2008年 10月 07日

ヴィジョンズ オブ アメリカ 第2部 わが祖国 1918-1961

「液晶絵画」展とあわせて、3階で展示されていた「ヴィジョンズ オブ アメリカ 第2部 わが祖国」も観てきた。

写真史におけるアメリカの意味を問う3部作の第2回目。第一次大戦の終結した1918年から、ケネディ大統領就任の1961年まで、162点の時代を写した作品が並ぶ。

スティーグリッツや、ポール・ストランド、エドワード・ジャン・スタイケンらが、近代都市の息吹を伝える一方、エドワード・ウェストン、アンセル・アダムスらは西海岸を拠点に、アメリカの大自然に視点を向ける。広告表現も活気を増していく「アメリカのモダニズム」。

1936年の『ライフ』誌の創刊によって、今という時代と世界の息吹を伝えるロバート・キャパ、W.ユージン・スミス、カール・マイダンスら、フォトジャーナリストが輩出。キャパやブレッソンによって写真エージェンシーの「マグナム」が創設され、ファッション誌の『ハーパース・バザー』『ヴォーグ』誌では、リチャード・アヴェドン、アーヴィング・ペンなどの写真家たちの、スタイリッシュな写真を誌面を飾る。この時代、「グラフ誌の黄金時代」でもあった。

一方、1929年、ウォール街の株の大暴落に端を発した世界恐慌、マッカーシー旋風に吹き荒れる赤狩りの時代へ、農民の惨状を伝える写真、社会派のドキュメンタリー写真が力をもっていく。

アメリカの時代へと大きく世界が動いていく中で、写真がメディアとなっていく、そんな40年ちょっと。

私がはじめて写真展を観たのは、紀伊国屋で開かれたベトナムの戦渦を伝える写真展だったか、あるいは小田急のアヴェドンだったか。そんなことを思い出しながら、モノクロのくっきりした陰影の写真を見てました。

東京都写真美術館に行くたびに、チェス盤のような格子のアプローチを、なんとかマシに撮れないかと思うんだけど、うまくいかない。
そこで、ゼンゼンテーマとは関係ないけど、読書しながら歩く人を。私もGRDIIを買うまでは、新聞か本を片手に読みながら歩いていた。いまは何かないかしら、とGRDIIかLX3を首からさげてる。
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GRDII カラーをモノクロ変換

by sustena | 2008-10-07 15:18 | Art/Museum | Comments(0)


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