2008年 01月 26日

「リスーピア」が超おもしろい!

昨日、有明にあるパナソニックセンターの「リスーピア」という、理科と数学の魅力を体感できるミュージアムを案内してもらった。ものすごぉぉぉくおもしろい!

1階は入場無料。たとえば、天秤につるされた形のちがう2つの立体で「重心とモーメント」について学んだり、4つのコースにボールをセットして、どれが一番早くゴールするかを調べる「サイクロイド曲線」など理科や数学の原理モデルが展示されている。また、アーカイブ映像を見ながら、クイズ形式で、レベル別に理科や数学の諸分野を学べるコーナーがある。
(たとえば、小町算にチャレンジ! 小町算というのは、1から9までの数字を使って、順序はそのままに、+-×÷の演算記号を入れて100をつくるもの。この記号のいくつかがブランクになっていて、正しい記号を入れるわけ)

   例)123●4-5-6-7●8-9

1階は写真を撮ってもいいものもあったので、ご紹介。

c0155474_2391747.jpg←入り口の「光の知究儀」。理科や数学の原理などを考え出した偉人を紹介するもの。年表でずらーっと出てくるとうっとおしいけど、操作盤をくるくるまわすと、地球が回って、イラストが飛び出してくる。
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→1カ所から玉を落とすと、杭にあたって、正規分布のカタチに散らばる!



↓カラーボールをどの穴から落としても、中央に集まる。放物線に対して垂直に落下した物体は、必ず焦点に向かって反射することが体感できる。なるほど、パラボラアンテナはこの原理なのね。
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圧巻は、3階のディスカバリーフロア。(中学生以下は無料、高校生300円、大人500円)。ここでは、光や音の原理をゲーム感覚で体感できるのだけれど、どの展示も、インタラクティブな工夫が見事。

たとえば、光の3原則。スクリーンに映し出された図形をお手本どおりに、手元の発射ボタンを操作して色を塗る。制限時間内に同じ色になれば合格。
あるいは「カラーチェンジングボール」のコーナーは、いろいろな色のボールの中から、指定された色のボールをゴールに入れるゲーム。途中で光線の色が変わるため、どれがその色なのかまったくわからなくなる。赤いボールが赤く見えるのは、光の中の赤い波長を反射してるからだということがリアルにわかるのだ。
5種類の厚さや形の違うレンズの中から、設問に登場する蝶や花と同じ大きさのレンズを選び、時間内にピントを調整できると、ゲームクリアとなるものも。

数学の分野では、エアホッケーの要領で素数以外の数字を打ち返すゲームや、スクリーンに写し出されたものと同じ形をつくる「ビッグタングラム」、自然界に隠された数学の法則を見つけ出す展示もあったっけ。

入口で貸し出されたPDAで、自分の見た展示を登録すると、展示ごとにわかりやすい解説があって「ナルホド~」とナットクできる。たとえばカラーチェンジングボールの解説はこんな具合。

  太陽の光のなかには、じつは たくさんの色がまじっています。
  赤色のボールは赤い光をはねかえします。わたしたちは、
  はねかえった赤い光の色を見て赤い色を かんじています。
  だから赤いボールも赤い光が当たらなければ、 赤い色には見えなくなってしまいます。

こんなふうに、きわめて理解しやすい文章で、わかりやすいイラストとともに説明されるのだ。そして、身近な例として、こんな解説も。

  わたしたちのまわりには、色のはたらきをうまく利用しているものがあります。
  たとえば、食品売り場では、赤い色が少し強いライトで商品をてらしています。
  このライトの光だと 食べものが色あざやかに、とても きれいに見えます。
  ちがう色のライトをあてると、ものの見え方がかわります。
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出口ではPDAにセットされたカードをもらえる。カードに記載されたログインIDパスワードで、自宅に帰ってからも、展示のくわしい解説を見て復習できる。すごい♪
(そうそう、出口では、記念写真も撮れる。それも、webで見ることができる。こんな感じ)

これまで見た中でもピカいちのおもしろさ。別のアポイントがあったので、途中で泣く泣く切り上げたけど、こどもはもちろん、大人にも超オススメ。

by sustena | 2008-01-26 22:46 | Art/Museum | Comments(0)


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