真も2点あった。ふーん、こんなふうに見えるのか。

「ナルホド」と思ったのは「家を守る」というパートである。台風をどうやり過ごすか?
「普通は台風などから身を守ってくれるのが家というものですが、この家の場合は私が台風から守ってやらないといけません」

家や土地って何だろう、ってことを考えながら読んだ。

おわりに、で村上さんは言う
「土地を借りる交渉をするということは、地域の中に入り込んでいくことです。それまでの生活との違いを感じながらも、そこに適応するために自分を変えるということです。
・・・(略)・・・新しい土地には新しい世界があります。そしてその新しい世界はまた、誰かにとっての故郷なのです。私たちはそれぞれに違う故郷を持ちつつも、ともに生きているのだと思います」

毎夏に、地元の小学校で行っている「まいまいハウス」のイベントがある。当初は自分で作った段ボールを背負い、近くの公園や神社の駐車場で過ごしたが、参加人数が増え、歩くのが危ないこともあって、体育館でのお泊りイベントになってしまったが、スタート当初、段ボールを背負った子どもたちが歩く風景はちょっと良かった。
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それと、近くの公園で毎年秋に開催しているアートイベントで、2004年にアーティストの高島亮三さんが「ジンネル」という作品を出したことも思い出した。
ケンネルならぬ「人寝る」で、入り口には犬マークならぬ人マークがある。ちょっと中で休んでみて、というわけである。アートもいろいろだー。
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村上慧さんのサイトはこちら→http://satoshimurakami.net/


by sustena | 2017-06-29 16:54 | 読んだ本のこと | Comments(2)
2017年 06月 29日

ホテルの中に保育園が!

先週京都に出張に行き、四条駅近くの四条からすまホテルに泊まった。

朝食に向かうとき、エレベーターが4階に停まり、見れば子連れのお母さんが手をふり合っている。あれ?なんだか雰囲気がちょっと違う・・・と思って、フロアの案内を見たら、なんと保育園である。

チェックアウトして駅に向かう途中も、何人ものお母さんとすれ違った。

交通アクセスはいいけれど、お散歩なんかどうするのかなと思ってwebを見たら、専用の屋上園庭があるんだそうな。
むろん公立ではなく、京進という会社が経営している認可外保育園で、なんとネイティブ講師が常駐して1日約3時間英語で保育を行うらしい。給食はからすま京都ホテルと提携しているんだってー。

ビジネスマンで活気のあるフロントの前を、園児とその親が通り過ぎていくちょっと不思議な光景でありました。

前日の夕食は先斗町で。「酒亭ばんから」という名前の割には、比較的繊細なお味でした。
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刺身の盛り合わせがけっこういけました。
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賀茂ナスとエビのゆばあんかけ。
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琵琶湖の稚鮎の天ぷら。
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ハモの皮のきゅうりの酢の物。ハモがコリコリしてgoodでした。


by sustena | 2017-06-29 14:42 | つれづれ | Comments(6)
2017年 06月 29日

先達はあらまほしきものなり

夏場は暑いからあまりストッキングや靴下をはきたくないんだけど、最近サンダルを履き続けているから少しは休ませないとサンダルがダメになる。でも裸足でパンプスを履くのもなぁ、ベタベタして気持ち悪いし・・と思っていて、そうだ、こんなときに買ったのがあったな、と取り出したのが、フットカバーであります(靴に隠れて履いてるかどうかわからない浅履きの靴下ね)。

さて、履こうとして、ハタとわからなくなってしまった。
底に卵ぐらいの大きさのクッションがついているほうが前か、はたまた、カカトへの衝撃を防ぐために、こちらが後ろなのか・・・?
もう片方には、バーコ印刷のような、盛「ちょっとした違和感がある。

こんなときは、ググるといいのね。同じようにハテーとなる人はきっといるはず。

で、このときは、「フットカバー」というコトバが思い出せなかったので、「つま先、かかと、カバー」と入れると、amazonや楽天の商品がいっぱい出てきて、そうかフットカバーだったとわかり、「フットカバー 前後」と検索したところ、おお! トップに出てきたのが
「カバーソックスの前後が解らなくなってしまいました」という、Yahoo!知恵袋の質問であります。

質問者は、前後がわかる模様がない総レースのソックスを前に、どちらがつま先か、かかとか、解らなくなってしまったのだという。

手がかりは内側の約三分の一に付いている底のクッション。
「・・今時のファッションが解らない私は、それがかかとを守るクッションなのか、つま先を守るクッションなのか解りません。パッケージは、購入した数年前に捨ててしまっています。(写メを載せようと思いましたが、黒の総レースのため、ただの黒い布にしか写りませんでした。)」

として、教えを乞うているのであります。

回答が1件
「そのクッションはヒールなどを履いた時に、つま先を守る物なので、クッションがついている方が前ですよ(*^_^*) レースのカバーソックスかあ。いいですねえ^ ^ 私も欲しいです>_<」 

おお、なんとありがたいお答え!

お礼のコメントが

「有り難うございます。
非常に助かりました。
今逆に履いてました(笑)
はき直して外出します。」

いいなー。このやりとり♪

ということで、ワタクシも今度は迷うことなく、クッションのほうをつま先にしたのでありました。
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by sustena | 2017-06-29 12:14 | つれづれ | Comments(4)